2026.02.09更新

用語解説

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025
■ ドミナント戦略(ドミナント出店)
首都圏や近畿圏のように特定エリアを決め、その地域に集中的に店舗を出す出店戦略です。物流を効率化し、エリア内での認知度とシェアを高めることで、競合他社が入りにくい強い商圏をつくる狙いがあります。

■ 食品スーパーマーケット
生鮮食品や惣菜、日配品など、毎日の食卓に直結する商品を中心に扱うスーパーマーケット業態です。衣料品や家電など幅広い商品を扱う総合スーパーと違い、食品に特化することで日常の買い物ニーズにきめ細かく対応するのが特徴です。

■ PB(プライベートブランド)
ライフ自身が企画・開発し、自社でしか買えないオリジナル商品ブランドのことです。メーカー品よりも品質や仕様を細かく指定でき、価格や価値提案を差別化することで、リピート顧客の獲得や利益率の向上につなげています。

■ BIO-RAL(ビオラル)
ライフが展開する「高品質・健康志向」を重視した業態・ブランドです。有機・オーガニックや添加物に配慮した商品など、健康と環境に気を遣うお客様向けの商品を集めた店舗やコーナー展開を行い、「自然を感じるくらし」を提案しています。

■ ネットスーパー
インターネットやアプリで注文を受け、店舗や専用センターから商品をピックアップして自宅などに配送するスーパーマーケットのサービスです。重いもの・かさばるものも含めて自宅に届けられるため、共働き世帯や高齢世帯などの生活インフラとしての役割が強まっています。

■ EC
「Electronic Commerce(電子商取引)」の略で、インターネット上で商品やサービスを販売・購入する仕組み全般を指します。ライフの場合はネットスーパーやオンラインストアなど、リアル店舗と連携したデジタル販売チャネルを含む広い概念として使われています。

■ 「志の高い信頼の経営」
ライフの経営理念で、「目先の利益よりも、お客様や取引先、従業員、地域社会から長期的に信頼される存在であり続けること」を重視する姿勢を表す言葉です。出店や投資、商品政策などの判断を行う際の価値基準として位置づけられています。

■ 「ライフらしさ宣言」
ライフが自社のあるべき姿や提供価値を具体的な言葉でまとめた行動指針です。「おいしい」「ワクワク」「ハッピー」など、お客様に感じてほしい価値を明文化し、従業員一人ひとりの日々の行動やサービスのベースになるようにしています。

■ クラスター分析
似た特徴を持つデータ同士をグループ分けする統計的な分析手法です。ライフでは、600万人超の会員の購買データやアンケート結果をもとに、お客様の価値観や購買行動を9つのクラスターに分類し、店舗ごとの品揃えや商品開発に活かしています。

■ 商圏データ
店舗を利用している、または利用しうるお客様が住んでいる範囲(商圏)についてのデータです。人口構成、世帯属性、所得、競合店の状況などを含み、どの立地にどんな業態・店づくりが適しているかを判断する材料として使われます。

■ データ活用基盤
ID-POSやアプリ、カード、ネットスーパーなどから集まる大量のデータを一元的に蓄積し、分析・活用できるようにしたシステムや組織の土台のことです。ライフでは、この基盤を通じてクラスター分析や顧客別販促、品揃え最適化などを行っています。

■ 独自商品開発基盤
プライベートブランドやBIO-RALブランドなど、自社オリジナル商品を企画・開発するための組織・ノウハウ・プロセスの総称です。市場調査や顧客データ分析、取引先との協業などを通じて、ライフならではの付加価値商品を継続的に生み出す仕組みを指します。

■ インフラ基盤
物流センターやプロセスセンター、情報システム、店舗設備など、スーパーマーケット運営を支える物理的・デジタル面の基盤全体を指します。効率的な配送や加工、環境配慮型設備への投資により、コストと品質、安全性の両立を目指す役割を持ちます。

■ 物流センター・プロセスセンター
物流センターは各店舗向けの商品を集約し、仕分け・配送する拠点です。プロセスセンターは精肉・青果・惣菜などを一括加工する施設で、衛生管理の強化や作業の効率化、品質の均一化に貢献します。ライフは両者を組み合わせ、店舗の作業負荷軽減と品質向上を図っています。

