2026.06.11更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

大崎電気工業は、電力量計で培った「電気を測る技術」と「制御する技術」を土台に、スマートメーターを中核商材として社会インフラを支えてきた企業です。今は製品販売にとどまらず、エネルギーマネジメントシステム、スマートメーターリングシステム、SmaRe:C、NEOSなどを通じて、電力や設備の状態を見える化し、脱炭素や省人化の課題解決へ広げています。国内トップシェアとオセアニアでの高シェアを強みに、製品からシステム、さらにソリューションへと事業を進化させています。

目指す経営指標

・2026年度に売上高1,000億円
・2026年度に営業利益90億円
・2026年度に親会社株主に帰属する当期純利益55億円
・2026年度にROE10.0%
・2025年度に売上高980億円、営業利益58億円、親会社株主に帰属する当期純利益36億円、ROE7.0%
・2030年目標として温室効果ガス排出量を2013年度比46%削減
・2050年までにカーボンニュートラルをめざす
・中期経営計画期間中に政策保有株式を開始時点比3割相当削減
・中期経営計画期間中に不動産事業の固定資産の7割程度を売却

用語解説

■SmaRe:C(スマレック)
AI制御と蓄電池を用いたエネルギーマネジメントシステムです。電力料金と電力購入量を最適化し、再エネ利用の最大化を目指す仕組みとして位置づけられています。大崎電気では、脱炭素化に向けた取り組みを支える国内ソリューション事業の柱の一つとして扱っています。

■NEOS(ネオス)
EDMIが展開する次世代スマートメーターです。共通設計プラットフォームを採用し、メーター本体で特定の演算処理に対応できます。さらに、電力会社のデータマネジメントシステムにデータを送るヘッドエンドシステムと連動し、より付加価値の高い電力計量ソリューションを提供するための戦略機種です。

■OPEN TALKプラス
経営陣と社員が行う車座集会です。パーパスや4つの価値観の浸透だけでなく、中期経営計画の達成に向けた作戦やシナリオも共有する場として使われています。社員が自分の役割を言語化し、経営の方向性を自分ごととして理解するための対話の仕組みです。

■Global Energy Solution Leader
大崎電気グループが掲げるビジョンです。スマートメーター会社にとどまらず、製品からシステムへ、さらにソリューションへと事業領域を広げ、エネルギー関連分野で世界市場に確固たる地位を築くという将来像を表した言葉です。社長自身が「ありたい姿」を一言で示す表現としても使っています。

■スマートメーターリングシステム
電力・ガス・水道の使用量を自動で検針し、クラウドで管理する仕組みです。単なるメーター販売ではなく、検針業務の省力化や省人化まで含めて価値を提供するサービスとして紹介されています。大崎電気が製品からシステム、ソリューションへ広げていることを示す代表例の一つです。

■パーパス
大崎電気グループが2024年4月に制定した企業理念です。内容は「見えないものを見える化し、社会に新たな価値を生み出す」です。電力量計で培ってきた見える化の強みを、エネルギー以外の領域や新しい社会課題の解決にも広げていく考えを表しています。

■成長指針
2030年から2035年ごろを見据えて定めた、中長期の行動の方向性です。ビジョン実現に向けて今後10年ほどで何に取り組むのかを示す言葉で、スマートメーターを活用した付加価値創出、エネルギーソリューションの拡大、新製品・新事業の創出、利益を重視したグローバル成長などが中身です。

■EDMI
大崎電気グループの海外計測制御事業を担うグループ会社です。統合報告書では、海外事業の中心的な存在として扱われており、スマートメーターやNEOSの展開を通じて、特にオセアニアなどで高いシェアを支える役割を担っています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

1937年1月

株式会社弘業製作所(大崎電気工業株式会社の前身)を設立。

 

本店及び五反田工場を東京都品川区に置く。

 

営業種目 配電盤、分電盤、計器用変成器、自動電圧調整器等の製造販売。

1941年4月

大崎工業株式会社を吸収合併し、商号を大崎電気工業株式会社と変更。

1948年2月

東京都大田区に蒲田工場を新設、電力量計の製造を開始。

1954年12月

電流制限器及び配線用遮断器の製造を開始。

1962年1月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

1963年9月

埼玉県入間郡三芳町に埼玉工場(現埼玉事業所)を新設。

1974年5月

岩手県岩手郡雫石町に岩手工場を新設。

1978年11月

本郷成型工業株式会社(埼玉県入間郡三芳町 現商号:大崎プラテック株式会社)を子会社とする(現連結子会社)。

1980年10月

東京証券取引所市場第一部に指定。

1987年7月

電子式電力量計の生産体制を確立。

1988年10月

千葉県長生郡長柄町に千葉工場を新設し、蒲田工場を廃止。

1990年4月

東京都品川区(埼玉県入間市に移転)に大崎エンジニアリング株式会社を設立。

1991年10月

東京都品川区に大崎エステート株式会社を設立(現連結子会社)。

1997年4月

東京都品川区に大崎テクノサービス株式会社を設立(現連結子会社)。

2000年5月

東京都品川区に大崎電気システムズ株式会社を、岩手県岩手郡雫石町に岩手大崎電気株式会社を設立(ともに現連結子会社)。
同年8月、配・分電盤営業部門及び千葉工場生産部門を大崎電気システムズ株式会社に、岩手工場生産部門を岩手大崎電気株式会社に、それぞれ営業譲渡。

