2026.06.16更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

古河機械金属は、鉱山開発で培った総合技術を起点に、社会インフラを支える機械と、便利な社会を支えるニッチな素材を磨いてきた企業です。トンネルドリルジャンボ、SICON®、高純度金属ヒ素などで、工事現場の安全、省人化、高速通信やセンシングを支えます。変化を恐れず、社会に必要とされる企業であり続ける姿勢が魅力です。

目指す経営指標

・2025年ビジョン:2025年度に向けて連結営業利益150億円超の常態化
・中期経営計画2025:2026年3月期に営業利益130億円程度
・中期経営計画2025:2026年3月期にROE8%程度
・中期経営計画2025:デット・エクイティ・レシオ0.5倍台
・中期経営計画2025:有利子負債/EBITDA倍率3倍台
・中期経営計画2025:連結自己資本総還元率3%以上
・中期経営計画2025:1株当たり年間配当金50円以上
・政策保有株式:2025年3月末までに連結純資産比率20%未満
・カーボンニュートラル:2030年度までにCO2排出量を2023年度比25%削減
・カーボンニュートラル:2050年度までにカーボンニュートラル達成

用語解説

■2025年ビジョン「FURUKAWA Power & Passion 150」
創業150周年を迎える2025年度に向けて掲げた長期ビジョンです。「カテゴリートップ・オンリーワンを基軸として成長する企業グループの実現」を目指す考え方で、仕事に取り組む力強さ、スピード、熱意、情熱を表しています。

■カテゴリートップ・オンリーワン
特定の市場や用途で高い存在感を持つ製品を育て、他社と違う強みで選ばれる企業グループを目指す考え方です。古河機械金属では、鉱山開発で培った技術を活かし、社会インフラやニッチな素材分野で強みを発揮する姿勢を示します。

■マーケティング経営
マーケティングを経営の根幹に置く考え方です。顧客が抱える課題を見つけ、価値を認められる製品やサービスで解決し、顧客との絆を深めながら企業価値を高める経営を指します。

■トンネルドリルジャンボ
山岳トンネル工事で、岩盤に火薬を入れるための孔を掘る大型機械です。道路や鉄道などのトンネル工事で使われ、固い岩盤を掘る現場の施工性を支えます。

■全自動ドリルジャンボ「ロボロック」
トンネル工事で行う複雑なせん孔作業を自動化する機械です。オペレーターの熟練度に左右されにくく、作業品質の安定、省人化、安全性の向上に役立ちます。

■ロックボルト施工機「ボルティンガー」
トンネルの壁面を補強するロックボルト施工を機械化する製品です。危険が伴う切羽付近での作業を減らし、トンネル工事の安全性と生産性を高めます。

■鋼製支保工建込ロボット「ROBO ARCH」
山岳トンネル工事で、掘削後の空間を支える鋼製支保工の建て込み作業を支援するロボットです。人が危険な場所で行っていた作業を機械化し、安全性と生産性の向上に貢献します。

■密閉式吊下げ型コンベヤ「SICON®」
土砂をコンベヤベルトで袋状に包み、吊り下げて運ぶ搬送設備です。荷こぼれ、粉じん、騒音を抑えやすく、ダンプトラックに頼りにくい山間部や都市部の工事で力を発揮します。

■ユニッククレーン
トラックに搭載して、資材の運搬、積み下ろし、設置作業を行うクレーンです。土木・建築現場で一台が複数の役割を担えるため、作業効率を高める製品として使われています。

■ミニ・クローラクレーン
クローラで自走できる小型クレーンです。クレーン車が入りにくい狭い場所、屋内、住宅密集地、墓地、トンネル内などでつり上げ作業を行えることが特徴です。

■ミニ・クローラクレーン「U-CUBE」
住宅密集地や狭小地での住宅施工向けに開発されたミニ・クローラクレーンです。コンパクトな車体、直立型起伏ブーム、折曲式ブームを備え、狭い現場での吊り上げ作業を支援します。

■油圧クローラドリル
砕石や石灰石などの採掘現場で、岩盤を発破するための孔を掘る機械です。コンクリート原料の採掘など、社会インフラを支える現場で使われます。

■油圧ブレーカ
発破で崩した大きな岩石を小さく割るための油圧式アタッチメント製品です。砕石現場や解体現場で使われ、岩石やコンクリートを効率よく破砕します。

■油圧圧砕機
ビルなどの解体現場で、コンクリートを砕くために使われる油圧ショベル用のアタッチメント製品です。解体作業の効率化に役立つ機械製品です。

■高純度金属ヒ素
ガリウムヒ素半導体の原料となる素材です。高速通信に使われる高周波電子デバイスや、顔認証、自動運転の車間距離測定に関わるセンシング技術などを支える材料です。

