ストーリー・沿革
サマリ
平田機工は、「人技幸献」を掲げる生産設備メーカーです。フリーフローコンベヤ、SCARA型ロボット「ARM-BASE」、エコ電動シリーズ、デジタルツインへ技術を広げてきました。自社一貫体制を強みに、世界のものづくりを支えています。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2027年度までにROE9.3%以上
・2025-2027年度に売上高CAGR6~8%
・2027年度までに半導体関連事業の生産能力を2024年度比50%増
・2027年度までに海外での半導体関連生産拠点を2024年度比+2拠点
・2027年度までに自動車関連事業営業利益率10%以上
・2027年度までに自動車関連事業のCCCを2024年度比20%短縮
・2027年度までに電動化部品事業、バッテリー関連事業、制御盤事業で合計売上150億円以上
・連結配当性向を35%へ引き上げ
トップメッセージの要約
挑戦を続けるHirata
どんなに失敗をしても挑戦をやめない
高利益体質の実現
社会に技術で貢献する
用語解説
平田機工のスローガンです。「Hirataに関わるすべての人を幸福にするとともに、社会に技術で貢献する」という考えを表しています。人を大切にするものづくりを、技術革新の土台に置く姿勢を示す言葉です。
■フリーフローコンベヤ
作業者の前でコンベヤを一旦停止させ、作業が終わると再び搬送できる生産設備です。作業者が急かされず、安定した姿勢で作業できる点が特徴です。平田機工の「人中心の製造ライン」を象徴する技術です。
■SCARA型ロボット「ARM-BASE」
人間の腕に代わるロボットとして開発された水平多関節型ロボットです。「ARM-BASE」という名称には、単純作業から人を解放し、人がより創造的な労働に従事すべきという想いが込められています。
■エコ電動シリーズ
エア機器を使わず、オール電動化した生産設備のシリーズです。パワーを保ちながらCO2排出量の削減に貢献します。低推力で作業者が安全に協働作業を行いやすい点も特徴です。
■Hirata BLUE MOTOR
エコ電動シリーズの心臓部に使われる、自社開発の小型・高効率ブラシレスDCモータです。コンパクトでありながら力強く、国内外の各種規格にも対応しています。
■デジタルツイン
メタバース上で生産ラインを構築し、設計や立ち上げを事前に検証する取り組みです。平田機工は、産業用3Dシミュレータを活用し、設計品質の早期確保や手戻り削減に役立てています。
■ACS
「Assembly Cell System」の略称です。標準モジュールを組み合わせることで、複数工程の要望に対応するコンセプトです。リードタイム短縮、効率化、省スペースを実現する考え方として展開されました。
■自社一貫体制
開発・提案、設計、製造、組立・検証、生産立ち上げ、保守・サービスまでを一貫して担う体制です。顧客の要望を具体化し、トータルコストが低く生産効率の高い生産システムを実現する強みです。
■エンジニアリング力
顧客の要望を具体化し、最適な生産システムとして設計する力を指します。平田機工では、経験豊富なエンジニアの経験知と最新ツールを組み合わせ、高い提案力につなげています。
■ものづくり力
設計と生産現場が連携し、品質とスピードを両立する力を指します。生産現場を熟知した設計と、ものづくりを知り尽くした製造が一体となることで、一貫生産の強みを発揮します。
■サポート力
納入後の運用研修、メンテナンス、アップデートを通じて、世界各地の製造現場を支える力です。現地の労働慣行、習慣、安全規格にも配慮し、顧客が安心して使える生産システムを支えます。
■EFEM
半導体製造工程で、ウェーハを各種処理装置に取り込むための装置です。ロードポート、ウェーハ搬送ロボット、アライナなどを統合したシステムとして使われます。
■ロードポート
半導体製造工程で、シリコンウェーハを各種処理装置に取り込むための装置です。平田機工の半導体関連事業では、ウェーハ搬送装置の主要な構成品として扱われています。
■ウェーハ搬送ロボット
半導体製造工程で、ウェーハを処理装置へ運ぶロボットです。平田機工は、大気環境と真空環境に対応するウェーハ搬送ロボットを製造・販売しています。
■PLP
「Panel Level Packaging」の略称です。半導体の先端パッケージング技術に関わる分野で、平田機工はPLP工程向けの搬送装置や関連コンポーネントの開発を進めています。
■オール電動搬送システム
人と環境にやさしい搬送システムとして、平田機工が電動化部品事業で本格展開を目指す製品です。エア機器に頼らない電動化技術を活かし、環境負荷の低減と作業者への配慮を両立します。
■HiABS
「未使用の植物遺伝資源」を活用し、新たな機能性食品や医薬品などの商品開発の可能性を広げるサービスです。旧称は「ぷらんつプロ」です。
沿革
2【沿革】
当社(形式上の存続会社、平田機工株式会社…旧平田機工商事株式会社、1920年3月20日設立、本店所在地熊本県熊本市、1株の額面金額50円)は、1974年8月7日を合併期日として、旧平田機工株式会社(実質上の存続会社、1951年12月29日設立、本店所在地熊本県熊本市、1株の額面金額500円)および大平コンベヤー株式会社(消滅会社、1963年7月24日設立、本店所在地熊本県熊本市、1株の額面金額500円)を吸収合併し、1974年8月13日付をもって商号を平田機工株式会社に変更いたしました。この合併は、実質上の存続会社である旧平田機工株式会社の経営の合理化を図るとともに株式額面を変更することを目的としたものであります。
合併前の当社は休業状態であり、この合併の実質的な存続会社は旧平田機工株式会社であります。このため、別に記載のない限り実質上の存続会社に関して記載しております。
なお、合併および商号変更の経緯は下図のとおりであります。
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年月 |
事項 |
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1951年12月 |
産業車両の製造および販売を目的として熊本県熊本市に平田車輌工業株式会社を資本金1,000千円で設立 |
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1959年12月 |
ベルトコンベヤ、スラットコンベヤの製造を開始 |
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1964年5月 |
当社初のテレビ組立ラインを納入、工場内生産設備分野に参入 |
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1964年7月 |