2002年11月

 

アイトロン データ・テック株式会社(東京都中央区(品川区に移転) 現商号:大崎データテック株式会社)を子会社とする(現連結子会社)。

2006年11月

大崎エンジニアリング株式会社が、ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所(スタンダード))に株式を上場。

2007年2月

株式会社エネゲート(大阪府大阪市北区)を子会社とする(現連結子会社)。

2012年2月

SMB United Limited(シンガポール 現商号:OSAKI United International Pte. Ltd.)を子会社とする(現連結子会社)。

2016年8月

大崎エンジニアリング株式会社の株式を公開買付けにより追加取得し、同社を完全子会社とする。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

2022年9月

製造装置事業である大崎エンジニアリング株式会社の全株式を、萩原電気ホールディングス株式会社に譲渡。

2023年1月

東京都品川区に株式会社ラ・クラシンを設立(現連結子会社)。

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

(連結子会社)

名称

住所

資本金
又は出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合(%)

関係内容

株式会社エネゲート
(注)4,5

大阪府大阪市
北区

497

国内計測制御事業

51.0

同社に製品及び部品を販売
同社から製品及び部品を購入
同社から資金を調達
役員の兼任等  5人

OSAKI United
International Pte. Ltd.
(注)4

シンガポール

千シンガ
ポールドル

37,251

海外計測制御事業

100.0

役員の兼任等  4人

EDMI Limited
(注)4

シンガポール

千シンガ
ポールドル

81,546

海外計測制御事業

100.0

(100.0)

同社に資金を融資

役員の兼任等  1人

EDMI (Shenzhen) Co., Ltd
(注)4

中国
深圳

千人民元

65,456

海外計測制御事業

100.0

(100.0)

同社から部品を購入

役員の兼任等  2人

EDMI Electronics Sdn Bhd
(注)4

マレーシア
ジョホール

千マレーシアリンギット

88,630

海外計測制御事業

100.0

(100.0)

EDMI Europe Limited
(注)4,5

イギリス
フック

千イギリスポンド

15,000

海外計測制御事業

100.0

(100.0)

役員の兼任等  1人

EDMI Pty Ltd
(注)5

オーストラリア

ブリスベン

千オーストラリアドル

2,434

海外計測制御事業

100.0

(100.0)

役員の兼任等  1人

大崎電気システムズ

株式会社

東京都品川区

358

国内計測制御事業

89.9

同社に製品を販売
同社から製品及び部品を購入
同社に資金を融資

同社から資金を調達
役員の兼任等  4人

岩手大崎電気株式会社

(注)4

岩手県岩手郡
雫石町

200

国内計測制御事業

100.0

同社に部品を支給
同社から製品及び部品を購入
同社に土地を賃貸

同社から資金を調達
役員の兼任等  3人

大崎プラテック株式会社

埼玉県入間郡

三芳町

100

国内計測制御事業

100.0

同社に部品を支給

同社から製品及び部品を購入

同社に資金を融資

役員の兼任等  4人

大崎データテック株式会社

東京都品川区

350

国内計測制御事業

100.0

同社から資金を調達

役員の兼任等  3人

株式会社ラ・クラシン

東京都品川区

100

国内計測制御事業

90.0

同社から製品を購入

同社に資金を融資

役員の兼任等  5人

大崎エステート株式会社

東京都品川区

310

不動産事業

100.0

同社から事務所等を賃借
同社に資金を融資

同社から資金を調達
役員の兼任等  3人

 

 

(注) 1 上記以外の連結子会社は12社であります。

2 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

3 「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有であります。

4 特定子会社に該当しております。

5 以下の連結子会社については、連結売上高に占める売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の割合が10%を超えております。

 

  主要な損益情報等

 

株式会社エネゲート

 

EDMI Pty Ltd

 

EDMI Europe Limited

① 売上高

24,717百万円

 

12,381百万円

 

15,845百万円

② 経常利益

2,516 〃

 

 430〃

 

 451〃

③ 当期純利益

1,854 〃

 

 349〃

 

 311〃

④ 純資産額

19,622 〃

 

 3,417〃

 

 4,632〃

⑤ 総資産額

25,179 〃

 

 5,909〃

 

 9,089〃