■亜酸化銅
船底塗料用防汚剤として使われる素材です。船底にフジツボなどが付着するのを防ぎ、海洋汚染防止にも対応する環境配慮型製品として位置づけられています。

■窒化アルミセラミックス
熱を伝えやすく、電気を通しにくい性質を持つ素材です。半導体製造装置用の部品などに使われ、放熱性、絶縁性、均熱性、耐食性が求められる分野を支えます。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

1875年 8月

当社創業者古河市兵衛、草倉銅山(新潟県)を譲り受け、経営を開始。

1877年 2月

足尾銅山(栃木県)を譲り受ける。

1894年 9月

下山田炭鉱(福岡県)を譲り受け、石炭事業へ進出。

1900年-月

足尾銅山に機械工場を建設し、機械事業へ進出。

1905年 3月

個人経営から会社組織に変更し、古河鉱業会社とする。

1906年 6月

栃木県日光市に細尾発電所を建設。

1911年11月

組織を変更し、古河合名会社とする。

1918年 4月

古河合名会社の鉱業部門を独立して、古河鉱業株式会社を設立。

1933年 3月

金属部門を古河合名会社に移管し、古河石炭鉱業株式会社と改称。

1941年 2月

古河合名会社と合併し、同時に古河鉱業株式会社と改称。

1942年 4月

足尾の機械工場を足尾製作所として足尾鉱業所から独立。

1942年 9月

増資を行い、株式の一部を公開。

1944年 8月

東亜化学製煉株式会社大阪製煉工場を買収して化学部門へ進出。

1944年12月

栃木県小山市に小山工場を建設。

1949年 5月

東京証券取引所第一部に上場。

1950年 2月

群馬県高崎市に高崎工場(旧高崎工場)を建設。

1970年 1月

下山田炭鉱を閉山し、石炭採掘事業から撤退。

1971年10月

群馬県多野郡吉井町に吉井工場を建設。

1972年 5月

定款一部変更により、会社の目的に石油製品の販売、電子材料の製造販売ならびに建設業を追加し、授権株式数を2億株から4億株に増加するとともに、英文商号をFURUKAWA CO., LTD.とする。

1972年 6月

福島県いわき市にいわき工場、東京都日野市に日野研究所を建設。

1973年 2月

足尾銅山を閉山。

1973年 4月

栃木県下都賀郡壬生町に壬生工場を建設。

1974年 7月

福島県いわき市にいわき鋳造工場を建設。

1976年 7月

高崎新工場完成、移転。

1987年 3月

株式会社ユニック(東京都港区)を買収。

1987年10月

株式会社ユニックの製造部門を譲り受け、当社佐倉工場(千葉県佐倉市)とする。

1988年 6月

定款一部変更により、会社の目的の記載を整備するとともに、不動産の売買、賃貸、仲介および管理を追加。

1989年10月

定款一部変更により、商号を古河鉱業株式会社から古河機械金属株式会社に変更するとともに、授権株式数を4億株から8億株に増加する。

1990年 9月

油圧ブレーカ等の製造・販売会社である「Gougler Industries,Inc.」(米国)を買収。

1997年 1月

銅製錬会社「Port Kembla Copper Pty.Ltd.」(オーストラリア国)を設立出資。

1997年 7月

ユニック製品等の製造会社「Furukawa Unic(Thailand)Co.,Ltd.」(タイ国)を設立。

1998年 6月

素材総合研究所(茨城県つくば市)を新設。(日野研究所を廃止。)

1998年 7月

ロックドリル製品の販売会社「Furukawa Rock Drill Europe B.V.」(オランダ国)を設立。

1999年 4月

建機部門を分離し、生産を古河建機株式会社(旧当社壬生工場)に、販売を古河建機販売株式会社に移管。

1999年 6月

経営機構の改革として執行役員制度を導入。

2000年 4月

いわき鋳造工場を足尾工場に統合。(いわき鋳造工場を廃止。)

2000年 4月

商品研究所および技術研究所(ともに東京都日野市)を新設。

2000年 4月

古河建機株式会社を日立建機株式会社との合弁会社化。「日立古河建機株式会社」に商号変更。

2002年 1月

商品研究所を研究開発本部開発部に統合。

2003年 5月

ロックドリル製品の販売会社「Furukawa Rock Drill Korea Co.,Ltd.」(韓国)を設立。

2003年 8月

古河不動産株式会社を吸収合併。

2003年 9月

日光発電事務所で営んでいた水力発電事業を会社分割し、事業譲渡。

2003年 9月

ユニック製品等の製造販売を営む合弁会社「泰安古河机械有限公司」(中国)を設立。

2003年10月

鋳造品事業を古河キャステック株式会社に営業譲渡。

2003年12月

第三者割当による新株発行を実施。

2004年 3月

金属製錬事業を会社分割し、古河メタルリソース株式会社を新設。

2004年 5月

産業機械の製造販売および建設業等を営む古河産機システムズ株式会社を設立。

2004年10月

日立古河建機株式会社の株式を日立建機株式会社へ譲渡。

 

