2026.05.20更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

東光高岳は、電力ネットワークを支える機器とソリューションを幅広く担う企業です。超高圧から低圧までの受変電設備・配電機器、スマートメーター、変成器を提供します。EV用急速充電器「SERA」や光応用検査機器にも注力しています。SQCファーストの新生東光高岳として、確かな技術と共創で人と社会のエネルギーを支え続ける姿を目指しています。

目指す経営指標

・2027年度に連結売上高1,200億円
・2027年度に連結営業利益90億円
・2027年度に親会社株主に帰属する当期純利益55億円
・2027年度にROE8.0%以上
・2027年度にROIC8.0%以上
・2027年度にPBR1.0倍以上
・2030経営目標として売上高1,500億円
・2030経営目標として営業利益150億円、営業利益率10%
・2030年度のエネルギー由来CO2排出量を2014年度比46%以上削減

用語解説

■SQCファースト改革
「Safety・Quality・Compliance」の頭文字を取った言葉で、安全・品質・コンプライアンスを最優先にする企業文化へ変える取り組みです。不適切事案の反省を踏まえ、経営から現場までが同じ考え方で行動し、信用と信頼を取り戻すための改革です。

■SQCファースト考動文化
安全・品質・コンプライアンスを最優先に、自ら考えて行動する文化を指します。東光高岳では「行動」を「考動」と表記し、一人ひとりが問題を見つけ、改善へ動く姿勢を重視しています。

■SERA
東光高岳のEV用急速充電器のブランド名です。フランス語で「未来の存在」を意味し、「Seamless」「Energy」「Relations」「Activation」の頭文字をつなげた言葉でもあります。エネルギーをシームレスにつなぎ、社会を活性化させたいという思いが込められています。

■SERAカンパニー
東光高岳が目指す企業像を表す言葉です。電力機器や計量機器、EV充電器などを通じて、電力エネルギーと人々の暮らしを継ぎ目なくつなぐ会社になるというビジョンを示しています。

■GXソリューション事業
カーボンニュートラルに向けた製品やサービスを提供する事業です。EVインフラ、EMS、総合メータリング、再生可能エネルギーの活用支援などを組み合わせ、電力やエネルギーを効率よく使う仕組みを支えます。

■EMS
「エネルギーマネジメントシステム」の略称です。太陽光発電、EV、蓄電池などを統合して制御し、エネルギーの使い方を最適化する仕組みです。東光高岳では、地域の再エネ電源の活用や余剰電力の有効活用などに使われています。

■BEMS
ビル向けのエネルギーマネジメントシステムです。建物内のエネルギー使用を見える化し、照明や空調などを効率よく管理する仕組みを指します。

■T-Zone Saver
人の在席や通行状況を検知し、照明や空調をリアルタイムにコントロールする装置です。ビルの照度や温熱環境を調整し、エネルギーの最適利用に貢献します。

■スマートメーター
電気の使用量を自動で計測し、電力データを活用しやすくする電力量計です。東光高岳グループでは、連結子会社の東光東芝メーターシステムズが製造し、エネルギーの効率的な利用を支えています。

■第2世代スマートメーター
次世代モデルのスマートメーターです。東光高岳は成長の重点領域と位置づけ、製造ラインの整備や関連する通信システム、組立・ペアリング作業などへ事業を広げようとしています。

■計器センター事業
第2世代スマートメーターの導入に合わせて、各ユニットの最終組立やペアリング作業を受託する新しいビジネスです。計器ビジネスの上流から下流までを担う体制づくりの一部です。

■次世代AMI事業
第2世代スマートメーターと上位システムをつなぐ通信システムの開発・保守を担う事業です。電力データをより高度に活用するための基盤となる取り組みです。

■光応用検査機器事業
光を使った高度な検査技術で、半導体パッケージ基板などを検査する事業です。AIサーバーやパソコンなどに使われる先端ロジック半導体の製造工程で、バンプの高さや基板の反りを高精度・高速に検査します。

■三次元バンプ検査装置
半導体パッケージ基板上のバンプを三次元で検査する装置です。バンプとは、半導体と基板をつなぐ小さな金属電極のことで、その高さや形状を正確に測ることで品質向上に役立ちます。

■ウェーハバンプ検査装置
半導体の前工程向けに、ウェーハ上のバンプを検査する装置です。東光高岳は2024年度に開発し、今後の光応用検査機器事業の成長に向けた製品として位置づけています。

■SERA-150
東光高岳が2025年4月に発売した150kWのEV用急速充電器です。SERAブランドの製品の一つで、高出力化が進むEV充電インフラ市場に対応する製品です。

■SERA-400
総出力400kWのEV用急速充電器です。SERAブランドの大容量タイプとして、サービスエリアなど多様な利用シーンへの対応を想定した製品です。

■aima CHARGE
東光高岳がEV充電器に関連して展開するサービスです。EVインフラ事業を充電器本体の販売だけでなく、関連サービスまで広げる取り組みの一つです。

■Do the right things right
東光高岳のクレドに掲げられている言葉で、「正しいことを正しく行う」という意味です。不適切事案の反省を踏まえ、すべての考動の原理・原則として位置づけられています。

■コミュニケーション + チェンジ × チャレンジ
東光高岳のクレドの一つです。仕事の前提として人とのコミュニケーションを大切にし、常に問題意識を持って改善や変革に挑む姿勢を示しています。

