リスク
3 【事業等のリスク】
文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 市場環境の変化による影響
当社グループを取り巻く経営環境は一層厳しさを増しております。競争の激化や市場構造の大幅な変化などにより影響を及ぼす可能性があります。
(2) 法令・制度等の変更
当社グループは、事業の運営等に際し、建設業法等の関係法令等による規制を受けております。当社グループはこれらの関係法令等を遵守した事業運営を行っており、現時点では事業運営に大きく支障をきたすような法的規制はありませんが、これらの規制が強化された場合には、今後の事業戦略に影響する可能性があります。
(3) 海外での事業活動について
当社グループの海外関係会社は、事業活動を主にアジアの新興国で展開しております。そのため、予期しない政治状況の激変や法制度の変更、さらに地政学的なリスクが内在しております。
配当政策
3 【配当政策】
当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題として捉えており、安定的な配当水準を維持することを基本としながら、健全な財務体質を維持することに注力しています。
株主の皆様への利益還元につきましては、「安定的株主還元向上」を基本として、自己株式取得と合わせて総還元性向50%以上を目標に総合的な株主還元充実に努めてまいります。
内部留保した資金は、新製品・新技術の開発投資や効率化・省力化等の設備投資、M&Aの原資の一部とし、長期的な視点による投資効率を考えて活用してまいります。
(1)当期末の配当
当事業年度の配当金につきましては、2025年6月27日開催予定の定時株主総会で、期末配当19円(中間配当19円実施済)を決議する予定であります。
(注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
(2)次期の配当
当社は、2025年10月20日をもちまして、会社創立100周年を迎えます。株主の皆さまの長年にわたるご支援に感謝の意を表し、中間配当において1株当たり3円、期末配当において1株当たり3円、合計1株当たり6円の会社創立100周年記念配当を予定しております。これにより次期の年間配当金は当期より6円増配の44円を予定しております。