2025.11.28更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: https://www.asahi-kasei.com/jp/ir/library/asahikasei_report/pdf/25jp.pdf

サマリ

旭化成は「Diversity × Specialty」を核に、ヘルスケア・住宅・マテリアルの三領域で独自の技術群と経営資産を組み合わせて価値を生む“唯一無二”の企業。LIB用湿式セパレータ「ハイポア™」の北米一貫生産や、医薬・クリティカルケア、海外住宅の伸長を成長ドライバーに据え、安定と挑戦を循環させる経営で次の成長段階へ踏み出している。

目指す経営指標

・2027年度:営業利益2,700億円、ROIC 6.0%、ROE 9.0%
・2030年度:営業利益3,800億円、ROIC 8.0%以上、ROE 12.0%以上
・(成長ドライバー方針)医薬・クリティカルケア・海外住宅に重点配分、マテリアルは構造転換と重点成長事業で収益化を追求

用語解説

■Diversity × Specialty
旭化成が掲げる経営コンセプトで、多様な事業・人財・技術(Diversity)を結びつけ、各分野の深い専門性(Specialty)で独自価値を生み出すという考え方を指します。

■ハイポア™(LIB用湿式セパレータ)
リチウムイオン電池の正極と負極を物理的に隔て、必要なイオンだけを通す多孔質フィルムのブランド名です。湿式法で製膜することで微細で均一な孔構造を実現し、安全性と性能の安定性を両立します。

■湿式セパレータ
添加剤を含む溶液からフィルムを成形し、溶媒を抜いて微細孔を作る製法のセパレータです。均一な孔径制御がしやすく、高エネルギー密度電池でも安全性と長寿命化に寄与します。

■クリティカルケア
救命・重症治療の現場に向けた医療領域を指し、心肺蘇生や循環・呼吸管理など、時間依存性の高いケアを支える製品・サービスを包含します。

■「2つのサステナビリティ」
社会の持続可能性と、旭化成グループの持続可能な成長という二つの視点を同時に高めるという経営の基本姿勢です。社会課題の解決に資する事業成長を通じて、企業価値向上の循環を生み出します。

■不易流行
変えてはならない本質(不易)と時代に応じて変えるべき挑戦(流行)を両立させるという思想です。事業の核を守りつつ、技術・ビジネスモデルを柔軟に進化させる指針として用いられます。

■「伝統は守るべからず創るべし」
トップメッセージで示された表現で、過去の成功体験に固執せず、変化の中で新しい“伝統”を自ら築くという経営姿勢を明確にした言葉です。

■北米一貫生産(セパレータ)
製膜から塗工までを北米域内で垂直統合する体制を指します。需要地近接での量産によりサプライチェーンの安定性を高め、顧客要求への迅速な対応とコスト競争力の強化を狙います。
2025年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

年月

事項

1922.5

旭絹織株式会社(ビスコース・レーヨン糸を製造・販売)設立

1929.4

日本ベンベルグ絹絲株式会社(キュプラ繊維「ベンベルグ®」を製造・販売)設立

1931.5

延岡アンモニア絹絲株式会社(アンモニア、硝酸等化成品を製造・販売)設立

(当社(現、旭化成株式会社)の設立:1931年5月21日 資本金1,000万円)

