2026.06.01更新

用語解説

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: INTEGRATED REPORT 2025
■プレストレストコンクリート(PC)
あらかじめ鋼材で「引っぱり力」を与えた状態で固めたコンクリート構造です。ひび割れが入りにくく、長い橋や高架橋などでもたわみにくく、耐久性の高いインフラをつくるための基盤技術としてピーエス三菱が得意としてきた工法です。

■PCマクラギ
プレストレストコンクリート(PC)でつくった鉄道用まくらぎ(枕木)のことです。木製まくらぎに比べて耐久性が高く、線路のゆがみを抑えやすいことから、戦後の鉄道インフラ復旧・高度化の中で同社が量産技術を確立してきた代表的製品です。

■PC橋
主な構造部分にプレストレストコンクリートを用いた橋の総称です。長いスパンを飛ばしやすく、耐震性・耐久性に優れ、メンテナンス周期も延ばしやすいため、新幹線や高速道路、本州四国連絡橋など大規模インフラで多く採用されています。

■PC土木
橋梁や高架橋、トンネル覆工、橋脚など、土木分野でプレストレストコンクリート技術を使う工事全般を指す社内の呼び方です。ピーエス三菱では、新設のPC橋梁だけでなく、高速道路リニューアルや橋梁補修といった大規模更新・修繕も含めた中核事業となっています。

■PC非橋梁
橋以外のプレストレストコンクリート構造物をまとめた事業カテゴリーです。高架構造や擁壁、大規模建築の構造部材などが対象で、橋梁メンテナンスに次ぐ成長分野として位置づけられています。

■PC建築
柱・梁・床などの主要部材にPC部材を用いる建築のことです。工場で製作した部材を現場で組み立てることで、大空間や高層建築でも高い耐震性を確保しつつ、工期短縮や品質の均一化を図れる点が特徴で、病院・学校・体育館・津波避難施設などに多く採用されています。

■PCa部材
「Precast(プレキャスト)」の略で、工場であらかじめ製造したコンクリート部材を指します。現場での生コン打設を減らし、品質を安定させながら、組み立て作業中心で建物や構造物をつくるための同社の主要な建材です。

■PCaPC外付けフレーム
建物の外側にPCaPC(プレキャストのPC)でつくった頑丈な枠を取り付け、建物の耐震性を高める補強工法です。既存建物の内側の利用を極力止めずに外側から補強できるため、庁舎や学校、津波避難施設など、使いながら耐震性能を引き上げたい建物で活用されています。

■PCaPC工法
工場で製造したPCaPC部材を現場に運び、組み立てることで構造体をつくる建設工法です。現場の型枠・配筋作業を減らし、作業の省力化と安全性向上を図れるため、人手不足や働き方改革に対応した工法として、同社が普及を進めています。

■PCゼネコン
プレストレストコンクリート構造に強みを持つゼネコン(総合建設会社)という自社ポジションを表す呼び方です。土木・建築の両方でPC技術を軸に設計から施工まで一貫して手がける点を示しており、一般的なゼネコンとの違いを打ち出す際に用いられます。

■半断面床版取替工法
高速道路の橋の床版(路面を支える板)を、車線をすべて止めるのではなく「半分ずつ」取り替える工法です。専用の施工機械と組み合わせることで、常に一定の車線を確保しながら工事を進められるため、交通への影響を抑えつつ老朽化した床版を更新できる同社独自の強みの一つです。

■床版架設機(低空頭タイプ床版架設機など)
橋の床版を吊り上げて据え付けるための専用機械です。特に低空頭タイプは、上に余裕のない高架下などでも安全にPC床版を架設できるよう設計されたもので、高速道路リニューアル工事における施工安全性と工期短縮に貢献する装置として活用されています。

■THE GREEN VISION
ピーエス三菱が中期経営計画の中で掲げる環境ビジョンの名称です。「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の3つを軸に、カーボンニュートラルの推進や低炭素材料の活用、グリーン電力の導入などを体系的に進めるための長期的な方向性を示しています。

■人財と技術力
同社が企業価値の源泉として繰り返し強調しているキーワードで、「人材」をあえて「人財」と表記し、社員一人ひとりとその技能・経験を「財産」ととらえる姿勢を表しています。個々のエンジニアの挑戦心や現場力と、PC技術をはじめとする高度な技術力の掛け合わせこそが、社会インフラに貢献するための核であるという考え方を示す言葉です。

■サステナビリティ経営の実践
財務面だけでなく、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)の取り組みを事業戦略と結びつけ、長期の企業価値向上につなげようとする同社の経営方針を指します。7つの部会による全社的な活動やTHE GREEN VISION、人財・労働安全への投資などを通じて、インフラの安全・安心と企業の成長を両立させようとする姿勢を表す用語です。