2026.06.23更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 2025統合報告書

サマリ

久光製薬グループは、TDDSに基づく貼付剤を核に、「貼る」治療文化を広げてきた企業です。「サロンパス®」や「モーラス®テープ」を育て、「手当て」の思いやりを商品とサービスに込めています。治療だけでなく、予防や情報提供まで広げ、世界の人々のQOL向上を目指しています。

目指す経営指標

・HX2025最終年度までに売上高CAGR5.0%以上
・HX2025最終年度までに海外売上高比率50.0%以上
・HX2025最終年度までにROE8.0%以上
・HX2025期間累計で成長投資1,500億円
・2027年2月期から2031年2月期の5ヵ年でキャッシュイン2,500億円以上
・2027年2月期から2031年2月期の5ヵ年で成長投資2,000億円、株主還元500億円以上

用語解説

■TDDS
「経皮薬物送達システム」のことです。薬の成分を皮膚から体内へ届ける仕組みを指します。久光製薬はこの技術をもとに、貼付剤の創薬・育薬と製剤技術の向上に取り組んでいます。

■経皮薬物送達システム
薬を飲むのではなく、皮膚に貼って成分を届ける技術です。久光製薬にとって、貼付剤を支える中核技術として位置づけられています。

■貼付剤
皮膚に貼って使う薬のことです。久光製薬では、「貼る」ことで痛みやコリなどを治療する商品を長く展開してきました。

■経皮鎮痛消炎剤
皮膚に貼って使う鎮痛・消炎の医薬品です。久光製薬では「サロンパス®」に代表される主力分野であり、痛みやコリの治療に使われてきました。

■「手当て」の文化
大切な人に手を添え、「元気になって」と思いやる気持ちを表す久光製薬の考え方です。久光製薬は、このいたわりの治療文化を「貼る」の原点と位置づけています。

■「貼る文化」
貼付剤を通じて、痛みや不調に寄り添う治療のあり方を広める考え方です。久光製薬は、この文化を世界へ広めることを重要なテーマにしています。

■サロンパス®
久光製薬を代表する貼付剤ブランドです。1934年に発売され、海外でも展開されています。久光製薬の「手当て」の文化を象徴する商品として位置づけられています。

■Salonpas®
海外で展開されている「サロンパス®」のブランド表記です。久光製薬は、このブランドを軸に各国で販売活動を進め、「手当て」の文化の浸透を図っています。

■モーラス®テープ
久光製薬が展開する経皮吸収型の貼付剤です。資料では、包装面で環境負荷低減にも取り組んでいる商品として紹介されています。

■ジクトル®テープ
久光製薬の経皮吸収型持続性疼痛治療剤です。貼付剤の特性を生かし、患者さんに新しい治療選択肢を提供する商品として位置づけられています。

■アポハイド®ローション
原発性手掌多汗症の治療に使われるローション剤です。手の汗に悩む患者さんのQOL向上に貢献する商品として紹介されています。

■エスカップ®
久光製薬が2023年に関連資産の一部を譲り受けたブランドです。国内一般用医薬品事業の新たな展開として、資料内で取り上げられています。

■ラカルト®
久光製薬が「エスカップ®」とともに関連資産の一部を譲り受けたブランドです。一般用医薬品事業の拡充に関わる商品として紹介されています。

■HX2025
「Hisamitsu Transformation 2025」の略称です。久光製薬の第7期中期経営方針であり、グローバル展開や機能強化を進めるための経営方針です。

■Expand~拡大する~『成長の柱』
HX2025における活動方針の一つです。「サロンパス®」などの成長を広げ、国内外で事業を拡大する考え方を示しています。

■Exceed~壁を超える~『課題の克服』
HX2025における活動方針の一つです。海外展開や未開拓市場への挑戦など、事業拡大で直面する課題を乗り越える姿勢を表しています。

■Enhance~強化する~『機能の強化』
HX2025における活動方針の一つです。研究開発、生産、販売・営業体制などの機能を高め、成長を支える基盤を強くする考え方です。

■SAGAグローバルリサーチセンター
久光製薬の新研究所です。グローバルなパイプライン拡充や研究開発力の強化に向けた重要な拠点として位置づけられています。

■マザー工場
グループ全体の生産を支える中心的な工場のことです。久光製薬では、鳥栖工場をマザー工場として強化し、グローバルな供給能力の向上を目指しています。

■ノーベン ファーマシューティカルス
久光製薬が2009年に買収した米国の医薬品会社です。海外の医療用医薬品事業を強化するうえで重要なグループ会社として位置づけられています。

■HELLO! eco!
久光製薬が自社のエコ基準をクリアした商品に表示するマークです。梱包、容器包装、物流、廃棄などに配慮した取り組みを示すものです。
2025年2月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

