2026.05.20更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: Integrated Report 2025

サマリ

極東開発グループは、特装車、環境、パーキングを柱に、まちと暮らしのミライをつくる企業です。強みは「卓越した技術力・確固たる品質」です。特装車で培った技術を環境事業やパーキング事業にも広げ、グループ間シナジーで新たな価値を生み出しています。

目指す経営指標

・2027年度までに売上高1,900億円
・2027年度までに営業利益率8%
・2027年度までにROE8%
・2027年度までに海外売上高を現在の120億円から約3倍へ拡大
・2027年度までにDOE4%以上・2ndステップ累計配当150億円以上
・2027年度までにCO2排出量を2013年度比28%減
・2027年度までに廃棄物のリサイクル率99%以上
・2030年度までに売上高2,000億円
・2030年度までに営業利益率10%
・2030年度までにROE10%

用語解説

■特装車
トラックのシャシに、荷台や装置など特別な機能を持つボデーを架装した車両です。極東開発工業では、ダンプトラック、コンクリートポンプ車、ごみ収集車、物流・省力関連車両など、社会インフラを支える「はたらくクルマ」を指す中核分野です。

■特装車事業
極東開発グループの主力事業です。建設、物流、環境などの現場で使われる特装車の製造販売に加え、修理、アフターサービス、中古車販売までを担います。製品を売るだけでなく、車両の稼働を長く支える仕組みまで含む事業です。

■環境事業
ごみ処理施設やリサイクル施設に関わる機器、施設建設、メンテナンス、運転委託などを扱う事業です。極東開発グループでは、関連機器を売るだけでなく、地域や自治体の廃棄物処理を支える仕組みづくりにも取り組んでいます。

■パーキング事業
立体駐車装置とコインパーキングを扱う事業です。極東開発グループでは、都市部の駐車場不足や土地活用のニーズに対応し、機械式立体駐車装置の提供と時間貸駐車場の運営を進めています。

■総合インフラメーカー
極東開発グループが目指す企業像を表す言葉です。特装車、環境、パーキングの3事業を通じて、物流、建設、廃棄物処理、駐車場など、まちと暮らしを支える幅広いインフラに関わるメーカーであることを示しています。

■まちと暮らしのミライをつくる
極東開発グループの価値創造モデルで示されている考え方です。特装車事業は「はたらくクルマ」、環境事業は「循環型社会」、パーキング事業は「モビリティ社会」を支え、それぞれの事業を通じて生活基盤の未来をつくるという意味です。

■和協
極東開発グループの社是「信用 確実 和協」の一つです。「和協」は調和と協力の精神を意味します。社内外の人々が力を合わせ、個人の自己実現と企業の発展を両立させる姿勢として、トップメッセージでも重視されています。

■Kyokuto Kaihatsu 2030
2030年度をひとつのマイルストーンとする極東開発グループの長期経営ビジョンです。「卓越した技術力」と「確固たる品質」を礎に、サステナブル社会の実現・発展に貢献するグローバルな総合インフラメーカーを目指す方針を示しています。

■Creating The Future As One
極東開発グループの中期経営計画2022-24の名称です。長期経営ビジョン「Kyokuto Kaihatsu 2030」の1stステップにあたり、成長投資とグループ間シナジーの強化を進める期間として位置づけられています。

■Creating The Future As One(Ⅱ)
極東開発グループの中期経営計画2025-27の名称です。長期経営ビジョンの2ndステップにあたり、1stステップで進めた投資や基盤整備の成果を収穫する期間として位置づけられています。

■極東開発グループ テクニカルセンター
愛知県豊田市に新設予定の研究開発拠点です。特装車とトレーラの開発拠点として、大型振動試験装置、大型ロードシミュレータ、600mのテストコースなどを備え、製品開発のスピードと品質を高める役割を担います。

■社会的課題解決型製品
極東開発グループが目指す製品開発の方向性を示す言葉です。単に車両や装置を作るのではなく、輸送効率の向上、脱炭素化、廃棄物処理、労働負担の軽減など、現場や社会が抱える具体的な課題に応える製品を指します。

■ごみ中継施設
家庭や事業所から集めたごみを、大型車両などに積み替えて処理施設へ効率よく運ぶための施設です。極東開発グループでは、市町村の広域化に伴うニーズを捉え、環境事業の新たな領域として取り組んでいます。

■次世代再資源化プラント
廃棄物を単に処理するだけでなく、資源として再利用することを目指す施設です。極東開発グループでは、リサイクル施設専業メーカーとしての地位確立に向け、環境事業の重点分野として位置づけています。

