2025.11.12更新

コーポレートストーリー

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: Integrated Report2025

サマリ

道路舗装を核に「建設事業×舗装資材製造販売」の両輪で価値を提供。排水性・遮熱性・凍結抑制などの舗装技術、関東に強い合材ネットワーク、災害復旧力、DXと低炭素アスファルトの開発を武器に、2030年「真に強靭な企業グループ」を目指す。

目指す経営指標

・2030年度:売上高1,100億円、営業利益80億円、ROE10%、自己資本比率50%程度
・2026年度計画:売上高1,000億円、営業利益60億円、ROE9.5% ・株主還元方針:DOE6%(2024年度はDOE8%)
・非財務:従業員エンゲージメント評価A以上、女性管理職7名(2026年度目標) ・キャッシュ配分:2024–2030年で成長投資約230億円(設備105億円、戦略50億円等)、株主還元約190億円

専門用語

■低炭素アスファルト
アスファルトを製造・施工する際のCO₂排出を抑える配合や製法を用いた舗装材の総称。製造温度の低減や再生材の活用により、従来より環境負荷を下げつつ道路性能を確保する。

■マイブル-eco
世紀東急工業が展開する環境配慮型のアスファルト合材の名称。製造時の温度低減や再生材の高比率活用などにより、CO₂排出を抑えながら施工性と耐久性の両立を図る。

■フォームド(発泡)アスファルト装置
アスファルトに微量の水や添加剤を混入して瞬時に発泡させ、粘度を下げた状態で低温施工を可能にする装置。燃料使用量を抑え、施工時のCO₂排出や臭気の低減に寄与する。

■合材/合材ネットワーク
「合材」は骨材とアスファルトを混ぜた舗装用材料(アスファルト合材)のこと。合材ネットワークは同社が保有・連携する複数の合材工場の供給網を指し、需要変動や災害時でも安定供給を実現する。

■排水性舗装
路面に連続した空隙を設けて雨水を素早く排出する舗装。走行時の水はねやハイドロプレーニング、騒音の低減に効果がある。

■遮熱性舗装
路面表面の温度上昇を抑える材料や塗装を用いた舗装。夏季の路面温度を下げ、熱害の緩和や作業環境の改善につなげる。

■凍結抑制舗装
路面の凍結を抑える材料・構造を採用した舗装。冬季の滑り事故リスクを低減し、除雪・凍結防止剤の使用量削減にも貢献する。

■情報化施工(ICT施工)
測量・設計・施工・検査にICT機器やデジタルデータを一体的に活用する工法。3Dデータと重機制御などで品質の均一化と生産性向上、工期短縮を実現する。

■アセットマネジメント(ISO 55001)
道路や橋梁などのインフラ資産を、ライフサイクル全体で最適に維持・更新するマネジメント。ISO 55001はその国際規格で、同社は点検・診断から補修計画、施工まで一貫提案を行う。

■道路啓開
災害直後に緊急車両が通行できるよう、倒木・土砂・瓦礫を迅速に除去して最小限の通行機能を確保する初動復旧作業。同社は重機・人員を即応投入して地域の早期復旧に貢献する。

■SBT認定
温室効果ガス削減目標が科学的根拠に整合していると第三者に認められた状態。企業の中長期目標が地球温暖化抑制の国際的目標と整合することを示す。

■Scope1・2(温室効果ガス)
Scope1は自社の燃料燃焼など直接排出、Scope2は電力・熱の購入に伴う間接排出を指す。低炭素アスファルトや省エネ設備の導入で削減を進める。

■包括的民間委託
維持管理や更新など複数業務を一括して民間に委託する発注形態。企画から施工・維持までをパッケージ化し、コストと品質を最適化する。

■DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)
多様性、公平性、包摂性を重視した人材方針。採用・定着・育成を一体で進め、現場力とイノベーションの底上げにつなげる。