ストーリー・沿革
サマリ
アイングループは「この街にアインがあって良かった」を掲げ、地域医療を支えるアイン薬局と、美しさや暮らしを提案するアインズ&トルペ・Francfrancを展開する。調剤薬局の持続可能性向上を社会的使命と捉え、規模拡大とDXを両輪に、地域医療への貢献と企業成長の両立に挑戦している。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2034年4月期 売上高1兆円
・2030年4月期 純利益率4.0%
・2034年4月期 純利益率4.0%
・2030年4月期 ROE13.0%
・2034年4月期 ROE15.0%
・配当性向30%程度を目標
・AI・DXによる生産性向上と収益力強化
トップメッセージの要約
DX投資
AI診断書
Ambitious Goals 2034
お客さまの元気と笑顔のために
用語解説
アイングループの中核となる調剤薬局ブランドです。全国に店舗を展開し、処方箋調剤だけでなく、かかりつけ薬局機能や在宅医療、オンライン服薬指導などを提供しています。地域医療を支える拠点として位置付けられています。
■アインズ&トルペ
アイングループが展開するコスメティックストアです。化粧品を中心に、美容や健康に関する商品を幅広く取り扱います。ドラッグストアと化粧品専門店の中間に位置する独自の業態として展開されています。
■Francfranc
アイングループのリテール事業を構成するインテリアショップブランドです。家具や雑貨などを通じて、「デザインによって毎日をより楽しく、より豊かに」という価値提案を行っています。オリジナル商品の比率が高いことが特徴です。
■Ambitious Goals 2034
アイングループが2025年3月に発表した中長期ビジョンです。「1兆円への果敢なる挑戦と革新の10年」を掲げ、ファーマシー事業とリテール事業の成長、DX推進、M&A活用を通じて企業価値向上を目指す経営構想です。
■ファーマシー事業
アイングループの主力事業です。アイン薬局を中心に調剤薬局を運営し、処方箋調剤、服薬指導、在宅医療対応などを行っています。地域医療を支える基盤事業として位置付けられています。
■リテール事業
アインズ&トルペとFrancfrancを中心に展開する小売事業です。健康や美容、暮らしに関する商品やサービスを提供し、人々の「美しくありたい」「自分らしくありたい」というニーズに応える事業です。
■かかりつけ薬局
患者が継続的に利用し、薬や健康に関する相談を一元的に受けられる薬局のことです。アイングループでは薬剤師の専門性向上を進め、地域住民の健康管理を支援する重要な役割として強化しています。
■かかりつけ薬剤師
患者ごとの服薬状況や健康状態を継続的に把握し、薬物治療を支援する薬剤師です。医療機関との連携や健康相談にも対応し、地域医療の質向上に貢献する存在として位置付けられています。
■オンライン服薬指導
患者がスマートフォンやパソコンを利用し、薬剤師から遠隔で服薬指導を受けられるサービスです。アイングループは全国初の取り組みとして導入し、患者の利便性向上を進めています。
■生成AI搭載電子薬歴システム
服薬指導時の音声データを活用し、生成AIが薬剤服用歴の記録作成を補助するシステムです。薬剤師の事務負担を軽減し、より専門性の高い業務へ時間を振り向けることを目的としています。
■AI診断書
アイングループが開発した店舗運営支援システムです。AIが店舗ごとのデータを分析し、生産性向上や業務改善に向けた助言を自動的に提示します。店舗運営の効率化を進めるためのDX施策の一つです。
■いつでもアイン薬局
アイングループの公式アプリです。処方箋受付や薬局利用に関する機能を提供し、患者との接点を強化しています。利便性向上と継続利用促進を目的としたデジタルサービスです。
■AINPay(アインペイ)
アインズ&トルペで利用できる自社決済サービスです。店舗利用時の利便性向上や顧客との継続的な関係構築を目的として導入されています。
■健康ハートの日
日本心臓財団などが推進する心臓病・脳卒中予防の啓発活動です。アイングループでは全調剤薬局が参加し、地域住民への健康啓発活動を行っています。
■オフサイト型コーポレートPPA
企業が発電事業者から再生可能エネルギー由来の電力を長期契約で調達する仕組みです。アイングループでは太陽光発電を活用し、CO₂排出量削減に取り組んでいます。
■100日プラン
さくら薬局グループのグループ会社化後、新体制の経営陣や管理職が主体となって策定した経営計画です。統合作業を円滑に進め、早期に成果を創出するための行動計画として位置付けられています。
■社員第一主義
アイングループの経営思想です。「社員が幸せを感じられる会社」であることが、お客さまへの良いサービスにつながるという考え方であり、同社では「究極のお客さま第一主義」と位置付けています。
■「この街にアインがあって良かった」
アイングループのビジョンです。地域に根差した医療・美容・生活サービスを提供し、住民や患者、顧客から必要とされる存在になることを目指す企業理念を表した言葉です。
沿革
2【沿革】
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年月 |
概要 |
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1969年8月 |
札幌市北区において受託臨床検査を目的として資本金130万円にて株式会社第一臨床検査センターを設立。 |
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1981年11月 |
北海道旭川市に設立された株式会社第一臨床検査センターに資本参加。 |
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1988年3月 |
株式会社第一臨床検査センター(旭川市)を吸収合併。 |
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1988年10月 |