■バイオマス関連事業
木質ペレットなどの加工技術を活用し、廃材や剪定材を燃料として使う事業です。極東開発グループでは、地域や施設でエネルギーを地産地消する仕組みづくりとして取り組み、環境事業の収益基盤化を目指しています。

■新環境基準適合ラベル(ゴールドラベル)
日本自動車車体工業会が定める認証です。極東開発グループでは、特装車が環境にやさしい車体であることを示す基準として、対象製品で認証取得率100%を目指しています。循環型社会に向けた製品づくりの指標の一つです。

■グループ間シナジー
極東開発グループ内の特装車、環境、パーキングの各事業が、技術や人材、ノウハウを相互に活用して価値を高める考え方です。たとえば、特装車開発で培ったノウハウをバイオマス関連事業に活かすような連携を指します。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

1955年6月

資本金2,500千円にて横浜市鶴見区に極東開発機械工業株式会社を設立し特装車の販売を開始。

(株式額面変更目的で1971年4月を合併期日として合併会社(休眠会社 極東開発工業株式会社)に吸収合併されたため、登記上の設立年月は1917年3月となっている。)

1957年4月

本社を西宮市上甲子園に移転し、本社及び本社工場を完成。

特装車部品、小型ダンプ及びタンクローリの生産を開始。

1959年10月

名古屋工場完成。各種特装車の生産開始。

1962年3月

横浜工場完成。

1962年4月

本社及び本社工場を西宮市甲子園口に移転。旧本社工場は機械工場と改称。

1966年5月

米国チャレンジ・クック・ブラザーズ社と『スクイーズクリートコンクリートポンプ』、スウェーデン国インターコンサルト社と『粉粒体のバラ積空気圧送式運搬装置』の各製造に関する技術導入契約を締結。

1968年7月

名古屋工場を現在地に移転。旧名古屋工場は売却。

1970年3月

英国トレマッシェ社(現ジェンキンス・ニュウエル・ダンフォード社)と『パルパライザー(ごみ破砕処理装置)』に関する技術導入契約を締結。

1970年9月

福岡工場完成。

1971年6月

商号を極東開発工業株式会社に変更。

1979年8月

三木工場完成。機械工場を移転し、併せてコンクリートポンプの集中生産を開始。

1987年2月

株式会社エフ・イ・イを設立。(現・連結子会社)

1989年12月

大阪証券取引所市場第二部に上場。

1992年11月

東京証券取引所市場第二部に上場。

1995年9月

東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部銘柄に指定。

1997年1月

本社工場を三木工場に移転。

1999年3月

極東サービスエンジニアリング株式会社(現・連結子会社)、極東サービスエンジニアリング北海道株式会社(現・連結子会社)の2社を設立。

2001年4月

株式会社エフ・イ・テックを設立。

2002年8月

振興自動車株式会社の株式80%を取得。(現・連結子会社)

2002年8月

中国に極東特装車貿易(上海)有限公司を設立。(現・持分法適用子会社)

上海部品調達センターを設置し、特装車の部品、資材等の海外調達を開始。

2003年8月

中国に極東開発(昆山)機械有限公司を設立。(現・連結子会社)

2005年4月

極東開発(昆山)機械有限公司 昆山工場生産開始。

2005年10月

極東開発パーキング株式会社を設立。(現・連結子会社)

2006年4月

立体駐車装置の製造・販売等に関する事業を極東開発パーキング株式会社に譲渡。

2006年8月

振興自動車株式会社の株式を追加取得し、100%子会社化。

2007年4月

日本トレクス株式会社の全株式を取得し、100%子会社化。(現・連結子会社)

2012年7月

株式会社FE-ONEを設立。

2012年9月

東京本部を東京都品川区東品川に移転。

 

インドネシアにPT.Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesiaを設立。(現・連結子会社)

2012年11月

インドネシアにPT.Kyokuto Indomobil Distributor Indonesiaを設立。(現・持分法適用関連会社)

2014年2月

PT.Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesia インドネシア工場生産開始。

2016年11月

株式会社モリプラントの全株式を取得し、100%子会社化。(現・持分法適用子会社)

2018年5月

北陸重機工業株式会社の全株式を取得し、100%子会社化。(現・連結子会社)

2020年4月

株式会社FE-ONEを存続会社、株式会社エフ・イ・テックを消滅会社として吸収合併し、株式会社エフ・イ・オートに商号変更。(現・連結子会社)

2020年9月

インドにあるSATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITEDの全株式を取得し、100%子会社化。(現・連結子会社)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

2023年2月

本社を大阪市中央区淡路町に移転。

2024年12月

オーストラリアにあるSTG Global Holdings Pty Ltdの全株式を取得し、100%子会社化。

(現・連結子会社)

