2026.06.22更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

パウダーテックは、粉体技術を磨き続けてきた開発型企業です。電子写真用キャリアで世界をリードし、脱酸素剤や酸素検知剤にも技術を広げています。パーパス“技術の一粒”を掲げ、小さな粒から新たな価値を生む挑戦を進めています。

目指す経営指標

・2030年度にROE8.0%以上
・25中計期間中にDOE3.0%以上
・2030年削減目標 CO₂排出量46%削減
・2050年実質カーボンニュートラル実現
・2030年再生可能エネルギー導入比率10.8%
・2027年環境配慮型製品の拡販目標300%
・2030年女性新卒者比率30%
・2030年女性管理職比率5%
・人的資本総投資額4億円

用語解説

■粉体技術
粉や粒の大きさ、形、成分、表面の状態を細かく調整する技術です。パウダーテックでは、鉄粉で培った技術を電子写真用キャリアや新規機能性材料に広げています。

■電子写真用キャリア
コピー機や印刷機で使われる磁性粉体です。トナーと呼ばれるインクを安定して運び、きれいな画像をつくる役割を担います。

■フェライトキャリア
電子写真用キャリアの一種です。パウダーテックは鉄粉からフェライトへ素材を転換し、高画質化と高耐久性に対応してきました。

■機能性材料事業
電子写真用キャリアや新規機能性材料の開発・製造・販売を行う事業です。パウダーテックの主力事業であり、粉体技術を生かした製品を扱います。

■新規機能性材料
電子写真用キャリアで培った粉体技術を、別の用途に展開した材料群です。インダクター材、ブレーキ材、シールド材などの分野で活用を目指しています。

■品質保持剤事業
食品の安全を守り、食品ロスを減らすための製品を扱う事業です。脱酸素剤「ワンダーキープ®」や酸素検知剤「ワンダーセンサー®」を展開しています。

■ワンダーキープ®
包装内の酸素を取り除く脱酸素剤です。鉄が酸素と結合する反応を利用し、菌の繁殖を防いで食品の品質を保ちます。

■ワンダーセンサー®
包装内に酸素があるかどうかを色で知らせる酸素検知剤です。食品包装の中の状態を目で確認しやすくする役割を持ちます。

■組成設計
材料に含まれる成分の組み合わせを設計する技術です。パウダーテックでは、キャリアの性能や環境規制への対応に関わる重要な技術です。

■造粒
粉体を一定の大きさや形の粒に整える技術です。電子写真用キャリアの品質を安定させるために重要な工程です。

■焼成
材料を高温で処理し、狙った性質を持たせる工程です。フェライトキャリアなどの性能をつくり込むために使われます。

■分級
粉体を粒の大きさごとに分ける技術です。粒のばらつきを抑え、電子写真用キャリアの品質を安定させるために使われます。

■樹脂被覆
キャリアの表面に樹脂を覆わせる技術です。表面の性質を調整し、コピー機や印刷機で安定して使えるようにします。

■樹脂コート製品
樹脂被覆の技術を使ったキャリア製品です。環境規制や高性能化の要求に応えるため、25中計で開発を進める製品として位置づけられています。

■製品ポートフォリオマネジメント強化
製品ごとの成長性や収益性を見直し、経営資源の配分を変える取り組みです。パウダーテックは育成製品や注力製品に重点的に資源を投下する方針です。

■育成製品
将来の成長の柱に育てる製品群です。すぐに大きな利益を生む段階ではなくても、中長期で事業拡大を狙う対象です。

■注力製品
市場成長や高収益が期待され、重点的に伸ばす製品群です。パウダーテックは25中計で、これらに経営資源を集中させる方針です。

■25中計
2025年度から始まる中期経営計画です。パーパスを基に2040年の目標を定め、そこから逆算して成長戦略と財務・資本戦略を進める計画です。

■“技術の一粒” 小さな粒から、未来につなぐ
パウダーテックのパーパスです。小さな粒に技術と想いを込め、粉体技術を通じてお客様、社会、社員の未来につなげる姿勢を表しています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

