2026年6月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

(単一セグメント)
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度
単一セグメントの企業の場合は、連結(あるいは単体)の売上と営業利益を反映しています

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
(単一セグメント) 2,445,260 100.0 174,842 100.0 7.2

3【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、純粋持株会社である当社、連結子会社70社、非連結子会社8社、持分法適用関連会社1社及び持分法非適用関連会社5社により構成されております。

なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

当社グループの事業に係わる位置付けは次のとおりであります。

 

セグメントの名称

会社名

事業内容

国内事業

㈱ドン・キホーテ

㈱長崎屋

UDリテール㈱

ビッグコンビニエンス&ディスカウントストアの「ドン・キホーテ」、ファミリー向け総合ディスカウントストアの「MEGAドン・キホーテ」及び「MEGAドン・キホーテUNY」等の店舗を全国にチェーン展開する小売業を営んでおります。

ユニー㈱

アピタ及びピアゴ等の業態を展開し、衣・食・住・余暇にわたる総合小売業を営んでおります。

カネ美食品㈱

寿司・揚物・惣菜等の小売業及びコンビニエンスストア向けの弁当の製造及び販売を行っております。

㈱パン・パシフィック・インターナショナルフィナンシャルサービス

㈱UCS

クレジットカード事業、電子マネー事業、保険代理店事業等を行っております。

アクリーティブ㈱

売掛債権の早期買取りを行う金融サービス及び支払業務のアウトソーシングサービスなどを行っております。

日本アセットマーケティング㈱

当社グループのうち、ディスカウントストアを展開する会社に対し、事業用物件の賃貸及び管理等を行っております。

日本商業施設㈱

複合型商業施設の一部をテナントに賃貸することによる、テナント賃貸業務を行っております。

また、当該テナントの管理を営んでおります。

北米事業

Don Quijote(USA)Co.,Ltd.

Gelson’s Markets

MARUKAI CORPORATION

QSI,Inc.

米国ハワイ州及びカリフォルニア州にてディスカウントストア及びスーパーマーケット等を展開しております。

アジア事業

Pan Pacific Retail Management(Singapore) Pte.Ltd.

Pan Pacific Retail Management(Hong Kong)Co.,Ltd.

アジア地域にてジャパンブランド・スペシャリティストアをコンセプトとした店舗の「DON DON DONKI」等を展開しております。

 

 

 

その他連結子会社

55社

その他非連結子会社

8社

持分法非適用関連会社

5社

 

 

業績状況

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

なお、2025年4月1日に行われたMikuni Restaurant Group,Inc.との企業結合について前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定しております。この暫定的な会計処理の確定に伴い、前連結会計年度については、遡及適用後の数値で比較分析を行っております。

 

①財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度(2025年7月1日~2026年6月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により、緩やかに景気は回復しておりますが、日中関係の悪化による影響やウクライナ情勢の長期化、中東地域の地政学リスクの高まりにより、依然として先行きは不透明な状況が続いております。

小売業界におきましては、インバウンド需要の拡大により、国内の市場規模は増加しましたが、原油高や円安進行による物流費・水道光熱費の高騰、人手不足や最低賃金の上昇による人件費の増加、生活必需品の度重なる値上げによる消費者の生活防衛意識の高まりから競合他社との価格競争が加速するなど、経営環境は非常に厳しい状況が続いております。

当社グループは、厳しい経営環境においても成長を続けるため、2025年8月に新たな長期経営計画「Double Impact 2035」を策定し、この目標を達成するため各種施策を推進し、実現するための取り組みを行ってまいりました。

