2025.12.02更新
ストーリー・沿革
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
統合報告書2025
サマリ
最先端ロジック・メモリ向けの高純度化学薬品を、装置メーカーと連携して「少量・高付加価値」で開発し、用途ごとにカスタマイズして安定供給する“ニッチの束”モデル。約2,000品目を武器に、台湾・韓国・中国を含む現地生産体制とリターナブル容器等の運用で品質と効率を両立し、営業利益率25%水準を維持する成長ストーリー。
過去
1978年に半導体製造用高純度化学化合物の開発・製造を開始。2013年以降は台湾・韓国・中国へ展開し、先端半導体の立地に合わせて供給網と工場を拡張。
創業当初は外部から中間製品を仕入れていたが、開発から製造までを社内で一気通貫化し、コストと品質を自社で制御。2008年上野原第二工場、2020年Annex棟、海外は2017年台湾子会社設立・2020年...
現在
現在は「少量多品種×高難度」領域に集中し、最先端ロジック・メモリ・パッケージ工程で使われる高純度化学薬品を提供。装置メーカーと共同開発し、用途に応じて仕様を細かくカスタマイズ。
事業は半導体向けが中心。約2,000品目の供給力、装置適合のための共同開発、容器の回収再利用・出荷前全数検査・ISO9001/45001の運用で品質と安全を徹底。台湾・韓国・中国での需要増に対応し、国...
未来
次世代3D-NAND向け新規エッチング材料の量産化を起点に、需要地近接の増産と自動化で供給力と競争力を拡大。少量多品種に「中量」領域も加え、収益性を保ったまま売上規模を引き上げる。
南アルプス事業所を2025年竣工、2026年に第1ライン、2027年に第2ラインを設置し、エッチングガスやCVD材料の量産へ。中国・台湾では高付加価値材の開発・現地対応を強化し、装置・プロセスの変化で...
目指す経営指標
・2028年1月期:売上高315億円、営業利益86.2億円、営業利益率27.4%の達成
・2026年1月期:売上高260億円、営業利益60.5億円の計画
・営業利益率25%程度の維持(継続方針)
・2030年度:二酸化炭素排出量46%削減(2022年度比、Scope1・2)
・2050年:カーボンニュートラルを志向
・2026年1月期:売上高260億円、営業利益60.5億円の計画
・営業利益率25%程度の維持(継続方針)
・2030年度:二酸化炭素排出量46%削減(2022年度比、Scope1・2)
・2050年:カーボンニュートラルを志向
トップメッセージの要約
少量多品種
一気通貫
高純度化学薬品
3D-NANDエッチング材料
南アルプス事業所
一気通貫
高純度化学薬品
3D-NANDエッチング材料
南アルプス事業所
代表取締役社長執行役員「太附 聖」は、外部仕入れ依存からの転換で開発~製造の一気通貫体制を築き、少量多品種のカスタマイズ供給で“ニッチの束”を積み上げる方針を明言。装置メーカーとの連携で先端材料を次々...
用語解説
■「ニッチの束」モデル
半導体製造で使われる用途特化の化学薬品を、少量でも高付加価値の品目として数多く揃え、束ねることで大きな収益源にする考え方です。大量汎用品ではなく、工程や装置ごとに最適化した“尖った製品”を積み上げます。
■少量多品種
一つあたりの生産量は小さいが、品目数を非常に多く持つ生産・供給の方針を指します。半導体の工程や装置の違いに合わせて配合や純度を細かく変え、きめ細かく対応します。
■高純度化学薬品
半導体製造で不純物が歩留まりに直結するため、極めて高い純度(微量不純物を極限まで抑えた状態)で供給される薬品のことです。エッチングや成膜など工程ごとに求められる品質基準があります。
■装置メーカーとの共同開発
実際に使われる製造装置に合わせ、薬品の組成や物性、供給方法を一緒に最適化する取り組みです。装置と薬品の“相性”を合わせ込むことで、均一性や加工精度、スループットを高めます。
■一気通貫体制
研究開発、試作、量産、品質保証、出荷までを社内でつなげて実行する体制です。仕様変更の反映が速く、機密管理やトレーサビリティも取りやすくなります。
■リターナブル容器
洗浄・再利用を前提に設計された専用容器です。異物混入や金属汚染を防ぎつつ、物流効率や環境負荷の低減にもつながります。半導体向けでは容器自体の清浄度も重要です。
