ストーリー・沿革
サマリ
KADOKAWAは1945年創業の出版社を起点に、出版・アニメ・ゲーム・Webサービス・教育へ事業を広げた総合エンターテインメント企業である。世界中の才能を発掘し、多彩なIPを生み出し、メディアミックスとテクノロジーで価値を最大化する点が強みである。クリエイター支援からファンコミュニティ形成まで一気通貫で担い、「グローバル・メディアミックス with Technology」を軸に世界へ展開している。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2028年3月期までに営業利益340億円
・2028年3月期までに出版IP創出7,000点超
・海外拠点をさらに拡大し海外売上成長を推進
・IPのLTV最大化とグローバル展開を加速
トップメッセージの要約
クリエイティブプラットフォーマー
世界の才能
IP価値最大化
クリエイティビティ×モチベーション×テクノロジー
用語解説
KADOKAWAが掲げる成長戦略です。出版・アニメ・ゲーム・Webサービスなど複数の事業を連携させ、1つのIPを世界中へ多面的に展開する考え方です。さらにテクノロジーを活用してIPの価値を高め、海外市場への展開を加速することを目指しています。
■クリエイティブプラットフォーマー
KADOKAWAが自社のありたい姿として掲げる概念です。世界中の才能を発掘し、クリエイターが生み出した作品を育成し、さまざまなメディアを通じて世界中のユーザーへ届ける役割を担う企業を意味します。
■IP(Intellectual Property)
小説、コミック、アニメ、ゲーム、キャラクターなどの知的財産を指します。KADOKAWAでは事業成長の源泉として位置付けられており、作品そのものだけでなく、映像化やゲーム化などを通じて価値を広げていく対象です。
■IPのLTV(Life Time Value)最大化
1つのIPが生み出す価値を長期間にわたり拡大する考え方です。小説をコミック化、アニメ化、ゲーム化するなど、多面的な展開を続けることでIPの収益機会とファン層を広げる戦略を指します。
■メディアミックス
1つの作品やキャラクターを出版、映画、アニメ、ゲーム、グッズなど複数のメディアで展開する手法です。KADOKAWAは角川文庫と角川映画の連動によってこの手法を発展させ、現在も事業戦略の中核に据えています。
■カクヨム
KADOKAWAが運営するWeb小説投稿サイトです。作家志望者が作品を公開できる場であり、新しい才能やIPを発掘する重要なプラットフォームとして活用されています。
■BOOK☆WALKER
KADOKAWAグループが運営する総合電子書籍ストアです。電子書籍の販売だけでなく、出版IPを読者へ届ける重要なデジタル流通基盤として位置付けられています。
■ニコニコ
KADOKAWAグループが運営する動画・生放送プラットフォームです。ユーザー同士がコメントを通じて交流できる特徴を持ち、コンテンツ視聴だけでなくコミュニティ形成の場としても機能しています。
■ニコニコ超会議
ニコニコから生まれた大規模イベントです。ネット上の文化やコミュニティをリアルな会場へ持ち込み、来場者自身が参加しながらコンテンツを創り上げることを特徴としています。
■ところざわサクラタウン
KADOKAWAが運営する大型文化複合施設です。書籍・アニメ・ゲームなどのポップカルチャーを発信する拠点であり、イベント開催や施設運営を通じてIPとファンをつなぐ役割を担っています。
■N高グループ
学校法人角川ドワンゴ学園が運営する通信制高校グループです。KADOKAWAグループは教育システムや教育プログラムを提供しており、インターネットとテクノロジーを活用した学習環境が特徴です。
■ZEN大学
学校法人日本財団ドワンゴ学園が運営する大学です。KADOKAWAグループが教育コンテンツやシステムを提供しており、オンラインを活用した新しい学びの場として展開されています。
■KADOKAWAアニメ・声優アカデミー
KADOKAWAグループが展開する専門スクールです。アニメ制作や声優分野に特化した教育を行い、コンテンツ業界を支える人材育成を目的としています。
■KADOKAWAマンガアカデミー
マンガ制作や関連分野の教育を行う専門スクールです。現役プロフェッショナルによる実践的な学習機会を提供し、次世代クリエイターの育成を目指しています。
■FAV gaming
KADOKAWAグループが運営するeスポーツチームです。ゲームを競技として楽しむ文化を広げるとともに、国内外のファンが交流する機会を創出しています。
■ムビチケ
KADOKAWAグループが運営するデジタル映画鑑賞券サービスです。映画館で利用できる電子チケットを提供し、実写映像事業の一部を構成しています。
■出版製造流通DXプロジェクト
紙書籍の製造・流通工程をデジタル化する取り組みです。需要予測や受注情報を活用し、必要な本を必要な時に製造・出荷することで、生産性向上や返品削減を目指しています。
■ボーンデジタル作品
紙媒体を前提とせず、最初からデジタル配信向けに制作される作品です。KADOKAWAでは「カドコミ」などを活用し、新たなIP創出の手段として強化しています。
■カドコミ
KADOKAWAが展開するWeb・アプリ型のコミックサービスです。デジタル環境での作品連載や読者接点の強化を担い、ボーンデジタル作品の創出拠点として活用されています。
沿革
2【沿革】
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2014年5月 |
