2024年3月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長 田中 譲治 (67歳) 議決権保有率 4.38%

略歴

1979年4月

大和証券株式会社入社

1987年1月

モルガン・スタンレー証券会社東京支店入社

1992年10月

UBS証券会社東京支店入社

1998年8月

メリルリンチ日本証券株式会社入社

2002年8月

IFAとして独立 日興コーディアル証券株式会社(現SMBC日興証券株式会社)とのIFA委任契約締結

2005年2月

有限会社インテグリティ取締役就任

2009年2月

株式会社アイ・ブレーン(現当社)入社

2009年3月

当社取締役就任

2012年5月

当社専務取締役就任

2014年5月

当社代表取締役就任(現任)

2015年1月

株式会社AIPコンサルタンツ取締役就任

2015年9月

株式会社アイ・パートナーズホールディングス設立 取締役就任

2016年1月

同社代表取締役就任

2016年1月

株式会社AIPコンサルタンツ代表取締役就任

2018年3月

株式会社AIPコンサルタンツ代表取締役辞任・同社取締役就任(現任)

2024年6月

公益社団法人州倶楽部理事就任(現任)

所有者

 

(5) 【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

1

20

14

10

1

938

984

所有株式数
(単元)

69

2,904

1,735

224

1

29,692

34,625

1,200

所有株式数
の割合(%)

0.20

8.39

5.01

0.65

0.00

85.75

100.00

 

(注)自己株式256,500株は、「個人その他」に 2,565単元含まれております。

 

役員

 

(2) 【役員の状況】

① 役員一覧

 男性5名 女性-名(役員のうち女性の比率-%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(株)

代表取締役
社長

田中 譲治

1957年2月21日

1979年4月

大和証券株式会社入社

1987年1月

モルガン・スタンレー証券会社東京支店入社

1992年10月

UBS証券会社東京支店入社

1998年8月

メリルリンチ日本証券株式会社入社

2002年8月

IFAとして独立 日興コーディアル証券株式会社(現SMBC日興証券株式会社)とのIFA委任契約締結

2005年2月

有限会社インテグリティ取締役就任

2009年2月

株式会社アイ・ブレーン(現当社)入社

2009年3月

当社取締役就任

2012年5月

当社専務取締役就任

2014年5月

当社代表取締役就任(現任)

2015年1月

株式会社AIPコンサルタンツ取締役就任

2015年9月

株式会社アイ・パートナーズホールディングス設立 取締役就任

2016年1月

同社代表取締役就任

2016年1月

株式会社AIPコンサルタンツ代表取締役就任

2018年3月

株式会社AIPコンサルタンツ代表取締役辞任・同社取締役就任(現任)

2024年6月

公益社団法人州倶楽部理事就任(現任)

(注)2

151,800

取締役
管理本部長

島田 和紀

1970年12月14日

1993年4月

日興證券株式会社(現SMBC日興証券株式会社)入社

2017年4月

当社入社

2017年4月

株式会社AIPコンサルタンツ取締役就任(現任)

2017年6月

当社取締役就任(現任)

2018年4月

当社管理本部長(現任)

(注)2

83,900

取締役
(常勤監査等委員)

吉川 昌利

1979年1月14日

2003年1月

税理士法人山田&パートナーズ入所

2004年4月

石渡会計事務所(現税理士法人アイ・パートナーズ)入所

2006年2月

2007年6月

株式会社アイ・ブレーン(現当社)設立 取締役就任

当社取締役辞任

2007年9月

税理士登録

2016年6月

吉川昌利税理士事務所開設 所長就任(現任)

2016年6月

当社取締役就任

2016年6月

2018年3月

株式会社AIPコンサルタンツ取締役就任

同社取締役辞任

2018年6月

当社取締役(常勤監査等委員)就任(現任)

(注)3

66,500

取締役
(監査等委員)

