2026.09.29更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: アニコム ホールディングス 統合報告書 2026

サマリ

アニコム ホールディングスは、ペット保険の国内シェアNo.1を誇る「予防型」保険会社グループです。約60万検体の腸内細菌叢データや年間480万件超の診療データを解析し、病気の予防を目指す「保険2.0」を展開しています。さらに手術支援ロボットやAIを活用した高度医療拠点「JARVISどうぶつ医療センターTokyo」を開院し、誰もが最善の医療を受けられる「保険3.0」へ挑戦しています。

目指す経営指標

・2028年3月期 連結経常収益 800~850億円
・2028年3月期 連結経常利益 68~73億円
・2028年3月期 連結ROE 12%水準
・2028年3月期 コンバインドレシオ 92%水準
・2028年3月期 損害率 61~62%水準
・2028年3月期 事業費率 30~31%水準
・配当性向 30%水準の維持
・2030年度ビジョン 連結経常収益 1,000億円
・2030年度ビジョン 連結経常利益 100億円

用語解説

■保険2.0
病気になった後に保険金を支払うだけでなく、蓄積されたデータや研究を活用して発症メカニズムを解明し、予防医療を推進することで病気にならない社会をつくるアニコムの挑戦および概念です。

■保険3.0
AIやロボティクスなどの最先端技術を高度医療に取り入れ、診断・治療の品質向上や医療の標準化を進めることで、最善の高度医療をより多くの動物へ届ける社会の実現を目指すアニコムの挑戦および概念です。

■JARVISどうぶつ医療センターTokyo
東京都港区(品川エリア)に開院した動物病院拠点です。最先端の高度医療とAI・ロボティクスを融合させ、二次診療機能や夜間救急に対応するとともに、全国の動物病院と連携して日本の獣医療全体の進化を目指しています。

■どうぶつ健活
アニコム損保の保険契約者向けに提供されている腸内細菌叢(フローラ)測定サービスです。腸内環境の多様性等を分析して病気のリスクを判定し、高リスクと判定された場合は指定の動物病院で無料健康診断を受診できます。

■窓口精算システム
対応する動物病院の窓口でアニコムの保険証を提示することにより、自己負担分のみを支払うだけで保険金請求手続きが完了する仕組みです。

■従業員一人一特許戦略
全従業員が日常の業務の中で課題を見つけ、自ら考えて新しい価値や特許・論文などの成果を生み出すことを目指すアニコムグループ独自の取り組みです。

■CRYSTAL JOY
酸化制御技術(MA-T System®)を用いて開発された動物用の歯磨きジェルです。口腔環境を整え、歯周病予防を通じた全身の健康維持を目指す商品です。

■7Days Food
日々の食事における多様な食刺激を提供し、ペットの腸内細菌叢の多様性を高めることを目指して開発されたフードです。

■NB(New Born)チャネル
ペットショップやブリーダーなどの代理店を通じて、新生児(生まれたばかりの子犬・子猫)を迎える飼い主に向けてペット保険の募集を行うアニコムの主要な販売ルートです。

■アニレセクラウド
アニコムグループが動物病院向けに開発・提供しているクラウド型カルテ管理システムです。患者情報管理から会計精算まで病院業務全般をサポートします。

■ani+com
ラテン語で「命、魂」を意味する「ani(anima)」と「相互理解」を意味する「com(communication)」を組み合わせたアニコムの社名の由来であり、命あるものが互いに理解し力を合わせるという経営理念の原点です。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

当社は、「anicomどうぶつ健康保障共済制度」(以下、「どうぶつ健保」という)を営む「anicom(動物健康促進クラブ)」を前身としています。どうぶつ健保とは、対象となる動物の病気・ケガに要した診療費の一部を補償するペット共済です。当社は、この「anicom(動物健康促進クラブ)」から、どうぶつ健保の保険事務を受託することを目的とする「株式会社ビーエスピー」として、2000年7月に設立されました。「株式会社ビーエスピー」設立以後の当社に係る経緯は、次のとおりです。

年月

概要

2000年7月

anicom(動物健康促進クラブ)から「どうぶつ健保」(ペット共済)に係る事務を受託するため、東京都豊島区に「株式会社ビーエスピー」(現当社)を設立(資本金41百万円)

2000年11月

anicom(動物健康促進クラブ)が「どうぶつ健保」(ペット共済)募集開始

 

動物病院向けカルテ管理システム「アニコムレセプター」販売開始

2001年7月

幼齢ペット向け共済商品(アニコム損害保険株式会社の「どうぶつ健保べいびぃ」の原型)の販売開始

2004年12月

ペットコミュニティ雑誌の発行及び発送業務を行うため東京都新宿区に100%子会社として「アニコム パフェ株式会社」を設立(資本金10百万円)

2005年1月

「株式会社ビーエスピー」を「アニコム インターナショナル株式会社」に商号変更

 

