2026年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

建築 土木 その他
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
建築 142,266 81.2 15,447 80.0 10.9
土木 29,252 16.7 3,054 15.8 10.4
その他 3,782 2.2 813 4.2 21.5

3 【事業の内容】

 当社グループは、当社、子会社9社、関連会社2社で構成され、建築、土木及びその他の事業を行っております。

 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメント情報との関連は次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメント情報に記載された区分と同一であります。

 

(建築及び土木)

 当社は総合建設業を営んでおります。

 

(主な関係会社)

SINGAPORE PAINTS & CONTRACTOR  ………

PTE. LTD.

 

東南アジア地区における建物塗装・修繕工事請負業

EVERGREEN ENGINEERING &     ………

CONSTRUCTION PTE. LTD.

 

東南アジア地区における(増改築)建設工事請負業、電気・設備工事業、建物メンテナンス業

THAI ASANUMA CONSTRUCTION    ………

CO.,LTD.

 

タイ王国における高速道路や橋梁等のメンテナンス事業

AND B.V.            ………

2025年日本国際博覧会のオランダ・パビリオンの設計・施工・保守、撤去、その他附帯業務

 

(その他)

 当社は不動産関連事業を行っております。

 

(主な関係会社)

淺沼建物㈱ …………………………………

 

損害保険の代理業務並びに生命保険の募集業務、その他附帯業務

ASANUMA CONSTRUCTION LTD., ……………

INTERNATIONAL

 

アジア・オセアニア地区における不動産事業

長泉ハイトラスト㈱ ………………………

 

一般廃棄物最終処分場の運営及び維持管理、その他附帯業務

宇都宮郷の森斎場㈱ ………………………

 

宇都宮郷の森斎場の運営及び維持管理、その他附帯業務

桜井給食ファシリティーズ㈱………………

 

 

桜井市立学校給食センターの施設整備及び維持管理、その他附帯業務

小田原斎場PFI㈱…………………………

 

小田原市斎場の施設整備及び維持管理、その他附帯業務

THAI ASANUMA HOLDINGS CO.,LTD. ………

 

タイ王国における工事用材料の調達及び販売業務

EVERGREEN ENGINEERING &     ………

CONSTRUCTION PTE. LTD.

 

東南アジア地区における建物メンテナンス事業

 

 事業の系統図は次のとおりであります。

 

 

 (注) PFI事業…公共施設等の建設、運営及び維持管理等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う事業手法。

 

業績状況

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

① 財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度における我が国の経済は、企業収益が概ね堅調に推移し、雇用・所得環境の改善等により緩やかな景気の回復基調が続きました。一方で、米国の外交・通商政策の動向に加え、中東情勢の緊迫化を背景に、エネルギー価格の変動や供給網に与える影響等、景気の先行きは不透明感を増しており、予断を許さない状況が続いております。

当社グループの主たる事業である建設業界におきまして、公共建設投資は、国土強靱化のための対策等に牽引され底堅く推移いたしました。一方、民間建設投資における民間住宅投資に関しては、省エネ基準適合義務化等に伴う前年度の駆け込み需要の反動により弱含みしたものの、建設投資全体としては概ね堅調に推移しました。しかしながら、建設資材価格の高止まりや慢性的な労務需給の逼迫に加え、中東情勢の緊迫化も加わり、諸情勢の動向に一層の注視を要する状況となりました。

このような状況の中、当社グループは「中期3ヵ年計画(2024~2026年度)」をスタートさせてから2年が経過しました。3年間で注力する「6つのテーマ」を選定しており、その一つである「国内コア事業の強化」では、受注時利益率の確保や作業所における4週8閉所、施工体制の確保等、様々な視点で戦略的な受注の獲得に努める「選別受注」を一層強化することで、利益率や品質の確保に寄与しております。