上野 博史

1938年5月15日

1962年4月

農林省(現農林水産省)入省

1992年7月

同省農林水産大臣官房長就任

1994年2月

同省食糧庁長官就任

1995年7月

農林水産事務次官就任

1998年1月

独立行政法人農林漁業信用基金理事長就任

2000年6月

農林中央金庫代表理事理事長就任

2009年3月

同金庫顧問就任

2013年1月

株式会社博真舎設立 代表取締役就任(現任)

2015年5月

株式会社日本精米顧問就任(現任)

2016年6月

欣交会会長就任

2018年6月

当社取締役(監査等委員)就任(現任)

(注)3

 

56,000

 (注)4

取締役
 (監査等委員)

中川 洋

1951年2月12日

1974年4月

株式会社野村総合研究所入社

1987年8月

モルガン・スタンレー証券会社東京支店入社

1995年4月

メリルリンチ証券会社東京支店入社

1999年1月

同社副会長就任

2000年11月

株式会社マナオクリエーション設立 取締役就任

2001年1月

同社代表取締役就任(現任)

2003年6月

有限会社二宮漁場設立 取締役就任

2005年6月

同社代表取締役就任(現任)

2007年3月

株式会社メディエイド社外取締役就任(現任)

2018年6月

当社取締役(監査等委員)就任(現任)

(注)3

56,000

414,200

 

(注)1.上野博史及び中川洋は、社外取締役であります。

2.取締役(監査等委員である取締役を除く)の任期は、2024年6月26日開催の定時株主総会終結の時から選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。

3.監査等委員である取締役の任期は、2024年6月26日開催の定時株主総会終結の時から選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。

4.上野博史の所有株式数は、同氏が代表取締役を務める法人が所有する株式数であります。

5. 監査等委員会の体制は、以下のとおりであります。

委員長 吉川昌利、委員 上野博史、委員 中川洋

 

② 社外役員の状況

現在、当社は社外取締役2名を選任しております。当社では、社外の視点を踏まえた実効的なコーポレート・ガバナンスの確立を目的として、社外取締役については、豊富な経験・見識等に基づき、経営に対する客観的かつ的確な助言を求めるとともに、取締役の職務執行の監督を期待しております。

監査等委員である社外取締役の上野博史は、農林水産事務次官等、国家公務員として要職を歴任し、また、国内有数の金融機関の代表理事理事長を務めた経験の他、現在も他社において経営戦略全般に関し助言を行っていることから、組織の統制や企業経営についての豊富な経験と高い見識を有しております。同氏は代表取締役を務める法人を通じた当社株式の保有以外に、当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

監査等委員である社外取締役の中川洋は、証券アナリストとして企業分析に携わった経験から財務及び会計に関する専門的な知見を有しており、また、金融機関の役員経験の他、他社の企業経営や監査役にも従事し、企業経営についての専門的な知見と金融機関の役員としての豊富な経験を有しております。同氏は当社株式の保有以外に、当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

なお、当社は、社外取締役の独立性に関する基準や方針についての特段の定めは設けておりませんが、選任に際しては、株式会社東京証券取引所が定める基準等を参考にしております。

 

③ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門

 との関係

社外取締役と内部監査担当者及び会計監査人との相互連携につきましては、下記「(3)監査の状況 ①監査等委員会監査の状況 及び ②内部監査の状況」に記載のとおり、情報を共有し、連携体制をとっております。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(又は被所有)
割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

株式会社AIPコンサルタンツ

神奈川県横浜市西区

20,000

保険代理店業

100.0

役員の兼任2名

従業員の出向

 

(注)有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

 

沿革

 

2 【沿革】

当社の前身である株式会社アイ・ブレーンは、税理士法人アイ・パートナーズのコンサルティング部門の位置づけとして設立され、その後、金融商品仲介業に特化するため、現代表取締役社長田中譲治が資本・経営参加し、社名を株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルに変更いたしました。

年月

概要

2006年2月

横浜市鶴見区に株式会社アイ・ブレーン(現当社)を設立

2007年3月

 

