2026.08.26更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書 2026

サマリ

小林製薬は「小さな池の大きな魚」というニッチ戦略を掲げ、年間3万件以上のアイデアから「あったらいいな」を形にする製品開発を強みとしています。紅麹事案の反省を受け、独立した品質安全保証本部の設置やガバナンスの抜本改革を断行。全社的な組織風土改革を推進しつつ、2035年ビジョン「連結売上高3,000億円」の実現に向けて「これがないと困る」新しい生活習慣の創造とグローバル展開に挑戦しています。

目指す経営指標

・2028年12月期 連結売上高 1,880億円
・2028年12月期 営業利益 220億円(営業利益率 11.7%)
・2028年12月期 EBITDA 315億円
・2028年12月期 ROE 10%
・2028年12月期 国内事業売上高 1,315億円
・2028年12月期 国際事業売上高 560億円
・2035年度 連結売上高 3,000億円
・2030年までにScope1,2 GHG排出量を51%削減(2018年比)
・2030年までにScope3 GHG排出量を15%削減(2018年比)
・2030年までに売上高当たりの化石資源由来のバージンプラスチック使用量を2020年比で33%削減
・2030年までにRSPO認証油に100%切り替え(国内対象工場)

用語解説

■あったらいいなをカタチにする
お客様自身も気づいていない潜在的な「お困りごと」を発見し、確かな品質の製品・サービスとして具現化して社会に貢献し続けるという想いを込めた小林製薬のコーポレートスローガンです。

■「小さな池の大きな魚」戦略
競合が少ない小さな市場(ニッチ市場)において圧倒的な高いシェアを獲得し、高い利益率を実現することを目指す小林製薬独自の事業戦略です。

■ありたい風土
全従業員を巻き込んだ対話を通じて策定された小林製薬が目指す組織風土の道標であり、「お客様を第一に考える風土」や「攻守両面の挑戦を共に実行する風土」など6つの項目で構成されています。

■風土しゃべりば
小林製薬の組織風土改革において、全従業員が「残したいこと」や「変えたいこと」を本音で話し合い、新たな「ありたい風土」と「行動規範」を策定するために実施された少人数対話型のワークショップです。

■アイデア提案制度
1982年から40年以上続く小林製薬の取り組みで、職種や社歴を問わず全従業員が新製品や業務改善のアイデアを提案する全従業員参加型経営の具体策です。

■彩都ものづくりラボ
研究開発本部、製造本部、品質安全保証本部の機能を一箇所に集約し、組織の縦割りを排してタイムリーに「共創」によるイノベーションを創出するための新たなものづくり中核拠点です。

■声サーベイ
従来の従業員意識調査とコンプライアンス意識調査を統合し、従業員のエンゲージメント状態や組織課題を可視化して経営改善につなげるための調査・分析手法です。

■グローバルブランドマネージャー(GBM)
各国の個別最適からグローバル最適への転換を図るため、開発や戦略に「横串」を通し、グローバルブランドの製品仕様共通化や品質基準の標準化を主導する司令塔となる役職です。

■品質安全専門委員会
ものづくりに直接関わる部門をはじめ多様な部門の責任者が参加し、法規制の枠にとらわれず事実とデータに基づいて製品の品質と安全に関する予防的・本質的な議論を毎週行う会議体です。

■インターナルコミュニケーショングループ(ICG)
経営層と現場の双方向コミュニケーションを推進し、信頼関係の構築や協調的な組織風土への変革を組織基盤として支援・主導する専門組織です。
2025年12月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

 当社の前身は、1886年2月に小林忠兵衛が名古屋市中区に創業した、雑貨・化粧品店の合名会社小林盛大堂であります。その後同社は、1888年に医薬品卸業界に参入しております。

