2026.05.26更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

サンドラッグは、「安心・信頼・便利」を軸にドラッグストアとディスカウントストアの二本柱で全国展開する生活インフラ企業。郊外型から駅前型まで多様なフォーマットと「1店舗2ライン制」による専門性の高い接客で、医薬品から食品までをワンストップ提供する。さらにECや調剤、DX投資、環境配慮型PB商品を組み合わせ、地域のヘルスケアステーションとしての役割と収益性の両立に挑んでいる。

目指す経営指標

・2026年3月期までに連結売上高1兆円、営業利益600億円、店舗数1,750店舗を目標とする
・2026年3月期までにEC売上高を構成比1.8%以上へ伸ばし、取扱いSKU数を8万SKU規模まで拡大する計画
・2026年3月期までに年間出店数100店舗、調剤出店数43店舗、調剤併設店舗率18.6%をKPIとし、ドラッグストア・調剤網を強化する
・2030年度までに店舗面積当たりのCO₂排出量(Scope2)を2013年度比50%削減し、2050年までにScope1・2のCO₂排出量カーボンニュートラルを達成する長期環境目標を掲げる
・2026年3月期までに女性管理者比率30%、障がい者雇用率3.0%、健康診断受診率100%、労働災害発生率年千人率4.6以下など人的資本KPIの達成を目指し、同時に配当性向50%を目安とした安定的な株主還元(連続増配)を継続する

用語解説

■1店舗2ライン制
サンドラッグが採用している独自の人材・店舗運営の仕組みで、1つの店舗の中に2つの職種ラインを設け、それぞれの役割ごとにスタッフを分けて育成・配置することで、専門性を高めつつ店舗運営の効率も上げる制度です。

■地域のヘルスケアステーション
サンドラッググループが自社のドラッグストアや調剤薬局に求めている役割で、日用品や食品の販売だけでなく、在宅調剤、介護支援、遠隔での医薬品配送なども含めて、地域住民の健康と生活を総合的に支える拠点という意味です。

■かかりつけ薬局
患者が継続的に利用する身近な薬局として、処方薬の管理だけでなく、副作用の確認や飲み方のアドバイス、在宅医療での多職種連携などを行い、患者一人ひとりに寄り添うサポートを提供する薬局を指します。

■調剤DX(デジタルトランスフォーメーション)
サンドラッグの調剤事業で進めている取り組みで、電子処方せんやマイナ保険証、処方せん送信アプリなどのデジタル技術を活用し、調剤業務や患者対応の効率化・高度化を図ることを意味します。

■EC(電子商取引)事業
インターネット上の自社サイトや外部モールを通じて商品を販売する事業で、サンドラッグでは多言語対応サイトの運営や複数モールへの出店、海外196カ国への発送などを組み合わせて、店舗に加わる売上の柱として育成している分野です。

■プライベートブランド(PB)商品
サンドラッググループが自ら企画し、製造や流通まで一貫して管理する自社ブランド商品で、OTC医薬品、化粧品、加工食品などを展開し、品質や環境配慮、価格競争力を同社の方針に沿ってコントロールできるのが特徴です。

■ドミナント戦略・ドミナント出店
特定の地域に集中的に店舗を出すことで、認知度向上や物流の効率化、人材の融通などのシナジーを高める出店戦略で、サンドラッグは関東や近畿を中心にドラッグストアとディスカウントストアを組み合わせてドミナント展開を進めています。

■エブリディ・ロープライス
ダイレックスが採用している価格戦略で、特定の目玉商品だけを安くするのではなく、扱うすべての商品を「いつでも安く」提供し続けることを重視する考え方で、チラシ頼みではない日常的な低価格志向を示しています。

■SKU(Stock Keeping Unit)
在庫管理などで使う商品管理単位で、同じ商品でもサイズや色、容量などが違えば別SKUとして数える「最小単位の品目数」を指し、サンドラッグではEC事業の取扱いSKU数の拡大を一つの成長指標としています。

■Scope2(スコープ2)
企業が他社から購入した電力・熱などの使用に伴って間接的に発生するCO₂排出量をまとめた区分で、サンドラッグは店舗の床面積当たりのScope2排出量を削減することを環境KPIとして掲げています。

■カーボンニュートラル
自社の活動で排出するCO₂などの温室効果ガスを、削減や吸収・オフセットなどの取り組みを通じて実質ゼロにすることを意味し、サンドラッグは2050年までにScope1・2のカーボンニュートラル達成を長期目標としています。

■食品廃棄物リサイクル
店舗などで発生した売れ残りや期限切れの食品を、単に廃棄するのではなく、飼料やエネルギーなど別の形で再利用する取り組みで、サンドラッグは食品廃棄物リサイクル比率の向上を環境面のKPIとして管理しています。

■ホワイト物流
物流業界の人手不足や長時間労働、環境負荷などの課題に対応するために、荷主企業と物流事業者が協力して、働きやすさと生産性向上の両立を目指す取り組みで、サンドラッグは物流業者との連携を通じて他社に先んじてこの仕組みづくりを進めています。