 

2005年 3月

「産業機械」、「開発機械(ロックドリル)」、「ユニック」、「金属」、「電子」および「化成品」の主要6事業部門を会社分割し、事業持株会社体制に移行。

2006年 2月

ロックドリル製品の販売会社「古河鑿岩机械(上海)有限公司」(中国)を設立。

2008年 4月

古河産機システムズ株式会社が古河大塚鉄工株式会社を吸収合併し、産業機械事業を統合。

2008年 4月

研究開発本部に窒化ガリウム基板の事業化に向けナイトライド事業室を新設。

2008年 7月

2009年12月

2011年 1月

燃料事業を会社分割し、古河コマース株式会社に承継。

塗料・化成品の製造・販売会社である株式会社トウペを連結子会社化。

第三者割当による新株予約権発行を実施。

2011年12月

ロックドリル製品の販売会社「Furukawa Rock Drill India Pvt.Ltd.」(インド国)を設立。

2012年 1月

ロックドリル製品の販売会社「Furukawa Rock Drill Latin America,S.A.」(パナマ国)を設立。

2012年 6月

ユニック製品の販売会社「LLC Furukawa Unic Rus」(ロシア国)を設立。

2012年10月

古河コマース株式会社の株式を株式会社宇佐美鉱油へ譲渡。

2013年 3月

株式会社トウペの株式を日本ゼオン株式会社へ譲渡。

2014年10月

2015年 6月

2018年 4月

2018年 6月

2019年 8月

2020年 7月

電子部品の製造を営む合弁会社「FD Coil Philippines,Inc.」(フィリピン国)を設立。

「Gougler Industries,Inc.」(米国)を「Furukawa Rock Drill USA,Inc.」に商号変更。

新大峰炭鉱株式会社および西部炭鉱株式会社を吸収合併。

ロックドリル製品の販売会社「Furukawa Machinery Asia Sdn.Bhd.」(マレーシア国)を設立。

古河シンチテック株式会社の株式を譲渡。

「泰安古河随車起重机有限公司」(中国)が「泰安古河机械有限公司」(中国)を吸収合併。

2021年10月

金属粉体の製造・販売会社である山石金属株式会社を買収。

2022年 4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

2022年10月

古河キャステック株式会社が新設分割により古河C&F株式会社を設立し、古河C&F株式会社が古河キャステック株式会社の事業を承継。

2023年 6月

「Furukawa Rock Drill Latin America,S.A.」(パナマ国)の清算を結了。

2023年 7月

2023年 7月

「古河鑿岩机械(上海)有限公司」(中国)の清算を結了。

ロックドリル製品のサービス事業を営むFRD北関東株式会社を設立。

2024年10月

群馬環境リサイクルセンター株式会社を完全子会社化。

関係会社

4【関係会社の状況】

(1) 連結子会社

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業内容

議決権の所有割合

(%)

関係内容

古河産機システムズ㈱

東京都千代田区

300

産業機械

100

経営管理・金銭貸借関係・業務委託関係

役員の兼務等…有

古河ロックドリル㈱

東京都千代田区

400

ロック

ドリル

100

経営管理・金銭貸借関係・業務委託関係

役員の兼務等…有

古河ユニック㈱

東京都千代田区

200

ユニック

100

経営管理・金銭貸借関係・業務委託関係

役員の兼務等…有

古河メタルリソース㈱

※2

東京都千代田区

100

金属

100

経営管理・金銭貸借関係・業務委託関係

役員の兼務等…有

古河電子㈱

福島県いわき市

300

電子

100

経営管理・金銭貸借関係・業務委託関係

役員の兼務等…有

古河ケミカルズ㈱

大阪府大阪市西淀川区

300

化成品

100

経営管理・金銭貸借関係・業務委託関係

役員の兼務等…有

Port Kembla Copper Pty.Ltd.

※1

オーストラリア、
ニュー・サウス・
ウェールズ

369

百万

オーストラリア

・㌦

金属

100

(100)

役員の兼務等…有

Furukawa Rock Drill USA,Inc.

※1

アメリカ、オハイオ

52

百万

アメリカ・㌦

ロック

ドリル

100

(100)

経営管理

役員の兼務等…有

他23社

 

 

 

 

 

 

(2) 持分法適用関連会社

 3社

 

 (注)1.主要な事業内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有割合です。

3.※1 特定子会社に該当いたします。

4.※2 古河メタルリソース㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除きます。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主な損益情報等は以下のとおりです。

 

古河メタルリソース㈱

(1) 売上高

101,052百万円

(2) 経常損益

3,309百万円

(3) 当期純損益

2,232百万円

(4) 純資産額

14,324百万円

(5) 総資産額

25,564百万円