2026.02.02更新

用語解説

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 出光統合レポート2025
■ 人が中心の経営
出光興産が創業以来大事にしている考え方で、「人をコストではなく可能性の源泉とみなす経営」を指します。短期利益よりも、人を育てること、現場の判断や挑戦を尊重することを重んじ、長期的な事業成長につなげようとする姿勢を表す言葉です。

■ 人間尊重
出光興産の企業理念の核となる価値観で、「一人ひとりの社員や取引先、地域の人々を尊重し、信頼関係を最優先する」という考え方です。単に福利厚生や制度の話ではなく、困難な局面でも人を信じて任せる、長期取引を重んじるといった経営判断の軸になっています。

■ 責任ある変革者
2030年ビジョンとして掲げている言葉で、「変化を待つ側ではなく、自ら責任を負って変革を起こす存在になる」という意思を表します。エネルギー転換や脱炭素のように答えが決まっていないテーマに対して、リスクを取って挑戦する社員・組織であろうとする姿勢を込めています。

■ 変革をカタチに
2050年ビジョンのスローガンで、掲げた理想や計画を単なるスローガンで終わらせず、「実際の事業・設備・サービスとして形にする」という意味です。CNXセンターや新燃料、リサイクル事業など、投資と社会実装を伴う長期プロジェクトをやり抜く決意を示しています。

■ CNXセンター化構想
既存の製油所・事業所を、化石由来燃料だけをつくる拠点から「カーボンニュートラル燃料や製品の供給拠点」へと作り替える構想です。各コンビナートの立地や需要に応じて、水素・アンモニア・合成燃料などの新しいサプライチェーンを組み込み、地域全体のカーボンニュートラル化に貢献することを狙っています。

■ 一歩先のエネルギー
出光興産が重点事業領域として位置づけるコンセプトで、合成燃料、アンモニア、SAFなど「既存の化石燃料よりも地球環境への負荷が小さいエネルギー群」を指します。エネルギーの安定供給を維持しつつ、次世代燃料を商用レベルまで引き上げていく取り組み全体を、この言葉でまとめています。

■ 多様な省資源・資源循環ソリューション
高機能マテリアルや使用済みプラスチックのリサイクルなど、資源使用量を減らしたり、循環させたりするための製品・サービス群を指す社内の呼び名です。産業向け素材だけでなく、一般消費財に使われる材料も対象とし、「資源をできるだけ捨てない社会」を支えるビジネス領域として位置づけられています。

■ スマートよろずや
全国のサービスステーションを、単なる給油所から「地域の生活支援基地」へ進化させる構想を表す言葉です。燃料供給に加え、カーケア、モビリティサービス、生活関連サービスなど、その地域のニーズに応じて機能を増やし、「何でも相談できる拠点=よろずや」を現代版にアップデートするイメージです。

■ apollostation
出光興産が展開するサービスステーションのブランド名で、給油だけでなくカーケアや暮らしのサポート機能を備えた拠点として位置づけられています。「スマートよろずや」構想の主役となる存在で、各地域のニーズに合わせて店舗の役割を柔軟に変えていく前提のブランドです。

■ 日章丸事件
1953年に出光興産のタンカー「日章丸」が、国際的な対立の中でイランから原油を直接輸入した出来事を指します。国際メジャーに依存しない原油調達に挑んだ象徴的なエピソードで、日本のエネルギー自立に貢献した同社の「挑戦する姿勢」を語る際によく引用されます。

■ 有機ELテレビ向け純青色発光材料
有機ELディスプレイに使われる、青色の光を出す有機材料の一種で、出光興産が開発・特許取得した高性能材料を指します。高輝度・長寿命の青色発光を実現することが難しい中で、同社は素材開発の強みを活かし、テレビ向けディスプレイ市場で重要な部材を供給しています。

■ ブルーアンモニア
製造過程で発生するCO₂を回収・貯留するなどして、排出量を抑えた「低炭素なアンモニア」のことです。既存の火力発電などに混焼して使うことで、設備を大きく変えずに発電時のCO₂排出量を減らせるため、出光興産は調達・供給体制の構築を進めています。

■ e-メタノール
再生可能エネルギー由来の水素と回収したCO₂から合成されるメタノールで、「電気(electricity)」を由来とすることからe-メタノールと呼ばれます。出光興産は国内外のプロジェクトに参画し、船舶燃料などへの活用を視野に、合成燃料ビジネスの柱の一つとして検討しています。

■ SAF
「Sustainable Aviation Fuel(持続可能な航空燃料)」の略で、廃食油や植物油、合成燃料などからつくられるジェット燃料です。出光興産は千葉や徳山の事業所でSAFの製造体制整備を進め、航空業界のCO₂削減ニーズに応えることを目指しています。

■ リチウム固体電解質
次世代の全固体電池に使われる、リチウムイオンが移動する固体の電解質材料を指します。出光興産は硫化リチウムを中間原料とした固体電解質の量産技術を開発しており、自動車メーカーとの協業を通じて電動車向けの高性能電池の実用化を狙っています。

■ 出光エンゲージメントインデックス
出光興産が独自に設定している非財務KPIの一つで、社員の会社への愛着ややりがい、成長実感などを総合的に示す指標です。従業員アンケートの結果などをもとに算出され、80%以上を目標値として、働きがいの向上や人材マネジメントの成果を測る物差しとして使われています。

■ Carbon Intensity(CI値)
販売するエネルギー1単位あたりのCO₂排出量を表す指標で、出光興産ではScope1〜3の排出削減の進み具合を測る重要なKPIとして位置づけています。「一歩先のエネルギー」を広げることでCI値を下げ、より排出量の少ないエネルギー構成へ切り替えていくことを目指しています。

■ カーボンニュートラルソリューション
削減・回収・代替といった手段を通じて温室効果ガス排出量を実質ゼロに近づけるための製品・サービスの総称として、出光興産が用いる言葉です。新燃料、再生可能エネルギー、高機能マテリアル、リサイクルなどを組み合わせ、顧客や社会全体の排出削減に貢献するビジネス群を指します。