2026.05.18更新
ストーリー・沿革
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
統合報告書2025
サマリ
黒崎播磨は、鉄鋼業を支える耐火物を主力とする総合セラミックス企業です。100年超で培った「熱を操る技術」を軸に、ファーネス事業とセラミックス事業も展開しています。脱炭素化で高級鋼や高機能耐火物の需要が高まる中、同社の技術力が新たな成長機会になっています。
過去
1919年創業。安川松本商店の松本健次郎と八幡製鉄所炉材技術出身の高良淳を中心に始まりました。創業当初は八幡工場を拠点に、鉄鋼向け耐火物を担いました。
創業期は、鉄鋼業を支える耐火物づくりから出発しました。基盤形成期には、製鋼用平炉天井、コークス炉、熱風炉向け珪石れんがを生産しました。その後、八幡製鐵の資本参加や炉材工場譲受を経て、鉄鋼向けの技術基盤...
現在
現在は、耐火物事業、ファーネス事業、セラミックス事業の3本柱で展開しています。顧客の現場に合わせた製品設計とサービスが強みです。
耐火物事業は、鉄鋼向けを主力に、セメントを含む非鉄向けにも製品を販売しています。海外では、国内外製造拠点の連携とアライアンスパートナー企業との協力で供給網を築いています。ファーネス事業は、耐火物整備・...
未来
脱炭素化を好機と捉え、高機能・高付加価値製品を伸ばします。インド、米州、東南アジアなど成長市場の需要を取り込みます。
鉄鋼メーカーの脱炭素化で、電磁鋼板や高張力鋼板など高級鋼の需要が高まっています。同社は、水素還元や電炉移行に対応する耐火物を成長機会と見ています。インドでは鉄鋼用耐火物のフルメニュー体制を活用します。...
目指す経営指標
・2025年度までに連結売上高1,800億円
・2025年度までに連結経常利益150億円
・2025年度までにROS8.3%以上
・2025年度までにROIC9.0%以上
・2025年度までに設備投資額350億円(意思決定ベース)
・2030年度までにCO2排出量を2013年度比50%削減
・2050年度に実質的カーボンニュートラル
・2025年度までに連結経常利益150億円
・2025年度までにROS8.3%以上
・2025年度までにROIC9.0%以上
・2025年度までに設備投資額350億円(意思決定ベース)
・2030年度までにCO2排出量を2013年度比50%削減
・2050年度に実質的カーボンニュートラル
トップメッセージの要約
高機能・高付加価値製品
KMS活動
縁の下の力持ち
地産地消
クロサキハリマカレッジ
KMS活動
縁の下の力持ち
地産地消
クロサキハリマカレッジ
代表取締役社長の江川和宏は、社会の脱炭素化を「好機」と捉えています。高級鋼や電炉への移行で、同社の専門性が発揮できると見ています。製造現場では「KMS活動」を重視し、役員層も現場の発表会に参加していま...
用語解説
■KMS活動(クロサキハリマ・モノヅクリ・システム)
黒崎播磨の製造現場で続けている現場改善活動です。各工場のサークルが、安全、品質、作業効率の改善に取り組みます。役員層も発表会に参加し、現場と経営が一体で改善を進める点が特徴です。
■K-GenesisX™
黒崎播磨が立ち上げた環境ブランドです。環境価値の高い商品やソリューションをまとめるブランドで、カーボンニュートラルと持続可能な社会の実現を両立させることを狙っています。お客様の製造プロセスの生産性向上、CO2排出量削減、安全・安心の提供、未来技術の実現支援を掲げています。
■NEXCERA®
黒崎播磨の戦略商品の一つで、超低熱膨張材料です。温度が変わっても寸法変化が小さい性質を持つ材料で、精密さが求められる分野での活用が期待されています。統合報告書では、セラミックス事業の戦略商品として紹介されています。
■KROTECT®
黒崎播磨の高機能断熱材です。低熱伝導率、つまり熱を伝えにくい性質と、高い強度を持つことが特徴です。家庭用燃料電池、鉄鋼、工業炉分野などで、省エネ、省スペース、コスト削減に貢献する商品として位置づけられています。
■Dry-Free®シリーズ
乾燥工程を不要にする耐火物シリーズです。通常、不定形耐火物は施工後に乾燥が必要で、長時間の加熱や管理が現場の負担になります。Dry-Free®シリーズはこの工程を省き、工事や補修期間の短縮とCO2排出量の削減に役立ちます。
■REX-ROBO®
溶鋼流量制御用耐火物の交換作業を行うロボットです。米国の販売子会社では、高機能・高付加価値製品と組み合わせたパッケージ販売の強みとして紹介されています。人が行うには負担の大きい耐火物交換作業を支援する技術です。
■材工一体
