ストーリー・沿革
サマリ
コーエーテクモは「世界No.1のデジタルエンタテインメントカンパニー」を掲げ、AAAやオープンワールドに挑戦。自社開発エンジン「KATANA ENGINE」や群衆AIなどの開発力と、30%級の利益体質・協業で築いた重層的収益で、グローバルで選ばれるIPを量産する体制を整えている。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・単年度営業利益400億円へ再チャレンジ(計画期間内)
・営業利益率30%以上の維持・PC・コンソール累計販売本数3,000万本(2025–2027)
・毎期200万本級の新規/既存IPタイトルを安定供給
・モバイル:月商20億円/10億円級タイトルの複数創出(計画期間内)
トップメッセージの要約
創造と貢献
「面白さ」と「声援」
営業利益を物差しに
数字へのこだわり
用語解説
コーエーテクモが自社で開発・運用するゲーム開発エンジンで、グラフィックや物理挙動、ツール群を統合し、複数タイトルで共通利用することで品質と開発効率を同時に高める基盤です。
■群衆AI
多数のキャラクターやNPCが自然に動き、ぶつからず、状況に応じて振る舞いを変えるよう制御するためのAI技術で、大規模な戦場表現や街並みの臨場感を高めます。
■AAA
開発規模や制作期間、投入人員が大きく、世界市場で通用する高品質をねらう大型ゲームのカテゴリを指し、同社はこの水準のタイトルづくりに挑戦しています。
■オープンワールド
広大な一続きの世界を自由に探索できるゲーム設計のことで、クエストの順番や遊び方をプレイヤーが主体的に選べる点が特徴です。
■IP(ゲームIP)
「知的財産(Intellectual Property)」の略で、ゲームのタイトル名やキャラクター、世界観などの権利を指します。自社開発や協業を通じて複数のIPを育て、収益源を多層化します。
■自社パブ(自社パブリッシング)
自社が発売元となって販売・プロモーションを担う方式で、価格や販促、運営方針を自社で最適化しやすく、収益配分の自由度も高まります。
■ロイヤリティ収益
他社に自社IPの利用を許諾した際に受け取る対価で、共同開発・販売と組み合わせることで、リスクとリターンのバランスを取った収益構造を作ります。
■パイプライン(開発パイプライン)
企画中・開発中・発売準備中など、複数タイトルの進捗を段階管理する枠組みで、「数」と「質」を計画的に積み上げ、安定的に新作を供給する狙いがあります。
■タイトルポートフォリオ
アクション、シミュレーション、モバイル、PC・コンソールなどジャンルやプラットフォームを分散させた作品群の構成で、成功確度を高めつつリスク分散を図ります。
■生成AI活用
テキストや画像、動作などの素案をAIで自動生成し、レベルデザインやアセット制作の効率化、試行回数の増加によって品質向上と工期短縮を両立させる取り組みです。
■世界No.1
同社が掲げる到達目標の表現で、単に規模を競うのではなく、プレイヤーから選ばれ続ける体験価値と収益性を両立した状態を目指す意思を示します。
■創造と貢献
同社の企業精神を表す言葉で、独創的なコンテンツを生み出す「創造」と、ユーザーやパートナー、社会に価値をもたらす「貢献」を両輪とする姿勢を意味します。
■「面白さ」と「声援」
作品の核となる体験価値である「面白さ」を最優先し、その結果としてユーザーから得られる支持や評判=「声援」を重視するという、開発と事業の判断基準を指します。
■営業利益を物差しに
ユーザーからの「声援」が事業としてどれだけ価値に変わったかを測る実務的な指標として営業利益を用い、感性と収益性のバランスを経営で徹底する考え方です。
沿革
2 【沿革】
当社は平成21年4月の株式会社光栄とテクモ株式会社の経営統合により設立されました。
株式会社光栄は昭和53年7月に設立され、染料等の販売を開始いたしました。その後、昭和55年12月にパソコンの販売及び業務用特注ソフトの開発を開始し、平成6年11月に東京証券取引所市場第二部に株式上場、平成12年3月に同取引所市場第一部に指定されました。また、テクモ株式会社は昭和42年7月に日本ヨット株式会社として設立され、小型ヨットの製造・販売を開始いたしました。その後、昭和62年4月に各種アミューズメントソフト・機器の開発並びにアミューズメント施設の運営活動を行っているテクモ株式会社(昭和60年4月設立。設立時の商号は株式会社テーカン)を吸収合併し、商号は被合併会社の商号を使用いたしました。その後、平成12年3月に東京証券取引所市場第二部に株式上場し、平成13年3月に同取引所市場第一部に指定されました。
当社の設立に伴い、両社は上場廃止となっております。
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1.「議決権の所有・被所有割合」欄の[ ]内は、間接所有の割合で内数であります。
2.株式会社コーエーテクモゲームス及びKOEI TECMO EUROPE LIMITEDは特定子会社に該当いたします。
3.株式会社コーエーテクモゲームスについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。株式会社コーエーテクモゲームスの主要な損益情報等は以下のとおりです。
4.株式会社コーエーテクモコーポレートファイナンスは、令和7年2月7日に設立いたしました。