また、「リニューアル事業の強化」では、環境配慮や人の健康の促進に資する建築をリニューアル事業における付加価値と位置づけ、土や木材などの自然素材に着目した研究を重ねております。これらを現代建築に積極的に取り入れることで、脱炭素やSDGsへの貢献とともに、デザイン性および事業付加価値の向上を図っております。その成果として、当社独自技術である「還土(かんつち)ブロック」および「立体木摺(きずり)土壁」は特許を取得し、複数の賞も受賞いたしました。今後も当社の強みを活かし、さらなる強化を図ってまいります。

「人材の獲得・確保・育成」では、構造的な人手不足が続く中、当年度の採用人数は前年度比30名増加の85名を獲得(新卒・中途計)。更には、処遇面の改善や、新入社員研修の拡充に加え、全社員向けDXやコンプライアンス等の個別テーマでの研修実施等、社員の確保や育成に資する人的資本強化施策も多く推進してまいりました。

一方、「ガバナンス・コンプライアンス・リスク管理の強化」において、誠に遺憾ながら当社の作業所にて死亡災害が1件発生いたしました。当社グループでは本件を重く受け止め、社員・協力会社の方々からの意見聴取を通じた原因究明を行い、その結果を踏まえた再発防止対策書を監督官庁に提出しております。併せて、全作業所への事案共有と安全確保の徹底を指示するとともに、当該現場においては管理体制の強化等の是正措置を速やかに実施し、類似現場への注意喚起も行いました。今後も安全教育の強化を含め、実効性ある再発防止策に継続的に取り組んでまいります。

 その他の施策についても着実に推進することで、さまざまな社会環境の変化に対応し、変化の激しい経営環境の下でも経営課題を的確に捉え、全役職員一丸となってさらなる企業価値の向上を目指してまいります。

 当社グループにおきましては、当連結会計年度の受注高は2,171億5千5百万円となり、前連結会計年度比20.2%の増加となりました。

 売上高につきましては、1,752億9千4百万円となり、前連結会計年度比5.0%の増加となりました。

 損益に関しましては、売上総利益につきましては、195億9千2百万円(前年同期比8.9%増)となりました。また、営業利益及び経常利益につきましては、それぞれ、営業利益72億1千1百万円(前年同期比5.0%増)、経常利益70億4千8百万円(前年同期比7.7%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、51億8千1百万円(前年同期比10.4%増)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(建 築)

 受注高は1,812億8千2百万円(前年同期比16.9%増)、売上高は1,422億6千6百万円(前年同期比0.6%増)となり、セグメント利益は154億4千7百万円(前年同期比7.6%増)となりました。

(土 木)

 受注高は358億7千2百万円(前年同期比40.5%増)、売上高は292億5千2百万円(前年同期比31.2%増)となり、セグメント利益は30億5千4百万円(前年同期比12.1%増)となりました。

 

 また、「その他」の事業につきましては、売上高37億7千6百万円(前年同期比12.9%増)、セグメント利益8億1千3百万円(前年同期比26.7%増)となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金の増加は184億1千4百万円(前連結会計年度は51億8千4百万円の資金の増加)となりました。これは税金等調整前当期純利益の増加及び、売上債権の減少によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金の減少は7億9千9百万円(前連結会計年度は7億8千4百万円の資金の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金の減少は110億1千6百万円(前連結会計年度は9億1千3百万円の資金の減少)となりました。これは主に短期借入金の返済及び、配当金の支払によるものであります。

 

 以上の結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物は、68億1千4百万円増加し、当連結会計年度末には236億4千7百万円(前連結会計年度比40.5%の増加)となりました。

 

③ 生産、受注及び売上の状況

a.受注実績

セグメントの名称

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

(百万円)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

(百万円)

建 築

155,097

181,282

土 木

25,526

35,872

合計

180,624

217,155

(注) 当社グループでは建設事業以外では受注生産を行っておりません。

 

b.売上実績

セグメントの名称

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

(百万円)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

(百万円)