1933.7

延岡アンモニア絹絲株式会社は、日本ベンベルグ絹絲株式会社及び旭絹織株式会社を合併し、社名を旭ベンベルグ絹絲株式会社と改称

1935.9

グルタミン酸ソーダを製造開始、食品事業へ進出

1943.4

旭ベンベルグ絹絲株式会社は、日本窒素火薬株式会社(ダイナマイト等を製造・販売)を合併し、社名を日窒化学工業株式会社と改称

1946.4

日窒化学工業株式会社は、社名を旭化成工業株式会社と改称

1949.5

東京、大阪及び名古屋の各証券取引所の市場第一部に株式を上場

1952.7

米国ダウ・ケミカル社と合弁で旭ダウ株式会社設立

1957.2

旭ダウ株式会社、ポリスチレンを製造開始、合成樹脂事業へ進出

1959.5

アクリル繊維「カシミロン™」の本格製造開始、合成繊維事業へ本格展開

1960.9

「サランラップ®」を販売開始、樹脂製品事業へ進出

1962.6

アクリロニトリルを製造開始

1967.8

軽量気泡コンクリート(ALC)「へーベル™」を製造開始、建材事業へ本格進出

1968.7

山陽石油化学株式会社設立、水島地区で石油化学事業へ本格進出

1971.2

旭シュエーベル株式会社設立、ガラス繊維織物事業へ進出

1972.4

水島で山陽エチレン株式会社による年産35万トンのエチレンセンターが完成

1972.9

「ヘーベルハウス™」を本格展開、住宅事業へ本格進出

1972.11

旭化成ホームズ株式会社設立

1974.7

旭メディカル株式会社(現、旭化成メディカル株式会社)設立、人工腎臓を生産開始、医療機器事業へ進出

1976.4

株式会社旭化成テキスタイル設立、テキスタイル事業の強化

1976.9

旭化成建材株式会社設立

1980.7

宮崎電子株式会社(現、旭化成電子株式会社)設立、ホール素子事業へ進出

1982.10

旭ダウ株式会社を合併、合成樹脂事業を強化

1983.8

旭マイクロシステム株式会社(現、旭化成マイクロシステム株式会社)設立、LSI事業へ本格展開

1992.1

東洋醸造株式会社と合併、医薬・医療事業を強化、酒類事業へ進出

1994.10

株式会社旭化成テキスタイルを合併、繊維事業を強化

1999.7

食品事業を日本たばこ産業株式会社へ譲渡

2000.7

新日鐵化学株式会社より欧米コンパウンド樹脂生産子会社を譲受

2001.1

旭化成工業株式会社から、旭化成株式会社へ社名変更

2002.9

焼酎及び低アルコール飲料事業をアサヒビール株式会社及びニッカウヰスキー株式会社へ譲渡

2003.7

清酒・合成酒関連事業をオエノンホールディングス株式会社へ譲渡

2003.10

持株会社制へ移行。持株会社(当社)と7事業会社(旭化成ケミカルズ株式会社、旭化成ホームズ株式会社、旭化成ファーマ株式会社、旭化成せんい株式会社、旭化成エレクトロニクス株式会社、旭化成建材株式会社、旭化成ライフ&リビング株式会社)からなるグループ経営体制へ移行

2007.4

旭化成ケミカルズ株式会社が旭化成ライフ&リビング株式会社を吸収合併

2008.10

旭化成ファーマ株式会社の子会社であった旭化成クラレメディカル株式会社及び旭化成メディカル株式会社を、当社が直接出資する事業会社に再編

2009.4

当社、旭化成ケミカルズ株式会社及び旭化成エレクトロニクス株式会社のエレクトロケミカル関連事業を、旭化成イーマテリアルズ株式会社に吸収分割により承継

2012.4

旭化成メディカル株式会社が旭化成クラレメディカル株式会社を吸収合併

2012.4

米国ZOLL Medical Corporationを買収及び連結子会社化し、クリティカルケア事業へ進出

 

 

年月

事項

2013.12

名古屋・札幌・福岡証券取引所の市場第一部の株式上場廃止

2014.10

本店の所在地を大阪から東京に移転

2015.8

米国Polypore International, Inc.(現、Polypore International, LLC)を買収及び連結子会社化し、バッテリーセパレータ事業を拡大

2016.2

旭化成ケミカルズ株式会社水島製造所のエチレンセンターを停止

2016.4

当社、旭化成ケミカルズ株式会社、旭化成せんい株式会社及び旭化成イーマテリアルズ株式会社を吸収合併、事業持株会社に移行

2017.10

単元株式数を1,000株から100株に変更

2018.9

米国Sage Automotive Interiors, Inc.を買収及び連結子会社化し、自動車分野向け事業を拡大

2020.3

米国Veloxis Pharmaceuticals, Inc.を買収(1月)及び連結子会社化し、米国医薬品市場における事業基盤を獲得

2022.4

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2023.7

簡易吸収分割により、フォトマスク用ペリクル事業を三井化学株式会社へ承継

2023.10

共同新設分割により、スパンボンド不織布事業を三井化学株式会社との新設会社へ承継

2023.10

旭化成パックス株式会社の容器事業をアァルピィ東プラ株式会社へ譲渡

2024.4

旭化成パックス株式会社のフィルム事業を住友ベークライト株式会社へ譲渡

2024.9

スウェーデン製薬企業Calliditas Therapeutics ABを買収及び連結子会社化し、米国医薬品事業を強化

2024.10

簡易吸収分割により、リチウムイオン電池用セパレータ「ハイポア™」事業を、旭化成バッテリーセパレータ株式会社に承継

 

