2025.10.21更新
コーポレートストーリー
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
統合報告書 2024
サマリ
アシックスは創業哲学「健全な身体に健全な精神があれかし」を軸に、Human Centric Scienceで高機能シューズを磨き、DTCとOneASICSで顧客接点を統合。2024年に営業利益1,000億円超・業界トップ級の利益率へ。資本政策(政策保有株の全売却・個人株主拡大)と財団設立でブランドと市場の両面を強化し、GIE(Global Integrated Enterprise)へ加速する。
過去
1949年、戦後の若者支援の志からスポーツ事業に参入。創業当初は最難度とされたバスケットボールシューズ開発に挑み、選手の動きを観察する人間中心設計を確立した。
創業者・鬼塚喜八郎の問題意識(荒んだ青少年にスポーツで希望を)から出発。初期はバスケットボールシューズの開発に注力し、身体動作の観察とデータに基づく「Human Centric Science」を継承...
現在
現在はパフォーマンスランニングを軸に、スポーツスタイル・オニツカタイガーが急伸。DTC比率拡大とOneASICSでデータ起点の経営を推進し、グローバル×デジタルで収益性を高めている。
2024年、売上高6,785億円・営業利益1,001億円・営業利益率14.8%。P.Runに加えSPS・OTが売上1,000億円規模に迫り粗利率改善。基幹システム統一で店舗・商品別にリアルタイム把握、...
未来
GIEへの変革を掲げ、グローバル×デジタルで成長を加速。カテゴリー拡張(T-Project=テニス強化)とOneASICS経営の深化、R&D強化でイノベーションを継続する。
2026年に向け、営業利益・利益率・ROAの上方修正(1,300億円以上/17%以上/15%前後)。OneASICS会員3,000万人へ拡大し、データを製品・オペレーションに循環。ASICS Inno...
目指す経営指標
・2026年度:営業利益1,300億円以上/営業利益率17%以上/ROA15%前後
・2026年度:OneASICS会員3,000万人以上
・2024–2026:連結総還元性向50%(累進配当)
・2030年:事業所・サプライチェーンCO2排出63%削減、事業所再エネ電力比率100%、シューズ・ウエアのポリエステル再生材比率100%
・在庫KPI(DIO)短縮の継続改善
・2026年度:OneASICS会員3,000万人以上
・2024–2026:連結総還元性向50%(累進配当)
・2030年:事業所・サプライチェーンCO2排出63%削減、事業所再エネ電力比率100%、シューズ・ウエアのポリエステル再生材比率100%
・在庫KPI(DIO)短縮の継続改善
トップメッセージの要約
1. 「駆け抜けろ、可能性。」
2. ガチンコ経営
3. 政策保有株式の全売却
4. ASICS Foundation
5. Sound Mind, Sound Body
2. ガチンコ経営
3. 政策保有株式の全売却
4. ASICS Foundation
5. Sound Mind, Sound Body
代表取締役会長CEOの廣田康人は、2024年を中計初年の「大きな転換点」と位置づけ、営業利益1,000億円到達で「ステージが変わった」と強調。グローバル本社直轄の体制と基幹システム統一で“グローバル×...