年月

概要

1903年12月

売薬製造販売を目的として、久光兄弟合名会社を設立

1944年5月

医薬品製造を目的として、三養基製薬株式会社を設立

1948年2月

鉱山機械その他鍛造品の製作販売を目的として、田代鉱機工業株式会社を設立

1951年2月

 

久光兄弟合名会社、三養基製薬株式会社、田代鉱機工業株式会社の三社が合併し、商号を久光兄弟株式会社と変更

1952年7月

大阪出張所開設(現支店)

1957年3月

東京出張所開設(現東京本社・支店)

1960年11月

台湾に久光製薬股份有限公司(合弁会社)を設立

1962年9月

東京証券取引所市場第二部並びに福岡証券取引所に上場

1964年8月

大阪証券取引所市場第二部上場

1965年4月

商号を久光製薬株式会社に変更

1966年11月

名古屋出張所開設(現支店)

1970年10月

札幌出張所開設(現支店)

1971年5月

鳥栖研究所竣工

1971年9月

名古屋証券取引所市場第二部上場

1972年7月

東京証券取引所及び大阪、名古屋証券取引所市場第一部に指定替え

1975年4月

インドネシアにP.T.サロンパスインドネシア(合弁会社)を設立

1986年1月

ブラジルにヒサミツ ファルマセウティカ ド ブラジル リミターダ(連結子会社)を設立

1987年4月

アメリカにヒサミツ アメリカ インコーポレイテッド(連結子会社)を設立

1987年6月

宇都宮工場竣工

1989年1月

九州支店を福岡市へ移転

1990年6月

筑波研究所竣工

1992年12月

東京支店 品川区西五反田へ移転、東京本社設置

1994年9月

 

ベトナムにヒサミツ ベトナム ファーマシューティカル カンパニーリミテッド(連結子会社)を設立

2000年4月

 

ブラジル(アマゾネス州)にヒサミツ ファルマセウティカ デ マナウス リミターダ(連結子会社)を設立

2001年9月

 

ヒサミツ ファルマセウティカ ド ブラジル リミターダは、子会社ヒサミツ ファルマセウティカ デ マナウス リミターダを吸収合併

2001年12月

東京本社を千代田区丸の内へ移転

2002年1月

イギリスにヒサミツ ユーケー リミテッド(連結子会社)を設立

2003年2月

台湾に台北支店を開設

2005年4月

 

エスエス製薬株式会社から医療用医薬品事業を分割譲渡された株式会社バイオメディクスの全発行済株式を取得し、久光メディカル株式会社(連結子会社)に商号変更

2007年4月

久光メディカル株式会社(連結子会社)を吸収合併

2009年7月

アメリカにヒサミツ ユーエス インコーポレイテッド(連結子会社)を設立

2009年8月

 

米国医薬品会社ノーベン ファーマシューティカルスを株式公開買付けにて全発行済株式を取得し、完全子会社化

2010年7月

大阪証券取引所上場廃止

2011年10月

中国に久光製薬技術諮詢(北京)有限公司(連結子会社)を設立

2013年2月

東京本社を丸の内ビルディングへ移転

2015年3月

フィリピンにマニラ支店を開設

2017年8月

中国に久光製葯(中国)有限公司(連結子会社)を設立

2018年2月

香港に久光製藥(香港)有限公司(連結子会社)を設立

2019年2月

イタリアにヒサミツ イタリア S.r.l.(連結子会社)を設立

2020年3月

マレーシアにヒサミツ ファーマシューティカル マレーシア Sdn.Bhd.(連結子会社)を設立

2020年3月

SAGA久光スプリングス株式会社(連結子会社)を設立

2022年4月

東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ区分変更(移行)

2023年6月

久光ウエルネス株式会社(連結子会社)を設立

2023年9月

通信販売事業を吸収分割により久光ウエルネス株式会社(連結子会社)に継承

2024年2月

SAGAグローバルリサーチセンター竣工

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
又は
出資金

主要な
事業の内容

 

議決権の

所有割合

(%)

 

関係内容

摘要

役員の兼任等

当社による
資金援助

営業上の取引

その他

当社
役員
(名)

当社
社員
(名)

(連結子会社)

 


 

 


 

 

 

 

 

 

 

久光ウエルネス㈱

東京都
千代田区

百万円
100

医薬品事業

100

1

3

―

当社が製品・商品を供給

当社が賃借建物の一部を転貸

 

㈱CRCCメディア

福岡県
久留米市

百万円
100

その他

69.50

2

1

―

―

―

 

佐賀シティビジョン㈱

佐賀県
佐賀市

百万円
605

その他

70.12

1

1

―

―

―

 