2026年4月には、食品強化型の新業態である「驚楽の殿堂 ロビン・フッド」の1号店「ロビン・フッド 甚目寺店」をオープンしました。

ロビン・フッドは、ユニーのもつ生鮮食品の調達力と、ドン・キホーテが得意とする非食品におけるトレンドとニーズを最適化した品揃えに、“驚安DNA“を掛け合わせた生活商圏での毎日使いをめざす食品強化型の新業態です。生活構造の変化の中で生まれる、顧客の“より効率的でコストパフォーマンスのよい買い物体験”に対するニーズに応え、さらには普通のスーパーより買い物が楽で、ドン・キホーテのように楽しく買い物ができる、“スーパーみたいで、スーパーじゃない”全く新しいお店となっております。当連結会計年度末においては5店舗をオープンしており、2035年までに200~300店舗への拡大を目指してまいります。

2026年4月には、首都圏において専門店やディスカウントストア、スーパーマーケットなどの小売業を展開する㈱Olympicグループとの株式交換契約を締結しており、2026年7月1日を効力発生日として株式交換を実施したことにより、第47期から㈱Olympicグループが当社の連結子会社となります。

㈱Olympicグループが当社グループに加わることにより、店舗ネットワークの拡大や新業態の立ち上げ及び出店スピードの加速、両社の強みを融合することによる非食品分野等の競争力強化、仕入帳合の統一等を通じた原価低減などの様々なシナジーが見込むことができ、当社グループのさらなる成長を実現してまいります。

 

当連結会計年度における国内事業の出退店状況につきましては、関東地方に10店舗(東京都-ドン・キホーテ大泉店、同戸越銀座店、同浅草EKIMISE店、キラキラドンキ ミーツ国分寺店、神奈川県-同海老名ビナウォーク店、ドン・キホーテ港北ノースポート店、千葉県-同(キラキラドンキ)千葉富士見店、同市川駅北口店、同浜野店、埼玉県-Re:Price熊谷ニットーモール店)、北海道地方に1店舗(MEGAドン・キホーテ北見店)、東北地方に2店舗(宮城県-キラキラドンキ ザ・モール仙台長町店、福島県-MEGAドン・キホーテMAXふくしま店)、中部地方に4店舗(長野県‐ドン・キホーテ松本店、新潟県‐同新津店、岐阜県-同高山店、同岐阜羽島店)、近畿地方に3店舗(大阪府-MEGAドン・キホーテ交野店、京都府-ドン・キホーテ四条通店、三重県-同アピタ松阪三雲店)、中国地方に2店舗(広島県-同八丁堀西店、山口県‐同防府店)、四国地方に1店舗(香川県-同屋島店)、九州地方に2店舗(福岡県-同天神西通り店、沖縄県‐おみやげドンキ730COURT店)を出店しております。法人別内訳は、㈱ドン・キホーテ25店舗となりました。

海外事業の出店状況につきましては、米国カリフォルニア州に4店舗(TOKYO CENTRAL Irvine店、同Emeryville店、Gelson’s Toluca Lake店、寿司レストランEl Dorado Hills店)、タイ王国に1店舗(DON DON DONKI Central Westgate店)を出店しております

その一方で、国内事業4店舗、北米事業1店舗、アジア事業5店舗を退店しております。

この結果、2026年6月末時点における当社グループの総店舗数は、国内676店舗、海外123店舗の合計799店舗(2025年6月末時点 779店舗)となりました。

 

これらの結果、当連結会計年度の業績は、

売上高

2兆4,452億60百万円

(前年同期比    8.8%増)

営業利益

1,748億42百万円

(前年同期比    7.7%増)

経常利益

1,775億9百万円

(前年同期比   12.0%増)

親会社株主に帰属する当期純利益

 

1,100億88百万円

 

(前年同期比   21.6%増)

 となり、増収増益を達成することができました。

 

当連結会計年度のセグメントの業績は次のとおりであります。

(国内事業)

