事業内容
セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
-
売上
-
利益
-
利益率
最新年度
単一セグメントの企業の場合は、連結(あるいは単体)の売上と営業利益を反映しています
| セグメント名 | 売上 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
|---|---|---|---|---|---|
| (単一セグメント) | 167,483 | 100.0 | 16,695 | 100.0 | 10.0 |
3【事業の内容】
当社グループは、株式会社オープンアップグループ(当社)を持株会社として、グループ各社において技術者等の派遣を主とした人材サービス及び業務請負を行っており、事業内容は次の4つの領域に区分されます。
4つの領域は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.セグメント情報」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
当社では当期よりセグメント区分を見直し、これまで「機電・IT領域」としていた区分を「機電領域」と「IT領域」に分割しております。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。
(1)機電領域
株式会社オープンアップネクストエンジニア、株式会社オープンアップソリューションズ等に加え、2025年10月1日付で新たに連結子会社となったエイセブプラス株式会社等にて、機電領域の事業を展開しております。
国内メーカーにおける開発、設計、製造技術等の機械・電気・電子系技術者の派遣及び業務請負を行っております。
(2)IT領域
株式会社オープンアップITエンジニア、株式会社オープンアップシステム、株式会社アクシス・クリエイトにおいて、IT領域の事業を展開しております。
IT企業等におけるネットワーク、サーバー、ソフトウエア等の構築、開発、運用系のIT技術者の派遣及び業務請負を行っております。
(3)建設領域
株式会社オープンアップコンストラクション、アイアール株式会社等において、建設領域の事業を展開しております。
国内建設業界の企業に対し、施工管理技術者の派遣やCAD技術者の業務請負を主として行っております。
(4)海外領域
当社グループは国外での事業も展開しており、海外における技術・製造分野に対する派遣・請負や、有料職業紹介などの人材サービス事業を海外領域としております。
中国、インドネシア、ベトナムの現地法人においては、派遣事業に加え、人材紹介・人材コンサルティング事業を継続して行っております。
また、以上の4つの領域に含まれない区分を「その他」としており、包含する事業内容には、株式会社オープンアップウィズでの障がい者雇用促進事業、株式会社SAMURAIでのオンラインプログラミング教育事業等があります。
「事業系統図」
当社グループの各企業と事業セグメントとの関係は以下のとおりです。
(注)当連結会計年度より、セグメント区分を見直し、これまで「機電・IT領域」としていた区分を「機電領域」と「IT領域」に分割しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.セグメント情報」に記載のとおりであり、上記の事業系統図の区分は変更後の報告セグメントに基づいております。
業績状況
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度における売上収益は167,483百万円(前連結会計年度比10.9%減)となりました。
これは、当連結会計年度に連結子会社化した株式会社エイセブホールディングス以下3社の業績寄与があったものの、事業ポートフォリオ最適化に伴い前連結会計年度に実施した英国事業売却による売上収益の剥落影響が大きかったことによるものであります。
売上総利益は、主に英国事業売却の影響により46,239百万円(前連結会計年度比2.5%減)となったものの、高付加価値案件へのシフトや収益性改善施策の推進により、売上総利益率は前連結会計年度比2.4ポイント上昇し、27.6%となりました。
販売費及び一般管理費については、人件費の増加や生産性向上に向けた投資を実施した一方、採用費の適正化をはじめとした効率的なコストマネジメントを推進した結果、営業利益は16,695百万円(前連結会計年度比2.8%増)となりました。
親会社の所有者に帰属する当期利益は11,829百万円(前連結会計年度比5.8%減)となりました。なお、前連結会計年度は英国事業売却に伴う税務上の一時的な影響により法人税率が低下していたことから、その反動により当連結会計年度の法人所得税費用が増加し、当期利益は前年を下回りました。
なお、当社では当連結会計年度よりセグメント区分を見直し、これまで「機電・IT領域」としていた区分を「機電領域」と「IT領域」に分割しております。このため、前連結会計年度との比較については、セグメント変更後の区分に組み替えた数値に基づいて行っております。
[機電領域](機械・電機領域の開発・設計・運用保守分野に対する派遣・請負・委託事業)
当連結会計年度においては、半導体関連分野ではAI関連投資の拡大を背景に先端領域を中心として需要が堅調に推移しました。また、防衛・航空機・プラント分野においても、経済安全保障の強化や設備投資を背景に底堅い需要が継続しました。一方で、顧客企業における投資の選別や開発テーマの高度化が進むなど、市場環境は変化しており、高付加価値領域への対応力がより一層求められる状況となりました。
