2025年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    352名(単体) 1,077名(連結)
  • 平均年齢
    41.8歳(単体)
  • 平均勤続年数
    15.6年(単体)
  • 平均年収
    9,696,850円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

               2025年3月31日現在

部門区分

従業員数(人)

エネルギー事業

161

産業機械事業

167

プロダクト事業

609

全社(共通)

140

合   計

1,077

 

(注) 1  従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの
出向者を含む就業人員数であります。

2  全社(共通)として記載されている従業員数は、特定の部門に区分できない管理部門に所属しているものを
記載しております。

 

(2) 提出会社の状況

2025年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

352

41.8

15.6

9,696,850

 

 

部門区分

従業員数(人)

エネルギー事業

161

産業機械事業

97

プロダクト事業

26

全社(共通)

68

合   計

352

 

(注) 1  従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2  平均年間給与は、賞与および時間外労働手当を含んでおります。

 

(3) 労働組合の状況

当社には、西華産業労働組合が結成されておりますが、会社と当該労働組合との間には特記すべき事項は    ありません。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金差異

 ①提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に占める

女性労働者の

割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

(注2)

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注1)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

4.3

61.5

63.8

65.3

57.4

<労働者の男女の賃金の差異>

当社では2024年4月より新人事制度を導入し、性別や年齢に関係なく個人の行動や成果を反映する制度とすることで、継続的に差異の解消を図ってまいります。
<有期雇用労働者の男女間賃金格差>
女性よりも男性に相対的に賃金が高い労働者が多いため、男女間格差が生じています。

 

(注) 1  「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したのもであります。

2  「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

 ②連結子会社

当事業年度

補足説明

名称

管理職に

占める

女性労働者の

割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

(注2)

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注1)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

日本ダイヤ
バルブ
株式会社

5.9

33.3

80.5

82.2

88.6

セイカダイヤ
エンジン
株式会社

15.1

66.7

87.3

92.3

72.6

<有期雇用労働者の男女間賃金格差>
女性よりも男性に相対的に賃金が高い雇用延長・嘱託社員が多いため、男女間格差(72.6%)が生じています。

 

(注) 1  「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したのもであります。

2  「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、以下の通りです。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)基本的な考え方

当社グループは、「地球環境と調和したサステナブルなエネルギー創出・産業活動を支援する」というパーパスを実践し、豊かな社会の実現に貢献するため、2030年に向けた長期経営ビジョン「VIORB 2030」を策定致しました。環境・社会・経済の観点から持続可能な社会にしていくこと、気候変動への取組みを通じて当社が地球環境に貢献できることを追求しながら、企業の成長との両立を進めてまいります。また、当社において最も重要な資本である人材の確保や育成に係る取組みを通じ、その価値を最大限に引き出すことで中長期的な企業価値向上につなげてまいります。

 


 

(2)ガバナンス

サステナビリティに関する基本方針やモニタリング体制の整備など重要事項は経営会議や取締役会に付議・報告し、取締役会の監督のもとで進められています。

個別に設置・対応してきた各部、各委員会・プロジェクトチーム等を、サステナビリティ基本方針に沿って全社網羅的・機能的に運営させること、またそれにより様々な社会的課題を解決することを目的とし、各機関を「環境対応」「人を大切にする経営」「経営品質の向上」の3つのカテゴリーに整理・集約し、それらの取り組み方針を策定し推進するための部会を設置し、モニタリングする上部機関として、サステナビリティ委員会を設置しています。

 


 

 

(3)戦略

また当社グループは、様々な社会課題と当社事業との関連性や影響度合を分析し、優先的に取り組むべき4つの「マテリアリティテーマ」と12の重要課題を特定致しました。マテリアリティを経営戦略やサステナビリティ委員会の施策と連携させることで、事業活動を通じこれらの課題解決を目指しています。

マテリアリティを通じた具体的な取り組みやKPIについては、(5)指標と目標のマテリアリティ図をご参照ください。

 

(4)リスク管理

当社では、気候変動を中心とした地球環境問題への配慮、従業員の労働環境の整備、地域社会との共存・共栄といったサステナビリティ全般に関する協議、方針決定の場としてサステナビリティ委員会を年4回開催しております。サステナビリティに関するリスクはサステナビリティ委員会で特定・分析を行い、対応策を協議・実施します。また重要なリスクについては、全社リスク管理のプロセスと同様に、経営会議による分析を経てその影響度や管理状況について適宜取締役会への報告を行っています。