㈱KADOKAWA(現 ㈱KADOKAWA KEY-PROCESS)、㈱ドワンゴが経営統合に係る統合契約書を締結するとともに共同持株会社設立のための株式移転計画書を作成
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2014年6月 |
㈱KADOKAWAの定時株主総会で株式移転計画が承認される
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2014年7月 |
㈱ドワンゴの臨時株主総会で株式移転計画が承認される
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2014年10月 |
㈱KADOKAWA・DWANGO(当社)設立(東京証券取引所市場第一部に上場)
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2015年10月 |
商号をカドカワ㈱に変更
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2019年7月 |
連結子会社㈱KADOKAWAの全ての事業を吸収分割により当社で承継し、当社の商号を㈱KADOKAWAに変更。従来の連結子会社㈱KADOKAWAは、商号を㈱KADOKAWA Future Publishing(現 ㈱KADOKAWA KEY-PROCESS)に変更
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行 |
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2022年6月 |
監査等委員会設置会社へ移行 |
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2023年6月 |
指名委員会等設置会社へ移行 |
関係会社
4【関係会社の状況】
(連結子会社)
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名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主な事業の内容 |
議決権の所有割合(%) |
関係内容 |
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㈱ドワンゴ(注)3、4 |
東京都 中央区 |
100 |
出版・IP創出事業 Webサービス事業、 |
100.0 |
電子書籍他権利許諾 システム開発・運用等の委託 役員の兼任 CMS取引 |
|
㈱アークライト |
東京都 千代田区 |
50 |
出版・IP創出事業 |
100.0 |
役員の兼任 |
|
㈱角川アスキー総合研究所 |
東京都 文京区 |
85 |
出版・IP創出事業 |
100.0 |
マーケティング業務・システム開発等の委託 CMS取引 |
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㈱KADOKAWA Game Linkage |
東京都 文京区 |
100 |
出版・IP創出事業 |
100.0 |
CMS取引 |
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㈱KADOKAWA LifeDesign |
東京都 千代田区 |
100 |
出版・IP創出事業 |
100.0 |
CMS取引 |
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㈱ビルディング・ ブックセンター |
埼玉県 入間郡 三芳町 |
100 |
出版・IP創出事業 |
100.0 |
製本・物流業務委託 設備の賃貸借 役員の兼任 CMS取引 |
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㈱ムービーウォーカー |
東京都 千代田区 |
100 |
アニメ・実写映像事業 |
87.9 |
役員の兼任 CMS取引 |
|
㈱角川大映スタジオ |
東京都 調布市 |
100 |
アニメ・実写映像事業 |
100.0 |
映像編集委託 役員の兼任 CMS取引 |
|
グロービジョン㈱ |
東京都 新宿区 |
100 |
アニメ・実写映像事業 |
100.0 |
映像編集委託 資金の貸付 役員の兼任 CMS取引 |
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㈱動画工房 |
東京都 練馬区 |
5 |
アニメ・実写映像事業 |
80.0 |
映像制作委託 CMS取引 |
|
㈱ENGI |
東京都 中野区 |
100 |
アニメ・実写映像事業 |
55.0 |
映像制作委託 役員の兼任 CMS取引 |
|
㈱フロム・ソフトウェア(注)5 |
東京都 新宿区 |
18,468 |
ゲーム事業 |
69.7 |
CMS取引 |
|
㈱スパイク・チュンソフト |
東京都 品川区 |
480 |
ゲーム事業 |
100.0 (100.0) |
CMS取引 |
|
㈱アクワイア |
東京都 千代田区 |
100 |
ゲーム事業 |
100.0 |
CMS取引 |
|
㈱バンタン |
東京都 中央区 |
90 |
教育・EdTech事業 |
100.0 (100.0) |
