2026.02.09更新

用語解説

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: オルガノグループレポート2025

■ORGANO 2030
オルガノグループが掲げる長期経営計画の名称で、2030年頃をゴールにした成長シナリオです。売上・利益の規模だけでなく、事業ポートフォリオやグローバル展開、人材・サステナビリティのあり方までを含めて「どんな会社になっていたいか」を示し、その実現に向けて3ヵ年ごとの中期経営計画をローリングで組み立てる枠組みになっています。

■水処理エンジニアリング事業
産業用の水をつくったり、使い終わった水をきれいにしたりする装置を、オーダーメイドで設計・建設・メンテナンスまで一貫して請け負う事業です。半導体工場向けの超純水設備や発電所・上下水道向け設備など、大規模なプラント案件が中心で、原水の性質や用途に合わせて最適なプロセスを組み合わせるのが特徴です。

■ソリューション事業
既に納入した水処理設備を「いかに効率よく、安全に運用するか」に焦点を当てたサービス型の事業です。遠隔監視や運転データの分析、故障予兆の検知、運転条件の最適化提案などを通じて、顧客の工場の停止リスクを減らし、ランニングコスト削減や水使用量削減を支援します。設備を売って終わりではなく、長期的な運用パートナーとして関わる点が特徴です。([オルガノ株式会社][1])

■機能商品事業
イオン交換樹脂や分離膜、水処理薬品、食品加工材など、オルガノの分離精製・分析技術を生かした「レディ・メイド製品」を幅広く提供する事業です。プラントのような大規模設備ではなく、既製品ラインアップで多様な業界のニーズに短納期で応えるポジションで、水処理以外に飲料・食品・医薬などの分野にも展開しているのが特徴です。

■設備保有型サービス
顧客の工場や施設内に必要な水処理設備をオルガノ側で設置・保有し、顧客には「装置」ではなく「処理水」や「サービス」として提供するビジネスモデルです。顧客は多額の初期投資や減価償却、保守要員の確保が不要になり、オルガノが設備の運転・保守・薬品補充・遠隔監視まで一括して担うことで、安定した水質とコストの見通しを得られます。

■ピューリックωⅡ
研究所や品質管理部門向けのキャビネットタイプ超純水装置で、オルガノのラボ向けフラッグシップモデルです。水道水を直接取り込み、半導体グレードのイオン交換樹脂や超純水プラントの処理フローを採用することで、微量金属やホウ素まで極めて低いレベルに抑えた高純度の水を安定供給します。微量元素分析やバイオ研究など、非常にシビアな水質が求められる用途向けに開発されたブランドです。

■技術伝承AI
オルガノが戦略的資本業務提携を結んだ株式会社LIGHTzが提供する「技術伝承AI」を活用した取り組みを指す用語です。熟練エンジニアの設計ノウハウや判断プロセスをAIに学習させ、設計検討やトラブル対応時にAIが類似事例や思考の道筋を提示することで、属人的になりがちなプラントエンジニアリング技術を次世代に引き継ぎやすくすることを狙っています。

■グローバルエンジニアリングセンター
ベトナムに立ち上げたエンジニアリング拠点で、世界各地の水処理プロジェクトに対応できる設計・エンジニアリング人材を育成・集約するセンターです。日本本社と連携しながら設計業務を分担することで、納入能力の増強とコスト競争力の向上を図るとともに、将来のグローバル人材の育成拠点としての役割も持たせています。

■超純水
水に含まれるイオン・有機物・微粒子などの不純物を極限まで取り除いた、非常にきれいな水です。半導体製造工程でシリコンウェハを洗浄したり、精密分析やバイオ実験に使われたりします。オルガノは、研究室向けの小型装置から、1時間にプール1杯以上の超純水をつくる巨大プラントまで、用途や規模に応じた超純水製造技術を持っているのが特徴です。

■分離精製・分析・製造技術
水の中に含まれる塩分や金属イオン、有機物などを選択的に分けて取り除く「分離精製技術」、水質を正確に測る「分析技術」、それらを装置やプラントとして形にする「製造技術」を総称した表現です。オルガノは創立以来70年以上にわたり、糖類精製や有価金属回収、排水の再利用などの分野でこれらの技術を磨き続けており、その蓄積が現在の水処理エンジニアリングや機能商品事業の基盤になっています。

■水で培った最適化技術
オルガノが掲げるキーワードで、水処理に関わる分離精製技術、分析技術、エンジニアリング技術を組み合わせ、顧客ごとの水質や用途に合わせて「最適なシステムやサービス」を設計・提供する力を指します。単に水をきれいにするだけでなく、水環境保全や温暖化防止にもつながる装置・サービスの形に仕上げる、同社ならではの総合力を表現した言葉です。