本社を東京都豊島区から、東京都新宿区に移転

2005年2月

東京都新宿区に100%子会社として「アニコム フロンティア株式会社」を設立(資本金10百万円)

2006年1月

東京都新宿区に保険会社設立準備子会社「アニコム インシュアランス プランニング株式会社」を100%子会社として設立(資本金1,500百万円)

2006年4月

会社分割により、ペット保険事業に係る営業基盤を当社からアニコム インシュアランス プランニング株式会社に委譲

2006年6月

改正保険業法の施行を受け、anicom(動物健康促進クラブ)が特定保険業者の届出を行う

2007年12月

「アニコム インシュアランス プランニング株式会社」が「アニコム損害保険株式会社」に商号変更

 

「アニコム インターナショナル株式会社」が保険持株会社の認可を、アニコム損害保険株式会社が損害保険業の免許を金融庁より取得

2008年1月

アニコム損害保険株式会社が損害保険業を開始

2008年6月

「アニコム インターナショナル株式会社」を「アニコム ホールディングス株式会社」に商号変更

2009年1月

アニコム損害保険株式会社においてオンライン加入手続を開始

2009年4月

「anicom(動物健康促進クラブ)」が特定保険業の廃業届を関東財務局に提出

2009年11月

日本の家庭動物に関するデータ集「家庭どうぶつ白書」を初発刊。以降、毎年刊行。

2010年3月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2014年1月

動物医療分野における基礎研究の推進、先進医療の開発に向けた臨床等を行うため、東京都新宿区に100%子会社として「日本どうぶつ先進医療研究所株式会社(現 アニコム先進医療研究所株式会社)」を設立(資本金75百万円)

2014年6月

東京証券取引所市場第一部に市場変更

2015年7月

コーポレート・ベンチャー・キャピタル事業を行うため、東京都新宿区に100%子会社として「アニコム キャピタル株式会社」を設立(資本金50百万円)

2016年4月

当社49%、富士フイルム株式会社51%出資の動物の再生医療に関する合弁事業として、セルトラスト・アニマル・セラピューティクス株式会社を設立

2017年3月

当社49%出資の中国における動物医療に関する合弁事業として、Hong Kong Anicom Company Limited(香港愛你康有限公司)を設立

 

 

年月

概要

2020年1月

株式会社シムネットの全株式を取得し、完全子会社化

2021年3月

富士フイルム株式会社との合弁契約を解消し、セルトラスト・アニマル・セラピューティクス株式会社の事業をアニコム先進医療研究所株式会社にて承継

 

アニコム キャピタル株式会社の解散を決議

2022年2月

Hong Kong Anicom Company Limited(香港愛你康有限公司)の増資引き受けを行い子会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行

2022年10月

アニコム パフェ株式会社がアニコム フロンティア株式会社を吸収合併

2024年3月

株式会社フローエンスの株式を取得し、連結子会社化

2025年10月

東京都港区に高度動物医療センター「JARVISどうぶつ医療センター Tokyo」を開設

 

 


 


関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は

出資金

主要な事業の内容
(注)1

議決権の
所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

アニコム損害保険株式会社
(注)2,3

東京都

新宿区

百万円

6,550

損害保険事業

100.0

経営管理契約にもとづく経営管理料の受取、役員の兼任(2名)、従業員の兼務・出向等

株式会社シムネット

宮城県

仙台市

宮城野区

百万円

100

ペット向けインターネットサービス事業

健康イノベーション事業

100.0

経営管理契約にもとづく経営管理料の受取、役員の兼任(1名)、従業員の兼務・出向等

アニコム パフェ株式会社

東京都

新宿区

百万円

50

健康イノベーション事業

その他

100.0

経営管理契約にもとづく経営管理料の受取、役員の兼任(2名)、従業員の兼務・出向等

アニコム先進医療

研究所株式会社

東京都

新宿区

百万円

50

動物病院運営事業

健康イノベーション事業

その他

100.0

経営管理契約にもとづく経営管理料の受取、役員の兼任(2名)、従業員の兼務・出向等

株式会社フローエンス

千葉県

市原市

百万円

267

健康イノベーション事業

その他

100.0

経営管理契約にもとづく経営管理料の受取、役員の兼任(1名)、従業員の兼務・出向等

(持分法適用非連結子会社)

 

 

 

 

 

香港愛你康有限公司

中国

香港

万USD

215

その他

100.0

役員の兼務(1名)

 

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しています。

     2 特定子会社です。

     3 アニコム損害保険株式会社については、2026年3月期における経常収益金額の連結経常収益金額に占める割合が10%を超えています。

主要な損益情報等

(1) 経常収益

66,133百万円

 

(2) 経常利益

4,517百万円

 

(3) 当期純利益

3,021百万円

 

(4) 純資産

23,386百万円

 

(5) 総資産

63,584百万円