2026.06.11更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合レポート2025

サマリ

放電精密加工研究所は、放電加工・表面処理・金属加工を核に、航空・宇宙、環境・エネルギー、交通・輸送、精密機器へ事業を広げてきた会社です。難加工材や高精度部品に対応する技術を強みに、加工受託だけでなく機械装置も手がけます。航空機エンジン部品やガスタービン部品、自動車部品、半導体関連まで用途を広げ、顧客のものづくりを支える独自の立ち位置を築いています。

目指す経営指標

・2027年度に売上高14,728百万円
・2027年度に営業利益859百万円
・2030年にCO2排出量を2022年度比50%削減
・2050年にカーボンニュートラル達成

用語解説

■放電加工
金属に電気を流して火花を発生させ、その熱で材料を少しずつ削る加工です。刃物では削りにくい硬い材料や、複雑な形の加工に向いています。放電精密加工研究所では、この技術を中核の一つとして高精度部品づくりに生かしています。

■表面処理
材料の表面に別の性質を持たせ、耐熱性や耐摩耗性、耐食性などを高める技術です。同社は航空機エンジン部品の表面処理から事業を広げており、部品そのものを作るだけでなく、表面機能を高める工程でも強みを持っています。

■溶射
金属やセラミックスなどの材料を加熱して粒子状にし、部品の表面に吹き付けて皮膜を作る表面処理です。部品の寿命を延ばしたり、高温や摩耗に強くしたりする目的で使われます。同社の歴史を示す年表でも、早い時期から導入した重要技術として位置づけられています。

■難加工材
削ることや成形することが難しい材料のことです。熱に強い、硬い、粘りが強いといった特徴があり、航空機やエネルギー分野の高性能部品で使われます。同社はこうした材料に対応できる加工力を、事業の競争力につなげています。

■治工具
製品を正しい位置に固定したり、安定して加工や組立をしたりするための道具です。量産の精度や作業の再現性を支える重要な存在です。同社は部品加工だけでなく、航空機向けなどの治工具にも領域を広げてきた点が特徴です。

■ガスタービン
高温高圧のガスで羽根車を回し、発電や推進に使う機械です。発電設備や航空分野で使われ、高い耐熱性と精密な加工が求められます。同社の技術が活躍する代表的な用途の一つとして統合報告書で示されています。

■中期経営計画2027
放電精密加工研究所が2027年度までの方向性を示した経営計画の名称です。成長分野へのシフト、収益力の改善、事業ポートフォリオの見直しなどを進める土台として使われています。単なる数字目標ではなく、どの分野で存在感を高めるかを示す計画として位置づけられています。

■存在意義・存在感
トップメッセージで使われている、同社らしさを表す重要な言葉です。単に売上や利益を伸ばすだけではなく、顧客や社会の中で「必要とされる会社」として役割を大きくし、業界内での存在感も高めていく考えを示しています。経営の目指す姿を表すキーワードです。
2026年2月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

年月

事項

1961年12月
 

神奈川県川崎市下平間に資本金100万円をもって株式会社放電精密加工研究所を設立し、放電加工の受託業務を開始。

1963年5月

アルミ押出用金型の製造を開始。

1965年11月

愛知県春日井市に名古屋事業所を新設。放電加工の受託業務を開始。

1969年11月

大阪府八尾市に大阪事業所を新設。放電加工の受託業務を開始。

1970年8月
 

神奈川県厚木市に厚木事業所を新設。アルミ押出用金型の一貫ラインを設備し、受託業務を開始。

1973年10月

名古屋事業所においてセラミックスハニカム押出用金型の製造を開始。

1980年9月

愛知県春日井市に春日井事業所を新設。航空機エンジン部品のリペア業務を開始。

1981年1月

春日井事業所において航空機エンジン部品のサーメテルコーティング業務を開始。

1984年8月

神奈川県厚木市に飯山事業所を新設。放電加工の受託業務を開始。

1985年4月

岡山県和気郡に岡山事業所を新設。放電加工の受託業務を開始。

1986年9月

神奈川県横浜市に株式会社ミヤギを設立(2019年6月に吸収合併)。

1987年9月
 

タイ国にトーヨーサッシ株式会社(現株式会社LIXIL)との合弁会社KYODO DIE-WORKS(THAILAND)
CO.,LTD.を設立。アルミ押出用金型の製造を開始。

