2026.05.26更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: INTEGRATED REPORT 2025

サマリ

東急建設は、戦後の首都復興から多摩田園都市開発や渋谷のまちづくりを担い、「都市機能を止めない」技術と生活者志向を磨いてきた都市型ゼネコンである。VISION2030と長期経営計画“To zero, from zero.”のもと、脱炭素・廃棄物ゼロ・防災減災を軸に、国内外の鉄道インフラや都市再開発、不動産・再生可能エネルギー事業を組み合わせ、環境負荷を抑えつつ感動体験を生む街をつくり続けることを狙う。

目指す経営指標

・2027年度までに営業利益110億円以上、営業利益率3.0%以上、ROE8.0%以上を目標とする
・2030年度までに営業利益220億円以上、営業利益率5.0%以上、ROIC7.0%以上、ROE10.0%以上を達成することを掲げる
・2030年度までに自己資本比率45%程度、D/Eレシオ0.5倍以下を維持し、政策保有株式の連結純資産に占める割合を10%以下とする
・株主還元ではDOE4.0%以上とPBR1倍以上の定着を目標とし、安定配当と自己株式取得を通じて資本効率の向上を図る
・気候変動対応として、2030年度までにGHG排出量Scope1・2を2018年度比47.9%削減、Scope3を30.0%削減し、再エネ電力利用率100%と最終廃棄処分率3%以下を目指す
・人的資本では、2030年度までに従業員エンゲージメントレーティングAAAの達成と、女性役員比率30%を含むDE&I推進を掲げる

用語解説

■都市機能を止めない
鉄道や道路、上下水道などのインフラを動かしたまま、地下化・高架化・更新工事などを行う東急建設の強みを表す言葉です。終電から始発までの短い時間帯や限られたスペースで安全かつ正確に工事を進め、通勤・通学や物流といった日常生活への影響を最小限に抑える発想と技術の総称です。

■VISION2030
東急建設グループが2030年に目指す姿を示した企業ビジョンです。「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」という3つの提供価値を軸に、人材とデジタル技術を競争力の源泉として高め、環境負荷を減らしながら、人々が安心して暮らせるまちや建物をつくり続ける方向性を示しています。

■長期経営計画“To zero, from zero.”
VISION2030の実現に向けた10カ年の長期経営計画の名称です。国内の土木・建築・建築リニューアルを「コア事業」、国際・不動産・新規事業を「戦略事業」と位置づけ、「脱炭素」「廃棄物ゼロ」「防災・減災」の3つの提供価値を起点に、人材とデジタル技術への投資を進めながら、ビジネスモデルと事業ポートフォリオの変革に挑む方針を示しています。

■3つの提供価値(脱炭素・廃棄物ゼロ・防災・減災)
東急建設が長期ビジョンと経営計画の軸に据える価値領域です。再生可能エネルギーや省エネ建物の整備などで温室効果ガス排出を減らす「脱炭素」、資材の選定や施工方法の工夫で工事・運用段階の廃棄物を減らす「廃棄物ゼロ」、洪水・地震・老朽化への備えを強化するインフラ整備を通じた「防災・減災」を一体で追求するという考え方を指します。

■東急魂
東急グループの創業期から受け継がれている価値観を示す言葉です。1959年の東急建設設立時に、初代社長が「事業を起こすとは、暗闇の中で真っ先に松明を掲げて駆け出すこと」と語り、道なき道に挑む勇気と開拓者精神を社員に求めたメッセージに由来します。難工事や経営危機にもひるまず挑み続ける、同社の行動スタイルを象徴しています。

■多摩田園都市
東急グループが東京都南西部で手がけた大規模な郊外住宅地開発プロジェクトの名称です。東急建設はこの開発に深く関わり、鉄道と住宅地、公園や商業施設を一体的に整備することで、人口集中や住宅不足といった高度成長期の社会課題に応えました。同社の「街づくり」の原点とされるプロジェクトです。

■STRUM工法
東急建設が鉄道会社などと共同開発した「直下地下・直上高架切替工法」です。既存の営業線の真下にあらかじめ地下線をつくる、あるいは上空に高架線を準備しておき、終電後から始発までの一夜で線路を一気に切り替える技術を指します。仮設の迂回線路(仮線)を敷かずに済むため、用地確保の負担や工期遅延のリスクを抑えつつ、踏切除却や地下化・高架化を実現できます。

■Shibuya Upper West Project
渋谷駅周辺の旧東急百貨店本店跡地を中心とした再開発プロジェクトの名称です。商業施設・オフィス・ホテル・文化施設などを複合的に整備し、渋谷の「西側エリア」の価値を高めることを狙った大型プロジェクトです。東急建設は渋谷エリアで蓄積した施工実績と、都市機能を止めない技術を活かして参画しています。

■支援育成センター
建築事業本部内に設置された、若手建築技術員の育成と現場支援を一体的に担う組織です。建設未経験者を育成して現場をサポートする独自職種の運用や、早期育成プログラム、作業所への技術支援を通じて、現場の人手不足と長時間労働の緩和、施工品質の安定向上を図る中核拠点として位置付けられています。

■一級建築士道場
従業員の一級建築士資格取得を支援するために東急建設が社内に設けた学習制度・研修の総称です。受験に必要な専門知識の講義や演習、過去問題の解説、学習計画づくりのサポートなどを行い、現場で働きながら資格取得を目指す社員を後押しすることで、技術力と提案力の底上げにつなげています。

■4週8閉所
建設現場の働き方改革として、4週間のうちに8日間は現場を完全に閉める(工事を行わない)ことを目標とする取り組みです。週休2日に相当する休みを確保することで、現場で働く協力会社を含むすべての人の労働時間を適正化し、人材定着や安全性の向上、生産性向上につなげることを狙った東急建設の現場運営ルールです。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

