2026.08.27更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 荏原グループ 統合報告書 2026

サマリ

荏原グループは「熱と誠」の創業精神と「流れ」の技術を核に、水・空気・エネルギー・半導体製造・環境領域で社会インフラを支える総合エンジニアリング企業です。精密・電子、エネルギー、建築・産業、インフラ、環境の5事業を展開し、グローバル市場で高い競争力を発揮しています。長期ビジョン「E-Vision2035」のもと、全体最適の視座で社会・環境価値と経済価値の最大化を同時に追求しています。

目指す経営指標

・2035年:売上収益 2兆円以上
・2035年:営業利益率 20%以上
・2035年:ROIC 20%以上
・2035年:ROE 25%以上
・2035年:時価総額 6兆円規模
・2028年12月期:売上収益 1.2兆円規模
・2028年12月期:営業利益率 14.5%以上
・2028年12月期:ROIC 13.0%以上
・2028年12月期:ROE 18.0%以上
・2028年12月期:D/Eレシオ 0.4〜0.5倍(管理目安)
・2028年12月期:重要サプライヤにおけるCSR調達要件適合率 75%
・2035年累計(2023年〜2035年):当社製品・サービスによるGHG削減量(CO₂換算) 約2.5億トン

用語解説

■創業の精神(熱と誠)
「与えられた仕事をただこなすのではなく、自ら創意工夫する熱意で取り組み、誠心誠意これをやり遂げる心をもって仕事をすること」という、1912年の創業以来荏原グループに受け継がれている価値創造の原点となる企業倫理の枠組みです。

■Essential EBARA. Everywhere.
長期ビジョン「E-Vision2035」で掲げられたスローガンで、本業を通じて世界中の持続可能性を支える不可欠(Essential)な価値を、必要とされるすべての場所へ届け続けるという当社の指針を表しています。

■CMP装置
「Chemical Mechanical Polishing(化学機械研磨)」の略で、半導体製造工程においてウェーハ表面を化学作用と機械研磨の組み合わせにより高度に平坦化する製造装置です。

■ICFG®
当社が独自開発した「内部循環流動床ガス化システム」の略称で、雑多な廃プラスチックなどをガスや油に転換し、再生プラスチックの原料として再利用するケミカルリサイクル技術です。

■EBARAメンテナンスクラウド
ポンプなどの各種設備機器に設置したセンサーと連携し、振動や温度などの稼働データを24時間遠隔監視・分析することで異常予兆を検知し、予防保全型メンテナンスと設備のダウンタイムゼロを目指すIoTソリューションです。

■荏原グループ技術元素表
荏原グループが保有する流体解析・制御や材料強度などのコア技術と、それらを保有する人財・組織データを体系的に可視化・一覧化したもので、技術の全社横断的な活用や新事業の創出に活用されています。

■EBARA開発ナビ
熟達技術者の経験や複雑な判断ロジック(暗黙知)を形式知化し、開発・設計現場において若手技術者へ判断根拠やナレッジを提示・伝承するシステムです。

■PECOMS
インフラ分野において提供されている排水機場の異常予兆判定システムで、デジタル技術を活用して施設の遠隔操作や点検の省人化・高度化を実現するソリューションです。

■Rurion
水道や農業用水などの水利施設に点在するデータを集約し、スマートフォンなどを通じて遠隔で監視・操作できるようにするクラウド型水管理システムです。
2025年12月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

年月

沿革

1912年11月

東京帝国大学井口在屋博士を主幹、畠山一清が所長となり、ゐのくち式機械事務所を創立[創業]。

1920年5月

荏原製作所を設立。工場を東京府荏原郡品川町に設け、ゐのくち式機械事務所の事業を継承し、渦巻ポンプ等の製造を開始。

1938年4月

東京市蒲田区羽田に羽田工場を建設し、品川より本社及び工場を移転。

1941年12月

川崎工場を新設。

1945年4月

戦災により羽田工場から川崎工場に生産を移管。

1949年5月

東京証券取引所市場第一部、大阪証券取引所市場第一部へ上場。(2004年11月に大阪証券取引所において上場廃止)