1966年4月

 

三井金属鉱業㈱と㈱南悠商社の折半出資により日本鉄粉株式会社を設立

   5月

 

日本特殊鉄粉㈱との間の営業権譲渡契約書調印

1970年

 

電子写真用スミレ色酸化被膜鉄粉開発
国内PPCメーカー各社に2成分系キャリアの本格的供給を開始

1975年

 

不定形キャリアの扁平化、球状化等の形状加工技術を開発

1978年

 

樹脂コートキャリア開発
カイロ用鉄粉販売開始

1981年

 

フェライトキャリア開発研究に着手

1983年1月

 

フェライトキャリア試作設備完成(50t/月)
フェライトキャリア樹脂コート技術確立

1984年6月

 

フェライトキャリア生産設備完成(300t/月)
フェライトキャリア本格的販売開始

1985年9月

 

髙萩市に工場用地取得(64,000㎡)
脱酸素剤 (ワンダーキープ) 試作開始

1988年12月

 

米国デラウェア州に子会社(パウダーテックコープ(POWDERTECH CORP.))を設立しインディアナ州所在のタイタン社フェライト事業部門を買収

1989年7月

 

社名を「パウダーテック株式会社」に変更

1990年2月

 

株式を社団法人日本証券業協会に店頭登録

1991年5月

 

高萩工場完成

1995年5月

 

フェライトキャリア生産設備月産500tに増強

1995年6月

 

フェライトキャリア事業においてISO9001審査登録

1997年9月

 

環境に優しいキャリア(EFキャリア)量産設備完成

2002年7月

 

米国販売子会社 パウダーテックインターナショナルコープ(POWDERTECH INTERNATIONAL
CORP.)を設立

2002年12月

 

パウダーテックコープ(POWDERTECH CORP.)を清算

2003年8月

 

全社でISO9001,ISO14001を取得

2003年10月

 

脱酸素剤関連事業部門を会社分割し、新たに株式会社ワンダーキープ高萩を設立

2004年12月

 

株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場

2006年3月

 

環境に優しいキャリア(EFキャリア)生産設備月産400tに増強

2013年7月

 

株式会社東京証券取引所と株式会社大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2015年2月

 

フェライトキャリア生産設備増設 能力30%増強

2017年3月

 

売上高100億円を突破

2017年10月

 

単元株式数1,000株から100株に変更し、普通株式5株を1株にする株式併合を実施

2017年12月

 

経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定

2020年6月

 

経済産業省より「2020年版グローバルニッチトップ企業100選」に選定

2022年3月

 

非連結100%子会社 株式会社ピーティーエスを解散し、業務の全てを当社が引き継ぐ

2022年4月

 

東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行

2022年9月

 

鉄粉販売事業撤退

2025年3月

 

健康経営優良法人(中小規模法人部門)に認定

2025年10月

 

統合報告書発行

2026年6月

 

創立60周年を迎える

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

主要な事業
の内容

議決権の
所有(被所有)割合

関係内容

所有割合(%)

被所有割合(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

当社製品の販売を行っております。
役員の兼任…2名

パウダーテックインターナショナルコープ

INDIANA USA

 

 

10千米ドル

 

 

機能性材料事業

 

 

100.0

 

 

 

 

㈱ワンダーキープ高萩

(注)2

千葉県柏市

 

100百万円

 

品質保持剤事業

 

100.0

 

 

当社製品の製造を行っております。当社より土地、建物等の貸与を受けております。
役員の兼任…2名

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

同社から原材料の仕入等及び資金の預入を行っております。

三井金属㈱

(注)3

東京都品川区

 

42,377百万円

 

非鉄金属

 

 

35.4

 

㈱南悠商社

東京都港区

50百万円

石油類

37.7

同社に機器点検等の依頼を行っております。
役員の兼任…3名

 

(注) 1 連結子会社の「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 特定子会社であります。

3 有価証券報告書を提出しております。