当連結会計年度の売上高は、前年同期と比較し1,720億82百万円増加して、2兆681億95百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は1,658億29百万円(前年同期比4.9%増)となりました。国内事業においては、消費者の生活防衛意識や価格感度が高まるなか、お客さまの行動変化に対応した価格戦略や販促施策を推進した結果、既存店の客数が伸長いたしました。また、選別消費が進むなか、当社の強みである顧客嗜好性の高いIPコンテンツ商品やトレンド商品の販売が好調に推移し、売上高の伸長に貢献いたしました。免税売上高につきましては、一カ国に依存しないインバウンド戦略が奏功し、東南アジアおよび欧米からのお客さまが増加したことにより、過去最高を更新いたしました。さらに、25店舗の新規出店が売上高の増加に寄与しております。

新業態「ロビン・フッド」につきましては、2026年4月に1号店を出店し、2026年6月までに計画どおり5店舗を出店いたしました。多くのメディアに取り上げられるなど高い注目を集めており、初動売上は計画を上回って推移しております。

販売費及び一般管理費につきましては、戦略投資として実施した新規出店や新業態への転換に伴う費用の増加に加え、継続的な報酬改定や最低賃金の上昇による人件費の増加、外形標準課税の適用子会社の増加などがありましたが、その一方で、労働生産性の向上により販管費率の上昇を抑制した結果、営業利益は増加しております。

(北米事業)

当連結会計年度の売上高は、前年同期と比較し184億99百万円増加して、2,779億36百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は34億97百万円(前年同期比53.2%増)となりました。北米事業においては、カリフォルニア州における新規出店やMikuni Restaurant Group, Inc.の連結子会社化に加え、為替の影響により、売上高および販売費及び一般管理費が増加いたしました。一方で、山火事による店舗焼失の影響や不採算店舗の閉店により、売上高および販売費及び一般管理費の減少の要因も発生いたしました。営業利益につきましては、戦略的な新規出店に伴う投資コストや人件費の増加によるマイナス影響があったものの、Guamにおける売上総利益率の改善および生産性向上、前期のHawaiiでのシステム障害に伴う在庫処分の反動増などにより、営業利益は増加しております。

(アジア事業)

当連結会計年度の売上高は、前年同期と比較し79億20百万円増加して、991億29百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は55億17百万円(前年同期比186.0%増)となりました。アジア事業においては、各エリアでMD構成の見直しを推進し、新商品の展開や品揃えの拡充、現地商流を活用した商品調達の強化により価格競争力が向上したことで、客数が増加し、売上高は増加いたしました。また、不採算店舗の閉店、在庫管理の高度化による廃棄率の低減に加え、ローカル人財を中心とした人財育成の進展や労働生産性の向上により販管費の効率化が進んだ結果、営業利益は大幅に増加しております。

 

 

②キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して426億68百万円増加して、2,185億5百万円となりました。

各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により得られた資金は、1,609億39百万円(前年同期比289億71百万円増)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益1,635億78百万円、減価償却費535億99百万円、仕入債務の増加139億35百万円及び減損損失114億92百万円といった増加要因があった一方、棚卸資産の増加209億15百万円及び法人税等の支払額504億43百万円という減少要因によります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は、622億87百万円(前年同期比12億7百万円増)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出478億20百万円及び無形固定資産の取得による支出160億28百万円があったことによります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により使用した資金は、818億12百万円(前年同期比58億98百万円増)となりました。これは主として社債の発行による収入299億24百万円といった増加要因があった一方、長期借入金の返済による支出567億96百万円、配当金の支払額244億95百万円及び社債の償還による支出206億50百万円という減少要因によります。

 

③仕入及び販売の実績

a.商品仕入実績

 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2025年7月1日

至 2026年6月30日)

金額(百万円)

前年同期比(%)

国内事業

 

 

(ディスカウントストア)

 

 

家電製品

66,280

101.4

日用雑貨品

301,249

108.9

食品

513,648

105.6

時計・ファッション用品

130,221

106.3

スポーツ・レジャー用品

66,947

115.4

その他

25,731

121.1

(UNY事業)

 

 