(注) 2025年4月1日に旭化成メディカル株式会社のバイオプロセス事業等を新たに設立した旭化成ライフサイエンス株式会社に承継し、血液浄化事業等を行う旭化成メディカル株式会社をアイエーホールディングス株式会社へ譲渡しています。

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

関係会社名

住所

資本金

主要な事業

の内容

議決権に

対する所有

割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

PSジャパン㈱

東京都文京区

5,000百万円

マテリアル

62.1

当社は原材料及び用役を供給し、製品を購入しています。
役員の兼任等…有

Asahi Kasei Synthetic Rubber Singapore Pte. Ltd. (注) 5

Singapore

252百万米ドル

マテリアル

100.0

当社は製品を購入しています。
役員の兼任等…有

Tongsuh Petrochemical Corporation

(注) 5

Ulsan, Korea

237,642百万ウォン

マテリアル

100.0

当社は原材料等を供給し、製品を購入しています。
役員の兼任等…有

Polypore
International, LLC
(注) 3

North Carolina,

U.S.A.

2,233百万米ドル

マテリアル

100.0

(100.0)

当社は一部の業務を受託しています。

資金の貸付・借入…有

役員の兼任等…有

旭化成バッテリーセパレータ㈱ (注) 5

東京都千代田区

10,500百万円

マテリアル

100.0

当社は用役を供給し、製品を販売しています。

土地等の賃貸…有

資金の貸付・借入…有

役員の兼任等…有

Asahi Kasei Battery Separator Canada Corporation (注) 5

Ontario, Canada

478百万加ドル

マテリアル

100.0

(100.0)

役員の兼任等…有

Asahi Kasei Honda Battery Separator Corporation

(注) 5

Ontario, Canada

240百万加ドル

マテリアル

75.0

(75.0)

役員の兼任等…有

Sage Automotive Interiors, Inc. (注) 3

South Carolina,

U.S.A.

981百万米ドル

マテリアル

100.0

(100.0)

当社は製品を販売しています。
役員の兼任等…有

旭化成精細化工(南通)有限公司

中国江蘇省

532百万元

マテリアル

100.0

(100.0)

当社は製品を購入及び販売しています。
役員の兼任等…有

Asahi Kasei Plastics Singapore Pte. Ltd.

Singapore

46百万米ドル

マテリアル

100.0

当社は原材料を供給し、製品を購入しています。
役員の兼任等…有

Asahi Kasei Plastics (America) Inc. (注) 3

Michigan, U.S.A.

19百万米ドル

マテリアル

100.0

当社は原材料を供給しています。
役員の兼任等…有

旭化成塑料(上海)有限公司

中国上海市

18百万元

マテリアル

100.0

(100.0)

当社は製品を販売しています。
役員の兼任等…有

旭化成エレクトロニクス㈱

東京都千代田区

3,171百万円

マテリアル

100.0

当社は用役を供給しています。
土地等の賃貸…有
資金の貸付・借入…有
役員の兼任等…有

旭化成アドバンス㈱

東京都港区

500百万円

マテリアル

100.0

当社は製品を購入及び販売しています。
資金の貸付・借入…有
役員の兼任等…有

旭化成ホームプロダクツ㈱

東京都千代田区

250百万円

マテリアル

100.0

当社は製品を販売しています。
資金の貸付・借入…有
役員の兼任等…有

Asahi Kasei Europe GmbH
(注) 3

Düsseldorf, Germany

31百万ユーロ

マテリアル

100.0

当社は製品を販売しています。また、当社は一部の業務を委託しています。
役員の兼任等…有

 

 

関係会社名

住所

資本金

主要な事業

の内容

議決権に

対する所有

割合(%)

関係内容

旭化成ホームズ㈱
(注) 6

東京都千代田区

3,250百万円

住宅

100.0

当社は用役を供給しています。

土地等の賃貸…有
資金の貸付・借入…有
役員の兼任等…有

旭化成不動産レジデンス㈱

東京都千代田区

3,200百万円

住宅

100.0

(100.0)

資金の貸付・借入…有
役員の兼任等…有

旭化成ホームズフィナンシャル㈱

東京都千代田区

1,000百万円

住宅

100.0

(100.0)

資金の貸付・借入…有
役員の兼任等…有

旭化成リフォーム㈱

東京都千代田区

250百万円

住宅

100.0

(100.0)

資金の貸付・借入…有
役員の兼任等…有

Focus Companies LLC

(注)5

Nevada, U.S.A.

