2026.06.22更新
ストーリー・沿革
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
Integrated Report 2025
サマリ
三菱製鋼は、特殊鋼とばねを起点に120年以上成長してきた企業です。「素材から製品までの一貫生産」を強みに、開発・設計する力、モノづくりの力、協創する力を磨いてきました。自動車、建設機械、洋上風力、特殊合金粉末、精密ばね部品などで、時代の変化に応える製品を生み出しています。
過去
創業当初は紡績機械用ばねから始まりました。ばねの国産化を目指し、特殊鋼からばねまで自らつくる事業の原型を築きました。
1904年に東京スプリング製作所として始まりました。当時の日本は、ばねの材料となる特殊鋼を輸入に頼っていました。第一次世界大戦時下で入手が難しくなると、先人は「無いならば自分たちで特殊鋼をつくろう」と...
現在
現在は特殊鋼鋼材、ばね、素形材、機器装置の4事業を展開しています。一貫生産と顧客提案で幅広い産業を支えています。
現在の事業は、国内鋼材と自動車用ばね・スタビライザを基盤にしています。加えて、海外鋼材、商用車・車両用ばね、特殊合金粉末、洋上風力関連、精密ばね部品を戦略事業と位置付けています。自動車用巻ばねやスタビ...
未来
2030年に向けて、戦略事業の比率を高めます。「勝てる領域」に資源を集中し、環境変化に強い収益体質を目指します。
今後は、国内鋼材事業への依存を下げることが重要テーマです。戦略事業の中でも、成長性と収益性を両立できる領域を見極めます。精密ばね部品の高付加価値化、特殊合金粉末の用途拡大、洋上風力関連の大型化対応を進...
目指す経営指標
・2030年のありたい姿として、売上高2,200億円
・2030年度目標として、ROE10%・PBR向上
・2023中期経営計画で、2025年度営業利益110億円、ROE8%
・2030年までに戦略事業の事業構成比率を50%、売上高1,100億円
・2030年度自己資本比率目標40%
・2025年度方針として、配当性向40%、1株当たり下限値80円/年
・2030年度でGHG排出量50%削減目標
・2030年度目標として、ROE10%・PBR向上
・2023中期経営計画で、2025年度営業利益110億円、ROE8%
・2030年までに戦略事業の事業構成比率を50%、売上高1,100億円
・2030年度自己資本比率目標40%
・2025年度方針として、配当性向40%、1株当たり下限値80円/年
・2030年度でGHG排出量50%削減目標
トップメッセージの要約
素材から製品までの一貫生産
お客さま第一
無いならば自分たちで特殊鋼をつくろう
勝てる領域
人材の成長が企業の成長そのものだ
お客さま第一
無いならば自分たちで特殊鋼をつくろう
勝てる領域
人材の成長が企業の成長そのものだ
代表取締役社長執行役員の山口 淳は、先人が築いた「素材から製品までの一貫生産」と「お客さま第一」を成長の土台と捉えています。自身は素形材・ばね事業の営業で事業撤退も経験し、「新たな挑戦を仕掛け続けない...
