2026.06.16更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: DNC REPORT 2025

サマリ

ダイキョーニシカワは、樹脂技術で自動車の内外装部品を支える企業です。インストルメントパネル、バンパー、テールゲートを主力に、軽量化と高機能化を追求してきました。透過加飾技術を用いたHMIパネルや、環境にやさしい商品開発にも挑みます。

目指す経営指標

・2027年度までに連結売上高1,800億円
・2027年度までに売上高営業利益率7%
・2027年度までにROE9%
・2027年度までにPBR1倍以上の達成を目指す
・2027年度までにScope1・2 CO2排出量45%減
・2027年度までに女性監督職42名、女性管理職13名
・2027年度までに男性育児休業取得率90%
・2027年度までにOEM取引社数を2023年度比で3社増
・2027年度までに新規Tier1を2023年度比で5社以上増
・2027年度までに新規領域2分野以上を開拓

用語解説

■透過加飾技術
ダイキョーニシカワが開発を進める加飾技術です。消灯時は通常の内装表面のように見え、点灯時には操作表示などを鮮明に浮かび上がらせることができます。意匠性と視認性を両立できる点が特徴です。

■HMIパネル
「ヒューマン・マシン・インターフェース」の考え方を取り入れた操作画面です。人とクルマが情報をやり取りするためのパネルで、ダイキョーニシカワは透過加飾技術を活用して新たな価値提案を進めています。

■樹脂製等長インテークマニホールド
エンジンに空気を送る部品を樹脂でつくった製品です。金属ではなく樹脂を使うことで軽量化につながります。ダイキョーニシカワの前身企業が、独自工法などを用いて量産化に挑んだ象徴的な製品です。

■DRI工法
ダイキョーニシカワの前身企業が生み出した「ダイロータリーインジェクション工法」です。構造が難しい樹脂部品をつくるための工法で、樹脂製等長インテークマニホールドの実現に使われました。

■熱線溶着法
熱を使って樹脂部品同士を接合する方法です。ダイキョーニシカワの前身企業が、自動車部品で世界初採用となる形で活用しました。難しい樹脂部品を実用化するための重要な技術です。

■構造インストルメントパネル
インストルメントパネルと周辺部品を一体的に開発した製品です。資料では、ダクトとインパネを接合した製品として説明されています。単なる内装部品ではなく、機能を組み込んだ付加価値の高い部品です。

■インテリアシステムクリエイター
自動車の室内空間全体を考え、部品単位ではなくシステムとして価値を提案する姿を表す言葉です。ダイキョーニシカワは、内装部品の製造にとどまらず、快適性やデザイン性を含めた室内空間づくりを目指しています。

■Tier0.5
通常の部品供給を行うTier1から一歩進み、開発初期から顧客と一緒に室内空間全体を提案する立場を示す表現です。部品単位の受注競争から抜け出し、システム提案で差別化する狙いがあります。

■Vision 2040
ダイキョーニシカワが2040年度に目指す姿を示した長期ビジョンです。個性豊かな人材が樹脂の可能性を追求し、グローバルで人・社会・地球に貢献する企業になることを掲げています。

■エッセンシャルカンパニー
ダイキョーニシカワがVision 2040で掲げる企業像です。社会にとって欠かせない存在となることを意味します。樹脂技術を通じて、人々の暮らしやモビリティを支える企業を目指す考え方です。

■樹脂の循環サイクル
使い終わった樹脂を回収し、再び材料や製品として活用する流れを指します。ダイキョーニシカワは、環境にやさしい商品開発やリサイクル材の活用を通じて、この循環の実現を目指しています。

■C2035
ダイキョーニシカワが公開したインテリアコンセプトモデルです。「人とクルマを心地よく結びつけるインテリア」を目指し、室内空間の新しい価値を提案するためのモデルです。

■グリルシャッター
車の前面部にある空気の通り道を開閉する部品です。空気抵抗や冷却性能を調整し、電費や燃費の向上に貢献します。ダイキョーニシカワは、電動化に合わせたフロントエンド商品の一つとして拡販を進めています。

■高電圧バスバー
電動車の電気を流すための部品です。ダイキョーニシカワは、銅製バスバーを樹脂で一体成形し、絶縁性や省スペース性を高める開発を進めています。

■セルロースナノファイバー
植物由来の非常に細い繊維素材です。軽くて強い特徴があり、樹脂と組み合わせることで環境に配慮した部品開発に活用できます。ダイキョーニシカワは外装部品への応用を進めています。