 

(5)指標と目標

長期経営ビジョン「VIORB 2030」では、「環境」を事業重点テーマとして掲げ、取引先の温室効果ガス排出削減や産業の持続的成長を支援することをミッションとしております。その成果を測るため、「グリーンイノベーション関連商品」の取扱売上高目標およびマテリアリティを通じた取り組みに対するKPIを設定しております。

「グリーンイノベーション関連商品」取扱売上高の当期における実績および推移は下表のとおりです。

2026年度および2030年度の当初目標は2024年度において前倒しで達成しており、新たなKPIの設定を検討してまいります。

 

2021年度

2022年度

2023年度

2024年度

2026年度

(当初目標)

2030年度

(当初目標)

グリーンイノベーション

関連商品取扱売上高

843億円

964億円

1,500億円

2,355億円

1,800億円

2,000億円

 

※脱炭素、クリーンエネルギー、省エネ・省資源、公害防止、リサイクル・リユースなど、環境配慮や環境保全に貢献

しうる商品の取扱売上高

 

当社のマテリアリティとその実現に向けた具体的な取り組みおよびKPIは以下の通りです。


 

 

  (気候変動に関する取り組み)

(1)ガバナンス

気候変動に関するガバナンスは、サステナビリティに関するガバナンスに組み込まれており、重要事項は経営会議や取締役会の監督のもとで進めております。気候変動対応推進の実務は企画部・営業部門・子会社等が連携し、気候変動リスク・機会の特定、事業戦略への落とし込み、管理指標および目標の検討などを行い、管掌役員を通じて経営会議や取締役会へ報告しております。

 


 

(2)戦略

気候変動が当社事業・業績に与える影響について、TCFDフレームワークに基づき、以下2つのシナリオ分析を行っております。

 

2℃未満シナリオ:低炭素経済へ移行するシナリオ

4℃シナリオ:物理的気候変動リスクが高まるシナリオ

 

気候変動シナリオはIPCC SSP1-2.6、IPCC SSP5-8.5を使用しています。

なお、分析の時間軸は基本的に移行リスクについては2030年、物理的リスクは2050年を基準としています。

分析対象として、西華産業本社及び連結子会社である日本ダイヤバルブ、敷島機器、セイカダイヤエンジン、Tsurumi(Europe)の計5社を選定しています。上記分析対象企業で当社連結売上高、営業利益のそれぞれ90%以上を占めています。

特定したリスクと機会に関しては、リスクへの対応や機会の最大化に向けて、中期経営計画で掲げた取組を推進しております。

 

(3)リスク管理

気候変動問題に関して、気候変動等の社会・環境問題に起因する事業環境の変化に適切に対応出来ないことにより事業の持続性が妨げられるリスクを認識し、経営の戦略的判断に活用出来る体制を整えています。

気候変動リスクの対応は、サステナビリティ委員会傘下の「環境対応」部会が主要なリスクの状況をまとめ、定期的に経営会議や取締役会に報告しております。

 

(4)指標と目標

2020年度より西華産業単体のCO2排出量の捕捉を行ってまいりましたが、2023年度より主要グループ企業4社(※1)を含めたScope1、Scope2(※2)の温室効果ガス(GHG)排出量の捕捉を開始致しました。集計したデータを元に排出削減に向けた取り組みおよび削減目標を設定しています。今後は、グループを通じた目標設定につきましても検討してまいります。

 

 

2024年度 西華産業グループGHG排出量              (単位:t-CO2)

Scope1

1,001

Scope2

994

 

Scope3(一部※3

29

合計

2,024

 

※1 日本ダイヤバルブ、敷島機器、セイカダイヤエンジン、Tsurumi(Europe)

※2 Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)

     Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出

※3 一般廃棄物の処理に伴うCO2換算排出量

 

 (人的資本経営の取り組み)

当社は、社員を最も重要な財産と捉え、人材価値を最大限に引き出し、きらきらと輝く活気に満ちた人材と組織の実現を通じて、会社の持続的な成長と企業価値の向上につなげていくこととしております。サステナブルな社会の構築に向けた施策を確実に実行し、積極的な人的資本投資を掛け合わせることでグループの強靭化を図り、その取り組みを次世代につなげてまいります。

 

(1)人材戦略に関する基本的な考え方

当社の人材戦略は以下の体系図に基づいて整理されており、目的を明確にしたうえで各施策を推進しております。社員の成長意欲を高めるとともに、高度な専門性や高い実務能力、幅広い知識を有するなど社員一人ひとりの個性・特性を尊重しながら、経営戦略の実現を担う人材の育成に取り組んでいます。