2026年2月

SATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITEDの第二生産拠点となるチェンナイ工場がタミル・ナドゥ州に完成。

 

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

極東サービスエンジニアリング㈱

東京都品川区

50

環境整備機器及び施設の運転、修理

100.0

当社環境整備機器及び施設の運転、修理

極東サービスエンジニアリング北海道㈱

札幌市中央区

10

環境整備機器及び施設の運転、修理

100.0

当社環境整備機器及び施設の運転、修理

㈱エフ・イ・イ

大阪市中央区

50

食堂運営、損害保険代理業

100.0

当社従業員向け食堂の運営

㈱エフ・イ・オート

大阪市中央区

90

特殊自動車の製造、販売及び修理

自動車・建設機械の販売及び中古車販売

100.0

当社特装車の製造、修理

及び販売支援、中古車販売

なお、当社所有の土地及び建物を賃借している

極東開発パーキング㈱

(注)8

大阪市中央区

100

立体駐車装置の製造、

販売及び修理

駐車場の経営、宅地建

物取引業

100.0

―――

極東開発(昆山)機械有限公司

(注)2、4

中国江蘇省昆山市

USドル

3,250万

特殊自動車の製造及び販売

100.0

当社特装車の部品製造及び販売

役員の兼任あり

日本トレクス㈱

(注)2、3

愛知県豊川市

2,011

トレーラ・トラックボデー等の製造及び販売

100.0

外注加工・部品供給・共同調達・共同開発

役員の兼任あり

振興自動車㈱

北海道石狩市

70

特殊自動車の製造、販売及び修理

100.0

当社特装車の製造、販売及び修理

なお、当社所有の土地及び建物を賃借している

PT.Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesia

(注)2、5

インドネシア

プルワカルタ市

USドル

2,740万

特殊自動車の製造及び販売

51.0

役員の兼任あり

当社が債務保証している

北陸重機工業㈱

新潟市東区

97

鉄道車両、特殊自動車等の製造、販売及び修理

100.0

貸付金あり

SATRAC ENGINEERING

PRIVATE LIMITED

(注)2、6

インド

カルナタカ州

インドルピー

1,880百万

特殊自動車の製造及び販売

100.0

役員の兼任あり

当社が債務保証している

Kyokuto Australia

Holdings Pty Ltd

(注)2

オーストラリア

クイーンズランド州

オーストラリアドル

51,500千

グループ会社の管理・運営

100.0

貸付金あり

STG Global Holdings

Pty Ltd

(注)2

オーストラリア

ヴィクトリア州

オーストラリアドル

40,087千

特殊自動車の製造及び販売

(注)7

100.0

〔100.0〕

貸付金あり

その他 13社

 

 

 

 

 

(持分法適用非連結子会社)

 

 

 

 

 

極東特装車貿易(上海)有限公司

中国上海市

USドル

95万

特殊自動車の販売及び部品販売

100.0

当社特装車用の部品供給

役員の兼任あり

㈱エコファシリティ船橋

千葉県船橋市

30

施設の維持管理運営

65.0

―――

ささしまライブパーキング㈱

名古屋市西区

100

立体駐車場の賃貸

80.0

〔80.0〕

―――

井上自動車工業㈱

名古屋市南区

96

特殊自動車の製造、販売及び修理

100.0

〔100.0〕

―――

㈱モリプラント

大阪市阿倍野区

20

環境設備プラントの設計・施工及びメンテナンス

100.0

共同開発

貸付金あり

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

PT.Kyokuto Indomobil Distributor Indonesia

インドネシア

ジャカルタ市

USドル

180万

特殊自動車の販売

49.0

役員の兼任あり

 

(注)1 「議決権の所有割合」欄の〔内書〕は間接所有です。

2 特定子会社に該当します。

3 日本トレクス㈱については売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

(1)売上高

60,038百万円

 

(2)経常利益

4,089百万円

 

(3)当期純利益

△136百万円

 

(4)純資産額

22,738百万円

 

(5)総資産額

47,237百万円

4 極東開発(昆山)機械有限公司は2025年4月28日及び同年5月13日付で増資を行い、資本金が1,650万USドルから3,250万USドルに増加いたしました。

5 PT. Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesiaは2025年8月7日付で増資を行い、資本金が2,124万USドルから2,740万USドルに増加いたしました。

6 SATRAC ENGINEERING PRIVATE LIMITEDは2025年5月28日付で増資を行い、資本金が1,552百万インドルピーから1,880百万インドルピーに増加いたしました。

7 STG Global Holdings Pty Ltdは持株会社であり、同社の関係会社における主要な事業を記載しております。

8 極東開発パーキング株式会社は、2026年4月1日を効力発生日として、当社を存続会社とする吸収合併を行いました。