このような状況のもと、従来の未経験者採用に加え経験者採用を強化したことにより在籍エンジニア数は堅調に推移しました。また、採用チャネルを紹介会社依存からダイレクトリクルーティングへシフトし、採用単価の適正化と人材の質の向上を進めるとともに、オンボーディング施策の強化により入社初期の定着率改善を図りました。
加えて、2025年10月に株式会社エイセブホールディングスの株式を取得し、同社及び同社子会社であるエイセブプラス株式会社並びにイーテック株式会社を連結の範囲に含めたことにより稼働人員が増加した結果、売上収益及びセグメント利益は前年を上回りました。
この結果、当セグメントの当連結会計年度における売上収益は66,731百万円(前連結会計年度比10.7%増)、セグメント利益は8,364百万円(前連結会計年度比15.1%増)となりました。
[IT領域](ITインフラ・IT開発に係る設計・構築・運用・保守に対する派遣・請負・委託事業)
当連結会計年度においては、DX需要や企業のIT投資は底堅く推移したものの、一部では投資判断の慎重化も見られました。加えて、生成AIの活用拡大に伴い、開発・運用保守業務の効率化や内製化の動きが進展し、付加価値の高い技術領域や顧客課題解決力が、より競争力を左右する事業環境となりました。
こうした中、営業体制の再構築等により案件獲得が一時的に低迷したことや、前連結会計年度に実施した組織統合の影響により一部で生産性の低下が続いたことから、稼働人数は前年を下回りました。一方で、IT開発におけるAI関連案件の拡大や契約単価の向上、高稼働率の維持に加え、ITインフラにおける採用抑制などコストマネジメントを推進した結果、セグメント利益は前年を上回りました。
この結果、当セグメントの当連結会計年度における売上収益は40,901百万円(前連結会計年度比0.8%減)、セグメント利益は4,099百万円(前連結会計年度比9.1%増)となりました。
[建設領域](建設業界への施工管理技術者やCADオペレーターの派遣事業)
建設領域では、技術者の高齢化や若手人材の不足といった構造的課題が継続する中、建設需要は底堅く推移し、技術者の確保・定着に向けた人材投資や処遇改善の動きが継続しました。また、時間外労働の上限規制への対応が定着する中、生産性向上や現場運営の効率化に向けた取組が引き続き進展しました。
こうした中、組織統合や営業体制の再構築の影響により、稼働人数は前年を下回りました。
また、選ばれる採用及び人材定着に向けた処遇改善を実施するとともに、営業体制の強化、契約単価の向上及びコストマネジメントを推進し、採用力・定着率向上に向けた体質改善を進めました。しかしながら、稼働人数の減少及び処遇改善に伴う売上原価の増加により、セグメント利益は前年を下回りました。
この結果、当セグメントの当連結会計年度における売上収益は57,599百万円(前連結会計年度比1.2%増)、セグメント利益は6,968百万円(前連結会計年度比7.6%減)となりました。
[海外領域](日本国外における技術・製造分野に対する派遣・請負や、有料職業紹介などの人材サービス事業)
当連結会計年度においては、エンジニア領域への事業ポートフォリオ集中を目的として、前連結会計年度に英国事業を売却し、中国を中心としたアジア地域へ経営資源を集中することで収益基盤の強化を進めました。一方、英国事業売却による事業規模縮小の影響により、売上収益及びセグメント利益は前年を下回りました。
この結果、当セグメントの当連結会計年度における売上収益は745百万円(前連結会計年度比97.3%減)、セグメント利益は265百万円(前連結会計年度比71.9%減)となりました。
[その他]
株式会社SAMURAI及び株式会社SAMURAI Careerは、オンラインプログラミング学習サービス及び人材紹介事業を展開し、特例子会社である株式会社オープンアップウィズは、障がい者雇用によるグループ内サービスを提供しております。
当連結会計年度においては、オンラインプログラミング学習サービスにおいて収益性を重視した運営方針を継続したものの、プログラミング学習需要が一服したことにより受講者数が伸び悩みました。
この結果、当セグメントの売上収益は内部取引を含めて2,961百万円(前連結会計年度比4.9%減)、セグメント損失は95百万円(前連結会計年度はセグメント利益231百万円)となりました。
② 財政状態の状況
資産・負債・資本
(資産)
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて6,698百万円増加(5.5%増)し、129,401百万円となりました。主たる変動項目は、現金及び現金同等物の増加2,838百万円、無形資産の増加2,347百万円及びのれんの増加1,211百万円等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べて5,273百万円増加(12.0%増)し、49,107百万円となりました。主たる変動項目は、非流動負債の社債及び借入金の増加4,983百万円、繰延税金負債の増加744百万円及びその他の流動負債の減少456百万円等によるものであります。
(資本)