 

[人材戦略の体系図]


 

近年、人的資本経営の重要性が急速に高まるなか、当社としての持続的成長を支えるには、多様な背景や能力を有する人材の獲得と育成が不可欠であり、人的資本投資の強化が大きな課題となっております。こうした認識から、事業戦略と連動した人材の採用、成長機会を通じた人材の育成、働きがいのある職場環境づくりなど新たな人材強化策に着手しております。

 

(2)事業戦略を下支えする「多様な人材の採用」

「人材の採用」においては、各事業セグメントに必要となる人材要件を明確にしたうえで、定期的な採用に加え、専門性によるキャリア採用のほか、当社への勤務経験があり能力や経験、人柄について把握できている人材向けのキャリア・リターン採用など、以下の方針のもと、中長期かつ各事業の特徴を考慮した多様な視点での採用を推進しております。

1.当社グループの持続的成長を担い、その事業を強靭化するために必要な人材を採用する

2.足元の人的需要だけではなく、中長期的な事業の成長を見据える

3.事業の急拡大や想定外の離職による人員不足へ対処できるよう、エネルギー事業等の基礎収益事業向けを中心に、中長期的な視野で、計画的に人材を採用する

4.グループ経営の高度化を図るため、コーポレート部門の機能に必要な人材は、専門性や職種への適合性を考慮のうえ採用する

 

エキスパート

各事業の特性により固有に要求される高い専門性や経験を備える人材を積極的に採用

キャリア・リターン

これまでに西華産業の社員として働いたことがあり、自己都合により退職した方を対象とした採用

グループ人材活用

グループ会社間における人事情報の連携を深め、グループ企業内における優秀な人材の最適配置を図る取り組み

 

 

(3)成長機会の提供を通じた計画的な「人材の育成」

「人材の育成」においては、経営人材の育成、経営参画意識の向上、女性管理職の育成・登用などが課題となっており、OJT指導経験者数、管理職・経営職務経験者数の増加や社長直轄の経営幹部育成プロジェクト等を通じて社員の成長を支援してまいります。

2025年度(103期)においては、前年通り充分な育成予算を投じるとともに、現行の人材育成プログラムを更に改善し、事業計画と連動した人材を育成・輩出すべく、体系化された教育・研修制度を社員に対して提供してまいります

 

[現行の人材育成プログラム]


 

[人材育成に関するパフォーマンス]

 

2022年度

(100期)

2023年度

(101期)

2024年度

(102期)

延べ研修実施時間   ※1

1,935時間

3,350時間

3,580時間

教育・研修費用の総額 ※2

2,800万円

4,700万円

5,000万円

 

※1 当該年度において実施した「階層別研修」および「目的別研修」の延べ実施時間を合算

※2 人材育成プログラムにおける各種費用(外部機関への研修委託料、セミナー受講料、各種公的資格受験料およびこれらに付随する諸費用)の合計金額

 

 

(4)健康経営の実現

当社では、社員の健康を重視し、そのために積極投資することが、活力や生産性の向上など組織の活性化をもたらし、結果的に業績や企業価値の向上に繋がるという考えのもと、様々な取り組みを進めてまいります。

社員の健康維持・増進の観点において、福利厚生面では、法定健康診断に加えて、希望する従業員および役員に対して、生活習慣病健診・人間ドック・腫瘍マーカー検査・インフルエンザ予防接種の費用を負担しております。また、定期健康診断の一環として全従業員を対象とするストレス診断を実施し、希望者には医師との面談を設けることで、医師の助言のもと改善対策を講じております

2025年度(103期)においては、健康経営優良法人の認定取得を目指して、特に次の3項目に取り組んでまいります。

・取引先に対する健康経営の取り組み推奨と実施状況の把握

・産業機械健保組合との連携強化(健康経営推進のための協議・連携)

・社員にヘルスリテラシー向上に資する教育・研修機会の提供

 

(5)給与のベースアップ、新卒初任給の引き上げ

社員のモチベーションアップと働き甲斐を持てる環境づくりに取り組んでおります。昨今の物価上昇等社会情勢を鑑みるとともに、優秀な人材の確保を目的として、2024年度に引き続き、2025年度給与において月額で社員一律12,000円のベースアップを実施しました。これにより、新卒(大卒)初任給についても2024年度の262,000円から274,000円へ引き上げとなります。人材への「投資」は最重要課題の一つと捉えており、給与のベースアップはその方針を施策として具体化したものとなっております。