255百万米ドル

住宅

100.0

(100.0)

ODC Operations LLC

(注)5

Florida, U.S.A.

251百万米ドル

住宅

100.0

(100.0)

NEX Building Group Pty Ltd

New South Wales,

Australia

87百万豪ドル

住宅

81.9

(81.9)

Austin Companies LLC

Arizona, U.S.A.

57百万米ドル

住宅

100.0

(100.0)

Erickson Framing Operations LLC

Arizona, U.S.A.

31百万米ドル

住宅

100.0

(100.0)

旭化成建材㈱

東京都千代田区

3,000百万円

住宅

100.0

当社は用役を供給しています。

土地等の賃貸…有
資金の貸付・借入…有
役員の兼任等…有

旭化成ファーマ㈱

東京都千代田区

3,000百万円

ヘルスケア

100.0

当社は用役を供給しています。
土地等の賃貸…有
資金の貸付・借入…有

Veloxis Pharmaceuticals, Inc. (注) 3

North Carolina,

U.S.A.

992百万米ドル

ヘルスケア

100.0

役員の兼任等…有

Calliditas Therapeutics AB (注) 3

Stockholm, Sweden

2,527百万スウェーデンクローナ

ヘルスケア

100.0

資金の貸付・借入…有

旭化成メディカル㈱

東京都千代田区

3,000百万円

ヘルスケア

100.0

当社は用役を供給し、原材料を提供しています。
土地等の賃貸…有
資金の貸付・借入…有

役員の兼任等…有

Bionova Scientific, LLC.
(注) 3

California, U.S.A.

473百万米ドル

ヘルスケア

100.0

(100.0)

ZOLL Medical Corporation
(注) 3,5

Massachusetts,

U.S.A.

1,863百万米ドル

ヘルスケア

100.0

(100.0)

役員の兼任等…有

旭化成中国投資有限公司
(注) 5

中国上海市

2,214百万元

マテリアル

ヘルスケア

その他

100.0

当社は一部の業務を委託しています。
役員の兼任等…有

Asahi Kasei America, Inc.

Michigan, U.S.A.

4百万米ドル

その他

100.0

当社は一部の業務を委託しています。

役員の兼任等…有

その他275社

 

 

 

 

 

 

 

 

関係会社名

住所

資本金

主要な事業

の内容

議決権に

対する所有

割合(%)

関係内容

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

三菱ケミカル旭化成エチレン㈱

東京都千代田区

2,000百万円

マテリアル

50.0

当社は製品を購入しています。
土地等の賃貸…有
資金の貸付・借入…有
役員の兼任等…有

PTT Asahi Chemical
Co., Ltd. (注) 8

Rayong, Thailand

13,819百万バーツ

マテリアル

50.0

役員の兼任等…有

㈱森組 (注) 7

大阪府大阪市中央区

1,640百万円

住宅

30.3

(30.3)

㈱カイノス (注) 7

東京都文京区

831百万円

ヘルスケア

21.1

(21.1)

旭有機材㈱ (注) 7

宮崎県延岡市

5,000百万円

その他

30.8

当社は用役を供給しています。

その他29社

 

 

 

 

 

(注) 1 主要な事業の内容の欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しています。

2 役員の兼任等については、役員の兼任(当社役員又は従業員で当該関係会社の役員を兼務している者)及び出向(当社従業員で当該関係会社の役員として出向している者)を表示しています。

3 資本金及び資本準備金の合計を記載しています。

4 議決権に対する所有割合の欄の( )内は、間接所有割合で内数です。

5 特定子会社に該当します。

6 旭化成ホームズ㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。

主要な損益情報等 (1) 売上高                419,521百万円

         (2) 経常利益               44,097百万円

         (3) 当期純利益             30,820百万円

         (4) 純資産額              150,213百万円

         (5) 総資産額              298,269百万円

7 有価証券報告書を提出しています。

8 債務超過会社であり、2025年3月末時点で債務超過額は20,396百万円です。