用語解説
■素材から製品までの一貫生産
三菱製鋼の中核となるビジネスモデルです。素材である「特殊鋼」から、製品である「ばね」などの部品までを一貫して扱うことで、材料と部品の両方を深く理解し、顧客のニーズに合った提案を行える点が強みです。
■特殊鋼
一般的な鋼に特定の性質を持たせた鋼材です。三菱製鋼では、ばねや建設機械部品などに使われる重要な素材として扱われています。強度、耐久性、品質が求められる産業部品を支える基盤となっています。
■ばね
力を受けて変形し、元に戻ろうとする性質を活かした部品です。三菱製鋼では創業期からの主力領域であり、自動車、鉄道車両、トラック、建設機械などに使われています。安全性や乗り心地を支える重要保安部品として位置付けられています。
■自動車用ばね・スタビライザ
三菱製鋼の基盤事業の一つです。自動車の走行安定性、乗り心地、安全性に関わる部品です。車体の動きを支え、揺れを抑えることで、快適で安全なモビリティ社会に貢献しています。
■精密ばね部品
小型で高い精度が求められるばね関連部品です。電子機器や自動車関連部品などで使われます。三菱製鋼では、戦略事業の一つとして位置付け、新分野への拡販や高付加価値化を進めています。
■特殊合金粉末
合金を粉末状にした素材です。三菱製鋼では、スマートモビリティや3Dプリンタ向けなど、さまざまな用途への展開を進めています。戦略事業の一つであり、今後の成長市場に応える素材として扱われています。
■洋上風力関連
洋上風力発電に関わる製品や設備の領域です。三菱製鋼では、大型加工設備を活かし、風車や洋上風車建設時に使われる装置などに対応しています。再生可能エネルギーの普及に貢献する戦略事業の一つです。
■商用車・車両用ばね
トラックや鉄道車両などに使われるばねの領域です。三菱製鋼では、創業初期から車両向け部品を手がけてきた歴史があり、現在は戦略事業の一つとして位置付けています。
■海外鋼材
海外市場で展開する特殊鋼鋼材事業です。三菱製鋼では、ASEANの成長市場を捉えるため、インドネシアのJATIM社などを通じて事業を拡大してきました。国内需要に依存しすぎない収益体質をつくる役割を担っています。
■戦略事業
三菱製鋼が将来の成長を期待する事業群です。海外鋼材、商用車・車両用ばね、特殊合金粉末、洋上風力関連、精密ばね部品などが含まれます。成長市場の需要や社会の変化に応えるため、資源を重点的に投入する領域です。
■基盤事業
三菱製鋼の現在の収益を支える中核事業です。国内鋼材と自動車用ばね・スタビライザが該当します。長年培ってきた顧客基盤や技術を活かし、会社の土台として位置付けられています。
■開発・設計する力
三菱製鋼のビジネスモデルを支える力の一つです。素材と加工の両方のノウハウを活かし、顧客の製品開発の初期段階から課題解決に関わる力を指します。
■モノづくりの力
三菱製鋼が長年積み重ねてきた製造技術と品質を指します。自動車用ばねなどの重要保安部品を担ってきた経験を活かし、顧客が求める性能や品質を形にする力です。
■協創する力
顧客や社会のニーズに応え、ともに価値をつくる力を指します。三菱製鋼では、製品開発の初期段階から顧客の課題に向き合い、素材と加工の両面から最適な提案を行う姿勢を表しています。
■ONE TEAMエンジニアリング
三菱製鋼の価値創造プロセスに登場する考え方です。営業、エンジニア、製造部門などが一体となり、顧客の課題を発見し、開発・設計とモノづくりを結び付けて価値を生み出す取り組みを表しています。
■無いならば自分たちで特殊鋼をつくろう
三菱製鋼の原点を示す言葉です。ばねの材料となる特殊鋼の入手が難しくなった時代に、自ら特殊鋼の生産へ踏み出した姿勢を表しています。失敗を恐れず挑戦する企業文化の象徴として語られています。
■勝てる領域
三菱製鋼が次期中期経営計画で重視する考え方です。戦略事業の中でも、成長性と収益性の両立が見込める分野を見極め、経営資源を重点的に投入する領域を指します。
■JATIM社
インドネシアの特殊鋼電炉メーカーです。三菱製鋼は資本参加後、連結子会社化し、海外鋼材事業の重要拠点として位置付けています。トップメッセージでは、人材とチームの力で成長を実現した例として紹介されています。
三菱製鋼の中核となるビジネスモデルです。素材である「特殊鋼」から、製品である「ばね」などの部品までを一貫して扱うことで、材料と部品の両方を深く理解し、顧客のニーズに合った提案を行える点が強みです。
■特殊鋼
一般的な鋼に特定の性質を持たせた鋼材です。三菱製鋼では、ばねや建設機械部品などに使われる重要な素材として扱われています。強度、耐久性、品質が求められる産業部品を支える基盤となっています。
■ばね
力を受けて変形し、元に戻ろうとする性質を活かした部品です。三菱製鋼では創業期からの主力領域であり、自動車、鉄道車両、トラック、建設機械などに使われています。安全性や乗り心地を支える重要保安部品として位置付けられています。