■人的資本経営
人材を「コスト」ではなく「資本」と捉え、採用・育成・働きやすさへの投資を会社の成長の源泉と位置づけて経営する考え方で、サンドラッグは研修やキャリアパス、健康施策、多様性推進などを一体的に設計して推進しています。

■パートナーシップ構築宣言
サプライチェーン全体の付加価値向上や、大企業と中小企業の共存共栄を目指して、発注側の企業トップが「公正で持続的な取引に取り組む」と表明する仕組みで、サンドラッグはこの宣言を行い、お取引先との長期的な協力関係を重視する姿勢を明確にしています。

■健康経営
従業員の健康維持・増進を経営上の重要テーマとして位置づけ、健診データの活用やストレスチェック、産業医面談、ワークライフバランス施策などを通じて、社員が心身ともに健康な状態で働けるようにすることで、企業の生産性や持続的成長につなげようとする取り組みを指します。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

年月

事項

1957年12月

故名誉会長  多田幸正が東京都世田谷区に創業

1965年4月

㈲サンドラッグ設立  チェーン展開開始

1980年7月

㈲サンドラッグを株式会社に改組し、㈱サンドラッグを設立

1980年12月

東京都八王子市に郊外型ドラッグストアを開店

1985年2月

売上・受発注情報のオンライン化を開始

1986年12月

東京都国立市にピッキングシステムの物流センターを開設

1987年3月

東京都府中市に本社を移転

1991年11月

全店舗にPOSレジを導入

1994年8月

日本証券業協会に株式を店頭登録、資本金26億8百万円とし資本の充実を図る。

1996年2月

千葉県エリアに展開の㈱タイセーホームエイド(現㈱サンドラッグファーマシーズ)を子会社化

1996年9月

スーパーマーケットの㈱クイーンズ伊勢丹とフランチャイズ契約を締結

1997年3月

公募増資により資本金39億31百万円とし資本の充実を図る。

1997年8月

証券取引所における株式売買単位を、1,000株から100株に変更

1997年9月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

1997年12月

千葉県柏市に物流センターを開設

1998年4月

スーパーマーケットの㈱いちやまマートとフランチャイズ契約を締結

1998年4月

東京都府中市若松町一丁目38番地の1に本社を移転

1998年4月

栃木県エリアに展開の㈱コミネを子会社化

1999年4月

埼玉県所沢市に在庫センターを開設し、既存の物流センターを経由センターに変更

1999年9月

北海道に展開している㈱サンドラッグプラスとフランチャイズ契約を締結

2000年8月

北海道石狩市に物流センターを開設

2001年5月

佐賀県佐賀市に物流センターを開設

2002年2月

佐賀県佐賀市の物流センターを福岡県福岡市へ移設

2002年9月

東京証券取引所市場第一部に指定替え

2002年11月

北海道札幌市に経由センターを開設

2003年4月

新潟県に展開している㈱星光堂薬局とフランチャイズ契約を締結

2003年4月

大分県に展開している㈱セイユー堂とフランチャイズ契約を締結

2004年2月

佐賀市の物流センターを福岡県糟屋郡へ移設

2004年4月

愛知県に展開している㈱清水ドラック(㈱サンドラッグ東海)とフランチャイズ契約を締結

2004年6月

愛知県名古屋市に物流センターを開設

2004年11月

新潟県新潟市に物流センターを開設

2006年2月

兵庫県神戸市に物流センターを開設

2006年4月

宮城県仙台市に物流センターを開設

2006年10月

福岡県糟屋郡の物流センターを福岡市へ移設

2007年3月

神奈川県に展開の㈱アクトを子会社化

2007年7月

子会社の㈱アクトを吸収合併

2007年11月

北海道石狩市の物流センターと札幌市の経由センターを統合し、札幌市に物流センターを移転開設

2007年12月

食品経由センターを神奈川県横浜市、千葉県野田市に開設

2008年3月

愛媛県、香川県に展開している㈱大屋とフランチャイズ契約を締結

2008年3月

愛媛県四国中央市に物流センターを開設

2008年11月

首都圏に展開の㈱ビーアンドエッチアメミヤ(現㈱ピュマージ)を子会社化

2009年3月

神奈川県横浜市に物流センターを開設

2009年9月

新潟県、福島県に展開している㈱星光堂薬局(フランチャイジー)を子会社化

2009年12月

九州地区、中四国地区にディスカウントストアを展開しているダイレックス㈱を子会社化

2010年5月

福岡市の物流センターを福岡県糟屋郡へ移設

2010年6月

宮崎県都城市に物流センターを、岡山県倉敷市に経由センターを開設

2011年2月

㈱サンドラッグ・ドリームワークスを設立

2011年9月

沖縄県中頭郡西原町に経由センターを開設

2011年10月

愛知県に展開している㈱サンドラッグ東海(フランチャイジー)を子会社化

2012年2月

神戸市の物流センターを大阪府大東市へ移設

2012年2月

㈱サンドラッグ・ドリームワークスが特例子会社の認定を受領

2013年3月

東京都国立市の経由センターを東京都昭島市へ移設

 

 