1955年1月

生産の主力を羽田工場に復帰。

1956年1月

水処理装置の製造及び販売を目的として、荏原インフィルコ株式会社を設立。

1959年8月

新潟証券取引所へ上場。(2000年3月に上場廃止)

1964年4月

戦後初の海外事務所をタイ・バンコクに開設。

1964年6月

製品のアフターサービスを目的として、荏原サービス株式会社を設立。

1965年5月

藤沢工場を新設。日本で初めて標準ポンプ量産体制を確立。また冷凍機生産を羽田工場より移管。

1968年11月

札幌証券取引所へ上場。(2013年9月に上場廃止)

1975年1月

戦後初の海外生産拠点としてブラジルに Ebara Industrias Mecanicas e Comercio Ltda.(現 EBARA BOMBAS AMÉRICA DO SUL LTDA.)を設立。

1975年11月

袖ヶ浦工場を新設し、主としてコンプレッサ及びタービンの製造を開始。

1979年12月

東南アジアにおける標準ポンプの生産拠点として、インドネシアにPT. Ebara Indonesiaを設立。

1981年1月

北米のポンプ事業拠点として、米国にEbara International Corporation(現 EBARA PUMPS AMERICAS CORPORATION)を設立。

1987年7月

藤沢工場内に精密機械工場を建設し、半導体産業向け真空機器の生産を開始。

1989年1月

ステンレスプレス製標準ポンプの生産拠点として、イタリアにEbara Italia S.p.A.(現 Ebara Pumps Europe S.p.A.)を設立。

1992年8月

各種ボイラ等製缶品の生産拠点として、中国に青島荏原環境設備有限公司を設立。

1994年10月

荏原インフィルコ株式会社を吸収合併。

2000年4月

汎用風水力機械の営業部門を分離の上、荏原サービス株式会社に統合し、荏原テクノサーブ株式会社として営業開始。

2000年4月

コンプレッサ・タービン事業大手のElliott Company(米国)を完全子会社化。

2001年6月

CMP装置等の生産拠点として設立した株式会社荏原九州(熊本県)が操業を開始。

2002年4月

コンプレッサ・タービン事業を分社化、株式会社荏原エリオット(千葉県)を設立。

2002年9月

冷熱機械事業を分社化、荏原冷熱システム株式会社を設立。

2003年5月

中国におけるAPIポンプの生産販売拠点として、嘉利特荏原ポンプ業有限公司を設立。

2005年4月

カンパニー制を導入。本社機能を担うコーポレートと、風水力機械、環境事業、精密・電子事業の3カンパニー体制とする。

2005年8月

中国における大型・高圧ポンプの生産販売拠点として、荏原博ポンプポンプ業有限公司(現 荏原機械淄博有限公司)を設立。

2006年5月

中国における標準ポンプの生産・販売・サービス拠点として、荏原機械(中国)有限公司を発足。

2009年4月

グループ内の水処理事業を荏原エンジニアリングサービス株式会社(現 水ing株式会社)へ統合。

2009年10月

グループ内の廃棄物処理事業を荏原環境プラント株式会社へ統合。

2010年1月

富津工場を新設し、羽田工場の機能を移転。

2010年3月

荏原エンジニアリングサービス株式会社を、三菱商事株式会社、日揮株式会社との三社提携による総合水事業会社とする。

2010年10月

株式会社荏原九州を吸収合併。

2012年4月

ポンプ事業のグループ内再編として、荏原テクノサーブ株式会社、株式会社荏原由倉ハイドロテック及び株式会社荏原環境テクノ北海道の三社を吸収合併。

2014年3月

中東におけるポンプの販売・サービス拠点として、UAEにEbara Pumps Middle East FZE を設立。

2015年6月

指名委員会等設置会社へ移行。

2015年8月

インドネシアの回転機械のメンテナンス会社 PT. Turbindo Chikara Surya(現 PT. Ebara Turbomachinery Services Indonesia)を買収。