■微細発泡技術
樹脂の中に細かな泡をつくることで、軽量化や材料使用量の削減を目指す技術です。ダイキョーニシカワは、外観品質を保ちながら環境負荷を抑える技術として開発を進めています。

■エコスマートテールゲート
ダイキョーニシカワが開発した、環境配慮と使いやすさを組み合わせたテールゲートです。軽量構造や環境に配慮した素材に加え、足の動きで開けやすくするセンサー技術などを取り入れています。

■感動創造企業
ダイキョーニシカワが企業理念の中で掲げる企業像です。技術開発と革新的なものづくりに挑戦し、人の心を動かす価値を生み出す企業を目指す考え方です。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

当社は、2007年4月1日を合併期日として、西川化成株式会社(吸収合併存続会社)、ジー・ピー・ダイキョー株式会社(吸収合併消滅会社)並びに両社が50%ずつ出資し、全体統合を視野に設立された(旧)ダイキョーニシカワ株式会社(吸収合併消滅会社)との3社合併により発足いたしました。

 

合併後の当社の沿革は以下の通りであります。

 

年月

概要

2007年4月

西川化成株式会社(吸収合併存続会社)と、ジー・ピー・ダイキョー株式会社(吸収合併消滅会社)及び(旧)ダイキョーニシカワ株式会社(吸収合併消滅会社)の3社が合併

 

合併と同時にダイキョーニシカワ株式会社に商号変更し、広島県安芸郡坂町に本社移転

 

広島市安芸区に研究開発部門のR&Dセンターを新設

      6月

三重県松阪市に三重工場を新設し、オイルストレーナーの量産開始

      7月

タイの日系自動車メーカー向けに樹脂部品供給のため、DaikyoNishikawa(Thailand) Co.,Ltd.(現 連結子会社)を設立

2010年11月

中国の日系自動車メーカー向けに樹脂部品供給のため、大協西川汽車部件(常熟)有限公司(現 連結子会社)を設立

2011年10月

中国の長春万隆大協西川汽車部件有限公司(持分法適用関連会社)に資本参加

 

ダイハツ車向けの樹脂部品供給のため、ダイハツ工業株式会社と共同でエイエフティー株式会社(現 連結子会社)を設立

2012年1月

持分法適用関連会社であった南京開陽汽車塑料零部件有限公司を子会社化と同時に、大協西川開陽汽車部件(南京)有限公司(現 連結子会社)に商号変更

      2月

メキシコの日系自動車メーカー向けに樹脂部品供給のため、DaikyoNishikawa Mexicana, S.A. de C.V.(現 連結子会社)を設立

      3月

設計・開発が主な事業であった帝恩(上海)軟件科技有限公司を、自動車部品等の販売を行うなどの事業範囲拡大のため、帝恩汽車部件(上海)有限公司(現 連結子会社)に商号変更

2013年2月

インドネシアの日系自動車メーカー向けに樹脂部品供給のため、天馬株式会社と共同でPT.DaikyoNishikawa Tenma Indonesia(現 連結子会社)を設立

      10月

生保・損害保険代理業務及び国内工場の環境整備等を目的に、DNCサービス株式会社(現 連結子会社)を設立

2014年3月

東京証券取引所市場第一部へ上場

2016年5月

大分県中津市に大分工場を新設し、樹脂外板部品の量産開始

2017年1月

大協西川開陽汽車部件(南京)有限公司を、大協西川東陽汽車部件(南京)有限公司(現 連結子会社)に商号変更

2019年5月

東広島市に本社工場を新設し、操業開始

   6月

米国の日系自動車メーカー向けに樹脂部品供給のため、DaikyoNishikawa USA Inc.(現 連結子会社)を設立

2020年1月

本社とR&Dセンターを東広島市に移転

 

GP Daikyo Korea Corporationを、DaikyoNishikawa Korea Co.,Ltd.(現 連結子会社)に商号変更

2021年10月

厚生労働大臣により「くるみん」に認定

2022年1月

DaikyoNishikawa Mexicana,S.A.de C.V.(吸収合併存続会社)とDaikyoNishikawa Mexicana Operaciones, S.A.de C.V(吸収合併消滅会社)の2社が合併

2022年4月

東京証券取引所の株式市場区分の再編に伴い、東京証券取引所プライム市場に移行

2023年2月

テクニカル試験センター(広島市安佐北区)の機能を本社に集約したため、テクニカル試験センターを三入工場に名称変更

2023年11月

中国の長春万隆大協西川汽車部件有限公司(持分法適用関連会社)の全持分を譲渡

2025年3月

タイのDMS Tech Co.,Ltd(連結子会社)の全株式を取得し、完全子会社化

2025年12月

タイのDaikyoNishikawa (Thailand) Co., Ltd. (吸収合併存続会社) とDMS Tech Co., Ltd. (吸収合併消滅会社) の2社が合併