材料の提供だけでなく、施工や整備まで一体で提案する考え方です。黒崎播磨では、耐火物事業とファーネス事業を組み合わせ、工業炉の設計、施工、整備まで含めて顧客を支える強みとして使われています。
■地産地消
海外事業における基本方針の一つです。現地の需要に対して、現地や近い地域の製造・販売拠点を活用し、素早く供給できる体制を広げる考え方です。黒崎播磨は、グループ会社やアライアンスパートナー企業との連携を深め、海外の耐火物需要を取り込もうとしています。
■クロサキハリマカレッジ
黒崎播磨の独自の社内研修制度です。社員に自己啓発と自己成長の場を提供し、グローバル市場で活躍できる人材の育成につなげる取り組みとして説明されています。
■高炉マッド材(出銑口充填材)
高炉から溶けた鉄を取り出す出口をふさぐために使う材料です。黒崎播磨はブラジルで高品質な高炉マッド材を製造・販売する合弁会社を設立し、南米での現地需要を取り込む体制づくりを進めています。
黒崎播磨の製造現場で続けている現場改善活動です。各工場のサークルが、安全、品質、作業効率の改善に取り組みます。役員層も発表会に参加し、現場と経営が一体で改善を進める点が特徴です。
■K-GenesisX™
黒崎播磨が立ち上げた環境ブランドです。環境価値の高い商品やソリューションをまとめるブランドで、カーボンニュートラルと持続可能な社会の実現を両立させることを狙っています。お客様の製造プロセスの生産性向上、CO2排出量削減、安全・安心の提供、未来技術の実現支援を掲げています。
■NEXCERA®
黒崎播磨の戦略商品の一つで、超低熱膨張材料です。温度が変わっても寸法変化が小さい性質を持つ材料で、精密さが求められる分野での活用が期待されています。統合報告書では、セラミックス事業の戦略商品として紹介されています。
■KROTECT®
黒崎播磨の高機能断熱材です。低熱伝導率、つまり熱を伝えにくい性質と、高い強度を持つことが特徴です。家庭用燃料電池、鉄鋼、工業炉分野などで、省エネ、省スペース、コスト削減に貢献する商品として位置づけられています。
■Dry-Free®シリーズ
乾燥工程を不要にする耐火物シリーズです。通常、不定形耐火物は施工後に乾燥が必要で、長時間の加熱や管理が現場の負担になります。Dry-Free®シリーズはこの工程を省き、工事や補修期間の短縮とCO2排出量の削減に役立ちます。
■REX-ROBO®
溶鋼流量制御用耐火物の交換作業を行うロボットです。米国の販売子会社では、高機能・高付加価値製品と組み合わせたパッケージ販売の強みとして紹介されています。人が行うには負担の大きい耐火物交換作業を支援する技術です。
■材工一体
材料の提供だけでなく、施工や整備まで一体で提案する考え方です。黒崎播磨では、耐火物事業とファーネス事業を組み合わせ、工業炉の設計、施工、整備まで含めて顧客を支える強みとして使われています。
■地産地消
海外事業における基本方針の一つです。現地の需要に対して、現地や近い地域の製造・販売拠点を活用し、素早く供給できる体制を広げる考え方です。黒崎播磨は、グループ会社やアライアンスパートナー企業との連携を深め、海外の耐火物需要を取り込もうとしています。
■クロサキハリマカレッジ
黒崎播磨の独自の社内研修制度です。社員に自己啓発と自己成長の場を提供し、グローバル市場で活躍できる人材の育成につなげる取り組みとして説明されています。
■高炉マッド材(出銑口充填材)
高炉から溶けた鉄を取り出す出口をふさぐために使う材料です。黒崎播磨はブラジルで高品質な高炉マッド材を製造・販売する合弁会社を設立し、南米での現地需要を取り込む体制づくりを進めています。
2025年3月期有価証券報告書より
沿革
2 【沿革】
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1 連結子会社及び持分法適用関連会社の主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しています。
2 議決権の所有(又は被所有)割合欄の(内書)は間接所有です。
3 KROSAKI AMR REFRACTARIOS, S.A.U.、無錫黒崎蘇嘉耐火材料有限公司及び黒崎播磨(上海)企業管理有限公司、TRL ASIA PRIVATE LIMITED、TRL KROSAKI CHINA LIMITEDは特定子会社です。
4 日本製鉄㈱を除きいずれも有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社ではありません。
5 TRL KROSAKI REFRACTORIES LIMITEDについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。
主要な損益情報等