■自動車用ばね・スタビライザ
三菱製鋼の基盤事業の一つです。自動車の走行安定性、乗り心地、安全性に関わる部品です。車体の動きを支え、揺れを抑えることで、快適で安全なモビリティ社会に貢献しています。
■精密ばね部品
小型で高い精度が求められるばね関連部品です。電子機器や自動車関連部品などで使われます。三菱製鋼では、戦略事業の一つとして位置付け、新分野への拡販や高付加価値化を進めています。
■特殊合金粉末
合金を粉末状にした素材です。三菱製鋼では、スマートモビリティや3Dプリンタ向けなど、さまざまな用途への展開を進めています。戦略事業の一つであり、今後の成長市場に応える素材として扱われています。
■洋上風力関連
洋上風力発電に関わる製品や設備の領域です。三菱製鋼では、大型加工設備を活かし、風車や洋上風車建設時に使われる装置などに対応しています。再生可能エネルギーの普及に貢献する戦略事業の一つです。
■商用車・車両用ばね
トラックや鉄道車両などに使われるばねの領域です。三菱製鋼では、創業初期から車両向け部品を手がけてきた歴史があり、現在は戦略事業の一つとして位置付けています。
■海外鋼材
海外市場で展開する特殊鋼鋼材事業です。三菱製鋼では、ASEANの成長市場を捉えるため、インドネシアのJATIM社などを通じて事業を拡大してきました。国内需要に依存しすぎない収益体質をつくる役割を担っています。
■戦略事業
三菱製鋼が将来の成長を期待する事業群です。海外鋼材、商用車・車両用ばね、特殊合金粉末、洋上風力関連、精密ばね部品などが含まれます。成長市場の需要や社会の変化に応えるため、資源を重点的に投入する領域です。
■基盤事業
三菱製鋼の現在の収益を支える中核事業です。国内鋼材と自動車用ばね・スタビライザが該当します。長年培ってきた顧客基盤や技術を活かし、会社の土台として位置付けられています。
■開発・設計する力
三菱製鋼のビジネスモデルを支える力の一つです。素材と加工の両方のノウハウを活かし、顧客の製品開発の初期段階から課題解決に関わる力を指します。
■モノづくりの力
三菱製鋼が長年積み重ねてきた製造技術と品質を指します。自動車用ばねなどの重要保安部品を担ってきた経験を活かし、顧客が求める性能や品質を形にする力です。
■協創する力
顧客や社会のニーズに応え、ともに価値をつくる力を指します。三菱製鋼では、製品開発の初期段階から顧客の課題に向き合い、素材と加工の両面から最適な提案を行う姿勢を表しています。
■ONE TEAMエンジニアリング
三菱製鋼の価値創造プロセスに登場する考え方です。営業、エンジニア、製造部門などが一体となり、顧客の課題を発見し、開発・設計とモノづくりを結び付けて価値を生み出す取り組みを表しています。
■無いならば自分たちで特殊鋼をつくろう
三菱製鋼の原点を示す言葉です。ばねの材料となる特殊鋼の入手が難しくなった時代に、自ら特殊鋼の生産へ踏み出した姿勢を表しています。失敗を恐れず挑戦する企業文化の象徴として語られています。
■勝てる領域
三菱製鋼が次期中期経営計画で重視する考え方です。戦略事業の中でも、成長性と収益性の両立が見込める分野を見極め、経営資源を重点的に投入する領域を指します。
■JATIM社
インドネシアの特殊鋼電炉メーカーです。三菱製鋼は資本参加後、連結子会社化し、海外鋼材事業の重要拠点として位置付けています。トップメッセージでは、人材とチームの力で成長を実現した例として紹介されています。
2026年3月期有価証券報告書より
沿革
2 【沿革】
当社は、1904年創業のわが国最古のばねメーカー東京スプリング製作所を前身としています。この会社は、1917年にばね材料調達を目的に鋼材事業に進出し東京鋼材㈱として法人化した後、1940年に三菱鋼材㈱と改称しました。
また、1919年に設立された三菱造船㈱(1937年三菱重工業㈱と改称)長崎製鋼所がもう一方の前身です。その後、1942年長崎製鋼所が独立し三菱製鋼㈱となりました。
両社は、1942年に合併し三菱製鋼㈱となりました。
その後、1949年に企業再建整備法により東京鋼材㈱と長崎製鋼㈱に分割しました。
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1.「主要な事業の内容」には、セグメントの名称を記載しております。
2.特定子会社に該当いたします。
3.債務超過の状況にあり、その額はMSM SPRING INDIA PVT.LTD. 24百万円であります。
4.MSSC CANADA INC.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。同社の主要な損益情報等は次のとおりであります。