2026.06.01更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

中電工グループは、中国地域を基盤に都市圏・東南アジアへ展開する総合設備エンジニアリング企業。電気・空調・情報通信・配電線・送変電地中線を一気通貫で担い、災害復旧やレベニューキャップ下の送配電、ZEBや自家消費型太陽光PPAなどの提案、DXによる生産性向上を組み合わせて、社会インフラの安定運用と脱炭素・働き方改革を同時に進める「変革と成長」を掲げている。

目指す経営指標

・2027年度までに連結売上高2,400億円、営業利益230億円、ROE7.0%以上を達成
・2030年度までに連結売上高2,600億円、営業利益240億円、ROE7.0%以上を目標とする
・2025~2027年度の3年間で、事業活動および政策保有株式の売却等で獲得した資金950億円を、成長投資600億円(DX推進・環境関連事業・M&A等)と株主還元350億円に配分
・配当方針をDOE2.7%目処から3.0%目処へ引き上げ、2026年3月期の1株当たり年間配当金130円を予定
・自己株式取得枠150億円程度を設定し、資本効率と株主還元の両立を図る

用語解説

■眞心
中電工グループの社是(会社として大事にする基本の考え方)で、「お客様や社会に対してまごころをもって向き合う」という意味を込めた言葉です。電気工事や設備工事の現場で、安全・品質・誠実な対応を徹底する姿勢を表し、創業期から続く企業文化の中核になっています。

■中電工グループ2030ビジョン
2030年ごろに中電工グループがどんな姿になっていたいかを描いた長期ビジョンです。社会インフラの維持・構築に貢献しながら、社員や協力会社など関わる人すべてが「誇りと歓び」を持って変革に挑み続ける企業グループになる、という将来像を示しており、中期経営計画2027など個別の計画もこのビジョンから逆算して作られています。

■中期経営計画2027「Change & Growth For All to 2027」
2025年度から2027年度までを対象とした3カ年の中期経営計画で、「Change & Growth For All to 2027」というスローガンを掲げています。安全・コンプライアンスを土台に、中国地域の基盤強化と都市圏・海外での事業拡大、人材投資とDXによる生産性向上、脱炭素関連ビジネスへの挑戦、成長投資と株主還元の両立などを同時に進め、すべてのステークホルダーに変革と成長の成果を還元する方針を示しています。

■ZEB(ゼブ)
「Net Zero Energy Building」の略で、建物で使う年間の一次エネルギー消費量を、省エネと再生可能エネルギーの活用によって、できるだけゼロに近づける建物を指します。中電工は空調・照明など設備の高効率化と太陽光発電などを組み合わせたZEB化提案を行い、ビルや工場などのエネルギーコスト削減と脱炭素化を支援しています。

■自家消費型太陽光PPA
「PPA(Power Purchase Agreement)」という長期の電力売買契約を使ったビジネスモデルの一種で、事業者(中電工グループなど)が顧客の屋根や敷地に太陽光発電設備を無償で設置・所有し、そこで発電した電力を顧客が自社の建物内で使う形で購入する仕組みです。顧客は初期投資や設備保守の負担を抑えながら、再生可能エネルギーによる電力を使って電気料金とCO₂排出の両方を減らせる点が特徴です。

■レベニューキャップ制度
送配電事業者が得られる収入(レベニュー)の上限を、一定のルールに基づいて規制当局が定める仕組みです。設備投資や効率化の成果を適切に反映しながら、電気料金の安定とインフラ維持を両立させることが狙いとされています。中電工は、この制度のもとで送配電設備工事を請け負うパートナーとして、コスト意識や生産性向上を求められる環境で事業を行っています。

■ウインチワイヤ無動力巻取器
中電工グループが現場のニーズから開発した施工ツールで、電源(モーターなど)を使わずにウインチのワイヤを巻き取るための装置です。人力や簡易な仕組みで安全かつ効率的にワイヤを巻き取ることができ、送配電工事など高所や傾斜地での作業負荷軽減と安全性向上に貢献する、中電工ならではの現場改善の工夫を象徴する製品です。

■健康経営優良法人ホワイト500
経済産業省などが進める「健康経営優良法人認定制度」のうち、大企業部門の中でも特に優れた取り組みを行う法人に与えられる認定です。社員の健康増進や働きやすい職場づくりに戦略的に取り組み、生産性向上や企業価値向上につなげている企業が選ばれます。中電工はこの認定を通じて、人的資本への投資と社員の健康を重視する姿勢を対外的にも示しています。

■えるぼし
女性活躍推進法に基づき、厚生労働大臣が認定する制度で、採用や登用、働き方などの評価項目で一定以上の基準を満たした企業が取得できます。複数段階の認定があり、取得企業は女性のキャリア形成支援や仕事と家庭の両立支援などに積極的に取り組んでいることが評価されています。中電工はえるぼし認定を通じて、電気・設備業界での女性活躍推進の先行事例であることをアピールしています。

■くるみん
子育てサポート企業として、次世代育成支援対策推進法に基づき厚生労働大臣から認定されるマークです。育児休業の取得促進や短時間勤務制度、子育て期の働き方の柔軟化など、仕事と子育ての両立を支援する取り組みが一定の基準を満たした企業が取得できます。中電工はくるみん認定を受けることで、育児支援を含めた働きやすい職場づくりに力を入れていることを示しています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2【沿革】

