2026.06.22更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: Value Report 2025

サマリ

ナブテスコは、独創的なモーションコントロール技術で、移動・生活空間に安全・安心・快適を提供する企業です。精密減速機RV™、主機遠隔操縦装置、自動ドア、包装機で高いシェアを持ちます。今は「再興」と「進化」を掲げ、スマートモーションコントロールで次の成長を狙います。

目指す経営指標

・2027年12月期までにROIC10%以上
・2027年12月期までに営業利益率10%以上
・2027年12月期までDOE3.5%を目安とした安定配当
・2027年までにCO₂排出量を2015年度比50%削減
・2050年までにCO₂排出量ネットゼロ

用語解説

■モーションコントロール技術
機械の動きを「うごかす、とめる。」ための制御技術です。ナブテスコでは、鉄道、航空、舶用、自動ドア、包装機などを安全・安心・快適に動かす中核技術として位置づけています。

■スマートモーションコントロール
従来のモーションコントロールを、電動化、インテグレーション、データ活用で進化させる考え方です。部品単体の提供にとどまらず、状態監視や最適制御などを組み合わせ、より高い価値を生み出すことを目指しています。

■精密減速機RV™
産業用ロボットの関節などに使われるナブテスコの主力製品です。高精度、高剛性、高耐久性が特徴で、ロボットの細かく正確な動きを支える重要な部品です。

■RVmini®
精密減速機RV™で培った技術を小型ロボット向けに展開した小型精密減速機です。ヒューマノイドロボットなど、より小さく軽いロボットの関節部分での活用を想定しています。

■Monocrank®シリーズ
人型ロボットなどに向けて開発中の小型精密減速機シリーズです。ロボットをより軽く、コンパクトに動かすための製品ラインアップとして位置づけられています。

■Project 10
ナブテスコが収益性改善を目的に進める取り組みです。事業成長、原価低減、固定費抑制などを通じて、営業利益率の改善を目指す計画です。

■ナブテスコ ウェイ
ナブテスコグループの行動指針や大切にする価値観をまとめたものです。異なる企業文化を持つ会社が経営統合してできた背景を踏まえ、グループ全体で共通の考え方を持つために策定されました。

■CMP
「コンポーネントソリューション事業」を指す略称です。主に精密減速機を扱い、産業用ロボットや工作機械などの自動化・省人化を支える事業です。

■TRS
「トランスポートソリューション事業」を指す略称です。鉄道車両用機器、航空機器、舶用機器、商用車用機器を通じて、人やものの移動を安全・安心・快適にする事業です。

■ACB
「アクセシビリティソリューション事業」を指す略称です。建物用自動ドアやホームドア、福祉機器を扱い、バリアフリー社会の実現に貢献する事業です。

■MFR
「マニュファクチャリングソリューション事業」を指す略称です。主に包装機を扱い、加工食品などの包装現場で省人化や効率化を支える事業です。

■MRO
「Maintenance, Repair and Overhaul」の略称で、保守・修理・交換などのアフターサービスを指します。ナブテスコでは、鉄道、航空、舶用、自動ドア、包装機などで安定収益を支える重要なビジネスとして位置づけています。

■主機遠隔操縦装置
船のエンジンを離れた場所から操作するための舶用機器です。ナブテスコは船舶の安全航行を支える製品として展開しています。

■TELEGRAPH AGENT™
舶用機器分野の新製品で、船速馬力制御装置です。船の運航に関わる制御を高度化し、航海士の負担軽減や燃料消費量の抑制に役立つソリューションとして位置づけられています。

■フィジカルAI
現実の機械やロボットを、AIでより賢く動かす技術潮流です。ナブテスコはこの広がりを、ロボット向けコンポーネントの需要拡大につながる機会と捉えています。
2025年12月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

年月

沿革

2003年9月

ティーエスコーポレーション㈱(旧 帝人製機㈱)と㈱ナブコが、株式移転により当社を設立しました。

 

当社の株式を東京証券取引所(市場第一部)に上場しました。

2004年10月

完全子会社であるティーエスコーポレーション㈱(旧 帝人製機㈱)と㈱ナブコの2社を簡易合併の手続きにより、当社が吸収合併しました。

2008年2月

タイにNabtesco Power Control (Thailand)Co., Ltd.を設立しました。

2009年12月

ナブテスコオートモーティブ㈱を設立。自動車関連機器事業を同社に移管しました。

2011年1月

中国に江蘇納博特斯克今創軌道設備有限公司を設立しました。

2011年4月

スイスのKABA社より自動ドア部門(現 Gilgen Door Systems AG)を買収しました。

2011年8月

本社を現在地(東京都千代田区平河町二丁目7番9号)に移転しました。

2011年10月

中国に江蘇納博特斯克液圧有限公司(現 納博特斯克(中国)精密机器有限公司)を設立しました。

2016年4月

ナブコシステム㈱の株式を追加取得し、子会社化しました。

2017年3月

OVALO GmbHの出資持分を取得し、子会社化しました。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行しました。

2023年8月

R.K. DEEP SEA TECHNOLOGIES LIMITEDの株式を取得し、子会社化しました。

2025年12月

コムテスコ㈱に油圧機器事業を吸収分割により移管しました。

 

(注)1 2026年1月1日付にて、コムテスコ㈱の発行済株式の70%について、Comer Industries S.p.A.へ譲渡しました。

2 完全子会社であったティーエスコーポレーション㈱(旧 帝人製機㈱)及び㈱ナブコの沿革は以下のとおりです。

 