年月

概要

1919年 8月

合名会社小林盛大堂と合資会社小林大薬房を合併改組し、株式会社小林大薬房を設立、本店を大阪市西区に置く

1940年11月

製剤部門を分離、小林製薬株式会社を設立

1956年 4月

小林製薬株式会社を合併

 5月

商号を小林製薬株式会社に変更

11月

本社を大阪市東区(現在の中央区)に移転

1967年 3月

外用消炎鎮痛薬「アンメルツ」を全国発売し、家庭用品製造販売事業の基盤確立

1969年 6月

水洗トイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」を発売し、日用雑貨分野へ新規参入

1972年 6月

医療関連事業に参入するため米国のC.R.Bard,Inc.と提携、株式会社日本メディコ(現 株式会社メディコン)を設立

1975年 5月

芳香剤「サワデー」を発売し、芳香・消臭剤市場へ本格的に参入

1982年 3月

製造強化のため、富山小林製薬株式会社を設立

1988年 6月

衛生雑貨品の製品ラインを強化するため、株式会社エンゼル(現 愛媛小林製薬株式会社)を子会社化

1992年10月

医療関連事業拡大のため、小林メディカル事業部を設置

11月

製造強化のため、仙台小林製薬株式会社を設立

1996年 2月

整形外科市場での基盤強化のため、Medtronic Sofamor Danek,Inc.との合弁会社小林ソファモアダネック株式会社を設立

1998年 9月

アジア地域の製造・販売拠点として、上海小林友誼日化有限公司を設立

 9月

米国の製造・販売拠点として、Kobayashi Healthcare,LLCを設立

1999年 4月

大阪証券取引所市場第二部に上場

2000年 8月

東京証券取引所市場第一部に上場、大阪証券取引所市場第一部に指定

 9月

中央研究所を新築移転

10月

卸事業を分社化するため、株式会社コバショウを設立

2001年 6月

カイロ事業への新規参入のため、桐灰化学株式会社を子会社化

 8月

英国の販売拠点として、Kobayashi Healthcare Europe,Ltd.を設立

2002年 4月

小林ソファモアダネック株式会社の株式を売却し、合弁契約を解消

12月

日立造船株式会社(現 カナデビア株式会社)から健康食品事業(杜仲茶)の営業権を譲り受ける

2005年 3月

小林コーム株式会社の株式を100%取得、Combe International Ltd.の有する日本における商標権を譲り受ける

 7月

井藤漢方製薬株式会社と業務資本提携

12月

小林コーム株式会社を吸収合併

2006年11月

メーカー機能を強化するため、eVent Medical,Ltd.を子会社化
米国事業を強化するため、Heat Max,Inc.を子会社化

2008年 1月

株式会社コバショウの株式と株式会社メディセオ・パルタックホールディングス(現 株式会社メディパルホールディングス)の株式を株式交換

10月

カイロの製造を一元管理するため、桐灰化学株式会社の会社分割により、桐灰小林製薬株式会社を設立

2009年 4月

2010年 4月

 

2012年 4月

 

 5月

 

2013年 5月

 9月

2015年11月

 

井藤漢方製薬株式会社との業務資本提携を解消

医療機器業界を取り巻く市場環境が激変する中、競争力を高めるため、当社の医療機器事業部門の小林メディカルカンパニーを会社分割し、小林メディカル株式会社を設立

効率的な生産体制の構築を目的に、今後拡大する中国での需要に対応するため、合肥小林日用品有限公司を設立

医療機器市場においてさらなる成長を目指すため、小林メディカル株式会社の株式の80%を三菱商事株式会社に譲渡(同社は2012年11月1日付で日本メディカルネクスト株式会社に社名変更)

日本メディカルネクスト株式会社の全株式を三菱商事株式会社に譲渡

スキンケア事業を強化するため、ジュジュ化粧品株式会社を子会社化

Bard International,Inc.と合弁関係を解消し株式会社メディコンの全株式を株式会社メディコンに譲渡

 

 

年月

概要

2016年 9月

 

2018年 4月

 

 6月

 

 7月

2019年 5月

2020年10月

 

2022年 4月

 

2023年10月

 

2024年 1月

 

2025年12月

米国での一般用医薬品強化のため、Berlin Industries,Inc.及びその子会社のPerfecta Products,Inc.を子会社化

中国での現地グループ会社の経営管理強化と資金需要への機動的な対応のため、統括会社として小林製薬(中国)有限公司を設立
中国での一般用医薬品強化のため、江蘇中丹製薬有限公司を子会社化、会社名を江蘇小林製薬有限公司に変更