熊本県鹿本郡植木町(現熊本市)に植木工場(現熊本工場)を設置 |
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1968年8月 |
栃木県宇都宮市に関東工場を設置 |
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1970年10月 |
新開発チェーンによるフリーフロー方式コンベヤの製造を開始 |
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1974年8月 |
平田機工商事株式会社、大平コンベヤー株式会社と合併し、商号を平田機工株式会社とする |
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1979年6月 |
自動車メーカーから最初のミッション組立ラインを受注 |
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1980年2月 |
アメリカ合衆国インディアナ州にHIRATA Corporation of Americaを設立(現連結子会社) |
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1980年10月 |
当社平田耕也他3名が熊本県鹿本郡植木町(現熊本市)に太平興産株式会社を設立 |
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1981年3月 |
滋賀県野洲郡野洲町(現野洲市)に関西工場を設置 |
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1981年3月 |
東京都品川区に本社移転 |
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1984年4月 |
熊本県熊本市にロボット工場(現楠野工場)を設置 |
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1986年3月 |
熊本県熊本市にタイヘイコンピュータ株式会社を設立 |
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1988年11月 |
熊本県鹿本郡植木町(現熊本市)に熊本東工場を設置 |
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1991年1月 |
シンガポールにHIRATA FA Engineering (S) Pte.Ltd.を設立(現連結子会社) |
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1992年2月 |
太平興産株式会社を当社子会社とする |
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1993年11月 |
ドイツにHIRATA Robotics GmbHを設立 |
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1999年5月 |
熊本県鹿本郡植木町(現熊本市)にヒラタ工営株式会社を設立 |
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1999年8月 |
中国に上海平田机械工程有限公司を設立 |
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2000年5月 |
メキシコにHIRATA Engineering S.A.de C.V.を設立(現連結子会社) |
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2003年2月 |
熊本地区および関東地区にてISO14001認証を取得 |
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2003年4月 |
全事業部がISO9001認証を取得 |
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2004年8月 |
タイにHIRATA Engineering (THAILAND) Co.,Ltd.を設立(現連結子会社) |
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2006年10月 |
中国に平田机工自動化設備(上海)有限公司を設立(現連結子会社) |
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2006年12月 |
台湾に台湾平田機工股份有限公司を設立(現連結子会社) |
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2006年12月 |
ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
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2007年2月 |
ヒラタ工営株式会社の商号をヒラタフィールドエンジニアリング株式会社に変更(現連結子会社) |
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2008年1月 2008年4月 |
熊本県菊池市七城町に七城工場を設置 太平興産株式会社の商号をタイヘイテクノス株式会社に変更(現連結子会社) |
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2009年12月 |
上海平田机械工程有限公司の商号を平田机械設備銷售(上海)有限公司に変更 |
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2011年5月 |
タイヘイコンピュータ株式会社の商号を株式会社トリニティに変更(現連結子会社) |
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2011年7月 |
HIRATA Robotics GmbHの商号をHIRATA Engineering Europe GmbHに変更(現連結子会社) |
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2012年12月 |
マレーシアにHIRATA FA Engineering (M) Sdn.Bhd.を設立(現連結子会社) |