■ バイオガス発電設備
食品廃棄物などを発酵させて発生するバイオガスを燃料にし、電気や熱エネルギーを生み出す設備です。ライフはセンター投資の一環として導入し、食品廃棄物の削減とエネルギーの有効活用を両立させる取り組みに活かしています。

■ 機能的価値
商品の品質や価格、品揃え、買い物のしやすさなど、「実用的な便利さ・使いやすさ」によって得られる価値のことです。ライフでは、商品・産地開発やプロセスセンターによる加工、ネットスーパーの利便性などが機能的価値を支えています。

■ 情緒的価値
買い物をしたときに感じる安らぎ、楽しさ、心地よさといった感情的な満足のことです。ライフは、買い回りしやすい売場レイアウトや温かみのある内装、BGM、笑顔と挨拶の接客、BIO-RAL事業による「自然を感じるくらし」の提案などを通じて、この情緒的価値を高めようとしています。

■ 第七次中期経営計画
2023年度から始まった3か年の中期経営計画で、2030年度の目指す姿から逆算して設定された7回目の中計です。「人への投資」「同質化競争からの脱却」「持続可能で豊かな社会の実現に貢献」の3テーマを掲げ、数値目標と定性目標の両方を整理しています。

■ マテリアリティ
企業価値とステークホルダーの双方にとって重要性が高い「重点課題」を意味する用語です。ライフでは、環境・社会・ガバナンスなどのテーマから自社にとって本当に重要な項目を抽出し、中期経営計画やプロジェクトの方向性と結びつけています。

■ ROIC(ROIC経営)
「Return on Invested Capital(投下資本利益率)」の略で、事業に投じた資本に対してどれだけ利益を上げられたかを示す指標です。ライフはROICが資本コストを上回ることを重視し、投資判断や事業ポートフォリオ管理にこの指標を活用する「ROIC経営」を行っています。

■ バックキャスト
「将来こうありたい」という目標(ライフの場合は2030年度の姿)を先に描き、その実現から逆算して今やるべきことを決める考え方です。現状から積み上げるのではなく、ゴールから考えることで、大きな構造変化や新規事業にも対応しやすくなります。

■ 戦略的束ね
部門ごとにバラバラに動いていたプロジェクトを、共通するテーマや目標ごとに「束ね」、組織横断で進める考え方です。ライフでは「人財・生産性」「稼ぐ」「新ライフ」という3つのプロジェクトを戦略的に束ねることで、エネルギーの分散を防ぎ、2030年度目標の達成スピードを高めようとしています。

■ 生活インフラ
日々の生活に欠かせない基盤サービスを意味する言葉で、水道や電気などと同じように、スーパーマーケットも「毎日の食を支えるインフラ」と位置づける考え方です。ライフは、店舗とネットスーパーを通じて、地域の人々の食生活を支える生活インフラであることを目指しています。

■ 電子マネー「LaCuCa」
ライフが発行する自社の電子マネーカードで、チャージして支払いに使えるキャッシュレス手段です。買い物履歴をID-POSとして蓄積し、ポイントやキャンペーンと組み合わせることで、顧客分析や一人ひとりに合わせた販促にも活用されています。

■ 「怒濤の出店」
1990年代以降にライフが掲げた出店方針で、短期間に集中的な新規出店を進めた時期を指す社内表現です。1993年から約8年間で100店以上を新規出店し、2001年までに186店舗体制に拡大したことで、現在のドミナント基盤をつくった節目として語られています。

■ 「新ライフプロジェクト」
第七次中期経営計画のもとで立ち上げられた戦略プロジェクトの一つで、既存の枠にとらわれない新エリア・新業態・新機能の検討を進める取り組みです。将来の収益の柱となるビジネスを創出することを目的とし、営業統括やSCM担当などが中心となって推進しています。

■ M&A
「Mergers and Acquisitions(合併・買収)」の略で、他社の株式や事業を取得したり、会社同士が合併したりすることで事業規模や機能を拡大する手法です。ライフはネットスーパーや製造分野、水平・垂直統合などの選択肢としてM&Aを視野に入れ、成長加速や競争力強化の手段として検討しています。