家電製品

6,090

129.7

日用雑貨品

30,886

103.3

食品

230,686

100.8

時計・ファッション用品

30,895

93.4

スポーツ・レジャー用品

6,278

106.0

その他

-

-

(その他)

 

 

その他の収益

55,894

3,592.2

 

 

 

北米事業

165,936

103.3

 

 

 

アジア事業

53,187

110.4

合  計

1,683,928

109.1

(注)当連結会計年度より、国内事業(総合スーパー)としていた名称を国内事業(UNY事業)に変更し、あわせて商品カテゴリー区分の変更を行っております。当該変更は遡及適用され、前年同期比については、前連結会計年度の数値を変更後の商品カテゴリー区分に組み替えて計算しております。

 

 

b.販売実績

 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2025年7月1日

至 2026年6月30日)

金額(百万円)

前年同期比(%)

国内事業

 

 

(ディスカウントストア)

 

 

家電製品

93,241

100.9

日用雑貨品

428,832

109.0

食品

654,814

106.7

時計・ファッション用品

200,876

110.2

スポーツ・レジャー用品

105,243

114.0

その他

22,322

101.5

(UNY事業)

 

 

家電製品

7,544

122.6

日用雑貨品

45,439

102.8

食品

336,289

107.1

時計・ファッション用品

50,719

97.3

スポーツ・レジャー用品

9,583

108.8

その他

202

20.5

(その他)

 

 

その他の収益

113,092

153.1

 

 

 

北米事業

277,936

107.1

 

 

 

アジア事業

99,129

108.7

合  計

2,445,260

108.8

(注)当連結会計年度より、国内事業(総合スーパー)としていた名称を国内事業(UNY事業)に変更し、あわせて商品カテゴリー区分の変更を行っております。当該変更は遡及適用され、前年同期比については、前連結会計年度の数値を変更後の商品カテゴリー区分に組み替えて計算しております。

 

 

c.当連結会計年度の地域別売上高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

地域別

当連結会計年度

(自 2025年7月1日

至 2026年6月30日)

売上高(百万円)

前年同期比(%)

国内事業

(ディスカウントストア)

 

 

北海道

72,131

110.4

青森県

16,035

100.4

岩手県

5,309

122.8

宮城県

21,655

104.0

秋田県

9,596

103.0

山形県

5,776

103.5

福島県

16,738

103.1

茨城県

28,667

107.6

栃木県

12,791

102.9

群馬県

17,091

102.5

埼玉県

67,579

101.5

千葉県

63,950

108.7

東京都

253,803

112.4

神奈川県

94,987

103.3

新潟県

15,424

101.6

富山県

11,594

100.8

石川県

11,189

102.6

福井県

12,574

100.6

山梨県

9,091

99.4

長野県

26,755

100.5

岐阜県

25,584

104.9

静岡県

49,408

103.6

愛知県

167,371

104.5

三重県

30,436

102.1

滋賀県

16,980

100.4

京都府

30,284

118.5

大阪府

141,102

113.6

兵庫県

30,426

102.9

奈良県

12,845

102.7

和歌山県

5,774

103.6

鳥取県

6,601

103.4

島根県

1,859

105.1

岡山県

6,543

105.8

広島県

18,080

108.9

山口県

3,544

111.9

徳島県

4,331

104.9

香川県

4,779

121.2

愛媛県

10,771

105.2

高知県

3,646

207.2

福岡県

62,978

115.4

佐賀県

3,676

106.4

長崎県

8,178

101.2

熊本県

12,046

105.6

大分県

7,045

104.2

宮崎県

9,452

103.1

鹿児島県

10,282

106.1

沖縄県

48,571

121.1

合計

1,505,328

107.8

 

地域別

当連結会計年度

(自 2025年7月1日

至 2026年6月30日)

売上高(百万円)

前年同期比(%)

(UNY事業)

 

 