■出荷前全数検査
出荷する全てのロットを対象に、規定項目(純度、微量金属、粒子、含水など)をチェックする品質管理手法です。抜き取りではなく“全数”で、ばらつきを最小化します。
■3D-NAND向けエッチング材料
多層化した3D-NAND構造の微細孔や配線を加工するためのエッチング用薬品です。高アスペクト比の加工で求められる選択比や等方・異方特性に合わせて設計されます。
■High-k材料
誘電率(k)が高い材料で、ゲート絶縁膜などに用いられます。薄膜でも容量を確保でき、リーク電流を抑える目的で採用されます。対応する前駆体や処方の純度管理が重要です。
■CVD材料
Chemical Vapor Deposition(化学気相成長)で薄膜を形成するための前駆体薬品です。温度や圧力、ガス流量などプロセス条件に合わせ、分解性や反応性が最適化されています。
■南アルプス事業所
量産と自動化を見据えた国内拠点です。新規エッチング材や成膜前駆体の増産、工程の安全・省力化、安定供給力の強化を目的に整備されます。
■Scope1・2
事業活動に伴う温室効果ガス排出区分のうち、自社が直接燃料を燃やして出す排出(Scope1)と、購入した電力・熱の使用に伴う間接排出(Scope2)を指します。削減目標の基準として用いられます。
半導体製造で使われる用途特化の化学薬品を、少量でも高付加価値の品目として数多く揃え、束ねることで大きな収益源にする考え方です。大量汎用品ではなく、工程や装置ごとに最適化した“尖った製品”を積み上げます。
■少量多品種
一つあたりの生産量は小さいが、品目数を非常に多く持つ生産・供給の方針を指します。半導体の工程や装置の違いに合わせて配合や純度を細かく変え、きめ細かく対応します。
■高純度化学薬品
半導体製造で不純物が歩留まりに直結するため、極めて高い純度(微量不純物を極限まで抑えた状態)で供給される薬品のことです。エッチングや成膜など工程ごとに求められる品質基準があります。
■装置メーカーとの共同開発
実際に使われる製造装置に合わせ、薬品の組成や物性、供給方法を一緒に最適化する取り組みです。装置と薬品の“相性”を合わせ込むことで、均一性や加工精度、スループットを高めます。
■一気通貫体制
研究開発、試作、量産、品質保証、出荷までを社内でつなげて実行する体制です。仕様変更の反映が速く、機密管理やトレーサビリティも取りやすくなります。
■リターナブル容器
洗浄・再利用を前提に設計された専用容器です。異物混入や金属汚染を防ぎつつ、物流効率や環境負荷の低減にもつながります。半導体向けでは容器自体の清浄度も重要です。
■出荷前全数検査
出荷する全てのロットを対象に、規定項目(純度、微量金属、粒子、含水など)をチェックする品質管理手法です。抜き取りではなく“全数”で、ばらつきを最小化します。
■3D-NAND向けエッチング材料
多層化した3D-NAND構造の微細孔や配線を加工するためのエッチング用薬品です。高アスペクト比の加工で求められる選択比や等方・異方特性に合わせて設計されます。
■High-k材料
誘電率(k)が高い材料で、ゲート絶縁膜などに用いられます。薄膜でも容量を確保でき、リーク電流を抑える目的で採用されます。対応する前駆体や処方の純度管理が重要です。
■CVD材料
Chemical Vapor Deposition(化学気相成長)で薄膜を形成するための前駆体薬品です。温度や圧力、ガス流量などプロセス条件に合わせ、分解性や反応性が最適化されています。
■南アルプス事業所
量産と自動化を見据えた国内拠点です。新規エッチング材や成膜前駆体の増産、工程の安全・省力化、安定供給力の強化を目的に整備されます。
■Scope1・2
事業活動に伴う温室効果ガス排出区分のうち、自社が直接燃料を燃やして出す排出(Scope1)と、購入した電力・熱の使用に伴う間接排出(Scope2)を指します。削減目標の基準として用いられます。
2025年1月期有価証券報告書より
沿革
2 【沿革】
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注)1 特定子会社であります。
2 三化電子材料股份有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。