スキンケア事業を強化するため、株式会社True Natureを子会社化

ヘルスケア事業を強化するため、株式会社梅丹本舗を子会社化

北米における一般用医薬品ビジネスの展開・拡大のため、Alva-Amco Pharmacal Companies,Inc.を子会社化、会社名をAlva-Amco Pharmacal Companies,LLCに変更

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

北米におけるサプリメント及び一般医薬品の展開・拡大を目的として、Focus Consumer Healthcare,LLCを子会社化

東南アジア地域での日用品の安定供給を目的として、タイ王国に製造拠点KOBAYASHI Pharmaceutical Manufacturing(Thailand)Co.,Ltd.を設立

株式会社梅丹本舗を吸収合併

関係会社

4【関係会社の状況】

会社名

住所

資本金

(百万円)

主要な

事業の内容

議決権の所有割合

(%)

関係内容

役員の兼任

資金援助

営業上の取引

設備の賃貸借

業務提携等

連結子会社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

富山小林製薬㈱

富山県富山市

100

医薬品、芳香・消臭剤等の製造

100.0

有り

有り

当社製品の製造

土地及び建物の賃貸

-

仙台小林製薬㈱

宮城県黒川郡大和町

200

医薬品、芳香・消臭剤等の製造

100.0

有り

有り

当社製品の製造

土地及び建物の賃貸

-

愛媛小林製薬㈱

愛媛県新居浜市

77

衛生用品、紙用品の製造

100.0

有り

有り

当社製品の製造

-

-

桐灰小林製薬㈱

兵庫県三田市

49

カイロ等の製造

100.0

有り

有り

当社製品の製造

-

-

アロエ製薬㈱

静岡県島田市

40

医薬品、医薬部外品、化粧品の製造

100.0

有り

有り

当社製品の製造

-

-

小林製薬プラックス㈱

富山県富山市

95

合成樹脂加工品の製造

100.0

有り

有り

当社材料及び製品の製造

-

-

エスピー・プランニング㈱

大阪市中央区

10

ディスプレイ、模型等の制作等

100.0

有り

-

当社販促用品の製作

-

-

㈱アーチャー新社

東京都中央区

10

広告企画制作

100.0

有り

有り

当社広告企画及び市場調査

-

-

すえひろ産業㈱

大阪市中央区

15

日用雑貨品等の小売販売、不動産管理

100.0

-

-

当社製品の販売及び不動産管理

土地及び建物の賃貸

-

小林製薬物流㈱

大阪市中央区

10

荷造り、梱包、詰め合わせ業等

100.0

-

-

当社製・商品の保管配送

-

-

小林製薬バリューサポート㈱

大阪市中央区

10

日用雑貨品等の販売

100.0

有り

-

当社製品の販売

-

-

Kobayashi Healthcare,LLC

アメリカ合衆国

ジョージア州

米ドル

-

日用雑貨品の販売

100.0

(100.0)

-

-

当社製品の販売

-

-

Kobayashi Healthcare Europe,Ltd.

英国

ロンドン市

英ポンド

14,081

日用雑貨品等の販売

100.0

-

-

当社製品の販売

-

-

合肥小林日用品有限公司

中国

合肥市

中国元

232,661,780

日用雑貨品等の製造

100.0

(100.0)

-

有り

当社製品の製造

-

-

合肥小林薬業有限公司

中国

合肥市

中国元

46,799,591

漢方製剤品の製造

90.0

-

-

当社原材料の製造

-

-

小林製薬(香港)有限公司

中国

香港

香港ドル

1,570,000

日用雑貨品等の販売

100.0

-

-

当社製品の販売

-

-

小林製薬(中国)有限公司

中国

上海市

中国元

560,394,743

日用雑貨品等の販売、中国現地法人の統括

100.0

有り

-

当社製品の販売

-

-

江蘇小林製薬有限公司

中国

泰輿市

中国元

50,000,000

医薬品等の製造

100.0

(100.0)

有り

-

当社製品の販売

-

-

Kobayashi Pharmaceutical (Singapore)

Pte.Ltd.

