2025.10.16更新

コーポレートストーリー

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: RESONAC REPORT 2025

サマリ

レゾナックは「共創型化学会社」。半導体材料では後工程の主要材料を約6~7割ラインナップし(PSセ/PMiCを核)、日米のコンソーシアム(JOINT/US-JOINT)を主導して実装検証まで一気通貫で価値を創る。2030年に世界トップクラスの機能性化学メーカーを目指す。

目指す経営指標

・売上高:1兆円超(目標)
・EBITDAマージン:20%(目標)
・ROIC:中長期的に10%(目標)
・ネットD/Eレシオ:安定的に1.0倍(目標)
・重大労働災害:0件(目標)
・温室効果ガス(Scope1+2):2013年比30%削減(2030年目標)

専門用語

■ 共創型化学会社
レゾナックが自らを定義する事業コンセプトで、材料そのものの提供にとどまらず、顧客・装置・他社材料メーカーと一体で開発から実装(量産適用)まで踏み込み、共創の場を通じて価値を生み出す化学会社を指します。

■ PSセ(Packaging Solution Center)
半導体パッケージの実装・評価装置を備えたレゾナックの共創拠点で、アイデア創出から試作、プロセス条件出し、信頼性評価までを社内で一気通貫に検証し、最適な材料と工程の組み合わせを提案する役割を果たします。

■ PMiC(Power Module Innovation Center)
パワーモジュール分野に特化したレゾナックの共創拠点で、自社材料(例:封止材、接合材、放熱材 等)の最適組み合わせを前提に、モジュール設計・試作・評価を行い、顧客の開発リードタイム短縮と性能向上を同時に実現します。

■ JOINT
レゾナックが主導する日本発の共創コンソーシアムで、半導体実装に関わる顧客企業、装置メーカー、材料メーカーなどが参加し、共通の試作・評価環境で次世代パッケージ材料やプロセスの実装検証を進める枠組みを指します。

■ US-JOINT
JOINTの米国版コンソーシアムで、北米の半導体エコシステム(顧客・装置・材料サプライヤー)が集い、実装検証を加速させるための共通プラットフォームとして機能し、PSセやPMiCと連動して開発から量産適用までを前倒しします。

■ 共創のカタ
旧日立化成時代から培われたレゾナック独自の“共創の進め方”を指す言葉で、顧客の課題定義から試作・評価・フィードバックまでのプロセスを体系化し、材料単品ではなく「使い方」まで踏み込んで価値を提案する実践手法です。

■ 「実装の場」(PSセ/JOINT/US-JOINT/PMiC)
レゾナックが共創を具体化するために用意した検証プラットフォーム群の総称で、材料・装置・設計を横断して試作と評価を繰り返し、量産立ち上げに必要なレシピや条件を関係者と共有しながら確立していく環境を意味します。