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2016年6月 |
熊本県熊本市に本社移転 |
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2017年6月 |
東京証券取引所市場第一部に市場変更 |
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2020年6月 |
熊本工場にHeadquarters Buildingを竣工 |
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2021年3月 |
平田机械設備銷售(上海)有限公司の商号を平田通商(上海)实业有限公司に変更(現連結子会社) |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
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2025年4月 |
2025年3月31日を基準日、2025年4月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割 |
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2026年5月 |
熊本県菊池市七城町に七城第二工場を設置 |
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関係会社
4【関係会社の状況】
2026年3月31日現在
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名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の 所有割合 (%) |
関係内容 |
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(連結子会社) |
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タイヘイテクノス 株式会社 (注)1 |
熊本市 北区 |
62 百万円 |
自動省力機器 その他 |
100.0 |
・当社製品の製造、電気工事の委託 |
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株式会社トリニティ (注)1.6 |
東京都 千代田区 |
380 百万円 |
その他 |
65.9 |
・役員の兼任 |
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ヒラタフィールドエンジニアリング株式会社 |
熊本県 合志市 |
10 百万円 |
自動省力機器 |
100.0 |
・保守サービス委託 |
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平田机工自動化設備 (注)1 |
中国 上海 |
10 百万米ドル |
自動省力機器 |
100.0 |
・当社製品の製造および販売 |
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平田通商(上海)实业有限公司 (注)1 |
中国 上海 |
2 百万米ドル |
自動省力機器 |
100.0 |
・当社製品の販売および原材料等の |
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台湾平田機工股份 有限公司 |
台湾 桃園市 |
41 百万ニュータイワン ドル |
自動省力機器 |
100.0 |
・当社製品の製造および販売 |
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HIRATA FA Engineering (注)1.4 |
シンガポール |
11,500 千シンガ ポールドル |
自動省力機器 |
100.0 |
・当社製品の販売 |
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HIRATA FA Engineering (M) Sdn.Bhd. |
マレーシア ジョホール |
3,200 千リンギット |
自動省力機器 |
100.0 (100.0) |
・当社製品の製造 ・HIRATA FA Engineering (S) |
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HIRATA Engineering |
タイ バンコク |
6 百万タイバーツ |
自動省力機器 |
49.0 (49.0) |
・当社製品の販売 ・HIRATA FA Engineering (S) |
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HIRATA Corporation |
米国 インディアナ |
480 千米ドル |
自動省力機器 |
100.0 |
・当社製品の販売 ・オペレーティング・リース契約に |
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HIRATA Engineering |
メキシコ コアウイラ |
50 千メキシコペソ |
自動省力機器 |
100.0 (100.0) |
・HIRATA Corporation of America |
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HIRATA Engineering Europe GmbH (注)5 |
ドイツ マインツ |
875 千ユーロ |
自動省力機器 |
100.0 |
・当社製品の販売 |
(注)1.特定子会社に該当しております。
2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
3.持分は100分の50以下であるが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。
4.HIRATA FA Engineering(S)Pte.Ltd.は、2025年10月に増資をおこない、資本金が増加しております。
5.HIRATA Engineering Europe GmbHおよびHIRATA Engineering(THAILAND) Co., Ltd.は清算手続き中で
あります。
6.当社は2026年5月26日付で、当社の連結子会社である株式会社トリニティの全株式を第三者に譲渡する
株式譲渡契約を締結いたしました。なお、当該株式譲渡の実行は2026年9月を予定しております。