CMS取引 |
|
㈱角川メディアハウス |
東京都 千代田区 |
100 |
その他 |
100.0 |
店舗・施設運営委託 宣伝業務委託 役員の兼任 CMS取引 |
|
㈱イエロージャム |
東京都 千代田区 |
2 |
その他 |
67.0 (67.0) |
CMS取引 |
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名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主な事業の内容 |
議決権の所有割合(%) |
関係内容 |
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KADOKAWA HOLDINGS ASIA LTD. |
中華人民 共和国 香港 |
206 (百万香港ドル) |
出版・IP創出事業 |
100.0 |
役員の兼任 CMS取引 |
|
広州天聞角川動漫有限公司(注)6 |
中華人民 共和国 広州市 |
30 (百万人民元) |
出版・IP創出事業 |
46.3 (46.3) |
出版権他権利許諾 役員の兼任 |
|
台湾角川股份有限公司 |
台湾 台北市 |
158 (百万台湾ドル) |
出版・IP創出事業 |
100.0 (100.0) |
出版権他権利許諾 役員の兼任 |
|
台湾BOOK☆WALKER股份有限公司 |
台湾 台北市 |
107 (百万台湾ドル) |
出版・IP創出事業 |
74.2 (74.2) |
出版権利許諾 役員の兼任 |
|
KADOKAWA WORLD ENTERTAINMENT, INC. |
米国 デラウェア州 |
35 (百万米ドル) |
出版・IP創出事業 |
100.0 |
役員の兼任 CMS取引 |
|
YEN PRESS, LLC |
米国 デラウェア州 |
4 (百万米ドル) |
出版・IP創出事業 |
51.0 (51.0) |
出版権利許諾 役員の兼任 |
|
M12 Media LLC |
米国 テキサス州 |
1 (百万米ドル) |
出版・IP創出事業 |
100.0 (100.0) |
出版権利許諾 役員の兼任 CMS取引 |
|
Edizioni BD S.r.l. (注)7 |
イタリア ミラノ市 |
104 (千ユーロ) |
出版・IP創出事業 |
70.0 |
出版権利許諾 役員の兼任 |
|
KADOKAWA GEMPAK STARZ SDN.BHD. |
マレーシア クアラルンプール |
29 (百万マレーシアリンギット) |
出版・IP創出事業 |
97.1 |
出版権利許諾 役員の兼任 |
|
KADOKAWA AMARIN COMPANY LIMITED(注)6 |
タイ王国 バンコク |
60 (百万タイバーツ) |
出版・IP創出事業 |
49.0 |
出版権他権利許諾 役員の兼任 |
|
SOZO Pte. Ltd. (注)8 |
シンガポール |
1,161 (千シンガポールドル) |
その他 |
80.0 |
役員の兼任 |
|
その他29社 |
|
|
|
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(持分法適用関連会社)
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名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主な事業の内容 |
議決権の所有割合(%) |
関係内容 |
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㈱ドコモ・アニメストア |
東京都 千代田区 |
1,000 |
アニメ・実写映像事業 |
40.0 |
映像作品権利許諾 役員の兼任 |
|
その他10社 |
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(注)1.「主な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2.「議決権の所有割合」欄の( )内は、間接所有割合で内数となっております。
3.㈱ドワンゴについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 ①売上高 48,981百万円
②経常利益 6,703
③当期純利益 6,542
④純資産 25,729
⑤総資産 61,815
4.2025年4月1日を効力発生日として、㈱ドワンゴ、㈱ブックウォーカー及び㈱KADOKAWA Connectedは、㈱ドワンゴを存続会社とする吸収合併方式により合併しました。
5.特定子会社であります。
6.広州天聞角川動漫有限公司及びKADOKAWA AMARIN COMPANY LIMITEDにおける議決権の所有割合は100分の50以下ですが、実質的に支配しているため、子会社としております。
7.2025年5月23日付でEdizioni BD S.r.l.の持分の70%を取得し、連結子会社といたしました。
8.2025年11月14日付でSOZO Pte. Ltd.の株式の80%を取得し、連結子会社といたしました。
9.当社はキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を導入しており、グループ内の余剰資金の受入及び不足資金の貸付を一元管理しております。