2026年1月

中国の大協西川東陽汽車部件(南京)有限公司を完全子会社化し、大協西川汽車部件(南京)有限公司(現 連結子会社)に商号変更

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

名称

住所

資本金又は
 出資金
 (百万円)

主要な事業の内容

議決権の
 所有割合
 (%)
 (注)1

関係内容

役員の兼任

資金
 援助

 営業上の取引

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

デック株式会社

広島県東広島市

20

成形金型、精密治型具の設計、製作

100.0

1名

当社が金型を購入

三伸化工株式会社

広島県広島市

安佐北区

50

自動車樹脂部品の製造、販売

100.0

当社が製品を購入

関東大協株式会社

(注)2

栃木県
芳賀郡芳賀町

75

住宅設備機器、自動車樹脂部品の製造、販売

100.0

1名

当社が製品を購入
 当社が有形固定資産及び無形固定資産を貸与

エイエフティー株式会社
 (注)3

滋賀県
蒲生郡竜王町

1,500

自動車樹脂部品の製造、生産設備・生産治具等の開発

65.0

1名

当社が製品を購入

DNCサービス株式会社

広島県東広島市

13

生保・損害保険代理業務、人材派遣・職業紹介事業

100.0

当社に対する人材派遣

DaikyoNishikawa(Thailand) Co.,Ltd.
 (注)3、4

タイ
ラヨーン県

1,170,000
 千THB

自動車樹脂部品の製造、販売

100.0

当社の主要顧客の現地関係会社等へ製品を納入

PT.DaikyoNishikawa

Tenma Indonesia
 (注)3

インドネシア
カラワン県

112,600
 百万IDR

自動車樹脂部品の製造、販売

50.0

1名

当社の主要顧客の現地関係会社等へ製品を納入

帝恩汽車部件(上海)
有限公司

中国
上海市

660
 千USD

自動車部品の設計/技術サービス等

100.0

1名

当社が設計・解析業務及び技術サービスを委託

大協西川汽車部件
 (常熟)有限公司
 (注)3

中国
江蘇省
常熟経済開発区

7,000
 千USD

自動車樹脂部品の製造、販売

100.0

1名

当社の主要顧客の現地関係会社等へ製品を納入

大協西川汽車部件
 (南京)有限公司
 (注)3、5

中国
江蘇省南京市

27,500
 千USD

自動車樹脂部品の製造、販売

100.0

1名

当社が製品を購入
当社の主要顧客の現地関係会社等へ製品を納入

DaikyoNishikawa

Korea Co.,Ltd.

韓国
京畿道安養市

55,000
 千KRW

樹脂部品の設計、開発

100.0

当社が設計業務を委託

DaikyoNishikawa

Mexicana, S.A.de C.V.
 (注)3

メキシコ
グアナファト州
サラマンカ市

455,161
 千MXN

自動車樹脂部品の製造、販売

100.0

(8.5)

当社の主要顧客の現地関係会社等へ製品を納入

DaikyoNishikawa
USA Inc.

 (注)3

米国
アラバマ州

171,268
 千USD

自動車樹脂部品の製造、販売

100.0

債務保証

貸付

当社の主要顧客の現地関係会社等へ製品を納入

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

 

如陽股份有限公司

台湾
台南市

219,632
 千TWD

自動車樹脂部品の製造、販売

41.0

該当取引なし

 

(注) 1  議決権の所有割合の(内書)は、間接所有議決権割合であります。

2  2026年4月1日付で当社が関東大協株式会社を吸収合併しております。

3 特定子会社であります。

4 2025年12月11日付でDaikyoNishikawa(Thailand)Co.,Ltd.がDMS Tech Co.,Ltd.を吸収合併しております。

5 2026年1月8日付で大協西川東陽汽車部件(南京)有限公司の全株式を取得し、完全子会社化するとともに、大協西川汽車部件(南京)有限公司に社名を変更しております。

 

6 DaikyoNishikawa Mexicana, S.A.de C.V.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等   ①  売上高      23,938百万円

 ②  経常利益     2,869  〃

 ③  当期純利益   2,516  〃

 ④  純資産額    17,680  〃

 ⑤  総資産額    20,797  〃

7 DaikyoNishikawa USA Inc.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等   ①  売上高      22,978百万円

 ②  経常利益     2,330  〃

 ③  当期純利益   2,311  〃

 ④  純資産額    12,817  〃

 ⑤  総資産額    32,683  〃