本社を札幌市東区に移転。 |
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1989年5月 |
株式会社オータニを吸収合併し、ドラッグストアを承継。臨床検査事業を診断事業部、販売事業をリテール事業部(のちの物販事業部、現 リテール事業)とする事業部制を採用。 |
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1993年5月 |
北海道旭川市に「第一薬局」(現 アイン薬局豊岡店)を開局し、薬局事業に参入。 |
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1994年3月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
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1994年5月 |
薬局名称を「アイン薬局」に統一。 |
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1994年6月 |
東京都新宿区に子会社の株式会社アインメディカルシステムズ(現 株式会社アインファーマシーズ)を設立。 |
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1995年5月 |
薬局事業を物販事業部(現 リテール事業)から分離し、医薬事業部(現 ファーマシー事業)を新設。 |
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1996年10月 |
ドラッグストア店舗名称を「アインズ」に統一。 |
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1998年10月 |
臨床検査事業の全部を株式会社第一臨床検査センター札幌ラボラトリーに営業譲渡。 |
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1998年11月 |
株式会社アインファーマシーズに商号を変更。 |
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1999年2月 |
丸紅株式会社と株式会社アインメディカルシステムズ(現 株式会社アインファーマシーズ)との三者間で、薬局事業に関する業務提携及び資本提携契約を締結。 |
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2002年10月 |
株式会社アインメディカルシステムズ(現 株式会社アインファーマシーズ)が日本証券業協会に株式を上場。 札幌市中央区に新業態のコスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ地下街店」を出店。 |
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2002年11月 |
今川薬品株式会社と合併。 |
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2004年1月 |
コスメ&ドラッグストア業態への事業集約のため、関東地区のドラッグストアを営業譲渡。 |
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2004年9月 |
医療に関するコンサルティング及び情報誌を販売する株式会社メディウェルを子会社化(2007年4月期より連結子会社)。 |
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2006年4月 |
株式会社ホールセールスターズ(連結子会社)を設立し、ジェネリック医薬品の卸売業を開始。 |
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2007年1月 |
株式会社ダイチク(現 株式会社アイン北陸)を子会社化。 |
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2007年6月 |
株式会社あさひ調剤(現 株式会社アイン中央)を子会社化。 |
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2008年6月 |
株式会社アインメディカルシステムズ(現 株式会社アインファーマシーズ)との株式交換により、同社を完全子会社。 |
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2008年8月 |
株式会社セブン&アイ・ホールディングスと業務提携及び資本提携契約を締結。 |
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2009年4月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
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2009年6月 |
株式会社セブン&アイ・ホールディングス、株式会社イトーヨーカ堂及び株式会社セブン-イレブン・ジャパンと共同出資により、ドラッグストア運営会社「株式会社セブンヘルスケア」を設立。 |
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2010年4月 |
東京証券取引所市場第一部指定。 |
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2010年5月 |
札幌証券取引所に株式を上場。 |
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2013年11月 |