ティーエスコーポレーション㈱

㈱ナブコ

1944年8月

帝人航空工業㈱として、帝国人造絹絲㈱(1962年11月帝人㈱と社名変更)より分離独立。

1925年3月

㈱神戸製鋼所、発動機製造㈱、東京瓦斯電気工業㈱の3社の出資により、神戸に日本エヤーブレーキ㈱を設立し、鉄道車両用エアブレーキ装置の製造を開始。

1945年9月

社名を帝人製機㈱と改称。

1933年3月

自動車用オイルブレーキ装置の製造を開始。

1945年11月

繊維機械の製造を開始。

1937年6月

自動車用エアブレーキ装置の製造を開始。

1949年2月

本社を岩国から大阪に移転。

1943年12月

社名を日本制動機㈱と改称。

1949年8月

大阪証券取引所に上場。

1946年6月

社名を日本エヤーブレーキ㈱と改称。

1955年3月

航空機の機能部品の製造を開始。

1949年2月

油圧機器の製造を開始。

1959年3月

工作機械、産業機械の製造を開始。

1949年5月

大阪証券取引所に上場。

1961年9月

油圧機器の製造を開始。

1953年12月

車両用自動ドアの製造、販売を開始。

1962年9月

東京証券取引所市場第一部に上場。

1956年7月

建物用自動ドアの製造、販売を開始。

1999年10月

本社を大阪から東京に移転。

1963年6月

舶用制御装置の製造を開始。

2000年3月

帝人製機テキスタイルマシナリー㈱(2012年3月解散)を設立。繊維機械事業を同社に移管。

1985年2月

東京証券取引所市場第一部に上場。

2002年4月

東レエンジニアリング㈱、村田機械㈱と合弁でティエムティマシナリー㈱(現 TMTマシナリー㈱)を設立。2003年4月合繊機械事業を同社に移管。

1992年4月

社名を㈱ナブコと改称。

2003年10月

社名をティーエスコーポレーション㈱と改称。

1999年10月

乗用車用オイルブレーキ事業をボッシュ ブレーキ システム㈱(現 ボッシュ㈱)に譲渡。

2004年10月

ナブテスコ㈱に吸収合併されたことにより消滅。

2004年10月

ナブテスコ㈱に吸収合併されたことにより消滅。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

2025年12月31日現在

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容 (注)1

議決権の所有[被所有]割合
(%) (注)2

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

ナブコドア㈱

大阪府
大阪市北区

848

アクセシビリティ

100.0

当社製品の販売、据付、保守
役員の兼任等…無

ナブテスコ
オートモーティブ㈱

東京都千代田区

450

トランスポート

100.0

資金の貸借等
役員の兼任等…有

ナブテスコサービス㈱

東京都品川区

300

トランスポート

100.0

当社製品の販売、据付、保守
役員の兼任等…無

ナブコシステム㈱

東京都千代田区

300

アクセシビリティ

85.9

当社製品の販売、据付、保守
役員の兼任等…有

PACRAFT㈱

東京都港区

245

その他

100.0

資金の貸借
役員の兼任等…有

コムテスコ㈱ (注)5

岐阜県

不破郡垂井町

0

コンポーネント

100.0

役員の兼任等…有

納博特斯克(中国)精密机器有限公司 (注)3

中国
江蘇省

千米ドル
50,000

コンポーネント

67.0

当社との製品、 部品の相互供給
役員の兼任等…無

江蘇納博特斯克今創軌道設備有限公司 (注)3、4

中国
江蘇省

1,800

トランスポート

50.0

当社との製品、 部品の相互供給
役員の兼任等…無

上海納博特斯克液圧
有限公司 (注)3、5

中国
上海市

千米ドル
14,500

コンポーネント

55.0

当社との製品、 部品の相互供給
役員の兼任等…有

Nabtesco
Aerospace, Inc.

米国
ワシントン州

千米ドル
1,000

トランスポート

100.0

(100.0)

当社との製品、 部品の相互供給
役員の兼任等…無

NABCO Entrances, Inc.

米国
ウィスコン
シン州

千米ドル
0.3

アクセシビリティ

100.0

(100.0)

当社との製品、 部品の相互供給
役員の兼任等…無

Gilgen Door Systems AG (注)6

スイス
ベルン州

千スイスフラン
2,001

アクセシビリティ

100.0

役員の兼任等…無

Nabtesco Precision
Europe GmbH

ドイツ
デュッセル
ドルフ市

千ユーロ
51

コンポーネント

100.0

(100.0)

当社製品の販売
役員の兼任等…無

Nabtesco Power Control
(Thailand)Co., Ltd.
 (注)3、5

タイ国
チョンブリ県

千タイバーツ
700,000

コンポーネント

70.0

当社との製品、 部品の相互供給
役員の兼任等…有

その他52社

 

 

 

 

 

 

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

TMTマシナリー㈱

大阪府
大阪市中央区

450

その他

33.0

役員の兼任等…有

その他4社

 

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しています。

2 議決権の所有[被所有]割合欄の(内書)は間接所有です。

3 特定子会社です。

4 議決権の所有割合が50%ですが、実質的に支配していると判断していることから、連結子会社としています。

5 非継続事業に分類しています。

6 Gilgen Door Systems AGは、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。

(主要な損益情報等)

(1) 売上高      34,626百万円

(2) 税引前利益     284百万円

(3) 当期利益       203百万円

(4) 資本合計    12,394百万円

(5) 資産合計    40,409百万円