2026.06.22更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: INTEGRATED REPORT 2025

サマリ

中越パルプ工業は、紙づくりで培った森林資源の活用技術を軸に進化する総合紙パルプメーカーです。「竹紙」「里山物語」、セルロースナノファイバー、木質バイオマス発電を通じ、紙需要の変化を新しい素材と環境ビジネスの機会に変えています。

目指す経営指標

・2025年度目標:営業利益40億円
・2025年度目標:ROE5%以上
・2030年度目標:連結営業利益80億円
・2030年度目標:ROE8%
・2030年度目標:製造工程における化石燃料由来CO2排出量を2013年度比55%削減
・2030年度までに植林事業1,000ha
・2033年3月までに管理職に占める女性労働者
・中途採用者の合計割合25%以上
・2026年3月までに育児休業取得率を男女ともに100%

用語解説

■竹紙
日本の竹を原料にした中越パルプ工業独自の環境配慮型用紙です。放置竹林の竹を紙の原料として活用することで、森林や里山、生物多様性の保全につなげる取り組みです。

■里山物語
間伐材の活用と、里山保全活動への支援を組み合わせた印刷用紙です。紙を使う企業や利用者が、通常の紙を「里山物語」に変えることで、森林保全や生物多様性保全に参加できる仕組みです。

■セルロースナノファイバー
木材や竹などの植物繊維を細かくほぐしてつくる新素材です。中越パルプ工業では、薬品を用いないナノ微細化法を採用し、国産竹も原料に使える点を特徴としています。

■CNF
「セルロースナノファイバー」の略称です。中越パルプ工業は、樹脂、ゴム、化粧品、農業、畜産などの分野で利用拡大を進めています。

■nanoforest®
中越パルプ工業が展開するセルロースナノファイバー関連のブランドです。畜産向け、農業向け、樹脂・ゴム向けなど、用途に合わせた製品展開が進められています。

■ナノフォレスト事業
中越パルプ工業がセルロースナノファイバーを製造・販売する事業です。紙・パルプ製造で培った技術を活かし、環境負荷の少ない素材をさまざまな産業へ広げることを目指しています。

■nanoforest®-S【ファーム】
畜舎の環境改善に使うセルロースナノファイバー関連資材です。当初は鶏舎を中心に展開し、現在は牛舎や豚舎にも利用範囲を広げています。

■nanoforest®-S【アグリ】
農業用の物理的防除資材です。化学農薬の使用量削減に役立つ資材として、農業試験場や農業法人、農家で実証を兼ねた利用が進められています。

■nanoforest®-MB
樹脂やゴムにセルロースナノファイバーを高濃度で混ぜ込んだ素材です。強度向上だけでなく、環境負荷を抑えた素材づくりを支える用途で利用が検討されています。

■水中対向衝突法
中越パルプ工業のセルロースナノファイバー製造で使われる、薬品を用いないナノ微細化法です。水の中で繊維を細かくする方法で、環境を意識した製造技術として位置づけられています。

■木質バイオマス発電
未利用間伐材などの木質資源を燃料にして発電する事業です。中越パルプ工業では、森林資源を有効活用し、紙・パルプ事業とつながる発電事業として展開しています。

■森林資源を活用した環境投資・環境ビジネス
中越パルプ工業の中期経営計画で掲げられた重点方針です。CNF事業、脱炭素、植林事業などを進め、森林資源を新しい収益機会と環境貢献の両方につなげる考え方です。

■GX推進
中越パルプ工業の将来戦略の柱の一つです。化石燃料の削減、植林事業、再生可能な森林資源の活用を進め、紙・パルプ事業の基盤強化と環境対応を同時に進める取り組みです。

■脱石炭
既存ボイラーで使う石炭を減らし、別の燃料へ転換する取り組みです。中越パルプ工業では、製造工程のCO2排出量削減に向けた重要な施策として進めています。

■国産竹
中越パルプ工業が紙やセルロースナノファイバーの原料として活用している日本国内の竹です。放置竹林の問題に対し、竹を製紙原料として使うことで、地域資源の有効活用につなげています。

■家庭紙マシン
ティシュやトイレットロールなどの衛生用紙を生産する設備です。中越パルプ工業は高岡工場で家庭紙分野に進出し、紙需要の変化に対応する新しい事業領域として育てています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

年月

沿革

1947年2月

高岡製紙株式会社として設立(資本金3百万円)

1947年5月

伏木工場開業

1949年11月

中越パルプ工業株式会社に社名変更

1949年12月

能町工場開業(現・高岡工場)

1954年12月

川内工場開業

1955年8月

砺波製紙株式会社を設立(現・生産本部二塚製造部)

1955年9月

中越山林株式会社を設立(1992年4月に中越緑化株式会社に社名変更、現・連結子会社)

1955年12月

富山ビル株式会社を設立(1961年8月に中越ビル株式会社に社名変更)

1956年1月

東京証券取引所市場第一部に株式を上場

1956年6月

大阪証券取引所市場第一部に株式を上場

1958年3月

中越化学工業株式会社を設立(1972年10月に九州板紙株式会社に社名変更)

1968年5月

株式会社文運堂に経営参画

1968年8月

北陸紙工株式会社を設立

1971年5月

伏木工場閉鎖

1971年6月

北陸流通株式会社を設立、共友商事株式会社を設立(現・連結子会社)

1971年7月

高岡化成株式会社を設立

1971年8月

鹿児島化成株式会社を設立

1971年12月

加世田貨物自動車株式会社に経営参画(1975年2月に九州流通株式会社に社名変更)

1972年7月

鹿児島興産株式会社を設立

1972年9月

共同エステート株式会社を設立

1978年6月

中越パッケージ株式会社に経営参画(現・持分法適用会社)、鹿児島機工株式会社を設立

1979年4月

鹿児島林業株式会社を設立(1994年7月に中越緑産株式会社に社名変更)