■三現を見る × 外を見る × 先を見る
東光高岳のクレドの一つです。「三現」は現地・現物・現実を指し、実際の現場や事実を確認する姿勢を表します。さらに外部環境や将来の変化も見据えることで、より本質的な判断につなげる考え方です。

■本質を突き詰める
東光高岳のクレドの一つです。目の前の課題だけを見るのではなく、その背景にある根拠や真因を探り、なぜそうなったのかを深く考える姿勢を指します。

■圧倒的当事者意識
東光高岳のクレドの一つです。一人ひとりが自分の仕事の目的、役割、責任を自覚し、主役として仕事に向き合う姿勢を表します。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

当社は、2012年10月1日に株式会社高岳製作所と東光電気株式会社の共同株式移転の方法による共同持株会社として設立されました。

その後、2014年4月1日に、当社を存続会社として、当社の連結子会社である株式会社高岳製作所及び東光電気株式会社を消滅会社とする吸収合併を行い、商号を「株式会社東光高岳ホールディングス」から「株式会社東光高岳」に変更いたしました。

年月

沿革

2012年4月

株式会社高岳製作所と東光電気株式会社は、共同株式移転の方法により両社の完全親会社となる共同持株会社を設立することについて「基本合意書」を締結

2012年5月

株式会社高岳製作所と東光電気株式会社は、共同株式移転の方法により両社の完全親会社となる共同持株会社を設立することについて「経営統合に関する契約書」を締結及び株式移転計画を作成

2012年6月

株式会社高岳製作所と東光電気株式会社は、両社の定時株主総会において、共同株式移転の方法により両社の完全親会社となる共同持株会社を設立することについて承認決議

2012年10月

当社設立(東京証券取引所市場第一部に株式上場)
 (旧会社名 株式会社東光高岳ホールディングス)

2013年12月

2014年4月1日付で株式会社高岳製作所及び東光電気株式会社を吸収合併することについて取締役会において決議し、合併契約を締結

2014年4月

2014年4月1日付で株式会社高岳製作所及び東光電気株式会社を吸収合併
商号を株式会社東光高岳に変更
本店所在地を東京都江東区豊洲五丁目6番36号に変更
(旧本店所在地 東京都江東区豊洲三丁目2番20号)

2014年7月

埼玉県蓮田地区にてスマートメーター生産工場(組立棟・倉庫棟)が竣工

2014年10月

東京計器工業株式会社より、同社の失効替工事並びにこれに付帯又は関連する一切の工事及び作業に係る事業を譲受け

2015年6月

東光工運株式会社がワットラインサービス株式会社に商号変更

2017年1月

計量事業に関して販売・生産体制を一体化した計量事業本部を設置

2017年6月

大韓民国にガス変成器の合弁会社(東光高岳コリア株式会社)を設立

2019年6月

Applied Technical Systems Joint Stock Company(本社:ベトナム社会主義共和国ハノイ市)の株式を取得し持分法適用関連会社化

2020年6月

監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行

2021年4月

東光東芝メーターシステムズ株式会社がティー・エム・ティー株式会社を吸収合併

2021年10月

ユークエスト株式会社を吸収合併

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2022年6月

カーボンニュートラル実現に向けた多様なソリューションの提供を目指すGXソリューション事業本部を設置

2023年6月

「社員の成長意欲を向上させる」、「業界トップの人財を育てる」ことをミッションとする「人財育成センター」を設置

2025年2月

東光高岳コリア株式会社がシティエレクトリック株式会社に商号変更

2026年1月

埼玉県蓮田地区にて、第2世代スマートメーター最終組立とペアリングを行うスマートメーターアセンブリーセンター(SMAC)の操業開始

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有割合又は被所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

タカオカエンジニアリング(株)

東京都千代田区

310

電力機器事業

100.0

当社製品の据付工事

タカオカ化成工業(株)

愛知県あま市

50

電力機器事業

100.0

同社製品の仕入
役員の兼任あり

東光器材(株)

埼玉県蓮田市

10

電力機器事業

100.0

当社製品の外注加工

ワットラインサービス(株)

埼玉県蓮田市

30

計量事業

100.0

当社製品の工事、
輸送、物流管理
役員の兼任あり

蘇州東光優技電気有限公司

中華人民共和国
江蘇省蘇州市

5,520
千米ドル

計量事業

76.0

同社製品の仕入
役員の兼任あり

東光東芝メーターシステムズ(株) (注)4

埼玉県蓮田市

100

計量事業

51.0

当社製品の販売
役員の兼任あり

(株)ミントウェーブ

東京都新宿区

50

GXソリューション事業

100.0

当社システムの保守
役員の兼任あり

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

Applied Technical Systems Joint Stock Company

ベトナム社会主義共和国

ハノイ市

30,012

百万ベトナムドン

電力機器事業

25.0

同社製品の仕入

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

東京電力ホールディングス(株)
(注)2、3

東京都千代田区

1,400,975

電気事業

被所有

(35.2)

当社製品の販売
 

東京電力パワーグリッド(株)(注)3

東京都千代田区

80,000

一般送配電事業

被所有

35.2

当社製品の販売
役員の兼任あり

 

(注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称等を記載しております。

2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

3.有価証券報告書提出会社であります。

4.以下の会社は売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等は次のとおりであります。

会社名

売上高

(百万円)

経常利益

(百万円)

当期純利益

(百万円)

純資産額

(百万円)

総資産額

(百万円)

東光東芝メーターシステムズ(株)

20,833

1,770

1,259

11,465

17,116