当連結会計年度末の資本は、前連結会計年度末に比べて1,425百万円増加(1.8%増)し、80,293百万円となりました。主たる変動項目は、自己株式の取得3,983百万円及び消却等1,848百万円による自己株式の増加2,135百万円、資本剰余金の減少1,585百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益11,829百万円の計上及び配当金の支払6,897百万円等による利益剰余金の増加4,997百万円等によるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2,838百万円増加し、23,191百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、17,878百万円の収入(前連結会計年度は14,159百万円の収入)となりました。主な要因は、税引前当期利益の計上16,847百万円、非資金項目である減価償却費及び償却費2,355百万円、前払費用の減少額2,567百万円等が、法人所得税の支払額4,891百万円等による支出を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、2,810百万円の支出(前連結会計年度は5,558百万円の支出)となりました。支出の主な要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,332百万円、無形資産の取得による支出312百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、12,276百万円の支出(前連結会計年度は9,675百万円の支出)となりました。支出の主な原因は、配当金の支払額6,889百万円、リース負債の返済による支出5,809百万円、自己株式の取得による支出3,983百万円等が、社債の発行による収入4,974百万円を上回ったことであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
|
|
2022年6月期 |
2023年6月期 |
2024年6月期 |
2025年6月期 |
2026年6月期 |
|
親会社所有者帰属持分比率(%) |
65.6 |
64.0 |
62.8 |
64.2 |
62.0 |
|
時価ベースの親会社所有者帰属持分比率(%) |
137.3 |
178.8 |
156.4 |
121.1 |
125.9 |
|
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) |
0.1 |
0.1 |
0.1 |
0.4 |
0.6 |
|
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) |
94.2 |
132.2 |
114.2 |
77.0 |
87.4 |
(注)1.親会社所有者帰属持分比率:親会社所有者帰属持分/総資産
時価ベースの親会社所有者帰属持分比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
2.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
3.株式時価総額は、期末終値株価×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
4.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
5.有利子負債は連結財政状態計算書に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。
④ 生産、受注及び販売の実績
ⅰ.生産実績及び受注実績
当社グループ事業の主体となっている派遣及び請負業務は、生産実績及び受注実績の重要性が乏しいため、記載を省略しております。
ⅱ.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
当連結会計年度 (自 2025年7月1日 至 2026年6月30日) |
前期比増減(%) |
|
|
販売高(百万円) |
構成比(%) |
||
|
機電領域 |
66,731 |
39.8 |
10.7 |
|
IT領域 |
40,901 |
24.4 |
△0.8 |
|
建設領域 |
57,599 |
34.4 |
1.2 |
|
海外領域 |
745 |
0.4 |
△97.3 |
|
報告セグメント計 |
165,977 |
99.1 |
△10.8 |
|
その他 |
1,505 |
0.9 |
△18.5 |
|
合計 |
167,483 |
100.0 |
△10.9 |
(注)1.主な相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合は100分の10未満のため記載を省略しております。
2.セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載のとおりであります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
ⅰ.当連結会計年度の経営成績等
「(1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況」に記載のとおりであります。
ⅱ.経営成績に重要な影響を与える要因
当社の事業には、景気変動等による人材ビジネス市場規模への影響や競合他社の状況、法的規制等、経営成績に重要な影響を与えうる様々なリスク要因があります。詳細については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