栃木県

8,819

100.6

群馬県

7,893

100.3

埼玉県

7,500

102.5

千葉県

9,552

103.1

神奈川県

26,371

105.0

新潟県

13,716

102.3

富山県

10,344

101.9

石川県

13,060

102.0

福井県

6,646

103.3

山梨県

4,276

102.8

長野県

9,506

104.1

岐阜県

36,329

103.4

静岡県

39,852

89.9

愛知県

219,947

111.5

三重県

25,813

101.6

滋賀県

3,136

103.0

奈良県

7,018

105.4

合計

449,776

105.5

北米事業

277,936

107.1

アジア事業

99,129

108.7

(注)当連結会計年度より、国内事業(総合スーパー)としていた名称を国内事業(UNY事業)に変更しております。

 

d.当連結会計年度の業態別単位当たり売上高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

項目

当連結会計年度

(自 2025年7月1日

至 2026年6月30日)

前年同期比

(%)

国内事業

(ディスカウントストア)

 

 

売上高(百万円)

1,505,328

107.8

1㎡当たり売上高

売場面積(期中平均)(㎡)

1,767,631

103.5

1㎡当たり年間売上高(百万円)

0.9

104.2

1人当たり売上高

従業員数(期中平均)(人)

34,587

96.8

1人当たり年間売上高(百万円)

43.5

111.4

(UNY事業)

 

 

売上高(百万円)

449,776

105.5

1㎡当たり売上高

売場面積(期中平均)(㎡)

752,673

99.0

1㎡当たり年間売上高(百万円)

0.6

106.6

1人当たり売上高

従業員数(期中平均)(人)

12,539

87.8

1人当たり年間売上高(百万円)

35.9

120.1

 

 

項目

当連結会計年度

(自 2025年7月1日

至 2026年6月30日)

前年同期比

(%)

北米事業

 

 

売上高(百万円)

277,936

107.1

1㎡当たり売上高

売場面積(期中平均)(㎡)

137,432

105.9

1㎡当たり年間売上高(百万円)

2.0

101.1

1人当たり売上高

従業員数(期中平均)(人)

5,370

105.3

1人当たり年間売上高(百万円)

51.8

101.7

アジア事業

 

 

売上高(百万円)

99,129

108.7

1㎡当たり売上高

売場面積(期中平均)(㎡)

56,143

100.0

1㎡当たり年間売上高(百万円)

1.8

108.7

1人当たり売上高

従業員数(期中平均)(人)

3,024

90.4

1人当たり年間売上高(百万円)

32.8

120.2

 

(注)1.当連結会計年度より、国内事業(総合スーパー)としていた名称を国内事業(UNY事業)に変更しております。

2.従業員数は、臨時従業員(1人1日8時間換算)を含めて表示しております。

 

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、2025年4月1日に行われたMikuni Restaurant Group,Inc.との企業結合について前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定しております。この暫定的な会計処理の確定に伴い、前連結会計年度については、遡及適用後の数値で比較分析を行っております。

 

①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

a.財政状態の分析

資産につきましては、前連結会計年度末と比較して909億41百万円増加し、1兆6,023億86百万円となりました。これは主として、現金及び預金が413億35百万円、商品及び製品が241億12百万円、有形固定資産が141億55百万円、無形固定資産が92億32百万円増加した一方で、投資有価証券が100億36百万円減少したことによります。

負債は、前連結会計年度末と比較して214億40百万円減少し、8,659億61百万円となりました。これは主として、支払手形及び買掛金が186億97百万円、社債が94億2百万円増加した一方で、借入金が565億61百万円減少したことによります。

純資産につきましては、前連結会計年度末と比較して1,123億80百万円増加し、7,364億25百万円となりました。これは主として、配当金の支払い及び親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加が855億43百万円、その他の包括利益累計額の為替換算調整勘定が127億77百万円、非支配株主持分が131億70百万円増加したことによります。

b.経営成績の分析

(売上高及び営業利益)

当連結会計年度の売上高及び営業利益の分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。

(経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益)