証券仲介業(現 金融商品仲介業)を開始するため、日興コーディアル証券株式会社(現 SMBC日興証券株式会社)と証券仲介業に係る業務等委託基本契約を締結

2007年9月

証券仲介業を開始

2009年2月

株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルへ商号変更

2009年4月

委託金融商品取引業者に楽天証券株式会社を追加

2010年4月

横浜市鶴見区に株式会社AIPコンサルタンツを設立

2011年3月

委託金融商品取引業者に株式会社SBI証券を追加

2014年3月

委託金融商品取引業者にエース証券株式会社(現 東海東京証券株式会社)を追加

2014年3月

横浜市西区に本店を移転

2015年3月

SMBC日興証券株式会社が金融商品仲介業(IFA)ビジネスを終了したため、業務等委託基本契約を解消

2015年9月

 

当社及び株式会社AIPコンサルタンツ(現 連結子会社)が共同して、株式移転により完全親会社たる株式会社アイ・パートナーズホールディングスを設立

2016年8月

 

当社が株式会社アイ・パートナーズホールディングスを吸収合併し、株式会社AIPコンサルタンツを当社の完全子会社化

2020年2月

委託金融商品取引業者にあかつき証券株式会社を追加

2021年6月

東京証券取引所マザーズ(現 グロース市場)上場

2021年8月

委託金融商品取引業者に東海東京証券株式会社を追加

2022年4月

委託金融商品取引業者に野村アセットマネジメント株式会社を追加

2022年5月

エース証券株式会社が東海東京証券を存続会社として合併したため、業務委託基本契約を解消

 

 

<株式会社アイ・パートナーズホールディングス設立の経緯>

当社は、金融商品仲介業に特化しつつ、お客様へのファイナンシャル・アドバイス業務の一つとして、IFAを委託型募集人とする保険代理店業務を行っておりましたが、2014年5月23日に成立した「保険業法等の一部を改正する法律」における保険募集人に対する規制の整備(第294条の3関係)により、保険募集人との雇用関係が必要となりました。

そのため、当社は、金融商品仲介業での業務委任契約と保険募集人としての雇用契約を同時に締結することを回避するため、当時、税理士法人アイ・パートナーズのグループ会社であった株式会社AIPコンサルタンツへ保険代理店業務を移管することといたしました。株式会社AIPコンサルタンツは、株式会社アイ・ブレーンが株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルに商号変更した後に、税理士法人アイ・パートナーズのコンサルティング業務を行うために設立された会社であり、株主はすべて税理士法人アイ・パートナーズの役職員でした。

このような経緯で、お客様へ提供するサービスを株主構成が異なる両社が提供することになりましたが、将来的な成長にはサービス間のシナジーを高め、スピード感のある経営判断が不可欠であると判断し、株式移転により完全親会社たる持株会社として、株式会社アイ・パートナーズホールディングスを設立いたしました。

 

<税理士法人アイ・パートナーズとの関係>

当社の会社設立時の初代代表取締役は、当時の税理士法人アイ・パートナーズの代表税理士が兼務で就任し、株式会社アイ・パートナーズホールディングスの初代代表取締役にも就任いたしました。

税理士法人アイ・パートナーズを中心としたグループの営業活動の一環として受託していた非金融事業により、株式会社AIPコンサルタンツは赤字となり、かつ、ファイナンシャル・アドバイス業務とのシナジー効果が期待できなかったため、金融商品仲介業に特化した当社が、グループ内に留まるメリットがないとの結論に至り、2016年8月に当社が株式会社アイ・パートナーズホールディングスを吸収合併し、株式会社AIPコンサルタンツを当社の完全子会社とし、税理士法人アイ・パートナーズとの関係を解消いたしました。現在、当社と税理士法人アイ・パートナーズの間には、出資及び人的な関係並びに業務上の提携及び制約は一切ございません。

なお、「アイ・パートナーズフィナンシャル」の商号については、2019年3月29日に商標権の出願を行い、2020年1月31日に登録完了しております。「AIPコンサルタンツ」の商号については、2019年3月29日に商標権の出願、2020年11月4日に登録完了しております。