ⅲ.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2,838百万円増加し、23,191百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
資本の財源及び資金の流動性について
当社の運転資金等は原則として営業債権の回収によって賄われておりますが、状況に応じて直接金融並びに間接金融を利用していく方針であります。
資金の流動性につきましては、当社及び一部の連結子会社は、キャッシュマネジメントシステム(CMS)を導入することにより、各社の余剰資金を当社へ集約し、一元管理を行うことで、余剰資金の効率化を図っております。
また、手許流動性確保のために、当座貸越枠及びコミットメントライン契約等の調達手段を備えております。
ⅳ.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、財務的な目標の達成状況を判断するため、各事業区分や事業会社ごとの成長性・収益性を示す指標を重視しております。具体的には、売上収益及び営業利益、その増加率ならびに営業利益率を主要な評価指標として設定し、連結決算において継続的に開示しております。また、エンジニア数及び稼働率を非財務的な客観指標として位置付け、併せて開示しております。
2026年6月期においては、英国事業の売却に伴う連結除外の影響により、売上収益は167,483百万円(前連結会計年度比10.9%減)となった一方、英国事業を除く継続事業の売上収益は前連結会計年度比4.3%増加いたしました。また、事業モデルの変革及び体質改善に向けた投資を進める中、営業利益は16,695百万円(前連結会計年度比2.8%増)となり、営業利益率は10.0%に到達いたしました。
当社グループは、2028年6月期を目標年度とする中期経営方針のもと、持続的な成長に向けて、以下の3つの指標を掲げております。
「収益指標」:2028年6月期における売上収益200,000百万円、営業利益20,000百万円以上及び営業利益率10%以上の達成
「成長指標」:エンジニアの処遇改善、採用チャネルの拡充、AIエージェントへの投資、サポートスタッフの評価制度変更、採用ブランディングの強化、全体最適に則した組織再編及びAIの潮流に沿った事業展開の推進
「還元指標」:配当性向60%以上及び累進配当の実施ならびに事業環境や資本効率等を踏まえた機動的な自己株式の取得
2027年6月期については、持続的な成長の基盤を確立するため、成長投資と収益性の向上を両立させ、売上収益175,000百万円、営業利益17,700百万円及び営業利益率10.1%の達成を目指してまいります。
ⅴ.経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループは、継続した企業成長と更なる業容の拡大のため、コーポレート・ガバナンスに対する継続的な取組を行いつつ、技術者派遣を中心とした事業の伸長、社員の採用数及び定着率の向上、社員のスキルアップへの取組強化等が必要であると考えております。
これらに対する問題認識や今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」及び「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。
セグメント情報
6.セグメント情報
(1)報告セグメントの概要
当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、製造業の技術開発部門及び国内の建設業の顧客等を対象とした人材サービス及び業務の請負・受託等のトータルサービスを国内外にて展開しており、事業セグメントの集約はせず、報告セグメントとしております。
当社は、資源配分に係る意思決定、業績管理区分をより経営実態に適した形に見直し、従来の「機電・IT領域」を「機電領域」及び「IT領域」に分割してマネジメントする変更を行っております。これに伴い、報告セグメントも当連結会計年度の期首より、従来の「機電・IT領域」セグメントを「機電領域」セグメント及び「IT領域」セグメントに分割して計上する変更を行っております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報についても、変更後の区分方法により作成したものを記載しております。
各セグメントの内容は、以下のとおりであります。
「機電領域」・・・・機械・電機領域の開発・設計・運用保守分野に対する派遣・請負・委託事業
「IT領域」・・・・ITインフラ・IT開発に係る設計・構築・運用・保守に対する派遣・請負・委託事業
「建設領域」・・・・建設業界への施工管理技術者の派遣事業及びCADオペレーターの請負事業
「海外領域」・・・・日本国外における技術・製造分野に対する派遣・請負、有料職業紹介等の人材サービス事業
(2)セグメント収益及び業績
報告セグメントの会計方針は、注記「3.重要性がある会計方針」で記載している当社グループの会計方針と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益に持分法による投資損益を調整した数値であります。また、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)