1984年1月

当社(存続会社)と砺波製紙株式会社が合併

1985年4月

北陸エンジニアリング株式会社を設立

1989年5月

三善製紙株式会社に経営参画(現・連結子会社)

2006年10月

中越緑化株式会社(存続会社)と高岡化成株式会社、株式会社高岡ロイヤルテニスクラブが合併

〃

中越緑産株式会社(存続会社)と鹿児島化成株式会社が合併、中越物産株式会社に社名変更(現・連結子会社)

2007年3月

当社(存続会社)と中越ビル株式会社が合併

2007年10月

中越物産株式会社(存続会社)と九州流通株式会社が合併

2007年11月

北陸エンジニアリング株式会社(存続会社)と鹿児島機工株式会社が合併、中越テクノ株式会社に社名変更(現・連結子会社)

2008年3月

九州板紙株式会社が解散

2008年4月

北陸紙工株式会社(存続会社)と北陸流通株式会社が合併、中越ロジスティクス株式会社に社名変更(現・連結子会社)

2009年3月

営業部門と一部機能を除き本社機能を富山県高岡市に移転し、高岡本社として業務を開始

2010年1月

大阪証券取引所市場第一部より株式上場廃止

2012年7月

中越物産株式会社(存続会社)と鹿児島興産株式会社が合併

2013年3月

中部紙工株式会社に経営参画(現・持分法適用会社)

2015年1月

共同エステート株式会社が解散

 

 

年月

沿革

2015年6月

中越パルプ木材株式会社を設立(現・非連結子会社)

2016年5月

当社子会社の中越パッケージ株式会社、中部紙工株式会社および王子産業資材マネジメント株式会社(王子ホールディングス株式会社100%子会社)子会社の王子製袋株式会社の3社による共同株式移転方式により、中間持株会社としてO&Cペーパーバッグホールディングス株式会社を設立(中越パッケージ株式会社を連結子会社から持分法適用会社へ変更)

2018年7月

中越エコプロダクツ株式会社を設立(現・連結子会社)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2022年7月

株式会社文運堂は文具事業を他社に譲渡し株式会社中越エステートに社名変更

2023年4月

当社(存続会社)と株式会社中越エステートが合併

 

(注)中越エコプロダクツ株式会社は2026年3月31日付で解散し、現在清算手続中です。

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

連結子会社

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有(又は被所有)
割合
(%)

関係内容

役員の
兼任等

資金の貸付(百万円)

営業上の取引等

設備の賃貸借

三善製紙㈱

石川県
  金沢市

100

紙・パルプ製造事業

所有

100.0

なし

666

当社からパルプを購入

当社が建物を賃貸

中越ロジスティクス㈱

富山県
  高岡市

55

その他

所有

100.0

なし

なし

当社の製品の断裁選別包装、当社の製品・原材料を運搬、当社建物建築工事の請負

当社が土地及び建物を賃貸

中越緑化㈱

富山県
  高岡市

58

その他

所有

100.0

兼任1人

なし

当社に製品、木材チップを販売

当社が土地を賃貸

中越物産㈱

鹿児島県
薩摩川内市

80

その他

所有

100.0

なし

なし

当社の製品の断裁選別包装、当社に製品を販売及び当社の製品・原材料を運搬

当社が土地及び建物を賃貸

中越テクノ㈱

富山県
  高岡市

20

その他

所有

100.0

なし

なし

当社の機械設備の設計施工及び修理

当社が土地、建物及び機械設備を賃貸

共友商事㈱

東京都
  中央区

10

その他

所有

100.0

なし

なし

当社の保険代理

当社が建物を賃貸

中越エコプロダクツ㈱

富山県
  高岡市

100

紙・パルプ製造事業

所有

100.0

なし

2,080

当社から原紙を購入

当社が土地及び建物を賃貸

 

(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2. 中越エコプロダクツ株式会社は2026年3月31日付で解散し、現在清算手続中です。

 

 

その他の関係会社

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有(又は被所有)
割合
(%)

関係内容

役員の
兼任等

資金の貸付(百万円)

営業上の取引等

設備の賃貸借

王子ホールディングス㈱

東京都
  中央区

103,880

持株会社

被所有

22.2

〔0.2〕

なし

なし

なし

なし

 

(注) 1.「議決権の被所有割合」欄の〔内書〕は間接所有であります。

2. 有価証券報告書の提出会社であります。

 

 

持分法適用関連会社

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有(又は被所有)
割合
(%)

関係内容

役員の
兼任等

資金の貸付(百万円)

営業上の取引等

設備の賃貸借

中越パッケージ㈱

東京都
  中央区

194

その他

所有

45.0

(45.0)

なし

なし

当社に製品を販売

当社から原紙を購入

なし

中部紙工㈱

愛知県
  半田市

168

その他

所有

45.0

(45.0)

なし

なし

当社から原紙を購入

なし

王子製袋㈱

東京都
  中央区

429

その他

所有

45.0

(45.0)

なし

なし

当社から原紙を購入

なし

王子包装(上海)有限公司

中国
  上海市

千人民元

73,079

その他

所有

41.4

(41.4)

なし

なし

なし

なし

Japan Paper Technology
(Viet Nam) Co.,Ltd.

ベトナム

ホーチミン市

千米ドル

2,300

その他

所有

27.0

(27.0)

なし

なし

なし

なし

Japan Paper Technology Dong Nai(VN) Co.,Ltd.

ベトナム

ドンナイ省

百万ベトナムドン

176,732

その他

所有

31.5

(31.5)

なし

なし

なし

なし

 

(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.「議決権等の所有割合」欄の( )内は、内数で間接所有割合であります。