 

[新卒初任給の引き上げ]

 

2022年度

2023年度

2024年度

2025年度

新卒初任給
(大学卒)

215,900円

250,000円
(+15.8%)

262,000円
(+4.8%)

274,000円
(+4.6%)

新卒初任給
(大学院卒)

254,800円

274,800円
(+7.8%)

287,000円
(+4.4%)

299,000円
(+4.2%)

 

 

(6)職場環境整備への取り組み

働き方改革の推進

安全衛生計画をもとに、場所別・職種別の休暇取得状況の傾向分析および話し合いを進めており、有給休暇取得率向上につながる施策提案を行っています。

また、コアタイムのないスーパーフレックスタイム制、時短制度などの柔軟な勤務形態の導入により社員のワークライフバランスの充実を図ります。

心理的安全性の浸透

経営者によるタウンホールミーティングや、人事部門による全社員との面談、更には新人事制度におけるフィードバック面談の徹底により、組織内のコミュニケーションを格段に高めることで、心理的安全性を浸透させてまいります。

従業員満足度調査

従業員にとって働きやすい職場環境を実現するため、毎年全社員を対象とした「従業員満足度調査」を実施し、改善施策の検討・実施と指標推移のモニタリングを行っています。2023年度の調査結果は満足度79%、2024年度は満足度78.6%といずれも業界平均(約50%前後)を大きく上回る水準を維持しております。

福利厚生の充実

当社の福利厚生は、社員の健康と幸せを支援するための制度を設け、

安心して働きやすい職場環境を整備することで、社員へ心理的安定性をもたらし、採用や離職防止の面でも優位にはたらくことを目的としております。そのような考え方のもと、当社では各種の福利厚生に関連する制度を導入しておりますが、2024年度においては、福利厚生の充実を目的に、優れた取り組みを行う法人や、今後充実を目指す法人を対象に認証・表彰する制度である「ハタラクエール2025」の「福利厚生推進法人」に選ばれました。

 

 

(7)次世代法・女性活躍推進法に基づく行動計画

2023年4月より、次世代法・女性活躍推進法に基づく3ヵ年の行動計画を推進しております。多様な人材を適材適所に配置し、個人の能力を発揮させることが会社の持続的な成長・発展には不可欠であると考えております。今後も、育児や介護と仕事を両立しながら、その能力や適性を発揮できるよう、更なる職場環境の整備を行うとともに、積極的に女性の活躍を推進し、社員がより生き生きと働ける環境の構築に努めてまいります。

(計画期間:2023年4月1日~2026年3月31日までの3年間)

育児・介護関連制度の充実

社員がより一層育児に参画できるよう、出生時育児休業など各種制度の周知活動を積極的に実施するとともに、休業等の制度を利用しやすい職場環境の改善に努めております。

また、介護に関しても制度の拡充を進めております。

新たな働き方への挑戦

Business Process Outsourcing(BPO)推進により、業務効率化と組織・体制の最適化を図り、より高度な業務への挑戦の具現化を目指しております。
また、仕事と家庭の両立を支援するためにフレックスタイム制の更なる推進を図り、現状の使用率70%から80%への向上を目指します。

女性が活躍できる制度の整備

新人事制度の導入により、従来の総合職や一般職といった職掌区分をなくすことで社員の役割の幅を拡大させるとともに、評価・考課結果のフィードバックを充実させることで、キャリアプランの構築支援や多様な働き方の選択肢を提供し、女性が活躍できる制度の整備を進めております。
人材育成関連では、正社員、契約社員ともに能力向上に向けた研修内容を充実させ、女性社員の研修受講率100%を目指しております。
また、経営人材育成プログラムに繋がる取り組みとして、女性社員の管理職への登用を目的とする、社長直轄の育成プロジェクトにも取り組んでおります。

経営幹部による討議・検討

経営幹部と女性社員および次世代を担う若手社員が定期的に意見交換をする場を設け、育児・介護に関する事項を含めた働き方全般についてニーズを汲み取ったうえで、取締役会および経営会議等にて具体的な行動計画の更なる充実のための討議・検討を行っております。

 

 

(8)その他

人的資本経営の取り組みについては、規模と制度の違いにより、連結グループに属する全ての会社では行われていないため、連結ベースでの記載が困難であります。このため、前述の指標に関する目標および実績は、当社単体における情報を記載しております。