2026.05.26更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: INTEGRATED REPORT 2025

サマリ

淺沼組は、「和の精神」と「誠意・熱意・創意」、そして「仕事が仕事を生む」という創業者の信念を受け継ぎ、学校建築で培った技術を物流・医療・住宅・教育など多様な分野へ広げてきた中堅ゼネコン。リニューアルブランド「ReQuality」やGOOD CYCLE PROJECTを通じて、環境配慮技術・空間ヘルスケア・防災技術を組み合わせた循環型の建物づくりに挑み、技術研究所による研究開発とDXを武器にASANUMA品質を磨きながら、社員・協力会社・顧客・株主が「淺沼組で良かった」と感じる人中心の企業経営を目指している。

目指す経営指標

・2026年度にROE10.0%、ROIC6.8%とし、株主資本コスト5.5%、WACC4.1%以上を維持することを目標とする
・2026年度連結営業利益6,400百万円、営業利益率4.2%を計画し、選別受注やリニューアル事業強化、DX推進で収益性を高める
・2024〜2026年度に事業から180〜200億円のキャッシュ創出を見込み、そのうち70億円をリニューアル事業、DX、技術開発などへの戦略投資に配分する
・配当性向70%を維持しつつ、1株当たり配当金を2024年度41.0円、2025年度41.5円、2026年度42.5円とする毎期増配方針を掲げる
・DX推進のKPIとして労働1時間あたりの売上総利益6,000円以上を目指し、生産性向上を図る
・リニューアル事業では連結営業利益に占めるリニューアル営業利益比率40%以上の維持・拡大を指標とする
・環境面ではスコープ1+2のCO2排出量を1990年度比で2030年度までに60%、2050年度までに90%削減し、建物使用時のCO2総排出量を2021年度比で2030年度までに15%、2050年度までに35%削減する長期目標を設定している

用語解説

■和の精神
淺沼組の創業理念のひとつで、社内外の人との調和を大切にしながら仕事を進める姿勢を表す言葉です。お客さま、協力会社、株主、社員など、関わるすべての人への配慮と協働を重んじる考え方で、「淺沼組で良かった」と思ってもらえる関係づくりの土台になっています。

■誠意・熱意・創意
創業理念の一部で、「誠意=まじめさ」「熱意=情熱」「創意=工夫の心」を指し示す行動指針です。創業者が掲げた「仕事が仕事を生む」という信念を実現するために、一つひとつの案件に誠実に向き合い、情熱を持って取り組み、常に工夫を重ねるという姿勢を、世代を超えて受け継いでいくことを意味しています。

■仕事が仕事を生む
創業者・淺沼幸吉が掲げた信念で、「今の仕事に誠実に取り組み、高い品質で応えることで、次の仕事のご指名につながっていく」という考え方です。短期的な利益よりも、地道なモノづくりを通じて信頼を積み重ねることを重視しており、現在の「誠実なモノづくりに専心します」という経営方針にもつながっています。

■ReQuality(リクオリティ)
淺沼組のリニューアル事業全体を表すオリジナルブランドで、「環境に、人に、経済に。よい循環を生むASANUMAリニューアル」というコンセプトを掲げています。建物の長寿命化技術、省エネ技術、空間ヘルスケア技術、脱炭素やサステナビリティに対応する技術を組み合わせ、既存建物の価値を高める改修を行うことで、環境負荷の低減と快適性、収益性の両立を目指す取り組みです。

■ASANUMA品質
顧客満足度の向上に向けて、淺沼組が全社で確保・向上に取り組んでいる同社ならではの品質水準を指す言葉です。建築・土木・リニューアルなど多様な案件で、技術力や安全性だけでなく、現場対応力や提案力も含めた総合的な品質を安定して提供することを目標としています。

■GOOD CYCLE(グッドサイクル)
淺沼組が掲げる「よい循環」を意味するコンセプトで、資材の使い方や建物のあり方、働く人・使う人の関係性までを含めて、循環的に価値が回り続ける状態を目指す考え方です。名古屋支店の環境配慮型オフィスや社内イベントなどを通じて、「淺沼組のGOOD CYCLEについて考えよう」というテーマで社員全体の意識づくりにも活用されています。