㈱タイヨー

佐賀県
鳥栖市

百万円
50

その他

100

1

3

―

当社の動産・不動産の損害保険契約の代行

当社が土地を賃貸

 

SAGA久光スプリングス㈱

佐賀県

鳥栖市

百万円

10

その他

100

―

4

―

当社が広告を協賛

当社が建物を賃貸

 

久光エージェンシー㈱

福岡県
久留米市

百万円
25

その他

100

 (100)

―

2

―

当社に対して広告取次のサービス

当社が賃借建物の一部を転貸

 

ヒサミツ ユーエス
インコーポレイテッド

米国・
デラウエア州

米ドル
10

医薬品事業

100

1

―

―

―

―

※3

ヒサミツ アメリカ
インコーポレイテッド

米国・ニュージャージー州

千米ドル
3,000

医薬品事業

100

(100)

1

―

―

当社が製品を供給

―

※3

ノーベン
ファーマシューティカルス

米国・
フロリダ州

米ドル
10

医薬品事業

100

(100)

―

2

―

当社が開発業務を委託

当社が製品の一部を供給

当社に対して原材料の一部を供給

―

※3

ヒサミツ 
ファルマセウティカ ド
ブラジル リミターダ

ブラジル
マナウス

百万レアル

15

医薬品事業

100

―

2

―

当社が製品・商品・原材料の一部を供給

―

※3

ヒサミツ ユーケー
リミテッド

イギリス
ロンドン

千ポンド
120

医薬品事業

100

―

1

―

当社が開発業務を委託

―

 

ヒサミツ イタリア
S.r.l.

イタリア
ミラノ

ユーロ
10,000

医薬品事業

100

―

2

―

当社が開発業務を委託

―

 

ヒサミツ ベトナム
ファーマシューティカル
カンパニーリミテッド

ベトナム
ビエンホア

百万ドン
258,775

医薬品事業

100

―

3

―

当社が商品・原材料の一部を供給

当社に対して製品・商品の一部を供給

―

※3

久光製薬技術諮詢(北京)
有限公司

中国
北京

千中国元
1,206

医薬品事業

100

1

3

―

当社が医薬マーケティング業務を委託

―

 

久光製葯(中国)有限公司

中国

蘇州

千中国元

59,625

医薬品事業

100

1

3

運転資金等

の貸付

当社が製品・商品を供給

―

※3

久光製藥(香港)有限公司

香港

九龍

千香港ドル

731

医薬品事業

100

―

2

―

当社が製品・商品を供給

―

 

ヒサミツ ファーマシュー
ティカル マレーシア
Sdn.Bhd.

マレーシア・ク
アラルンプール

千リンギット

1,000

医薬品事業

100

―

2

運転資金等

の貸付

当社が製品・商品を供給

―

 

P.T.ヒサミツ ファルマ
インドネシア

インドネシア
スラバヤ

百万ルピア

32,518

医薬品事業

75

1

2

運転資金等

の貸付

当社が商品・原材料の一部を供給

当社に対して製品・商品の一部を供給

―

 

その他1社

―

―

―

―

―

―

―

―

―

 

 

 

名称

住所

資本金
又は
出資金

主要な
事業の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

摘要

役員の兼任等

当社による
資金援助

営業上の取引

その他

当社
役員
(名)

当社
社員
(名)

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久光-サノフィ㈱

東京都
新宿区

百万円
250

医薬品事業

49.0

1

3

―

当社に対して商品の一部を供給

―

 

祐徳薬品工業㈱

佐賀県
鹿島市

百万円
100

医薬品事業

15.0

2

―

―

当社が製品の一部を供給
当社に対して商品の一部を供給

―

 

丸東産業㈱

福岡県
小郡市

百万円
1,807

その他

39.8

―

2

―

当社に対して原材料の一部を供給

―

※4

 

(注) 1 主要な事業内容欄には、事業部門の名称を記載しています。

2 連結財務諸表に重要な影響を与えている債務超過の状況にある会社はありません。

※3 特定子会社です。

※4 有価証券報告書の提出会社です。

5 「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有です。

6 連結子会社のうち、ノーベン ファーマシューティカルス、ヒサミツ アメリカ インコーポレイテッドについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えており、その主要な損益情報等は以下のとおりです。なお、ノーベン ファーマシューティカルスは連結ベースで決算を行っており、以下の主要な損益情報等も連結ベースです。

 

ノーベン
 ファーマシューティカルス

ヒサミツ アメリカ
インコーポレイテッド

売上高

22,862百万円

23,450百万円

経常利益

714百万円

661百万円

当期純利益

733百万円

507百万円

純資産額

30,146百万円

6,441百万円

総資産額

47,818百万円

14,419百万円