1988年12月

厚木事業所においてプラスチックス射出成形用金型の製造を開始。

1990年11月

兵庫県明石市に明石事業所を新設。放電加工の受託業務を開始。

1990年12月

千葉県香取郡に成田事業所を新設(1993年山武郡へ移転)。放電加工の受託業務を開始。

1994年2月

飯山事業所に本社機能を移転。

1997年8月

愛知県春日井市上野町に春日井事業所を移転。サーメテルコーティング業務を拡充。

1998年3月

神奈川県横浜市に横浜事業所を新設し、機械装置部門(メカトロ事業部)を飯山事業所から移転。

1998年11月

愛知県春日井市に春日井事業所坂下工場を新設。溶射、溶接業務を拡充。

1999年10月

日本証券業協会(現大阪証券取引所)へ株式店頭登録。

2000年8月

春日井事業所坂下工場の隣接地に新坂下工場を新設。

2001年10月

成田事業所に表面処理工場を新設。サーメテルコーティング業務を拡充。

2001年11月
 

兵庫県神戸市に神戸事業所を新設し、明石事業所、大阪事業所の放電加工業務を移管。これにより、明石事業所及び大阪事業所は廃止。

2002年11月

名古屋事業所に加工センターを新設。プレス部品加工業務を拡充。

2003年7月

中華人民共和国に現地資本と合弁で天津和興機電技術有限公司を設立。

2005年4月

岐阜県海津市にクロムフリー塗料の生産工場を新設。

2005年7月

岐阜県海津市に岐阜事業所を新設し、クロムフリー塗料の生産を開始。

 

 

 

 

年月

事項

2007年3月

タイ国にHSKT CO.,LTD.を設立。(2011年9月清算結了)プレス部品の受託加工を開始。

2007年9月
 

愛知県春日井市坂下町に名古屋事業所を移転し、春日井事業所坂下工場及び新坂下工場を名古屋事業所に統合。

2009年11月

岡山県赤磐市に岡山事業所を移転。

2010年4月
 

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。

2010年10月
 

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2010年12月

神奈川県座間市に横浜事業所を移転し、座間事業所に名称変更。

2011年10月

飯山事業所に岐阜事業所の塗料業務を移管。これにより岐阜事業所は廃止。

2013年2月

岡山事業所に神戸事業所の放電加工業務及び表面処理業務を移管。これにより神戸事業所は廃止。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2014年9月

愛知県小牧市に小牧事業所を新設。

2019年6月

株式会社ミヤギを吸収合併。

2020年1月

本社機能を新横浜に移転。

2020年1月

海外関連会社のKYODO DIE-WORKS(THAILAND)CO.,LTD.の株式を追加取得し、連結子会社化。

2020年5月

本店を神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目17番6号に移転

2020年11月

神奈川県大和市に座間事業所を移転し、大和事業所に名称変更。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。

2022年9月

成田事業所に飯山事業所の放電加工業務を移管。これにより飯山事業所は廃止。

2022年10月

神奈川県横浜市に横浜事業所を新設。飯山事業所の環境マテリアル開発事業部を移管。

2025年1月

中華人民共和国の合弁会社である天津和興機電技術有限公司との資本関係解消。

2025年4月

大和事業所に横浜事業所を移管。これにより横浜事業所は廃止。

 

 

関係会社

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

主要な事業
の内容

議決権の所有
割合又は被所
有割合(%)

関係内容

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

三菱重工業株式会社

※3

東京都千代田区

百万円
265,608

―

35.10

・放電加工・表面処理の受注先

(連結子会社)

 

 

 

 

 

KYODO DIE-WORKS
(THAILAND)CO.,LTD.

※2

タイ国
Pathumthani

千タイバーツ
20,000

金型

51.00

・金型の受注先

・当社役員の兼任1名

・当社従業員の出向2名

 

(注) 1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.KYODO DIE-WORKS(THAILAND)CO.,LTD.は特定子会社であります。

3.有価証券報告書の提出会社です。