年月

事項

2013年7月

岡山物流センターを都窪郡早島町へ移設

2013年10月

子会社の㈱サンドラッグ東海を吸収合併

2014年1月

熊本県菊池郡に経由センターを開設

2014年9月

北海道に展開している㈱サンドラッグプラス(フランチャイジー)を子会社化

2014年11月

愛知県小牧市と大阪市に食品経由センターを開設

2015年3月

沖縄県中頭郡西原町の経由センターを糸満市へ移設

2015年8月

佐賀県佐賀市に経由センターを開設

2016年4月

四国物流センターを四国中央市土居町へ移設

2016年5月

熊本県菊池郡の経由センターを熊本市へ移設

2016年6月

㈱アークスと当社との合弁会社㈱サンドラッグエースを設立

2016年10月

山梨県中央市に経由センターを開設

2016年11月

岡山県都窪郡の経由センターを総社市へ移設

2017年11月

岩手県花巻市に経由センターを開設

2018年1月

福島県郡山市に経由センターを開設

2019年11月

広島県三原市に物流センターを開設

2020年4月

子会社の㈱サンドラッグファーマシーズを吸収合併

2020年10月

花巻市、郡山市の経由センターを岩手県紫波郡へ移設

2020年11月

岩手県紫波郡に経由センター開設

2020年11月

㈱島忠への商品供給を開始

2021年2月

埼玉県久喜市に物流センターを開設

2021年5月

熊本市南区の経由センターを上益城郡御船町へ移設

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2022年4月

長崎県長崎市に物流センターを開設

2022年10月

四国地区に展開している㈱大屋(フランチャイジー)を子会社化

2023年2月

昭島物流センターを日野市へ移設

2023年11月

BCPE KNIGHT HOLDINGS CAYMAN, L.P.と資本提携契約を締結

2024年2月

キリン堂グループを持分法適用会社化

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

名称

(連結子会社)

住所

資本金
(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合(%)

関係内容

㈱星光堂薬局

新潟県

新潟市

中央区

90

ドラッグストア事業

100

①  役員の兼務

当社役員中1名及び従業員中3名がその役員を兼務しております。

② 営業上の取引

当社商品の販売部門の一環を成しております。

③ 債務保証

同社の金融機関からの借入に対して、債務保証をしております。

④ 配当金の受取

同社から配当金を受領しております。

㈱サンドラッグプラス

北海道

札幌市

東区

10

ドラッグストア事業

100

①  役員の兼務

当社従業員中4名がその役員を兼務しております。

②  資金の援助

4,900百万円の運転資金の融資をしております。

③  営業上の取引

当社商品の販売部門の一環を成しております。

㈱大屋

愛媛県

西条市

50

ドラッグストア事業

100

①  役員の兼務

当社役員中1名及び従業員中3名がその役員を兼務しております。

②  資金の援助

8,900百万円の運転資金の融資をしております。

③  営業上の取引

当社商品の販売部門の一環を成しております。

④ 債務保証

同社の金融機関からの借入に対して、債務保証をしております。

㈱サンドラッグ・ドリームワークス

東京都
府中市

5

ドラッグストア事業

100

①  役員の兼務

当社従業員中3名が、その役員を兼務しております。

②  営業上の取引

当社の管理業務等の一環を成しております。

ダイレックス㈱
(注)3.4

佐賀県
佐賀市

3,369

ディスカウントストア事業

100

①  役員の兼務

当社役員中1名及び従業員中3名がその役員を兼務しております。

②  営業上の取引

当社商品の販売部門の一環を成しております。

③ 配当金の受領

同社から配当金を受領しております。

 

 

 

名称

(持分法適用関連会社)

住所

資本金
(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合(%)

関係内容

BCPE KNIGHT

CAYMAN,L.P.

ケイマン諸島

6,000

投資事業

55.6

  持分法適用会社の㈱キリン堂ホールディングスの親会社である投資事業組合であります。

BCPE KNIGHT GP2,LLC

米国

デラウェア州

1.00USD

投資事業

49.0

  持分法適用会社の㈱キリン堂ホールディングスの親会社であるBCPE KNIGHT CAYMAN,L.P.の経営執行を行う無限責任組合であります。

㈱BCJ-47

大阪府
大阪市
淀川区

100

投資事業

55.6
(33.4)

  持分法適用会社の㈱キリン堂ホールディングスの親会社であります。

㈱キリン堂ホールディングス

大阪府
大阪市
淀川区

100

ドラッグストア事業

55.6
(33.4)

① 役員の兼務

当社役員中2名がその役員を兼務しております。

② 債務保証

同社の金融機関からの借入に対して、債務保証をしております。

その他5社

 

 

 

 

 

 

(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社ではありません。

3.特定子会社に該当しております。

4.ダイレックス㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

(1) 売上高

364,121百万円

 

(2) 経常利益

19,412百万円

 

(3) 当期純利益

13,531百万円

 

(4) 純資産額

97,951百万円

 

(5) 総資産額

169,664百万円

 

5.「議決権の所有割合又は被所有割合」欄の(内書)は間接所有であります。