2025.11.12更新

コーポレートストーリー

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 大和ハウスグループ 統合報告書2025

サマリ

大和ハウスグループは「建築の工業化」を原点に、土地・顧客データと設計施工・運営までを束ねる循環型バリューチェーンで、住宅から物流・商業・エネルギーまで一気通貫の提案を行う総合力が強み。海外と国内の両輪、Livness等のストック事業、ZEH/ZEBや再エネの実装で「共創共生」による社会価値と経済価値の両立を拡張している。

目指す経営指標

・2026年度:売上高5.5兆円、営業利益5,000億円、ROE13%以上、配当性向35%以上、D/Eレシオ0.6倍程度(配当下限145円)
・海外事業売上高1兆円、戸建供給(国内7,000戸・米国10,000戸)
・GHG削減:事業活動55%、建物・使用段階58%(2015年度比)
・主要サプライヤーのSBT水準目標設定90%以上
・女性管理職比率8%、若年層定着率85%、男性育休取得率80%(いずれも2026~2027目標)

専門用語

■建築の工業化
住宅や建築の主要部材を工場で規格生産し、現場では組み立て中心で施工する考え方と手法。品質の均一化、工期短縮、人手不足対応を同時に実現するための同社の原点です。

■Livness(リブネス)
既存住宅・賃貸・不動産の「買取・再販・管理・リノベ・再生」までを束ねる同社のストック循環ブランド。長く使い続ける前提で、価値を保ち高めるサービス群を指します。

■BIZ Livness
オフィスや商業施設、倉庫などの非住宅を対象に、用途転換や改修、設備更新を含めて価値を再生するプログラム。遊休・老朽アセットを事業として蘇らせます。

■Dプロジェクト
企業向け物流施設の開発・供給ブランド。立地選定、標準化された建物仕様、テナント誘致・運営支援までをパッケージで提供します。

■Future with Wood
非住宅分野まで木造・木質化を広げる取り組み。木材の活用で資材循環と炭素貯蔵を図り、設計・施工・調達の仕組みまで含めて普及を進めます。

■LOC方式
土地オーナー(Land Owner)と出店企業(Company)を同社が結び、企画・設計・建設・賃貸・運営を一体で組み立てる開発スキーム。商業施設などの早期立ち上げに有効です。

■ネオポリス
郊外に計画的に造成した大規模住宅団地のブランド。住宅だけでなく道路・公園・商業などインフラを含めて街全体を設計する発想を象徴します。

■パイプハウス
鋼管部材を組み合わせて短期間で建てられる仮設・簡易建築。災害復旧や緊急需要に応えるために開発された工業化建築の初期プロダクトです。

■ミゼットハウス
小型ユニットの簡易住宅・増築用空間。限られた敷地や短工期ニーズに応え、住まいに機能を素早く付加するための製品です。

■共創共生
多様なパートナー・地域と「ともにつくり、ともに生きる」という同社の行動指針。事業計画や街づくりでの協働を前提に、価値の分配と継続性を重視します。

■内部炭素価格(ICP)
投資や設計の判断時に、想定される温室効果ガス排出へ社内価格を付けて評価に反映する仕組み。短期の採算だけでなく長期の環境コストを意思決定に組み込みます。

■ZEH/ZEB
住宅(ZEH)やビル(ZEB)で、断熱・高効率設備・再エネ導入により消費エネルギーの大幅削減と創エネを実現する建物仕様。運用段階のエネルギー負荷を抑えます。

■Stanley Martin(米国住宅事業)
同社グループの米国戸建住宅会社の主要ブランド。現地の設計・施工・販売体制を持ち、地域密着で供給量を拡大する拠点として機能します。