建 築

141,370

142,266

土 木

22,291

29,252

その他

3,344

3,776

合計

167,005

175,294

(注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。

2 当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。

3 売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。

 

 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりであります。

 

建設事業における受注工事高及び完成工事高の状況

a.受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高

期別

区分

前期繰越

工事高

(百万円)

当期受注

工事高

(百万円)

(百万円)

当期完成

工事高

(百万円)

次期繰越

工事高

(百万円)

前事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

建築工事

143,675

143,828

287,503

134,318

153,185

土木工事

32,776

25,506

58,282

20,957

37,325

176,451

169,334

345,786

155,275

190,511

当事業年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

建築工事

153,185

172,786

325,972

130,144

195,828

土木工事

37,325

35,410

72,736

27,964

44,772

190,511

208,197

398,708

158,108

240,600

(注)1 前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含んでおります。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれております。

2 次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)であります。

 

b.受注工事高の受注方法別比率

 工事受注方法は、特命と競争に大別されます。

期別

区分

特命

(%)

競争

(%)

(%)

前事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

建築工事

50.0

50.0

100.0

土木工事

27.0

73.0

100.0

当事業年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

建築工事

64.4

35.6

100.0

土木工事

37.2

62.8

100.0

(注) 百分比は請負金額比であります。

 

c.完成工事高

期別

区分

官公庁

(百万円)

民間

(百万円)

(百万円)

前事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

建築工事

11,545

122,772

134,318

土木工事

12,091

8,865

20,957

23,637

131,638

155,275

当事業年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

建築工事

14,056

116,087

130,144

土木工事

16,472

11,491

27,964

30,529

127,579

158,108

(注)1 完成工事高のうち主なものは、次のとおりであります。

 

前事業年度

センコーグループホール

ディングス株式会社

(仮称)センコーグループホールディングス東大阪第2PD

センター建設工事

フジテック株式会社

フジテック株式会社(仮称)品質ラボ計画

株式会社タカラレーベン

(仮称)レーベン鶴岡上畑町新築工事

関東地方整備局

R5綾瀬川左岸大曽根地先堤防護岸整備工事

 

当事業年度

白岡ロジスティクス開発特定目的会社

(仮称)T-LOGI白岡新築工事

大正デベロップメント特定目的会社

(仮称)大阪市大正区平尾冷凍冷蔵物流計画 新築工事

株式会社長谷工総合開発・株式会社

長谷工コーポレーション

(仮称)神戸市中央区港島南町三丁目計画新築工事

福島地方環境事務所

令和6年度浪江町特定帰還居住区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事(その2)

 

2 前事業年度及び当事業年度ともに完成工事高総額に対する割合が、100分の10以上の相手先はありません。

 

d.次期繰越工事高(2026年3月31日現在)

区分

官公庁

(百万円)

民間

(百万円)

(百万円)

建築工事

47,553

148,274

195,828

土木工事

26,145

18,626

44,772

73,699

166,901

240,600

(注) 次期繰越工事のうち主なものは、次のとおりであります。

 

沖縄防衛局

シュワブ(R6)厚生施設等新設建築工事

2028年3月完成予定

株式会社サンケイビル

(仮称)仙台市青葉区一番町オフィス開発計画

2027年4月完成予定

住友不動産株式会社

(仮称)錦糸町太平計画新築工事

2027年6月完成予定

独立行政法人都市再生機構

西日本支社

06-泉北竹城台一丁団地後工区F棟建築その他工事

2027年9月完成予定

太陽工機株式会社

DMG MORI 長岡新工場新築工事

2026年10月完成予定

枚方市上下水道局

中宮浄水場~春日受水場間口径800㎜以下送水管

更新工事

2029年10月完成予定

関西高速鉄道株式会社

なにわ筋線西本町駅部土木工事

2028年3月完成予定

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において判断したものであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

(経営成績)