受取利息及び配当金20億61百万円、為替差益42億95百万円などの計上により、営業外収益は107億11百万円になりました。一方で、支払利息及び社債利息64億11百万円などの計上により、営業外費用は80億45百万円となったことから、経常利益は1,775億9百万円(前年同期比12.0%増)となりました。

また、特別利益は固定資産売却益6億88百万円、債務免除益13億46百万円、為替換算調整勘定取崩益7億4百万円などの計上により37億85百万円となりました。特別損失は減損損失114億92百万円、固定資産除却損34億83百万円、投資有価証券評価損6億91百万円などの計上により177億16百万円となりました。これらのことから親会社株主に帰属する当期純利益は1,100億88百万円(前年同期比21.6%増)となりました。

 

 

②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金需要の主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、投資資金需要の主なものは、新規出店や改装に係る設備投資、ソフトウェアの開発・導入等によるものであります。運転資金及び投資資金については、営業キャッシュ・フローによる充当を基本に、必要に応じて資金調達を実施しております。

 

③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成しております。この連結財務諸表を作成するに当たり、重要である会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項」に記載のとおりであり、重要な会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

 

④経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況

当社グループは、収益力強化のため、資本の有効活用を重視するとともに、持続的な成長及び企業価値の向上にむけた積極的な投資を引き続き行ってまいります。特に重要視する経営指標は、売上高及び営業利益の持続的増加を継続していくことであり、2025年8月に策定した長期経営計画「Double Impact 2035」の定量目標として、2035年6月期に「売上高:4兆2,000億円」、「営業利益:3,300億円」を目標としております。今後は、「Double Impact 2035」の目標達成に取り組んでまいります。

なお、当連結会計年度における長期経営計画「Double Impact 2035」の進捗状況は次のとおりであります。

2035年6月期:売上高 :2兆4,452億60百万円(進捗率 58.2%)

営業利益:  1,748億42百万円( 同  53.0%)

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社は、商品販売を主たる事業としており、「国内事業」、「北米事業」、「アジア事業」の3つを報告セグメントとしております。

 「国内事業」は、ディスカウント業態のビッグコンビニエンス&ディスカウントストア「ドン・キホーテ」、ファミリー向け総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ」「MEGAドン・キホーテUNY」及び総合スーパー業態の「アピタ」「ピアゴ」等を中心とした店舗を展開しております。

 「北米事業」は、米国ハワイ州及びカリフォルニア州等にてディスカウントストア及びスーパーマーケット等を展開しております。

 「アジア事業」は、アジア地域にてジャパンブランド・スペシャリティストアをコンセプトとした店舗の「DON DON DONKI」を展開しております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同様であります。

 報告セグメントの利益は営業利益の数値であり、セグメント間の内部売上高又は振替高は、主に市場価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額(注)1

連結財務諸表計上額(注)2

 

国内事業

北米事業

アジア

事業

計

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

1,896,113

259,437

91,209

2,246,758

-

2,246,758

セグメント間の内部売上高又は振替高

14,140

33

245

14,418

△14,418

-

計

1,910,253

259,470

91,454

2,261,176

△14,418

2,246,758

セグメント利益

158,084

2,283

1,929

162,296

-

162,296

セグメント資産

1,181,856

202,022

27,944

1,411,822

99,624

1,511,445

その他の項目(注)3

 

 

 

 

 

 

減価償却費

34,179

10,916

2,794

47,889

-

47,889

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

43,199

7,995

1,517

52,711

-

52,711

(注)1.セグメント資産の調整額99,624百万円には、全社資産である当社の余剰運用資金(現金及び預金及び投資有価証券)104,122百万円と報告セグメント間の債権の相殺消去等△4,498百万円が含まれております。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。

3.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の増加額が含まれております。

 

当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額(注)1

連結財務諸表計上額(注)2

 