シンガポール共和国

シンガポール

シンガポールドル

300,000

日用雑貨品等の販売

100.0

-

-

当社製品の販売

-

-

台湾小林薬業股分有限公司

中華民国

台北市

新台湾ドル

8,000,000

日用雑貨品等の販売

100.0

(100.0)

-

-

-

-

-

Kobayashi Healthcare (Malaysia)

Sdn.Bhd.

マレーシア

クアラルンプール市

マレーシア

リンギット

1,000,000

日用雑貨品等の販売

100.0

(100.0)

-

-

-

-

-

 

 

会社名

住所

資本金

(百万円)

主要な

事業の内容

議決権の所有割合

(%)

関係内容

役員の兼任

資金援助

営業上の取引

設備の賃貸借

業務提携等

PT.Kobayashi Pharmaceutical Indonesia

インドネシア共和国

バンテン州

千インドネシアルピア

2,272,500

日用雑貨品等の販売

95.0

(95.0)

-

-

-

-

-

Kobayashi Healthcare Australia Pty.,Ltd.

オーストラリア連邦

メルボルン市

オーストラリアドル

864,000

日用雑貨品等の販売

100.0

(100.0)

-

-

-

-

-

Kobayashi Healthcare

(Thailand)

Co.,Ltd.

タイ

バンコク市

タイバーツ

100,000,000

日用雑貨品等の販売

100.0

(100.0)

-

-

-

-

-

KOBAYASHI Pharmaceutical Manufacturing (Thailand) Co.,Ltd.

タイ

バンコク市

タイバーツ

694,600,000

医療機器等の製造

100.0

(0.0)

-

有り

-

-

-

Kobayashi Healthcare International,Inc.

アメリカ合衆国

ジョージア州

米ドル

6,200

米国現地法人の統括

100.0

-

有り

-

-

-

Kobayashi Consumer Products,LLC

アメリカ合衆国

ジョージア州

米ドル

-

カイロ等の販売

100.0

(100.0)

-

-

-

-

-

Kobayashi America Manufacturing,LLC

アメリカ合衆国

ジョージア州

米ドル

-

カイロ等の製造

100.0

(100.0)

-

-

当社製品の販売

-

-

Mediheat,Inc.

アメリカ合衆国

ジョージア州

米ドル

10

カイロ等の販売

100.0

(100.0)

-

-

-

-

-

Berlin Industries,Inc.

アメリカ合衆国

ジョージア州

米ドル

1

資産管理

100.0

(100.0)

-

-

-

-

-

Perfecta Products,Inc.

アメリカ合衆国

ジョージア州

米ドル

500

医薬品等の販売

100.0

(100.0)

-

-

-

-

-

Alva-Amco Pharmacal Companies,LLC

アメリカ合衆国

イリノイ州

米ドル

5,000

医薬品等の販売

100.0

(100.0)

-

-

-

-

-

Focus Consumer Healthcare,LLC

アメリカ合衆国

テネシー州

米ドル

17,936,683

医薬品、サプリメント等の販売

100.0

(100.0)

-

-

-

-

-

 (注)1.特定子会社は、富山小林製薬㈱、仙台小林製薬㈱、Kobayashi Healthcare,LLC、合肥小林日用品有限公司、合肥小林薬業有限公司、小林製薬(中国)有限公司、江蘇小林製薬有限公司、Focus Consumer Healthcare,LLC、KOBAYASHI Pharmaceutical Manufacturing(Thailand)Co.,Ltd.であります。

2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

3.「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有割合であります。

4.当社の連結子会社でありました㈱True Nature、小林製薬グローバルイーコマース㈱は、2025年11月1日付で清算が結了したため、連結の範囲から除外しております。

5.当社の連結子会社でありました㈱梅丹本舗は、2025年12月31日付で当社へ吸収合併されたため、連結の範囲から除外しております。