■GOOD CYCLE PROJECT(グッドサイクル・プロジェクト)
技術研究所を中心に進めているプロジェクト群の総称で、建設分野でサーキュラーエコノミー(循環型経済)を実現することを目的としています。「生物的な循環」と「技術的な循環」の2つの視点で、資材の再利用や長寿命化、微生物の活用などの研究を進め、人にも地球にもやさしいマテリアルやプロダクトを生み出していく取り組みです。

■GOOD CYCLE SERVICE部
建物のライフサイクル全体を支えるために設置された専門部署で、建物の調査・診断、企画・設計、施工、維持管理までを一気通貫でサポートする役割を担います。新築だけでなくリニューアルや保全も含め、長期的な視点で「よい循環」を生む建物運用をお客さまと一緒に考え、サービスとして提供する体制を整えています。

■エコフレンドリーASANUMA21
2010年にスタートした、地球温暖化防止を目的とした淺沼組の環境活動プログラムの名称です。2021年には「脱炭素化の推進」「資源の循環」「自然・社会との共生」という3つの基本方針を掲げて改定され、環境マネジメントシステムや環境実務教育、環境担当者会議などの仕組みを通じて、全社的に環境負荷低減に取り組む枠組みとなっています。

■バイオフィリックデザイン
技術研究所内のGOOD CYCLE DESIGNグループが取り組む設計コンセプトの一つで、人間が本来持つ「自然への親和性」を建築空間に取り込むデザイン手法です。植栽や自然光、素材感などを工夫し、働く人や訪れる人が心身ともにリラックスしやすい空間をつくることで、環境配慮と人の健康・快適性を両立させることを目指しています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

2 【沿革】

 1892年1月、淺沼幸吉が大和郡山市に於て個人企業として淺沼組を創業し、土木建築工事の請負に従事したのが提出会社の起源であります。

 その後、1926年には大阪市へ進出、業容の拡大に伴い、組織を改め、1937年6月に資本金100万円をもって株式会社淺沼組を設立いたしました。

 設立後の主な変遷は次のとおりであります。

 

1946年8月

東京支店を設置。

 

1947年7月

名古屋支店を設置。

 

1949年10月

建設業法による建設大臣登録(イ)1018号の登録を完了。

 

1963年7月

大阪証券取引所市場第二部に上場。

 

1965年2月

札幌支店、仙台支店、福岡支店を設置。

 

1965年6月

株式会社奈良万葉カンツリ倶楽部を設立。

 

1966年2月

広島支店を設置。

 

1968年4月

大阪証券取引所市場第一部に指定替。

 

1969年5月

東京証券取引所市場第一部に上場。

 

1972年7月

宅地建物取引業法による大阪府知事免許(1)第11264号を取得。

 

1973年12月

建設業法改正により、建設大臣許可(特-48)第2438号を取得。(以後3年ごとに更新)

 

1973年12月

宅地建物取引業法による建設大臣免許(1)第1730号を取得。(以後3年ごとに更新)

 

1975年1月

定款の一部を変更し、事業目的を建設工事の企画、設計、監理、請負及びコンサルティング業務等に明確化するとともに所要の変更追加。

 

1975年3月

淺沼建物株式会社を設立。(現・連結子会社)

 

1981年3月

東京支店を東京本店に改称。

 

1983年4月

横浜支店を設置。

 

1989年2月

定款の一部を変更し、決算期を11月30日から3月31日に、事業目的に健康・医療施設、スポーツ施設、レジャー施設及び教育研修施設の保有並びに経営等を変更追加。

 

1992年1月

札幌支店を北海道支店に、仙台支店を東北支店に、また福岡支店を九州支店にそれぞれ改称。

 

1995年4月

神戸支店を設置。

 

 

2002年6月

定款の一部を変更し、事業目的に損害保険代理業及び生命保険の募集に関する業務を追加。

 