 当連結会計年度における経済環境につきましては、公共建設投資は、国土強靱化のための対策等に牽引され底堅く推移いたしました。一方、民間建設投資における民間住宅投資に関しては、省エネ基準適合義務化等に伴う前年度の駆け込み需要の反動により弱含みしたものの、建設投資全体としては概ね堅調に推移しました。しかしながら、建設資材価格の高止まりや慢性的な労務需給の逼迫に加え、中東情勢の緊迫化も加わり、諸情勢の動向に一層の注視を要する状況となりました。

 そのような環境の中、当社グループにおける受注活動につきましては、官庁工事、民間工事ともに受注を伸ばし、前期比増の2,171億5千5百万円となり、計画値である1,975億円を約196億円上回ることができました。

 売上高につきましては、提出会社においては工事が順調に進捗したこと、海外子会社が堅調に推移したことにより、計画値を6億9千4百万円上回る1,752億9千4百万円となりました。

 損益に関しましては、売上総利益が195億9千2百万円となり、計画値を3億4千7百万円下回りました。営業利益および経常利益はそれぞれ72億1千1百万円、70億4千8百万円となり、営業利益は計画値を3億3千8百万円下回り、経常利益は計画値を3億2千1百万円下回りました。親会社株主に帰属する当期純利益は計画値を1億8千1百万円上回る51億8千1百万円となりました。業績数値につきましては、ほぼ計画通りという結果となりました。

 なお、自己資本利益率(ROE)は前連結会計年度比0.8ポイント増の10.9%となり、計画値を上回ることができました。

 

(セグメントごとの経営成績)

 建築部門の経営成績は、受注高が前連結会計年度比16.9%増の1,812億8千2百万円となりました。これは国内民間工事で大型物件を受注したことが主な要因です。

 売上高につきましては、前連結会計年度比0.6%増の1,422億6千6百万円となりました。これは、国内リニューアル工事における前年度の大型工事完成によります。セグメント利益は前連結会計年度比7.6%増の154億4千7百万円となりました。これは選別受注による利益率の向上などによります。

 土木部門の経営成績は、受注高が前連結会計年度比40.5%増の358億7千2百万円となりました。これは民間工事で大型受注が相次いだことによります。

 売上高につきましては、前連結会計年度比31.2%増の292億5千2百万円となりました。これは、工事が順調に進捗したことなどによります。セグメント利益は前連結会計年度比12.1%増の30億5千4百万円となりました。これは選別受注による利益率の向上などによります。

 

(財政状態)

 当連結会計年度末における財政状態は、資産合計が1,181億7千6百万円となり、前連結会計年度比29億3千5百万円の増加となりました。これは債権の回収が進み、受取手形・完成工事未収入金等が51億1千7百万円減少した一方、現金及び預金が70億5千7百万円増加したことなどによります。

 負債合計は、679億7千万円となり、前連結会計年度比11億3千1百万円の減少となりました。これは主に短期借入金が73億円減少したことなどによります。

 純資産合計は、502億5百万円となり、前連結会計年度比40億6千7百万円の増加となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上や配当金の支払などの結果、利益剰余金が17億9千4百万円増加したことなどによるものです。

 この結果、連結自己資本比率は42.1%となり、前連結会計年度末から2.4ポイント増加しました。

 

 

② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、68億1千4百万円増加し、当連結会計年度末では236億4千7百万円となりました。これは税金等調整前当期純利益の増加及び、売上債権の減少により、営業活動によるキャッシュ・フローが184億1千4百万円となった一方、有形固定資産の取得による支出により、投資活動によるキャッシュ・フローが7億9千9百万円の減少、短期借入金の返済及び、配当金の支払により、財務活動によるキャッシュ・フローが110億1千6百万円減少したことによるものです。

 当社グループにおける主な資金需要は、建設事業における工事施工に要する工事費、販売費及び一般管理費ならびに技術開発・ICT関連の設備投資や新領域関連の投資資金です。

