2026.05.26更新

用語解説

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: Integrated Report2025
■Beyond Carrier
ソフトバンクが掲げる成長戦略の名称で、通信キャリアとしてのコア事業の成長を維持しながら、その枠を超えて情報・テクノロジー分野の多様な事業へ領域を広げ、企業価値の最大化を目指す考え方を指します。

■コンシューマ事業
「ソフトバンク」「ワイモバイル」などのブランドを通じて、個人向けにモバイル・固定通信、スマートフォンやインターネット関連サービス、電力などの生活サービスを提供する事業です。料金プランや経済圏サービスとの連携で、ユーザーが長く使いたくなる環境づくりに重点を置いています。

■エンタープライズ事業
企業や自治体向けに、ネットワーク、クラウド、セキュリティ、AIなどのソリューションを提供する事業で、顧客の業務効率化や事業構造の変革を支援します。従来のデジタルトランスフォーメーション(DX)に加え、AIで事業そのものを変える「AIトランスフォーメーション(AX)」を成長ドライバーと位置付けています。

■メディア・EC事業
「Yahoo! JAPAN」「LINE」「ZOZOTOWN」などを中心に、ポータルサイト、検索、広告、EC(ネット通販)などのインターネットサービスを展開する事業です。巨大なユーザー基盤とデータを活かして、広告・販促・販売を一体で支援するビジネスモデルをとっています。

■ファイナンス事業
スマホ決済サービス「PayPay」を核とし、クレジットカード、ネット銀行、証券などを組み合わせて、日常の支払いから資産形成までを支える金融サービス群を提供する事業です。決済基盤の拡大を起点に、関連する金融サービスをグループ内で統合しながら成長させているのが特徴です。

■次世代社会インフラ
AIが社会のすみずみにまで浸透する「AIとの共存社会」に向けて、通信ネットワーク、AIデータセンター、分散コンピューティング基盤などを組み合わせて構築する、新しい社会基盤を指すソフトバンク独自の考え方です。AIサービスを安定・高品質に提供しつつ、電力負荷の平準化など社会の課題解決にもつなげることを狙っています。

■ソブリンクラウド/ソブリンAI
日本が「データ」「技術」「運用」の三つの主権を自国で保持し、自国の法規に従って提供されるクラウド環境と、その上で動くAIを指すコンセプトです。機微な情報を扱う政府や研究機関、企業が、国産のクラウドとAIを安心して利用できる基盤をつくることを目標としています。

■AI-RAN
全国にある携帯電話基地局を、AI計算を行う分散型コンピューティング基盤へ進化させる構想および技術コンセプトの名称です。ユーザーの近くでAI処理を行うことで、低遅延で障害に強いAIサービスを実現し、電力消費の平準化にも貢献しつつ、余剰計算リソースを外部に提供して収益化することも狙っています。

■Cristal intelligence
ソフトバンクとOpenAIが共同で開発を進めている、企業全体の経営を「全体最適」することを目指したAIソリューションの仮称です。社内のさまざまな部門で動く多数のAIエージェントを連携させ、指揮者のように企業活動全体を調整することで、個別業務の最適化にとどまらない経営変革を実現しようとしています。

■GPU as a Service
AIの学習や推論に必要なGPU(高速計算用半導体)を、クラウド経由で貸し出すサービスの呼び名です。自社で高価なGPUを大量に保有せずとも、必要なときに必要な分だけ計算資源を利用できるようにすることで、日本語LLMや生成AIの開発・運用を後押しする狙いがあります。

■AIエージェント
人間のように情報を理解し、判断し、行動まで行うことを目指した高度なAIプログラムを指します。ソフトバンクでは、社員一人ひとりが多くのAIエージェントを作り、社内業務に組み込むことで、将来の「AIエージェント同士が連携する世界」を見据えた実験と文化づくりを進めています。

■AIトランスフォーメーション(AX)
従来のDXが「業務プロセスのデジタル化・効率化」であるのに対し、AIトランスフォーメーション(AX)は、AIの活用によって事業の構造や顧客への価値提供の仕組みそのものを変える取り組みを指します。ソフトバンクは、AIコールセンターなど自社開発のソリューションを通じて、顧客企業のAXを支援しています。

■Beyond Japan
日本国内で培ったDXやAXのソリューションを、グローバル市場へ展開することで事業成長を図る戦略の名称です。社会課題先進国とされる日本で磨いたソリューションを、Cubic³などのグローバルプラットフォームを通じて世界に広げることで、中長期的な成長モデルをつくろうとしています。

■Cubic³(Cubic 3)
ソフトバンクが子会社化した、コネクテッドカーやSDV向けのIoTプラットフォームをグローバルに展開する企業です。世界中の自動車をネットワークにつなぎ、ソフトウエアを遠隔で更新・管理できる基盤を提供しており、将来の自動運転社会に向けた重要な資産として位置付けられています。

■プライマリー・フリー・キャッシュ・フロー
本業で稼いだキャッシュフローから、設備投資など事業継続に必要な投資を差し引いたうち、主力事業から生み出された現金の余力を示すソフトバンク独自の管理指標です。株主還元や成長投資にどれだけ回せるかを測る物差しとして活用されます。

■カーボンニュートラル/ネットゼロ
自社の活動による温室効果ガス排出を、再生可能エネルギーの活用や吸収源の創出などで実質ゼロにすることを指す言葉です。ソフトバンクは、使用電力に占める再生可能エネルギー比率の引き上げや、森林保全プロジェクトなどを通じて、将来的なカーボンニュートラル・ネットゼロの達成を目標としています。