2002年12月

建設業法による国土交通大臣許可(特-14)第2438号を取得。(以後5年ごとに更新)

 

2002年12月

宅地建物取引業法による国土交通大臣免許(10)第1730号を取得。(以後5年ごとに更新)

 

2003年6月

定款の一部を変更し、事業目的に環境整備に関する事業並びにこれらに関する企画、設計、監理、請負及びコンサルティング業務を追加、さらに廃棄物・建設副産物の収集、運搬、処理、再利用、環境汚染物質の除去並びにこれらに関する調査、企画、設計、監理及びコンサルティング業務を追加。

 

2004年1月

長泉ハイトラスト株式会社を設立。(現・持分法適用関連会社)

 

2004年4月

北関東支店を設置。

 

2004年6月

定款の一部を変更し、事業目的に庁舎、医療・社会福祉施設、教育・研究施設、廃棄物処理施設、道路、鉄道、港湾、空港、上下水道その他の公共施設及びこれらに準ずる施設の企画、設計、監理、施工、保有、賃貸、譲渡、維持管理及び運営を追加。

 

2007年4月

宇都宮郷の森斎場株式会社を設立。(現・連結子会社)

 

2013年3月

株式会社奈良万葉カンツリ倶楽部の全株式を譲渡。

 

2013年6月

定款の一部を変更し、事業目的に医療機器販売及び太陽光発電事業を追加。

 

2014年6月

定款の一部を変更し、事業目的にマンション管理業及びマンション管理に関するコンサルティング事業を追加。

 

2016年2月

桜井給食ファシリティーズ株式会社を設立。(現・連結子会社)

 

2016年4月

小田原斎場PFI株式会社を設立。(現・連結子会社)

 

2016年12月

北関東支店をさいたま支店に改称。

 

2018年10月

SINGAPORE PAINTS & CONTRACTOR PTE. LTD.を株式取得により子会社化。

 

2021年6月

THAI ASANUMA HOLDINGS CO.,LTD.を設立。

 

2021年7月

THAI ASANUMA CONSTRUCTION CO.,LTD.を設立。

 

2022年1月

EVERGREEN ENGINEERING & CONSTRUCTION PTE. LTD.を株式取得により子会社化。

 

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部から新市場区分「プライム市場」へ移行。

 

2024年5月

EVERGREEN ENGINEERING & CONSTRUCTION PTE. LTD.を完全子会社化。

 

2026年6月

T3 INTERNATIONAL PTE. LTD.を株式取得により子会社化。

 

 

関係会社

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の

所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

淺沼建物㈱

         (注4)

大阪市

浪速区

20

その他

(損害保険代理業)

100.0

当社が保険業務を発注しております。

役員の兼務…1名

(連結子会社)

SINGAPORE PAINTS &

CONTRACTOR PTE. LTD.

         (注4)

シンガポール

1,000

千SGD

建築、土木

80.0

役員の兼務…1名

(連結子会社)

EVERGREEN ENGINEERING & CONSTRUCTION PTE. LTD.

         (注4)

シンガポール

4,500

千SGD

建築、その他

(メンテナンス事業)

100.0

役員の兼務…1名

(連結子会社)

 

宇都宮郷の森斎場㈱

         (注4)

栃木県

宇都宮市

10

その他

(PFI事業)

42.5

当社が資金の貸付を行っております。

(連結子会社)

桜井給食

ファシリティーズ㈱

         (注4)

奈良県

桜井市

10

その他

(PFI事業)

50.0

当社が資金の貸付を行っております。

(連結子会社)

 

小田原斎場PFI㈱

         (注4)

東京都

港区

10

その他

(PFI事業)

40.0

当社が資金の貸付を行っております。

(持分法適用関連会社)

 

長泉ハイトラスト㈱

静岡県

駿東郡長泉町

90

その他

(PFI事業)

39.0

(注)1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 特定子会社に該当するものはありません。

3 有価証券届出書及び有価証券報告書を提出している会社はありません。

4 売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%以下であるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。