2025.12.09更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

便潜血検査(FIT)、LAMP法、尿検査、ラテックス試薬で「だれでも・どこでも・いつでも」検査を可能にし、がん・感染症・ヘルスケアの現場課題を解く“技術の会社”。肺がんマルチCDx「MINtS」や郵送検診対応の新採便容器など、現実の医療ニーズから生まれた具体解でトップラインと社会価値を同時に伸ばす。

目指す経営指標

・2027年度:売上高469億円、営業利益率12.6%、ROE9.3%、ROIC8.1%
・2025–2027年度:総還元性向50%以上
・2030年:CO₂(Scope1+2)56%削減(21年度比)、Scope3 25%削減(22年度比)
・大腸がん検診展開国:2027年61カ国・2030年67カ国 ・主要取引先CSR調査実施率:継続100%

用語解説

■FIT(便潜血検査)
大腸からのわずかな出血を便中で調べる検査で、大腸がんやポリープの早期発見に役立ちます。検体採取が簡単で、検診に広く使われています。

■LAMP法
一定温度でDNAを増やす遺伝子検査技術で、装置が小型で時間も短く、現場での迅速な検査に向いています。

■TB-LAMP
結核(Tuberculosis)を対象にLAMP法で菌の有無を調べる検査で、電力や設備が限られる地域でも使いやすいのが特徴です。

■マルチCDx
一つの検体から複数の遺伝子変異やバイオマーカーを同時に解析し、最適な治療薬の選択(コンパニオン診断)を支援する仕組みを指します。

■MINtS
同社が提供する肺がん領域のマルチCDxで、少量の検体から複数項目を一括で調べ、治療方針の判断を助けます。

■ラテックス試薬
微小なラテックス粒子に抗体などを結合させ、反応の強さで炎症や感染の有無を測る免疫検査用の試薬です。

■CRP/SAA
体内の炎症反応を反映するタンパク質で、感染症や組織損傷の程度を把握する指標として免疫検査に用いられます。

■郵送検診対応の採便容器
自宅で便を採取し、密閉・安定化して郵送できる容器で、受診機会を広げ検診参加率の向上に寄与します。

■POCT(Point of Care Testing)
病院の病棟や外来、診療所など患者の近くでその場で結果が出る検査の総称で、迅速な診断・治療につながります。

■データインテグリティ
検査や製造のデータが「完全・一貫・改ざんなし」であることを確保する考え方で、品質と信頼性の土台を成します。

■スマートファクトリー
IoTやソフトウエアで工程や設備をつなぎ、品質・原価・需給の精度を高めるデジタル化された工場運営を指します。

■CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)
在庫購入から販売・回収までに資金が回って戻るまでの日数で、短縮するほど手元資金の効率が高まります。

■免疫チェックポイント阻害薬
がん細胞にブレーキをかける免疫の「抑制スイッチ」を外し、患者自身の免疫力でがんを攻撃しやすくする治療薬です。

■Challenges to Innovation
同社が掲げるスローガンで、「現状に挑み続ける姿勢で新しい価値を生む」という意思を端的に表した言葉です。

■Positive Culture
挑戦を歓迎し、失敗から学ぶことを良しとする風土づくりを意味し、社員が安心して新しい取り組みに踏み出せる状態を指します。

■Eiken Value
同社が大切にする価値観や行動指針の総称で、製品・サービスづくりや日々の意思決定の拠り所となります。

■Valuable Experience
顧客・社会にとって価値の高い体験を提供し、社員自身もその実現を通じて誇れる経験を積み重ねるという同社の考え方です。
2025年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

1939年2月

 

興亜化学工業株式会社(東京都葛飾区本田町133番地)を資本金5万円をもって創立し家畜臓器を原料とする栄養食品の製造販売開始。

1940年8月

株式会社興亜栄養化学研究所と社名変更。

1941年4月

臓器系医薬品の製造販売を開始する目的で医薬品製造業者、薬種商の免許取得。

1943年5月

第三者割当によって田辺製薬㈱が資本参加。

1946年4月

日本栄養化学株式会社と社名変更。

1950年4月

SS寒天培地(赤痢菌等の検索)の製品化に成功し、わが国の防疫、公衆衛生の普及、発展に貢献。

1961年5月

臨床検査薬部門を開設し、臨床検査薬の研究開発開始。

1965年9月

野木工場(栃木県野木町)第1期工事が完成し生産開始。

1969年2月

創立30周年記念に当たり、栄研化学株式会社と社名変更。

1975年2月

王子事業所(東京都北区)が完成し業務開始。

1979年6月

東金工場(千葉県東金市)が完成し生産開始。

1980年8月

本社新社屋(東京都文京区)が完成し業務開始。

1984年4月

那須工場(栃木県大田原市)第1期工事が完成し生産開始。

1987年3月

那須工場第2期工事が完成し生産開始。

1987年12月

栄研器材株式会社に資本参加。

1989年6月

野木工場第8工場(免疫血清製剤工場)が完成し生産開始。

1990年1月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

1990年5月

東京事業所(東京都墨田区)開設。

1991年9月

株式会社栄研ミリオンスタッフを設立。

1992年6月

生物化学研究所(栃木県野木町)が完成し業務開始。

1996年9月

那須工場第2工場第1期工事が完成し生産開始。

2001年9月

株式会社栄研ロジスティクスサービスを設立。

2002年3月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2004年2月

物流管理センター(栃木県野木町)が完成し業務開始。

2004年9月

栄研生物科技(上海)有限公司を設立。

2006年8月

栄研生物科技(上海)有限公司の工場が竣工。

2006年10月

株式会社栄研ミリオンスタッフが株式会社栄研ロジスティクスサービスを吸収合併。

2007年4月

栄研器材株式会社を吸収合併。

2008年7月

本社移転及び東京都内3事業所の統合。(東京都台東区)

2009年7月

野木工場粉末培地工場が完成し生産開始。

2012年2月

野木事業所オペレーションマネージメントセンター(事務棟・製造棟)が完成し業務開始。

2012年3月

王子事業所を閉鎖し、主に野木事業所へ集約。

2012年4月

栄研生物科技(上海)有限公司について、社名を栄研生物科技(中国)有限公司に変更。

2012年6月

東金事業所を閉鎖し、野木事業所へ生産移管。

2014年3月

株式会社栄研ミリオンスタッフを解散。

2014年4月

欧州支店(オランダ・アムステルダム)を開設。

2017年4月

那須工場第2工場の増改築を実施し、稼動開始。

2017年9月

野木工場新製造棟で尿試験紙の生産ライン稼動開始。

2020年9月

新型コロナウイルス検出試薬の安定的供給体制を整備。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。

2022年10月

新研究棟(栃木県野木町)が完成し、既存研究棟と合わせ『総合研究センター』として業務開始。

2023年11月

EIKEN MEDICAL AMERICA INC.(デラウェア州)を設立。

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は

出資金

(百万円)

主要な

事業の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

役員の兼任等

当社

役員

(名)

当社

従業員

(名)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

栄研生物科技(中国)有限公司

中国上海市

1,316

検査薬の

製造販売

100

EIKEN MEDICAL AMERICA INC.

米国テキサス州

72

検査薬の販売

100

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

ナノティス株式会社

東京都渋谷区

100

検査機器・試薬の開発

24.5

 

(注) 栄研生物科技(中国)有限公司は特定子会社に該当します。