2015年12月

ブラジルのポンプメーカ Thebe Bombas Hidráulicas S.A.(EBARA BOMBAS AMÉRICA DO SUL LTDA.を存続会社とする吸収合併により消滅)を買収。

2016年11月

熊本事業所内に半導体製造装置の生産工場及びドライ真空ポンプのサービス工場を増設竣工。

2020年5月

北中米におけるポンプの販売・サービス拠点として、メキシコにEbara Pumps Mexico, S.A. de C.V.を設立。

2021年4月

トルコのポンプメーカVansan Makina Sanayi ve Ticaret A.S.とVansan Makina Montaj ve Pazarlama A.S.を傘下に持つCigli Su Teknolojileri A.S.を買収。

2022年4月

東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行。

 

 

年月

沿革

2022年9月

カナダ及び米国の産業ポンプ・ミキサーメーカ6社を傘下に持つHayward Gordon Holdings, L.P.を買収。

2023年1月

対面市場別組織への移行に伴い、建築・産業、エネルギー、インフラ、環境、精密・電子の5カンパニー体制とする。

2023年8月

中国における地域統括会社として、荏原(中国)有限公司を設立。

 

関係会社

4 【関係会社の状況】

名称

住所

資本金又は

出資金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱荏原風力機械

三重県鈴鹿市

445

建築・産業

100.0

・当社が送風機及び関連機器を購入

・当社が工場及び建物を賃貸

・当社が資金を貸与

荏原冷熱システム㈱

東京都大田区

450

建築・産業

100.0

・当社が冷凍機、冷却塔及び関連機器を購入

・当社が土地・工場及び建物を賃貸

・当社が資金を貸与

㈱荏原エリオット

千葉県袖ヶ浦市

450

エネルギー

100.0

(100.0)

・当社がポンプを販売

・当社がコンプレッサ・タービン等を購入

・当社が工場及び建物を賃貸

・当社が資金を借入

㈱荏原電産

東京都大田区

450

インフラ

100.0

・役員1名兼任

・当社が電気機械器具を購入

・当社が土地及び建物を賃貸

・当社が資金を貸与

荏原環境プラント㈱

東京都大田区

5,812

環境

100.0

・役員1名兼任

・当社がポンプを販売

・当社がポンプ部品を販売

・当社が工場での電力を一部調達

・当社が土地及び建物を賃貸

・当社が資金を借入

㈱荏原フィールドテック

東京都大田区

475

精密・電子

100.0

・役員3名兼任

・当社のコンポーネント機器・半導体製造装置の販売及びアフターサービス

・当社が土地・工場及び建物を賃貸

・当社が資金を借入

荏原冷熱システム(中国)有限公司

中国

山東省

千人民元

136,089

建築・産業

100.0

(100.0)

・当社がポンプ及び関連機器を販売

EBARA BOMBAS AMÉRICA DO SUL LTDA.

ブラジル

サンパウロ州

千ブラジル

レアル

99,106

建築・産業

100.0

(0.01)

・当社がポンプ及び関連機器を販売

・当社が資金を貸与

Ebara Pumps Europe S.p.A.

イタリア

トレント県

千ユーロ

22,400

建築・産業

100.0

・当社がポンプ部品を販売

・当社がポンプを購入

・当社が資金を貸与

・当社が債務を保証

 

EBARA PUMPS IBERIA, S.A.

スペイン

マドリード州

千ユーロ

1,839

建築・産業

98.4

・当社がポンプを販売

・当社が資金を借入

Ebara Engineering

Singapore Pte. Ltd.

シンガポール

千シンガポールドル

6,625

建築・産業、

精密・電子

100.0

・当社がポンプを販売

・当社のコンポーネント機器・半導体製造装置の販売及びアフターサービス

・当社が資金を貸与

荏原機械(中国)有限公司

中国

北京市

千米ドル

 41,182

建築・産業

100.0

(100.0)

・当社がポンプを購入・販売

Vansan Makina Sanayi ve Ticaret A.S.