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報告セグメント |
その他 (注)1 |
合計 |
調整額 (注)2 |
連結 |
||||
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|
機電領域 |
IT領域 |
建設領域 |
海外領域 |
計 |
||||
|
売上収益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
外部収益 |
60,256 |
41,248 |
56,904 |
27,696 |
186,105 |
1,848 |
187,954 |
- |
187,954 |
|
セグメント間収益 |
9 |
29 |
- |
136 |
175 |
1,266 |
1,442 |
△1,442 |
- |
|
合計 |
60,265 |
41,277 |
56,904 |
27,833 |
186,281 |
3,114 |
189,396 |
△1,442 |
187,954 |
|
セグメント利益 (注)3 |
7,264 |
3,757 |
7,537 |
945 |
19,506 |
231 |
19,737 |
△3,330 |
16,406 |
|
金融収益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
71 |
|
金融費用 |
|
|
|
|
|
|
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|
305 |
|
税引前当期利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
16,172 |
|
セグメント資産 |
26,946 |
20,740 |
70,382 |
468 |
118,538 |
1,205 |
119,743 |
2,958 |
122,702 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費及び償却費 |
493 |
612 |
672 |
115 |
1,893 |
14 |
1,907 |
497 |
2,405 |
|
減損損失 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
資本的支出 |
177 |
340 |
235 |
50 |
803 |
28 |
832 |
69 |
901 |
(注)1.「その他」には、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、障がい者雇用促進事業、オンラインプログラミング学習サービス事業及び人材紹介事業を含んでおります。
2.調整額は、以下のとおりであります。
① セグメント利益の調整額△3,330百万円には各報告セグメントに配分していない全社費用5,240百万円及びセグメント間取引消去△1,909百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない当社の会社運営に係る費用であります。
② セグメント資産の調整額2,958百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産25,327百万円及びセグメント間の債権債務の相殺消去△22,369百万円が含まれます。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社の現金及び現金同等物、投資有価証券、使用権資産等であります。
③ その他の項目の「減価償却費及び償却費」の調整額497百万円は、主に報告セグメントに帰属しない当社の資産に係る減価償却費であります。「資本的支出」の調整額69百万円は、主に報告セグメントに帰属しない当社の資本的支出及びセグメント間未実現利益等であります。
3.セグメント利益に含まれている持分法による投資損益は、海外領域に162百万円計上されております。
4.当連結会計年度において、アイアール株式会社を傘下に持つ株式会社オフューカスインベスコの株式を取得し、新たに連結の範囲に含めております。これにより、前連結会計年度の末日に比べ、「建設領域」の資産の金額が9,078百万円増加しております。
5.当連結会計年度において、アイアール株式会社を傘下に持つ株式会社オフューカスインベスコの株式を取得し、新たに連結の範囲に含めております。これにより、「建設領域」ののれんの金額が7,214百万円増加しております。
6.当連結会計年度において、BeNEXT UK Holdings Limited(現会社名 GAP PERSONNEL INVESTMENTS LIMITED)の株式を譲渡し、連結の範囲から除外しております。これにより、前連結会計年度の末日に比べ「海外領域」の資産の金額が8,164百万円減少しております。
当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日)
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報告セグメント |
その他 (注)1 |
合計 |
調整額 (注)2 |
連結 |
||||
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|