国内事業

北米事業

アジア

事業

計

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

2,068,195

277,936

99,129

2,445,260

-

2,445,260

セグメント間の内部売上高又は振替高

13,971

-

296

14,267

△14,267

-

計

2,082,166

277,936

99,425

2,459,527

△14,267

2,445,260

セグメント利益

165,829

3,497

5,517

174,842

-

174,842

セグメント資産

1,239,791

200,709

31,729

1,472,229

130,156

1,602,386

その他の項目(注)3

 

 

 

 

 

 

減価償却費

39,077

12,349

2,173

53,599

-

53,599

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

58,702

5,540

277

64,518

-

64,518

(注)1.セグメント資産の調整額130,156百万円には、全社資産である当社の余剰運用資金(現金及び預金及び投資有価証券)133,220百万円と報告セグメント間の債権の相殺消去等△3,064百万円が含まれております。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。

3.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の増加額が含まれております。

 

   4.前連結会計年度のセグメント情報は、「注記事項(企業結合等関係)」に記載の暫定的な会計処理の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額により開示しております。

 

4.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

 (のれんの金額の重要な変動)

  当連結会計年度において、カネ美食品㈱を連結の範囲に含めたことにより、「国内事業」セグメントにおいて、のれんが1,699百万円発生しております。

  また、2025年4月1日に行われたMikuni Restaurant Group,Inc.との企業結合について、取得原価の配分が完了していなかったため、のれんの金額は暫定的に算出された金額でありましたが、当連結会計年度に取得原価の配分が完了し、暫定的な会計処理が確定したため、「北米事業」セグメントにおいてのれんの金額を修正しております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2024年7月1日  至  2025年6月30日)

1.製品及びサービスごとの情報

  連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に同一の内容を記載しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:百万円)

    日本

    米国

    アジア

    合計

1,896,113

259,437

91,209

2,246,758

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2)有形固定資産

(単位:百万円)

    日本

    米国

    アジア

    合計

633,540

76,792

7,701

718,033

 

3.主要な顧客ごとの情報

  外部顧客への売上高の金額のうち、連結損益計算書の売上高の金額の10%を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自  2025年7月1日  至  2026年6月30日)

1.製品及びサービスごとの情報

  連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に同一の内容を記載しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:百万円)

    日本

    米国

    アジア

    合計

2,068,195

277,936

99,129

2,445,260

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2)有形固定資産

(単位:百万円)

    日本

    米国

    アジア

    合計

647,605

78,338

6,245

732,188

 

3.主要な顧客ごとの情報

  外部顧客への売上高の金額のうち、連結損益計算書の売上高の金額の10%を占める相手先がないため、記載を省略しております。

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  2024年7月1日  至  2025年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

連結

損益計算書

計上額

 

国内事業

北米事業

アジア

事業

計

減損損失

2,482

14,955

1,029

18,467

-

18,467

 

当連結会計年度(自  2025年7月1日  至  2026年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

連結

損益計算書

計上額

 

国内事業

北米事業

アジア

事業

計

減損損失

4,561

6,905

27

11,492

-

11,492

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2024年7月1日  至  2025年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

連結

財務諸表

計上額

 

国内事業

北米事業

アジア

事業

計

当期償却額

228

4,763

-

4,991

-

4,991

当期末残高

1,673

61,551

-

63,224

-

63,224

 

  なお、2010年4月1日前に行われた企業結合等により発生した負ののれんの償却額及び未償却残高はありません。

 

当連結会計年度(自  2025年7月1日  至  2026年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

連結

財務諸表

計上額

 

国内事業

北米事業

アジア

事業

計

当期償却額

483

5,718

-

6,201

-

6,201

当期末残高

2,889

61,810

-

64,700

-

64,700

 

  なお、2010年4月1日前に行われた企業結合等により発生した負ののれんの償却額及び未償却残高はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  2024年7月1日  至  2025年6月30日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2025年7月1日  至  2026年6月30日)

 該当事項はありません。