トルコ

イズミル市

千トルコ

リラ

5,350

建築・産業

100.0

(100.0)

・役員1名兼任

 

 

名称

住所

資本金又は

出資金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

EBARA HG Holdings Inc.

米国

デラウェア州

米ドル

50

建築・産業

100.0

 

・当社がポンプを販売

 

EBARA PUMPS AMERICAS CORPORATION

米国

サウスカロライナ州

米ドル

40

建築・産業

100.0

(100.0)

 

・当社がポンプを購入・販売

・当社がポンプ部品を販売

嘉利特荏原ポンプ業有限公司(ポンプの中国語表記は石の下に水です)

中国

浙江省

千米ドル

11,000

エネルギー

51.0

(51.0)

・役員1名兼任

・当社がポンプを販売

・当社がポンプ部品を購入・販売

Elliott Company

(注)4

米国

ペンシルバニア州

千米ドル

1

エネルギー

100.0

(100.0)

・役員1名兼任

・当社がコンプレッサ・タービンを購入

・当社が資金を貸与

・当社が債務を保証

Elliott Ebara

Singapore Pte.Ltd.

シンガポール

千シンガポールドル

340

エネルギー

100.0

(100.0)

・当社がポンプ部品を販売

荏原機械淄博有限公司

中国

山東省

千人民元

283,598

エネルギー

100.0

(100.0)

・当社がポンプ部品を購入・販売

荏原環境工程(中国)有限公司

中国

山東省

7,965

環境

100.0

(100.0)

 

Ebara Precision Machinery Europe GmbH

ドイツ

ヘッセン州

千ユーロ
11,145

精密・電子

100.0

・当社のコンポーネント機器・半導体製造装置の販売及びアフターサービス

・当社が資金を借入・貸与

Ebara Precision Machinery Korea Inc.

韓国

平沢市

百万ウォン

5,410

精密・電子

100.0

・役員1名兼任

・当社のコンポーネント機器・半導体製造装置の販売及びアフターサービス、コンポーネント機器の製造

・当社が資金を貸与

台湾荏原精密股份有限公司

台湾

台北市

千台湾ドル
330,000

精密・電子

100.0

・役員1名兼任

・当社のコンポーネント機器・半導体製造装置の販売及びアフターサービス、コンポーネント機器の製造

・当社が資金を貸与

上海荏原精密機械有限公司

中国

上海市

495

精密・電子

100.0

(100.0)

 

・当社のコンポーネント機器・半導体製造装置の販売及びアフターサービス

Ebara Technologies Inc.

米国

カリフォルニア州

千米ドル

44,560

精密・電子

100.0

(100.0)

・役員1名兼任

・当社のコンポーネント機器・半導体製造装置の販売及びアフターサービス、コンポーネント機器の製造

荏原(中国)有限公司

(注)3

中国

北京市

千人民元

918,333

その他

100.0

・役員5名兼任

・当社が資金を借入

その他 82社

 

 

 

 

 

 

 

名称

住所

資本金又は

出資金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

(持分法適用共同支配企業)

 

 

 

 

 

水ing㈱

東京都港区

5,500

環境

33.3

・役員1名兼任

・当社がポンプを販売

・当社がポンプ部品を販売

・当社が薬品を調達

・当社が土地及び建物を賃貸

 

(注)

1.

主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しています。

 

2.

議決権の所有割合における( )内は、内数で間接所有割合です。

 

3.

特定子会社に該当しています。

 

 

4.

Elliott Companyは、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)が連結売上収益の10%を超えています。IFRS会計基準に基づいて作成された同社の主要な損益情報等は、以下のとおりです。

 

売上収益(内部取引高含む)

130,438百万円

税引前利益

9,382百万円

当期利益

5,487百万円

資本合計

46,066百万円

資産合計

129,096百万円

 

 

 

なお、主要な損益情報等は、単体の数値に代えて、同社の子会社を含めた連結数値を記載しています。