年月

摘要

1944年9月

軍需省の要請により主に中国5県下の電気工事12社が統合し、資本金150万円の電気工事会社として広島市に中国電気工事株式会社を設立、また広島・岡山・山口・松江・大阪の5市に支社を設置、営業開始

1949年6月

広島証券取引所市場に上場(資本金1千万円)

1950年1月

東京事務所(現 東京本部)を開設

1951年4月

建設部(現 電力建設所)を開設

1956年11月

ビニール外装ケーブル工法を導入開発

1967年4月

三親電材株式会社の株式を取得(現 連結子会社)

1968年10月

大阪証券取引所市場第二部に上場(資本金6億6千万円)

1970年11月

東京証券取引所市場第二部に上場(資本金7億8千万円)

1972年2月

東京証券取引所市場第一部・大阪証券取引所市場第一部に指定(資本金12億円)

1990年4月

中工開発株式会社を設立(現 連結子会社)

1990年10月

商号を株式会社中電工に変更

1996年3月

本店を広島市中区小網町6番12号(現在地)に移転

2002年4月

株式会社中電工テクノ広島を設立(現 株式会社中電工テクノ 連結子会社)、株式会社中電工サービス広島を設立(現 株式会社中電工エレテック広島・島根 連結子会社)、株式会社イーペック広島を設立(現 連結子会社)

2003年4月

株式会社岡山エレテックを設立(現 株式会社中電工エレテック岡山・鳥取 連結子会社)、株式会社山口エレテックを設立(現 株式会社中電工エレテック山口 連結子会社)

2003年11月

大阪証券取引所への上場廃止

2010年12月

CHUDENKO(MALAYSIA)SDN. BHD.を設立(現 連結子会社)

2016年8月

杉山管工設備株式会社の株式を取得(現 連結子会社)

2016年9月

早水電機工業株式会社の株式を取得(現 連結子会社)

2017年10月

RYB ENGINEERING PTE LTDの株式を取得(現 連結子会社)

2020年3月

株式会社昭和コーポレーションの株式を取得(現 連結子会社)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2023年6月

監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行

 

 

関係会社

 

4【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
又は
被所有割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

三親電材㈱

広島市
中区

72

電気機器・工事材料の販売

50.03

当社が工事材料を発注している。

中工開発㈱

広島市
西区

20

保険代理・リース等

100.00

当社が保険代理・リース等を発注している。

また、当社が設備資金を貸付している。

㈱イーペック広島

広島市
中区

20

電気・空調管工事等の設計・

積算

100.00

当社が電気・空調管工事等の設計・積算を発注している。

㈱中電工テクノ

広島市
中区

20

配電線工事の施工

100.00

当社が配電線工事を発注している。

㈱中電工エレテック

広島・島根

広島市
西区

20

電気工事等の設計・施工

100.00

当社が電気工事を発注している。

㈱中電工エレテック

岡山・鳥取

岡山市
中区

20

電気工事等の設計・施工

100.00

当社が電気工事を発注している。

㈱中電工エレテック

山口

山口県
山口市

20

電気工事等の設計・施工

100.00

当社が電気工事を発注している。

杉山管工設備㈱

横浜市
中区

56

空調管工事等の設計・施工

100.00

 

早水電機工業㈱

神戸市
長田区

100

電気工事等の設計・施工

100.00

 

㈱昭和コーポレーション      (注)2

東京都
港区

230

熱絶縁工事の設計・施工・監理

断熱配管支持金具の製造・販売

100.00

当社が空調管工事を発注している。

また、当社が運転資金を貸付している。

SHOWA VIETNAM CO., LTD    

ベトナム

50

万USD

空調管資材等の輸出入・卸販売・小売販売

100.00

(100.00)

 

SHOWA TECH VIETNAM CO.,LTD   (注)3

ベトナム

977

万USD

空調管資材等の製造・販売

100.00

(100.00)

 

CHUDENKO(MALAYSIA)

SDN. BHD.

マレーシア

600

万MYR

電気工事等の設計・施工

100.00

 

RYB ENGINEERING PTE LTD

シンガポール

150

万SGD

電気工事等の設計・施工

100.00

当社が運転資金を貸付している。

ELEVATE ENGINEERING
SOLUTION PTE. LTD.

シンガポール

70

万SGD

電気工事等の設計・施工

100.00

(100.00)

 

RYBE ENGINEERING(M)
SDN. BHD.

マレーシア

1,000

万MYR

電気工事等の設計・施工

100.00

(100.00)

 

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

IAQ TECHNOLOGY INTERNATIONAL SDN. BHD.

マレーシア

1,000

万MYR

電気工事等の設計・施工

40.00

当社が運転資金を貸付している。

R&L ENGINEERING

SDN. BHD.

マレーシア

1,000

万MYR

電気工事等の設計・施工

50.00

(50.00)

 

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

中国電力㈱

            (注)4

広島市
中区

197,024

電気事業

41.41

(0.00)

当社が電気工事等を請負施工している。
また、当社が設備資金を貸付している。

 

 (注)1.議決権の所有又は被所有割合の(  )内は、間接所有割合で内数。

   2.㈱昭和コーポレーションについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えている。

            主要な損益情報等  ①売上高       23,015百万円

                ②経常利益           1,673  〃

                ③当期純利益        1,145  〃

                ④純資産額          10,266  〃

                ⑤総資産額          19,021  〃

3.特定子会社である。

4.有価証券報告書を提出している。