2026.05.25更新

用語解説

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025
■東海道新幹線
東京〜名古屋〜新大阪を結ぶ新幹線路線で、日本のビジネス・観光の主な流れを支える“幹線”です。東海旅客鉄道が中心となって運行しており、高頻度なダイヤと高速運転、時間に正確な運行実績が同社の収益とブランドの核になっています。

■在来線
新幹線ではない従来型の鉄道路線の総称です。東海旅客鉄道では、名古屋や静岡エリアの都市圏輸送や、地域の通勤・通学・観光を支える路線を指し、地域の日常生活や産業活動を支える役割を担っています。

■日本の大動脈
東海道新幹線を中心とした東京〜名古屋〜大阪間の輸送ネットワークを表す表現です。ビジネス出張や観光、物流の主要な流れを担うことから、人・モノ・サービスの流れを支える“日本経済の血流”という意味合いで、東海旅客鉄道が自社の使命を語る際によく使うキーワードです。

■中央新幹線
超電導リニア方式を採用し、東京〜名古屋(将来的には大阪)を新たなルートで結ぶ計画中の新幹線です。東海道新幹線とはルートが異なるため、災害リスクの分散や所要時間の大幅短縮が期待されており、東海道新幹線とあわせて「日本の大動脈」を二重系で支える構想の柱になっています。

■超電導リニア
超電導磁石により強い磁力を発生させ、車両を浮かせて走らせるリニアモーターカー方式の技術です。車輪がなく空中に浮上して走行するため、摩擦が小さく、時速500kmクラスの超高速運転が可能とされています。中央新幹線で採用される予定の技術として位置づけられています。

■国鉄分割民営化
かつて全国の鉄道を運営していた日本国有鉄道(国鉄)の経営悪化を受け、1987年に地域別の民間会社(JR各社)に分割・民営化した出来事を指します。東海旅客鉄道はその際に誕生した会社の一つで、国鉄から東海道新幹線や中部エリアの在来線を引き継ぎました。

■日本国有鉄道(国鉄)
1987年まで日本の鉄道網の大部分を運営していた国営企業です。全国の路線を一体的に運営していましたが、巨額の債務や非効率な経営が課題となり、分割民営化されました。東海旅客鉄道は、その業務の一部を引き継いだ会社です。

■EXサービス
東海道新幹線のインターネット予約サービスの総称で、会員登録した利用者が、パソコンやスマートフォンから座席予約・変更・支払いまでを一括で行える仕組みです。ビジネス客を中心に、紙のきっぷよりも柔軟で利便性が高いサービスとして位置づけられています。

■スマートEX
会員登録すれば、年会費無料で利用できる東海道新幹線のネット予約サービスです。クレジットカードと交通系ICカードを登録しておけば、駅の券売機に並ばずに、そのまま改札を通って乗車できます。観光客や訪日外国人でも使いやすいサービスとして拡大が図られています。

■駅ビル
鉄道駅の上や隣接地に建てられた商業施設やオフィスビルの総称です。東海旅客鉄道の場合、名古屋駅の「名古屋駅周辺のビル群」など、鉄道利用者を取り込むショッピング・飲食・オフィス機能を持つビルを指し、鉄道事業と連動した収益源になっています。

■リニア・鉄道館
東海旅客鉄道が運営する博物館で、東海道新幹線や在来線、リニアに関する実物車両や模型、シミュレーターなどを展示しています。鉄道の歴史や技術、将来像を体験的に学べる施設として、沿線の観光・教育資源の一つになっています。

■N700S
東海道新幹線で運行されている新型車両の形式名です。従来のN700系を進化させた“Supreme(最高の)”を意味するモデルで、省エネルギー性能の向上、乗り心地の改善、安全設備の強化などが特徴です。東海旅客鉄道が競争力と環境性能を高めるための主力車両として位置づけています。

■二重系(新幹線の二重系)
東海道新幹線と中央新幹線のように、同じ大動脈輸送を担う路線を二つの異なるルートで持つことを指します。片方の路線が災害などで使えない場合でも、もう一方で代替できるようにして、日本の大動脈輸送を止めにくくする“バックアップ付きの構造”という意味合いです。

■カーボンニュートラル
温室効果ガスの排出量から、森林吸収や他の削減活動による吸収量・削減量を差し引いて、実質的な排出をゼロにする考え方です。東海旅客鉄道は、省エネルギー車両の導入や設備投資を進めることで、将来のカーボンニュートラル達成を目標にしています。

■キャッシュ・フロー創出力
本業で稼いだ利益や減価償却費などから、どれだけ安定的に現金を生み出せるかという力を指します。東海旅客鉄道では、東海道新幹線などの収益力と業務改革によるコスト削減を組み合わせて、将来の投資や株主還元に回せる現金を厚くしていくことを重視しています。

■経営体力の再強化
コロナ禍などで一時的に弱まった財務基盤や収益力を、再び厚く強くしていこうという方針を表す言葉です。キャッシュ・フローを積み上げて借入金を減らしつつ、安全投資や中央新幹線などの将来投資に回せる余力を増やすことで、景気変動や不測の事態にも耐えられる会社を目指す姿勢を示しています。

■収益の拡大/業務改革
東海旅客鉄道が中期的な重点テーマとして掲げているセットの表現で、「売上や利益を伸ばすこと」と「働き方や業務プロセスを見直してコストや手間を減らすこと」を同時に進める方針です。新幹線・在来線のサービス向上やデジタル活用、組織の効率化などを通じて、稼ぐ力と強い体制の両方を作る狙いがあります。

■日本の大動脈と社会基盤
東海道新幹線や在来線ネットワークを、日本経済を支える“血管”であると同時に、生活や産業を支える“基盤インフラ”と位置づける表現です。単なる輸送サービスにとどまらず、災害時の復旧・支援や、地域の雇用・観光振興にも関わる存在として、自社グループの役割と責任を強調する際に用いられています。