専門用語
■Human Centric Science(ヒューマン・セントリック・サイエンス)
アシックスが長年貫く研究思想で、選手や生活者の「身体の動き・負荷・感覚」を観察し、計測データに基づいて最適な機能を設計するアプローチです。シューズ形状やクッション、安定性などを科学的に検証して製品へ落とし込みます。
■Sound Mind, Sound Body
アシックスの創業スローガンで、「健全な身体に健全な精神があれかし」を意味します。スポーツを通じて心身の健康に貢献するという企業姿勢を、製品・事業・社会貢献の判断基準として位置づけています。
■OneASICS
会員ID・アプリ・EC・店舗を横断して顧客体験とデータを統合するアシックスの会員/データ基盤です。購買・アクティビティ・好みなどの情報をつなぎ、商品開発や在庫・マーケティング最適化に活用します。
■GIE(Global Integrated Enterprise)
「グローバルに統合運営する企業体」を指すアシックスの経営コンセプトです。世界本社直轄の意思決定と基幹システム統一で、商品・在庫・販売の情報をリアルタイムに連結し、地域横断で利益最大化を図ります。
■ガチンコ経営
資本市場と真正面から向き合うという経営姿勢を示すアシックスの表現です。政策保有株の全売却や大型の株式売出しなど、資本効率とガバナンスを重視した意思決定を通じて、成長投資と株主還元の両立を進めます。
■ASICS Foundation
運動・スポーツへのアクセシビリティを広げることを目的に設立される財団です。競技力向上だけでなく、健康増進やコミュニティ支援など、創業哲学を社会実装するためのプログラムを推進します。
■T-Project(テニス強化)
カテゴリー拡張の一環としてテニス分野を重点強化するアシックスの社内プロジェクトです。競技特性に基づいたフットウエア・アパレルの開発や、選手・コミュニティとの連携を通じて市場拡大を狙います。
■ASICS Innovation Campus(仮称)
アスリートの知見とデジタル研究を結合し、新しいプロダクトや計測・解析技術を創出するための拠点構想です。ラボ、テスト環境、データ活用体制を集約し、研究から商品化までのスピードを高めます。
■Performance Running(パフォーマンスランニング/P.Run)
アシックスの主力カテゴリーで、フルマラソンや日常のランニングまで高機能シューズを提供する領域です。走行データと素材・形状設計を組み合わせ、クッション性・推進力・安定性のバランスを最適化します。
■SportStyle(SPS)
アシックスのライフスタイル領域を担うカテゴリー名(社内略称がSPS)です。スポーツ由来の機能性とファッション性を融合させ、日常使いでの快適さとブランド世界観の発信を両立させます。
■Onitsuka Tiger(OT)
アシックス発祥のヘリテージを受け継ぐファッションブランド(社内略称がOT)です。クラシックなデザインをベースに現代的な素材・設計を取り入れ、グローバルでプレミアムなライフスタイル市場を開拓します。
アシックスが長年貫く研究思想で、選手や生活者の「身体の動き・負荷・感覚」を観察し、計測データに基づいて最適な機能を設計するアプローチです。シューズ形状やクッション、安定性などを科学的に検証して製品へ落とし込みます。
■Sound Mind, Sound Body
アシックスの創業スローガンで、「健全な身体に健全な精神があれかし」を意味します。スポーツを通じて心身の健康に貢献するという企業姿勢を、製品・事業・社会貢献の判断基準として位置づけています。
■OneASICS
会員ID・アプリ・EC・店舗を横断して顧客体験とデータを統合するアシックスの会員/データ基盤です。購買・アクティビティ・好みなどの情報をつなぎ、商品開発や在庫・マーケティング最適化に活用します。
■GIE(Global Integrated Enterprise)
「グローバルに統合運営する企業体」を指すアシックスの経営コンセプトです。世界本社直轄の意思決定と基幹システム統一で、商品・在庫・販売の情報をリアルタイムに連結し、地域横断で利益最大化を図ります。
■ガチンコ経営
資本市場と真正面から向き合うという経営姿勢を示すアシックスの表現です。政策保有株の全売却や大型の株式売出しなど、資本効率とガバナンスを重視した意思決定を通じて、成長投資と株主還元の両立を進めます。
■ASICS Foundation
運動・スポーツへのアクセシビリティを広げることを目的に設立される財団です。競技力向上だけでなく、健康増進やコミュニティ支援など、創業哲学を社会実装するためのプログラムを推進します。
■T-Project(テニス強化)
カテゴリー拡張の一環としてテニス分野を重点強化するアシックスの社内プロジェクトです。競技特性に基づいたフットウエア・アパレルの開発や、選手・コミュニティとの連携を通じて市場拡大を狙います。
■ASICS Innovation Campus(仮称)
アスリートの知見とデジタル研究を結合し、新しいプロダクトや計測・解析技術を創出するための拠点構想です。ラボ、テスト環境、データ活用体制を集約し、研究から商品化までのスピードを高めます。
■Performance Running(パフォーマンスランニング/P.Run)
アシックスの主力カテゴリーで、フルマラソンや日常のランニングまで高機能シューズを提供する領域です。走行データと素材・形状設計を組み合わせ、クッション性・推進力・安定性のバランスを最適化します。
■SportStyle(SPS)
アシックスのライフスタイル領域を担うカテゴリー名(社内略称がSPS)です。スポーツ由来の機能性とファッション性を融合させ、日常使いでの快適さとブランド世界観の発信を両立させます。
■Onitsuka Tiger(OT)
アシックス発祥のヘリテージを受け継ぐファッションブランド(社内略称がOT)です。クラシックなデザインをベースに現代的な素材・設計を取り入れ、グローバルでプレミアムなライフスタイル市場を開拓します。