当社は、2003年4月10日にTCホールディングズ株式会社として設立。同年10月1日に(旧)東急建設の建設事業部門を商号と共に引き継ぎ、新たに東急建設株式会社としてスタートしました。

当社グループの主な変遷は次のとおりであります。

 

2003年4月

TCホールディングズ㈱設立

2003年7月

TCホールディングズ㈱は建設業法による国土交通大臣許可(特-15)第20220号の許可を受けました。

 

TCホールディングズ㈱は宅地建物取引業法による国土交通大臣免許(1)第6474号の免許を受けました。

2003年10月

TCホールディングズ㈱は(旧)東急建設の建設事業部門を承継し、社名を東急建設㈱に変更しました。
同時に、株式を承継することにより、東建産業㈱、田園都市設備工業㈱、東急リニューアル㈱が連結子会社となりました。
株式を東京証券取引所市場第一部に上場

2008年8月

田園都市設備工業㈱の全株式を当社グループ外に売却

2011年3月

PT. TOKYU CONSTRUCTION INDONESIA(現 連結子会社)設立

2013年6月

東建産業㈱の仮設機材事業を会社分割し、承継会社のトーケン機材㈱の全株式を当社グループ外に売却

2013年11月

GOLDEN TOKYU CONSTRUCTION CO., LTD.(現 連結子会社)設立

2018年4月

当社の首都圏(東京都・神奈川県を中心としたエリア)における建築リニューアル事業及び

ICT関連サービス事業を東急リニューアル㈱に譲渡

2020年10月

INDOCHINE ENGINEERING LIMITEDの全株式を取得(現 連結子会社)

2020年11月

TC PACIFIC CONSTRUCTION, LLC(現 連結子会社)設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

  2026年3月31日現在

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(又は被所有)
割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

東建産業株式会社

 

東京都渋谷区

50

建設事業(建築)

100

当社の施工協力をしております。
役員の兼務等6名

東急リニューアル株式会社

 

東京都渋谷区

100

建設事業(建築)

不動産事業等

90.5

当社の施工協力をしております。

当社に業務委託をしております。
役員の兼務等8名

PT. TOKYU CONSTRUCTION
INDONESIA

 

JAKARTA

INDONESIA

百万インドネシア
・ルピア

17,978

建設事業(建築)
建設事業(土木)

100

役員の兼務等2名

GOLDEN TOKYU CONSTRUCTION

CO., LTD.

YANGON

MYANMAR

百万ミャンマー
・チャット

2,045

建設事業(建築)
建設事業(土木)

60.0

役員の兼務等3名

INDOCHINE ENGINEERING
LIMITED

 

SINGAPORE

百万シンガポール

・ドル

6

建設事業(建築)

100

当社の設計業務を受託しております。

INDOCHINE ENGINEERING VIETNAM LLCに業務委託をしております。

役員の兼務等4名

INDOCHINE ENGINEERING
VIETNAM LLC

 

HO CHI MINH
CITY

VIETNAM

百万ベトナム
・ドン

1,030

建設事業(建築)

100

[100 ]

役員の兼務等5名

INDOCHINE ENGINEERING
PTY.LIMITED

 

BRISBANE

AUSTRALIA

千オーストラリア
 ・ドル

0

建設事業(建築)

100

[100 ]

INDOCHINE ENGINEERING VIETNAM LLCに業務委託をしております。

役員の兼務等1名

株式会社川村積算

 

東京都文京区

25

建設事業(建築)

100

当社の積算業務を受託しております。

役員の兼務等4名

TC PACIFIC
CONSTRUCTION, LLC

※4

※6

GUAM

百万アメリカ・ドル

14

建設事業(建築)

100

役員の兼務等2名

大阪消防PFI株式会社

※1

大阪市北区

10

不動産事業等

45.3

[45.3]

東急リニューアル㈱に業務委託をしております。
東急リニューアル㈱から事業資金の一部を借入れております。

役員の兼務等3名

東急建設-GBイノベー
ション投資事業有限責任組合

※4

※6

東京都渋谷区

3,500

不動産事業等

99.5

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

世紀東急工業株式会社

※2
※5

東京都港区

2,000

建設事業

24.5

当社の施工協力をしております。
役員の兼務等1名

東急グリーンシステム株式会社

横浜市青葉区

80

建設事業

22.5

(直接  0.0)

当社の施工協力をしております。
役員の兼務等1名 

CH. KARNCHANG-TOKYU

CONSTRUCTION CO., LTD.

BANGKOK

THAILAND

百万タイ・バーツ

200

建設事業

45.0

役員の兼務等4名

あすか創建株式会社

東京都品川区

356

建設事業

21.4

当社の施工協力をしております。
役員の兼務等1名 

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

 

東急株式会社

※2

※3
 

東京都渋谷区

121,724

不動産事業

(直接 14.5)
(間接  0.6)

東急㈱の発注する工事の一部を受注しております。
役員の兼務等1名

 

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称等を記載しております。

2 ※1 持分は100分の50以下であるが、実質的に支配しているため子会社としたものであります。

3 ※2 有価証券報告書を提出しております。

4 ※3 同社は、議決権の被所有割合に記載しているもののほか、当社株式7,500千株を退職給付信託に拠出しており、議決権行使については同社が指図権を留保しております。

5 ※4 議決権の所有割合は、LLC及び投資事業有限責任組合に対する出資割合を記載しております。

6 ※5 世紀東急工業株式会社において、同社子会社の損益を世紀東急工業株式会社の損益に含めて計算しており、持分法適用会社数は世紀東急工業株式会社グループ全体を1社として表示しております。

7 ※6 特定子会社であります。

8 議決権の所有割合の[  ]内は間接所有割合で内数であります。