機電領域 |
IT領域 |
建設領域 |
海外領域 |
計 |
||||
|
売上収益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
外部収益 |
66,731 |
40,901 |
57,599 |
745 |
165,977 |
1,505 |
167,483 |
- |
167,483 |
|
セグメント間収益 |
7 |
23 |
0 |
22 |
53 |
1,455 |
1,509 |
△1,509 |
- |
|
合計 |
66,738 |
40,924 |
57,600 |
768 |
166,031 |
2,961 |
168,993 |
△1,509 |
167,483 |
|
セグメント利益 (注)3 |
8,364 |
4,099 |
6,968 |
265 |
19,698 |
△95 |
19,603 |
△2,696 |
16,906 |
|
金融収益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
154 |
|
金融費用 |
|
|
|
|
|
|
|
|
213 |
|
税引前当期利益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
16,847 |
|
セグメント資産 |
30,161 |
18,991 |
65,738 |
552 |
115,443 |
1,284 |
116,728 |
12,672 |
129,401 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費及び償却費 |
729 |
483 |
669 |
6 |
1,888 |
20 |
1,909 |
445 |
2,355 |
|
減損損失 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
資本的支出 |
189 |
138 |
85 |
0 |
414 |
21 |
435 |
8 |
443 |
(注)1.「その他」には、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、障がい者雇用促進事業、オンラインプログラミング学習サービス事業及び人材紹介事業を含んでおります。
2.調整額は、以下のとおりであります。
① セグメント利益の調整額△2,696百万円には各報告セグメントに配分していない全社費用4,852百万円及びセグメント間取引消去△2,155百万円が含まれております。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない当社の会社運営に係る費用であります。
② セグメント資産の調整額12,672百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産28,128百万円及びセグメント間の債権債務の相殺消去△15,455百万円が含まれます。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社の現金及び現金同等物、投資有価証券、使用権資産等であります。
③ その他の項目の「減価償却費及び償却費」の調整額445百万円は、主に報告セグメントに帰属しない当社の資産に係る減価償却費であります。「資本的支出」の調整額8百万円は、主に報告セグメントに帰属しない当社の資本的支出及びセグメント間未実現利益等であります。
3.セグメント利益に含まれている持分法による投資損益は、海外領域に211百万円計上されております。
4.当連結会計年度において、エイセブプラス株式会社及びイーテック株式会社を傘下に持つ株式会社エイセブホールディングスの株式を取得し、新たに連結の範囲に含めております。これにより、前連結会計年度の末日に比べ、「機電領域」の資産の金額が4,563百万円増加しております。
5.当連結会計年度において、エイセブプラス株式会社及びイーテック株式会社を傘下に持つ株式会社エイセブホールディングスの株式を取得し、新たに連結の範囲に含めております。これにより、「機電領域」ののれんの金額が1,208百万円増加しております。
(3)製品及びサービスに関する情報
製品及びサービスの区分が報告セグメントと同一であるため、記載を省略しております。
(4)地域別に関する情報
国外に所在している非流動資産の割合は10%未満であるため、記載を省略しています。
売上収益の地域別内訳は以下のとおりであります。
外部顧客への売上収益
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(単位:百万円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) |
当連結会計年度 (自 2025年7月1日 至 2026年6月30日) |
|
日本 |
160,257 |
166,511 |
|
英国 |
27,388 |
- |
|
その他 |
307 |
972 |
|
合計 |
187,954 |
167,483 |
(注)売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国別に分類しております。
(5)主要な顧客に関する情報
単一の外部顧客との取引による売上収益が、当社グループの売上収益の10%以上である外部顧客がないため、記載を省略しています。