本社を札幌市白石区に移転。 |
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2015年9月 |
株式会社アユーララボラトリーズを子会社化。 |
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2015年11月 |
持株会社体制への移行に伴い、商号を株式会社アインホールディングスに変更し、事業部門に関する権利義務を連結子会社である株式会社アインファーマシーズに承継。 |
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2020年3月 |
シダックス株式会社と業務提携契約を締結、同社子会社シダックスアイ株式会社(現 株式会社アインファーマシーズ)を子会社化。 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。 |
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2022年5月 |
株式会社ファーマシィホールディングス(現 株式会社ファーマシィ)を子会社化。 |
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2024年8月 |
株式会社Francfrancを子会社化。 |
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2025年4月 |
株式会社エーアンドエムを子会社化。 |
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2025年8月 |
クラフト株式会社を子会社化。 |
関係会社
4【関係会社の状況】
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名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合 (%) |
関係内容 |
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役員の兼任 |
営業上の取引 |
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当社役員 (人) |
当社従業員(人) |
||||||
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連結子会社 |
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㈱アインファーマシーズ |
札幌市白石区 |
100 |
ファーマシー事業 リテール事業 |
100.0 |
6 |
2 |
経営管理業務の受託 |
|
㈱アイン北陸 |
新潟市中央区 |
10 |
ファーマシー事業 |
100.0 |
3 |
1 |
経営管理業務の受託 |
|
㈱アイン中央 |
東京都渋谷区 |
10 |
ファーマシー事業 |
100.0 |
3 |
2 |
経営管理業務の受託 |
|
㈱ファーマシィ |
広島県福山市 |
50 |
ファーマシー事業 |
100.0 |
3 |
- |
経営管理業務の受託 |
|
㈱エーアンドエム |
新潟市中央区 |
10 |
ファーマシー事業 |
100.0 |
1 |
2 |
経営管理業務の受託 |
|
クラフト㈱ |
東京都千代田区 |
1 |
ファーマシー事業 |
100.0 |
1 |
3 |
経営管理業務の受託 |
|
さくら薬局㈱ |
東京都千代田区 |
1 |
ファーマシー事業 |
100.0 |
1 |
3 |
経営管理業務の受託 |
|
㈱ホールセールスターズ |
東京都渋谷区 |
50 |
ファーマシー事業 |
100.0 |
1 |
2 |
経営管理業務の受託 |
|
㈱メディウェル |
札幌市中央区 |
208 |
ファーマシー事業 |
100.0 |
1 |
3 |
経営管理業務の受託 |
|
㈱Francfranc |
東京都港区 |
100 |
リテール事業 |
100.0 |
1 |
3 |
経営管理業務の受託 |
|
㈱AIN-AG1 |
東京都渋谷区 |
0 |
持株会社 |
100.0 |
1 |
1 |
資金の貸付 |
|
㈱AIN-AG2 |
東京都渋谷区 |
10 |
持株会社 |
100.0 |
1 |
1 |
資金の借入 |
|
その他32社 |
|
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(注)1.主要な事業の内容欄には、報告セグメントの名称を記載しております。
2.㈱アインファーマシーズ、㈱アイン中央、㈱ホールセールスターズ及び㈱AIN-AG2は特定子会社であります。
3.クラフト㈱は債務超過会社で債務超過の額は、2026年3月末時点で57,067百万円となっております。
4.㈱アインファーマシーズ及びクラフト㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。2社の主要な損益情報等は以下のとおりであります。
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株式会社アインファーマシーズ |
クラフト株式会社 |
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(1)売上高 |
(百万円) |
392,352 |
79,119 |
|
(2)経常利益 |
(百万円) |
14,807 |
8,267 |
|
(3)当期純利益 |
(百万円) |
8,789 |
7,321 |
|
(4)純資産額 |
(百万円) |
59,393 |
△57,067 |
|
(5)総資産額 |
(百万円) |
231,240 |
45,389 |