 運転資金については、金融機関からの借入金及び社債の発行により調達しており、設備投資資金等については、内部留保等の自己資金でまかなっております。

 当社は中期3ヵ年計画において、資金投入計画と共に株主還元計画を打ち出しており、競争力の維持・強化のための成長投資と株主還元のバランスを取る方針としております。株主配当につきましては、中期3ヵ年計画において連結配当性向を70%以上としており、2026年3月期の配当は1株当たり45円、連結配当性向70.0%としました。また、次期の配当につきましても引き続き連結配当性向70%以上を維持する計画としております。

 

③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠して作成しておりますが、この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われており、資産・負債や収益・費用の金額にその結果が反映されております。

 これらの見積りにつきましては、過去の実績等を踏まえながら継続して評価し、必要に応じ見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらの見積りと異なることがあります。

 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、主要な事業である建設事業について主に部門別に事業活動を展開しており、「建築」部門、及び「土木」部門の2つを報告セグメントとしております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

 報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注1)

合計

調整額

連結財務諸表計上額

(注3)

 

建 築

土 木

売上高

 

 

 

 

 

 

 

官庁

11,545

12,091

23,637

592

24,229

24,229

民間

121,938

8,865

130,803

670

131,474

131,474

海外

7,886

1,334

9,220

2,080

11,300

11,300

外部顧客への売上高(注4)

141,370

22,291

163,661

3,344

167,005

167,005

セグメント間の内部売上高又は振替高

5

5

△5

141,370

22,291

163,661

3,349

167,011

△5

167,005

セグメント利益

14,356

2,725

17,081

642

17,724

△10,856

(注2)

6,867

(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、メンテナンス事業及び不動産事業等を含んでおります。

2 セグメント利益の調整額△10,856百万円には、セグメント間取引消去△0百万円及び各事業セグメントに配分していない全社費用△10,855百万円が含まれております。全社費用は主に事業セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

4 「外部顧客への売上高」は、顧客との契約から生じる収益及びその他の収益が含まれております。その他の収益に重要性はありません。

5 当社グループにおいて、資産、負債及びその他の項目の各事業セグメントへの配分は行っておりません。

 

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注1)

合計

調整額

連結財務諸表計上額

(注3)

 

建 築

土 木

売上高

 

 

 

 

 

 

 

官庁

14,056

16,472

30,529

604

31,134

31,134

民間

115,870

11,491

127,361

716

128,078

128,078

海外

12,338

1,288

13,627

2,454

16,082

16,082

外部顧客への売上高(注4)

142,266

29,252

171,518

3,776

175,294

175,294

セグメント間の内部売上高又は振替高

6

6

△6

142,266

29,252

171,518

3,782

175,300

△6

175,294

セグメント利益

15,447

3,054

18,502

813

19,316

△12,104

(注2)

7,211

(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、メンテナンス事業及び不動産事業等を含んでおります。

2 セグメント利益の調整額△12,104百万円には、セグメント間取引消去△1百万円及び各事業セグメントに配分していない全社費用△12,103百万円が含まれております。全社費用は主に事業セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

4 「外部顧客への売上高」は、顧客との契約から生じる収益及びその他の収益が含まれております。その他の収益に重要性はありません。

5 当社グループにおいて、資産、負債及びその他の項目の各事業セグメントへの配分は行っておりません。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

 国内の外部顧客への売上高が、連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

 国内に所在している有形固定資産の金額が、連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

 国内の外部顧客への売上高が、連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本

シンガポール

合計

4,406

526

4,933

 

3.主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 報告セグメントに配分されていない遊休資産に係る減損損失を計上しております。なお、当該減損損失の計上額は、182百万円であります。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

 該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 のれんは報告セグメントに配分しておりません。なお、当期償却額及び当期末残高は以下のとおりであります。

当期償却額    203百万円

当期末残高    853百万円

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

 のれんは報告セグメントに配分しておりません。なお、当期償却額及び当期末残高は以下のとおりであります。

当期償却額    212百万円

当期末残高    679百万円

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

 該当事項はありません。